第６０９話 ＥＸＯの“ＳＭ５大美女”

スホ「なぁなぁ、ユナねえさんが『週刊アイドル』で“ＳＭ５大美女”ゆうのを発表したやろ？」
シウミン「『週刊アイドル』て？」
スホ「MBC every1のバラエティ番組ですわ」
チャニョル「８人がそれぞれの企画で番組作りをするとゆう…？」
スホ「それはOnStyleの『チャンネル少女時代』ね」
シウミン「『チャンネル少女時代』？」
チャニョル「それも知らないんでっか？」
シウミン「いま忙しゅうてな」
ディオ「嘘ばっか。“EXO-M”なんてもお解散したも同じや。忙しい訳がない」
シウミン「なんやと、“Ｍ”を差別する気か？」
スホ「まぁまぁ。にいさん、『チャンネル少女時代』ゆうのはこれですわ」

　　　　

シウミン「ほー、こんな特別番組作って貰うとるんか。ええなぁ、ソシねえさんは」
ペッキョン「そら、歴史を振り返っても、あそこまで成功したガールズグループはおらんからな」
カイ「それに異論はありまへんが、このロゴを“チャンネル・ソシ”と読ませるのは厳しくないっすか？」
シウミン「そおか？　韓国人ならネイティブに読めると思うで」
ディオ「韓国人ならそうやろけど、にいさん所詮“Ｍ”やし」
シウミン「“Ｍ”やからどおしたっちゅうねん？」
ディオ「（へへん）中国人にはこのロゴは難しいんやないですか？
　　どうせ半島より大陸の方がでかくてえらい思うてロクにハングル勉強してへんでしょ。
　　そんで、いずれは育てて貰うた恩も忘れて勝手に中国帰っちゃうに決まってる」
シウミン「ワシは韓国人じゃ！　勝手に帰るか！」
ディオ「どーだかなぁ。“Ｍ”やからなぁ」
レイ「アタシは中国人やけど、育てて貰うた恩は忘れないあるよ」
チャニョル「タオもそおはゆうてたけどな（笑）」
レイ「（うきーっ！）中国人差別する、許さないあるよ！」
スホ「ええ加減にせえ、話が進まんやないか！」
チェン「話ってなんでしたっけ？」
スホ「ユナねえさんが提唱した“ＳＭ５大美女”の件や」
シウミン「あーそやったな。『チャンネル少女時代』の中の話やな」
スホ「いや、それは『週刊アイドル』ですわ」
シウミン「『週刊アイドル』て？」
チャニョル「もおええって」
シウミン「なんや判らんが、話を進めよう。ユナは“ＳＭ５大美女”に誰と誰を選んだんや？」
スホ「まず元SESのユジンねえさん、BoAねえさん、ユリねえさん、テヨンねえさん、ソルリちゃんや」
シウミン「自分は選ばずに？」
スホ「うん」
シウミン「ないなぁー」
カイ「そおですね、それはない」
チャニョル「先輩に気ぃ使い過ぎや」
ディオ「ほな、自分なら誰を選ぶ？」
チャニョル「やっぱシカねえさんやろ。掛け値なしの美人やで。隠れ巨乳やし」
ディオ「もおＳＭ違うやん」
チャニョル「あかんか？」
ディオ「あかんに決まってるやろ。“ＳＭ５大美女”やど」
レイ「へっへっへ。韓国人にも言葉に不自由な人いるあるね」
チャニョル「やかましーわ」
シウミン「ワシはステラやな。練習生の頃会うたことあるけど、そらぁ綺麗な娘やったで」
チェン「だからＳＭ違いますって、とっくに」
シウミン「いつ現役に限るって決めたんだよぉ（じたばた）」
スホ「話の流れからゆうて、当然そおでしょうよ」
カイ「コ・アラねえさんなんかどおです?　めっちゃ美人ですで」
シウミン「アラは美人ゆうより可愛いタイプやないか？」
カイ「じゃあ美人てどんなんです？」
シウミン「うーん、例えばビクトリアねえさんとか」
カイ「あー（納得）。確かにビクねえさんは美人やな」
チェン「あの乙葉をＮＣ切削してシュッとさせたような美貌はＳＭでもトップクラスでしょう」
シウミン「どおゆう例えや（呆）」
ディオ「そやけど中国人やで。大陸に個人事務所作ってるゆう噂やし」
チャニョル「ああ、そうやったな。いずれ後ろ足で砂かけて出て行く人を５大美人には選びにくいな」
レイ「ねえさんはそんな人違うあるよ！　中国人みんな恩知らずないあるね」
ペッキョン「落ちつけって。ワシも中国人ちゅうだけでビクねえさんを外すのはどおかと思うな」
スホ「ほなビクねえさんはありか。そやけど、そおなるとクリ坊も選びたなるな」
ディオ「おお、クリスタルも掛け値なしの美人や。巨乳やないけど」
チャニョル「シカねえさんを選べないのなら、せめて妹のクリスタルだけでも選出してあげなくては」
セフン「じゃあソルリはどおするんすか？　ワシはあの娘こそ一番の美人やと思うとるんやけど」
スホ「一番かどおかは好みやろうけど、美人なのは間違いないなぁ」
ディオ「ソルリちゃんもありやな」
カイ「だったらエンボねえさんも選ばないと。個性的やけどツボにはまれば美人やで」
ディオ「そやけど中国人やん」
レイ「おまえ、ちょっとしつこいあるね！　中国四千年の秘技半歩崩拳を食らいたいあるか！（うきー）」
スホ「地味な秘技やな」
ペッキョン「どおどお。エンボは台湾系ってだけで、国籍はアメリカや。これ以上レイを刺激すんなって」
セフン「それにしても、ビクねえさん、エンボねえさん、クリスタル、ソルリやったら“５大美人”が全員f(x)てコトになってしまいますね」
カイ「大丈夫、ひとりだけ絶対に選ばれないお人があるから」
ディオ「ああ、覆面の人ね」
チェン「覆面被ってりゃ美人なんやけどな」
スホ「無茶苦茶ゆうなぁ」
シウミン「残りひとりはどおする？」
スホ「ソシねえさんからひとりは欲しいところや。テヨンねえさんとか」
レイ「賛成あるね」
ペッキョン「い、いや、そこはユナねえさんの方がよくね？　言い出しっぺやし」
スホ「はぁ、いったいどないした？　熱でもあるんか？」
ペッキョン「いや、ただ客観的に見て、美人ゆうならユナねえさんの方かなぁと…（汗）」
シウミン「怪しい…ふたりの間に一体なにがあったんや」
レイ「忙しゅうて、ロクに会えてないみたいあるし」
ディオ「身体の別離は心の別離ゆうからな」
ペッキョン「…（知らんぷり）」
カイ「まぁその件は置いといて、ソシからひとりゆうならソニねえさんでしょ」
スホ「またマニアックな…」
セフン「いや、ヒョヨンねえさんこそ」
スホ「わざとかき混ぜよう思うてるな（怒）」
ディオ「そもそもエンボねえさんがありかどうか、結論出てへんのと違うか？」
レイ「そこまで戻るあるか？」
シウミン「若い娘は？　アイリーンとか」
スホ「Red Velvetはまだ実績がなぁ」
シウミン「美人選ぶのに実績関係あるか？」
スホ「信頼と実績のＳＭエンタですからね」
シウミン「信頼と実績で選ぶんやったら、SESにBoAねえさん、少女時代やろ」
カイ「やっぱそおなっちゃいますよねー」
スホ「すると、元SESのユジンねえさん、BoAねえさん、ユリねえさん、テヨンねえさん、ソルリちゃんかな？」
シウミン「ユナは選べへんの？」
スホ「うん」
シウミン「ないなぁー」
カイ「そおですね、それはない」
ディオ「ほな、自分なら誰を選ぶ？」
チャニョル「やっぱシカねえさんやろ。掛け値なしの美人やで。隠れ巨乳やし」
ディオ「もおＳＭ違うやん」
チャニョル「あかんか？」
…
ナレーション：このやりとりは一晩中続いたが、結局結論は出なかったという

※ユナが選んだＳＭ５大美女…２０１５年８月下旬に放送されたケーブルチャンネルMBC every1のバラエティ番組『週刊アイドル』には少女時代全員が出演。この中でユナは番組の企画でＳＭエンターテインメントの美女ＴＯＰ５を選日出した。その内容は本編の通りである。
　テヨンは以前“美人と言われることに食傷気味だ”と語っていたが、この時は大喜びし、その後のサイン会にも「ＳＭ５大美女」と書いたティアラを被って出席していた。
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