関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

ミニれべ54

2019年の私的まとめ_5月編_01



Chancellor『ANGEL(Feat.テヨン)』

わし「いきなりテヨン様登場~!(拍手)」
JOO「前々回Jiselleを紹介した時にコラボしていたChancellorさんがテヨンねえさんをフィーチャーして歌っております」
わし「そのChancellorちゅうのは何者?」
JOO「バークリー音大出身のシンガーソングライターで、NS.ユンジの元カレ。2015年の歌謡祭でパトさんがMC Mongの『愛のごちゃまぜ(Love mash)』に4点入れてるけど、そん時フィーチャリングされてたのがChancellorやったわ」
わし「そんな無名に近い奴がテヨン様とコラボ出来るなんて謎やな。なんか大きな力が裏で動いているのかも」
JOO「それが無名やないのよ。プロデュースチームのイダンヨプチャギの構成員やったんやから」
わし「(ぴゃー)そりゃビッグネームじゃん。それやったらテヨンとコラボするの判るわ」
JOO「それにしても不思議なMVやねぇ」
わし「うむ。ロケ地は例の廃墟なんやけど、きれいに照明して白い馬置いとくとKim Lipの時とは別の場所みたいに見えるね。なんだか神秘的」
JOO「ダンサーがつけたレースのマスクも神秘的な雰囲気を醸すのに効果的」
わし「あれはスルギなんやで」
JOO「えっ、マジで?」
わし「胸の薄さが同じくらい。間違いない(うんうん)」
JOO「(がくっ)うっすい根拠やな」
わし「最後に彼女が天使やって判る訳やけど、その辺が押井守の『天使のたまご』みたい。馬は『ザ・セル』を思い出させるし、なかなかカルトなMVや」
JOO「そんなんおっちゃんが勝手に結びつけてるだけやないの」
わし「ひとつだけ補足するなら」
JOO「なに?」
わし「この曲のテヨン様の声は非常に美しい。今まで彼女の声質に関しては昔キム・ヨヌが評した通りやと思うとったけど、この曲聴いて考えを改めた。素晴らしくきれいな声をしてはるわ」
JOO「気づくの遅っ」
わし「それもこれも天性のモノやなく、長年かかって作り上げた声なんやろうな。努力家やなぁ(感心)」
JOO「はいはい。キリがないから次行くで」


パク・ボム『4時44分(Feat.フィイン of MAMAMOO)』

わし「なんだなんだ、テヨン様の『11:11』に対抗してタイトルつけたんか?」
JOO「ちゃうと思うで」
わし「いや、昔から2NE1は少女時代をライバル視しとったからな。判ったもんやない」
JOO「それはペンだけの話でしょーが。…前回ダラをフィーチャリングしたボムねえさんですが、今回はMAMAMOOのフィインを起用しております」
わし「いよいよYGを切ったんやな」
JOO「そおゆう見方しか出来んのか? この根性曲がりが」
わし「そおゆう見方がステキって人が多いんよ、このブログのペンには」
JOO「おる訳なかろーが。妄想も大概にせぇ。…えーっと、この曲は勇敢な兄弟がプロデュースしとるらしいです。さすがにクォリティが高い」
わし「それは認めましょう。あとは好みで」


チョン・ジユン(JENYER)『幻想(illusion)』

JOO「元4Minuteのジユンちゃんの新曲。ソロとしてはJENYERちゅうステージネームを使うてます」
わし「痛い痛いMVですな」
JOO「物理的に痛そおやね」
わし「ワシは元々先端恐怖症気味やったんやけど、大きな手術を経験してから完全に苦手になってしもうたわ。こんなんとかランディー・ヲ様とかマジ拒否る~」
JOO「誰だよ、ランディー・ヲ様て」
わし「この娘はイタイ人なの?」
JOO「そんなことないで。元々アイドルやから、可愛ええ顔してるよ」

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わし「あれ、ホンマや。別人やん」
JOO「『幻想』てタイトルやから、全身ピアスタトゥーなドラァグクィーンを集めてきたんでしょ。Kuciia Diamant、Bambi、Nana Kim、G Van、Sissyちゅう名前がクレジットされとります」
わし「そおか、安心した。ジユンてナジャ・グランディーバみたいなんかと思うた」
JOO「んな訳ないじゃん」
わし「そお思うてあらためて聴くと、ええ曲や」
JOO「どんな見かけでも曲は曲として評価しなさいよ」
わし「確かにそおやな。LGBTQの方々には伏してお詫び申し上げます」


PENOMECO『映画一本撮ろう(Movie)』

わし「ラッパーPENOMECOの歌なんやけど、曲そのものよりMVが面白かったから紹介しやす」
JOO「高校の映画同好会の話なんやね。可愛くもあり哀しくもあり」
わし「ワシも映像の世界の人間として、この子らの気持ちがよお判るのである」
JOO「おっちゃんも映画同好会やったん?」
わし「いや、ワシの通った高校にはそんなんなかった。ワシが映像を始めたのは仕事先がたまたま放送関係の会社やったからや」
JOO「(かくん)ほな“よお判る”もクソもないやんけ」
わし「映画はガキの頃から好きやったんや」
JOO「知らんがな。そやけど、これ、なんで舞台が日本なの?」
わし「韓国の地方都市を舞台にしたら、割とよおある話で終わってまうやん。MVは短編やし台詞で長々説明も出来んから、ストーリーそのものは単純になりがち。そやから舞台や時代背景に工夫を凝らすことで引っかかりを作る訳や。この場合は日本の若者を主人公にしたことで、韓国では得られない手触りのようなモノが生まれている」
JOO「な、なるほど」
わし「と同時に、どの国でも若者の純粋な思いは同じやな~と共感も得られる。ちょっと構成に凝り過ぎなとこもあるけど、まぁまぁよお出来たMVやと思うで」
JOO「なんやろう、いつになく説得力があるよおな。本業に関係しとるからなのかしら」
わし「あと、このロケ地になった地方都市がどこかは、薄荷七つ星さんに調べて貰うとして…」
JOO「みんなが自分みたいに暇を持て余してると思うなよ」
わし「川床明日香が普通に可愛ええよね(でれ)」
JOO「(ずるっ)結局それかいっ」


MOMOLAND、ELIK『愛はあなただけ(Love Is Only You)』

JOO「MOMOLANDとベトナム出身の歌手エリックがコラボ。これまでとガラッと変わったバラード曲となっております」
わし「これは好きやな」
JOO「おっちゃんが“品がない品がない”て何度もゆうから、気をつかって品位200%増しにして来たのかも」
わし「その心意気や良し。褒めてつかわそお」
JOO「真に受けるなよ(呆)」
わし「この曲には全員出てる訳やないから、不仲で分裂した後の可能性を探ってるのかも知れんな」
JOO「う~ん、あながちタチの悪い冗談とも言い切れないよおな…」


Oh My Girl『五番目の季節(SSFWL)』

わし「おまごるちゃんが美しくもスケール感ある楽曲でカムバック。もおなにも言いまへん。この名曲を思う存分堪能していただきたい。以上」
JOO「手ぇ抜くなよ(ぽかっ)」
わし「きゃんきゃん」
JOO「ちょっとは解説せぇ」
わし「おまごるちゃんとゆえばコンセプトの妖精なんですが、今回のコンセプトはバレリーナ、そして愛です。VLIVEでおスンがゆうとりましたけど、“SSFWL”の“L”は“LOVE”なのです」
JOO「ふーん」
わし「普通に男女の愛と考えてもええんやけど、韓国はキリスト教信者が3割と日本より遙かに多い。アメリカでは“韓国人が3人寄れば教会を建てる”とゆわれとるそおや。そしてキリスト教の教義の中心は“愛”。つまりこの曲は韓国ならではのテーマを含んでおるとも考えられる」
JOO「そーかなぁ?」
わし「ダン・シモンズの小説『ハイペリオン』シリーズもテーマは愛やけど、露骨にキリスト教的やった。愛は世界を救うとキリスト教徒はマジで信じておるんや。『五番目の季節(SSFWL)』もきっとそんな願いが含まれておるに違いない」
JOO「こじつけじゃね?」
わし「だまらっしゃい! あの清楚清純なおまごるちゃんたちが、日がな一日男のことばっか考えてムラムラしとる訳がない。ここでの“LOVE”は“エロス”ではなく“フィリア”もしくは“アガペー”なのである。そおに決まっとる!」
JOO「そんなこと考えるおっちゃんが一番不純やと思うけどな(呆)」


ペク・イェリン『染み込みやすい今日』(『A-TEEN2』 OST

わし「Yerin Baekがウェブドラマ『A-TEEN2』のOSTを歌うております。Aprilのナウン演じる主人公キム・ハナのテーマ曲やそおです。プロデュースは例によって元Cheezeのクラウドとのこと」
JOO「ペク・イェリンはテヨンねえさんみたいに曲に合わせて歌い方を変えるってタイプじゃなく、いつ聴いても同じよおな印象やね」
わし「つまり、自分と同じってことやな」
JOO「(むかっ)ウチはもちょっと幅があるわ!」
わし「クラウドも色彩感溢れるってタイプやなくて、割とモノトーンの印象あるから、それはクラウドの個性なのかも。あるいは相乗作用か」
JOO「そーなん?」
わし「最近でこそクラウドも多少カラフルになって来た感じあるけど、Cheezeの1集『Recipe』の頃なんかかなり白黒感強かったで」
JOO「白黒感てなによ」
わし「割と中間色的なメリハリのないサウンドを多用して、どの曲も同じような音源で構成してる感」
JOO「判りにく」
わし「それでもYerin Baekの魅力はちゃんと伝わってくるから不思議やなぁ」


NC.A『夜風(Awesome Breeze)』(DRAMA ver.)

わし「イム・ソウンがUNI.Tの活動を終えてソロ歌手として戻って参りました」
JOO「このMVには出てないんやね」
わし「ドラマバージョンてことで、UNI.Tで一緒やったイ・スジとSF9のロウンが友情出演。イ・スジはTHE ARK出身の娘ね」
JOO「UNI.Tのメンボは今でも仲よさそうやね。こないだもソウンのコンサートに来てたみたいやし」
わし「まぁみんなデビューしたはええけど売れずにずっと苦労しとるアイドルやから、互いの気持ちが判るんやろ。♪傷を~なめあう~、どーけ芝居~
JOO「♪コスモス宇宙(そら)を駆け抜けて~
わし「(かくん)乗っかってくるんかいっ!」
JOO「それにしても、なんちゅうか大人しい歌やね。『次の駅』はまぁまぁええ歌やったのに」
わし「確かにな。MVがドラマバージョンで本人出てこないと、まるでOSTみたいに聞こえるし」
JOO「せっかくThe Unitに出たのに、もうひと花咲かそうって気概が感じられへん。ペンに申し訳ないと思わんのかっ!」
わし「厳しいなぁ、自分のことは棚に上げて」
JOO「自分のこと考えに入れてたら何も喋れなくなるやん」
わし「それもどーかと思うぞ」


テヨン『VOICE』

わし「テヨン様、今月早くも2曲目。1年戦争末期のジオン軍くらい矢継ぎ早の開発生産体制に入っております」
JOO「(無視)これはテヨンねえさんの日本向け2ndアルバムのタイトル曲やね」
わし「相変わらず驚異的な日本語発音。この人は英語を歌う時にもものすごネイティブになるらしいから、相当耳がええんやろうね」
JOO「歌がうまい人はだいたい耳ええよ」
わし「会話するときは普通に韓国語のクセが出るんで、歌限定でネイティブってのが面白いよね」
JOO「仮歌を歌ってるのは日本人やから、それで覚えちゃうんやろうね」
わし「MVもすごく凝ってるんやけど、ちょっと品位に欠けるよおな」
JOO「出た、おっちゃん拘りの“品”や(笑)。本人はゲスの極みなのに」
わし「『四季』でのテヨン様が大変美しかっただけに、これは惜しい。Red Velvetなんかは日本のMVの方がナチュラルメイクで、衣装も奇をてらってなくて、可愛く映る傾向があるんやけどな」
JOO「三十路過ぎてナチュラルメイクなんてありえまへんわ」
わし「マジか? ほんじゃアイリーンもあと2年で化粧濃くなっちゃうのかなぁ、やだなぁ」
JOO「よくもそんなどーでもええことで悩めるな(呆) 時間の無駄やから今日はここまで」






※おまけ…もうすぐ三十路のティファニー・ヤングさん
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