関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第805話 機動戦士クィーンダム 逆襲の大根 ~君はいま、終局の涙を見る…~

イ・ダヒ(MC)「『Queendom』真の勝者は………」
ヒョジョン「…(ごきゅっ)」
Oh My Girl「…(どっきんこ、どっきんこ)」
イ・ダヒ「いち、にの、さん!」
イ・ダヒ/チャン・ソンギュ(JTBCアナウンサー)「MAMAMOOーーーー!」
MAMAMOO「きゃーーーーーっ!!(ぴょーん)」
ヒョジョン「がーん!」

………
……

ミミ「やっぱり大根先輩には勝てまへんでしたね」
ヒョジョン「…」
ビニ「まぁあそこは別格やから」
ユア「ペン層の厚さを考えたら、SNS投票での順位決定て時点で勝負決まってたもんね」
ミミ「準優勝なんてよお健闘した方やで」
ビニ「禿同。開戦前にはウチらがここまで戦えると予想したもんはおらんかったろう」
スンヒ「これはもお実質1位なんちゃうか」
ヒョジョン「…」
アリン「結果的にはすごくいい印象を残したと思うでありんす」
ユア「音源の売り上げかて、ウチらがトップやったんやないの?」
ジホ「おそらく…」
スンヒ「てことはもお、ウチらが実質1位やん(笑)」
ビニ「そやな、そおゆうてもええかも」
ヒョジョン「(うきーっ)ええ訳あるかいっ!」
スンヒ「わぁ、びっくりした」
ヒョジョン「自分ら、何ヘラヘラしてるねん? ウチら負けたんやぞ。悔しゅうないんか?」
ジホ「そら、ちょっとは残念な気持ちもあるけど」
ユア「それより頑張ってきた2ヶ月が報われたんやなぁって思いの方が」
ビニ「うんうん」
スンヒ「実質1位やし」
ヒョジョン「なに『ロンハー』の芸人みたいなことゆうてんねん。相撲に負けて勝負で勝った、みたいな甘いこと考えてるんやないやろな?」
スンヒ「ぎくっ」
ヒョジョン「どうであっても負けは負け。長い目で見れば結果だけが残り、歴史上の評価になってゆくんじゃ。MAMAMOOが一流でOh My Girlは二流て判断されてしまうんじゃ、ユイ・アフテングリの著述によってな」
ユア「誰やねん?」
ヒョジョン「それよりなにより、1位コールを受けた時のぴょんぴょん跳びはねてたおなべ野郎ムンビョルの笑顔が許せん。IU先輩の顔面を香港警察のゴム弾でメッタ撃ちにしたみたいなソラの1位所感が憎らしゅうて仕方ないんじゃ」
ジホ「結局ひがみじゃん(呆)」
ヒョジョン「それにウチらを30㎝も上から見下ろしとったMCコンビにも異常にむかつく。千住のお化け煙突かっちゅうねん」
ビニ「いつの話だよ(呆)」
アリン「すごいなぁ。晩年のシャアくらい人類全部を憎んでるでありんす」
ヒョジョン「あいつら全員の上に小惑星を墜としてやりたい」
ユア「こっちも死ぬって(呆)」
ビニ「もっと前向きに捉えなさいよ」
スンヒ「そやで、実質1位なんやし」
ヒョジョン「(うきゃーっ)実質1位なんて言葉、ホンマの1位の奴が口にするか! 所詮負け犬の台詞なんだよ」
スンヒ「ひーっ」
ヒョジョン「こんなことが重なって、ウチらに負け癖がつくのがイヤなんじゃ」
スンヒ「そやけど、だいたいWM入った時点で人生に挫折したメンボばっかりやから、負けるのには元々慣れてるし」
ヒョジョン「(むきー)そおゆう考えがあかんちゅうねん! 簡単に結果に納得すんな!」
ジホ「そおゆうたら、今回の成績にはいくつか合点がゆかないところが」
ヒョジョン「おっ(喜)」
ビニ「マジで?」
ヒョジョン「さすが参謀、ゆうたんさい、ゆうたんさい」
ジホ「そおですねぇ、まず第三次戦役が終わった時点での順位は、ウチらがトップ、以下大根歌手、(雌)I-DLE、No-LOVELYZ、解散寸前天使、アンフェタミン中毒姐さんやった訳ですが…」
ヒョジョン「ええど、ええど、その隊内呼称は何度聞いても心地ええ(ぞくぞく)」
ユナ「そら自分でつけたんやからね(呆)」
ジホ「その総合得点が発表されておらんのです」
ミミ「え?」
ユア「そおやった?」
ヒョジョン「しゃーけど自分前回“このよおになっております”とかゆうて総合得点見せてくれたやん」
ジホ「あれは各戦役の得点をこちらで勝手に足したもの。順位とは合うてるんで、それで正解かと思うておりましたが…」
アリン「が?」
ジホ「Wiki(英語版)による『Queendom』での表示と点数が違うてたんです」
ビニ「はぁ?」
ミミ「そんなことあり得るの?」
ジホ「番組からの正式発表がないんで、どれが正解かこっちもよお判らんてのが現状です。Wikiの記事作成者も迷っているよおで、順位の変動こそありまへんが、総合得点が頻繁に書き換えられ変化してるのです。一度など音源トップで15000点を授与されたのが大根先輩になった時もありました。すぐ消されましたけど」
アリン「カオスでありんす~」
ヒョジョン「なんでそんなことに」
ジホ「それは我が国の番組にありがちな不透明性ゆえでしょうね」
ミミ「確かに日本のテレビやと、国民プロデューサー(視聴者投票)の場合、何十万票であろうとリアルタイムで処理して表示するシステムが確立されとる」
ユア「そやな。画面をL字に切って、刻々と変化する状況をLIVEで見せてくれる」
ジホ「恐らく選挙速報などの必要性から開発されたシムステムかと思いやすが、何十万何百万もの情報を集計するだけならともかく、捏造するのはなかなか難しい。てことで、日本の視聴者は概ねこのシステムを信用しとるよおです」
ミミ「そもそも日本ではトータライザー使うの当たり前みたいな番組作り多いモンな」
スンヒ「『オールスター感謝祭』でたまーにバグったりしとるけど」
ミミ「それはバラエティゆえの愛嬌や。すぐ修正されるし、基本的には信頼できるやろ」
ジホ「ところが、一転して我が国ではそおゆうガラス張りの番組作りが成されてないんですよね。特にMnetの票操作は警察の介入を招くまでに問題となってきております」
ヒョジョン「そおゆえば『PRODUCE X 101』ではPDが逮捕されたとか?」
ジホ「そのよおです」
スンヒ「思い出してきた。あん時も、1位候補は大根先輩とOh My Girlて宣言されて、実際の得票がいくつなのか気にもかけんとセンターステージに上がったんやった」
ビニ「あのアナウンサーが異常に引っ張るから、ドキドキして点数どころやなかったもんね。1位候補て告げられただけで舞い上がってもうて」
ジホ「視聴者も同じ思いやったと考えられます」
ミミ「それが奴らの手なんか?」
アリン「そおゆうたら、ウチらがセンステ上がってから結果発表までの引っ張りは尋常やなかったでありんす。いくら地上波やないとゆうても、CM挟みながら10分以上ダラダラと焦らし続け」
ジホ「結果として、もお一時でも早く結果が知りたい。優勝がどっちなのか知りたい。細かい得点なんかどおでもええ、そんな風に視聴者は感じておったでしょうな」
ヒョジョン「なるほど…(うーむ)」
ジホ「そして『Queendom』が終わって1週間近くたつのに、未だに正式な総合得点は発表されておらんのです」
ユア「なんてこった」
ヒョジョン「てことはMnetには得点を隠したい訳がある?」
ジホ「もしくは担当者が超ずぼらなだけかもしれまへんが」
ミミ「あの雑な構成と編集を見るとそれもありえるなぁ」
ヒョジョン「いや、最近のMnetの怪しさを鑑みると、事実隠蔽の可能性は充分あるやろ」
アリン「マジで?」
ヒョジョン「『Queendom』側としては、やはり一番人気のある大根野郎に優勝して貰いたかった。それが視聴者にとって最も納得がいくし、もしかしたらPDがRBW(MAMAMOOの事務所)から袖の下でも貰ってたのかも知れん。とにかく、今年デビュー5年目で初めて1位獲った様な訳の判らんグループに勝たせる訳にはいかんかったんやろう。もお充分番組かき回して大根どもの存在感消してもおてたし」
ミミ「そ、それであの異常な引っ張りが…」
ビニ「大根先輩とウチら、どっちを勝たせるか、裏で揉めてたのかも知れんねぇ」
スンヒ「ほなやっぱりウチらが実質1位やったかも(喜)」
ヒョジョン「それやめれ!(むきー)」
ジホ「そやけど、この世界で生きることは長いものに巻かれること。WMくらいの弱小事務所では、メディアに逆らうては食うていけまへん。デビューして間もないONFやイ・チェヨンのためにもこの結果は受け入れるべきです」
ヒョジョン「えぐー、うぐー、おぐー」
アリン「鼻からすごい涙出てるでありんすよ」
ユア「隊長のくせに感情の押さえが効かない人やなぁ」
ビニ「かつてこれほど幼児なリーダーが存在したやろうか(呆)」
ミミ「それだけ悔しいんやろう」
ヒョジョン「くそーーーっ。どうしても単独カムバックショーやりたくて、アンフェタミン先輩をミンニから奪ったりもしたのに(ぐすぐす)」
ジホ「(こそ)それが間違いやってんて」
ヒョジョン「事務所の力を考えたら、こんな華々しいカムバックのチャンスはもお二度と来ないのにーーーー!(うえーん)」
ミミ「どおどお(なでなで)」
アリン「口を挟んでごめんなさい、隊長。そやけど、ウチ思うんですけど、結局『Queendom』で一番視聴者の支持を得られたのはウチらやないかと」
ヒョジョン「(ずび)ん?」
アリン「だって大根先輩は従来のペン層の力で優勝(疑惑あり)したんやけど、ウチらの場合それよりずっと知名度がなかったのに、純粋に番組での頑張りを見てみんな応援してくれた訳でしょう?」
ユア「うんうん」
アリン「つまり番組の中で一番輝いて、一番成長したのはウチらってことですよ。それは誇ってええし、番組を通して得られた大きな財産やと思うでありんす」
スンヒ「つまり、ウチらが実質…」
ミミ「しつこいど、ブス!」
スンヒ「ひーっ」
ヒョジョン「いやいや、イェウォンの指摘はごもっとも! 自分ら、マンネのゆう通りじゃ。いつまでも結果にくよくよしとらんと、誇りを持って前進するんや、判ったな!」
ビニ「(ぼそ)一番結果気にしてめそめそしとったくせに」
ユア「そやけど、確かにあの番組で一番得したのはウチらかも知れんな。出て良かった」
ミミ「ホンマやね~」


ナレーション:一番得したのは(G)I-DLEやったりして(笑)
news.kstyle.com







※集計点の変動について…
 Wikiをよく読むと以下の様なことが判った。
 まず、番組で公表された各予備公演3回戦分を単純に足すと、次の様な得点となる。

1位 OH MY GIRL 27,913(6,386+9,955+11,572)
2位 MAMAMOO 25,462(7,183+7,667+10,612)
3位 (G)I-DLE 22,611(9,858+4,469+8,284)
4位 LOVELYZ 19,133(3,643+4,986+10,504)
5位 AOA 17,227(4,726+6,924+5,577)
6位 PARK BOM 16,272(4,237+4,937+7,098)

 しかし、最近のWiki上ではこれより点数が増えている。前回の記事を参考にしていただきたい。
 どうしてこうなったかと言えば、得点を各予備公演の1位があらかじめ決められた満点になる様に再配分されたため。つまり1回戦、2回戦の1位には10,000点、3回戦の1位には15,000点が与えられ、以下の得点は1位に比例して計算されているとのこと。
 何故こんな面倒くさいことをするのか? ひとつには検算しにくくするため(ねちっこいファンはそれでもやるけどね)、もうひとつはSNS得票の内訳を判らなくするためではないか?
 番組で発表された様に、4回戦に関しては音源売り上げ1位に15,000点、SNS得票1位には50,000点が与えられる。つまり、満点加算システムを導入することで、実際の得票がいくつであったかにかかわらず、MAMAMOOに50,000点を与え優勝ということが出来るのである。と言うか優勝したチームが自動的に50,000点加算で、以下順位に応じて点数を配分していくだけで、実際の得票が何票だったかは関係なくなるのだ。中途半端に最終得点を出すと『PRODUCE X 101』に二の舞になりかねないので、そこにはきっちり蓋をしたってことか。

 とは言え、冷静に考えてこの結果は納得のいくものでもある(ミラクルにとっては。AOAとかパク・ボムのファンのことはよく判らん)。荒い構成編集が目立ったけど、おまごるちゃんはすごく頑張ったし、認知度も一気に上がった(視聴率1%前後の番組だけど)ので、まぁまぁ良い番組だったと思うことにしよう。

※ロンハーの芸人…
f:id:u1729:20191105223552j:plain:w560

※関連記事…
news.kstyle.com

www.wowkorea.jp