関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第598話 ジェシカ、SMを去る

SMエンターテインメント側


SMエンターテインメントです。
当社は、SMエンターテインメントの所属アーティストとして共にしてきたジェシカと議論の末、
お互いの発展のためにそれぞれの道を歩むことを決定しました。
これから新たにスタートするジェシカに応援をお願いします。



ジェシカ側


SMエンターテインメントとの協議の末、契約関係を終了し、正式に各自の道を歩むことをお知らせします。
SMエンターテインメントの未来に幸運があることを願っています。
大切なファンの皆さんの変わらない支持と愛に常に感謝しています。
ファンの方々が期待していることをお見せするために最善を尽くしますので、私の新たな出発を見守っていただけると幸いです。




01:クッキーマンの場合
クッキーマン「うう…ジェシカァ。練習生の頃から10年以上も面倒見てきたのに…(はらはら)」
部下「お気持ち、お察しします」
クッキーマン「ワテが初めてこいさんに逢うたんは、ワテが22、こいさんが11の時でしたなぁ」
部下「こいさん?」
クッキーマン「こいさんがワテを初めて稽古場に連れて来てくれはったのは、SMEに奉公に上がった晩やった。
  早う立派なマネージャーはんになりいやゆうて、長い事世宗はんにお願いしてくれはりましたなァ。
  あの晩からワテは、ワテはこいさんが好きになりました」
部下「げぇ、小学生の練習生にヨコシマな欲望を…(呆)」
クッキーマン「♪妄想一本 晒にまいて ロードへでるのも マネージャーの修業…
部下「歌わんでええって」


02:テヨンの場合
テヨン「てことはなにか? 奴はもお歌手を引退すると?」
ソニ「いや、芸能活動はまだ続ける気らしいで(ほれ)」


法務法人セジョン(ジェシカ法務代理人)側


ジェシカは韓国と、中国などの海外で活動するために適切な事務所を探しています。
あるいは単独で事務所を設立する可能性もあります。
ジェシカはこれまで歌手やミュージカル俳優として芸能活動をしてきましたし、これからも幅広い芸能活動を続ける予定です。
芸能活動とは別に事業も並行する予定も変わりません。(大意)



テヨン「つまり今はフリーな立場な訳か」
ソニ「そーゆーことになるね」
テヨン「違約金とか迷惑料とかもないの?」
ソニ「さぁ、聞いてないなぁ」
テヨン「ひゃー。本来ならまだ何年もある契約を白紙にして、立場は完全フリー。違約金も無し。
  えらいジェシカに都合のええ話やないの」
ソニ「練習生時代から長いこと在籍してたし、貢献も大きかったゆうことやろ。SMEの恩情やな」
テヨン「貢献ならウチの方がずっと大きいで。
  そうかぁ、違約金なしで辞める手段が、身近にあったかぁ(うーむ)」
ソニ「だからって露骨に独立を計画すんなよ(呆)」


03:ソルリの場合
ジェシカ「こおなった以上、スジョンも事務所辞めてくれるよね」
クリスタル「はぁ? なんで? ウチは事務所となにも揉めてへんで」
ジェシカ「そやけど、ファヨンとヒョヨンの姉妹の例かてあるやん」
クリスタル「あー、最近ヒョヨンねえさんがファヨンねえさんの後を追うようにMBK辞めたらしいな」
ジェシカ「な? 姉妹は一心同体。新しい事務所で姉妹ユニット組んで頑張ろうや」
クリスタル「うーむ。どーしよー。メリット少ないなぁ」
ソルリ「(ぬぅ)なんならウチが事務所移籍しましょか?」
ジェシカ「呼んでねえよ(怒)」


04:ジェシカの場合
クリスタル「そんでおねえの移籍先ってどこに決まったん?」
ジェシカ「JYP!」
クリスタル「…(ないわー)」





※2015年8月6日、SMエンターティンメントとジェシカはそれぞれ契約関係を終了したと発表した(ジェシカ側は法務法人セジョンを通じ)。
 ジェシカは2014年9月末に少女時代を離脱することになり、その後の活動に関心を持たれていたが、芸能活動を止めるとは言っていなかったし実際SMEとの契約も残っていた。
 SM側も彼女の個人活動を支援すると公言していた。
 ファンの多くは少女時代への復縁、あるいはクリスタルとの姉妹ユニットなど、淡い期待を抱いていたが、これでその実現は無限の彼方に遠ざかった様に思える。
 一体彼女と少女時代、そしてSMEとの間になにがあったか未だに謎だが(香港のクラブ事件などどう解釈していいかわからない断片的情報しかない)、そう簡単に埋められない溝があったのは確かなようだ。
 ジェシカ自身は本編にあるように、今後も芸能活動も含め幅広く活動したいと希望しているので、我々としては(少女時代とは別に)応援していくしかない。
 まだみんな20代半ばと若いので、時が解決してくれると希望は失わないようにしたい。
 同じ6日、ジェシカは自身のWeiboに「Miss you guys too!Keep smiling(また逢おう。ほほえみを絶やさず)」と写真と共にファンに向けたメッセージを掲載した。

  
    


※その翌日(8月7日)、SMEは「ソルリがf(x)を脱退する」と正式に発表した。
 この件は別に扱うかも知れないが、ジェシカの件と合わせ、少女グループに関してはSMEの歴史にひとつの区切りがついたのは確実なようだ。


※「ヒョヨンねえさんがファヨンねえさんの後を追うようにMBK辞めたらしいな」…ここでのヒョヨンは元F-ve Dollsのリュ・ヒョヨンのこと。
 いじめ事件でT-araをクビになったファヨンの双子の姉である。
 ヒョヨンは当初コアコンテンツの混成グループ男女共学でデビュー。グループがメンバーの飲酒発覚を受けてグダグダの活動停止状況に追い込まれた後、5Dollsで再デビュー。
 5Dollsは事務所の移籍、メンバーの脱退や新加入、事務所復籍、F-ve Dollsへの改名などドタバタを繰り返しながら、結局2015年春には解散に追い込まれた。
 この辺りの詳細については、コアコンテンツも解散し新たにMBKエンタが発足するなど、よほど研究熱心な人でないと、なにがなんだか判らない状況になっている。
 私はあまり深入りしたくない。
 ともかく、リュ・ヒョヨンがMBKに契約解除を要求する内容証明を送ったらしく、MBK側は8月3日に「対応方法を検討中」と明らかにした。
 「契約期間が残っているので困惑している」とも言っているが、タレントが辞めたがったら引き留めるのは困難だし、F-ve Dollsも消滅して活動の場もないわけだから、時期の問題はあれヒョヨンはMBKを退社すると思われる。