関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第721話 Letter from J

クッキーマン「おーい、ジェシカから手紙が来たで」
スヨンジェシカ?」
ティパニ「ジェシカて、チョン・スヨンのこと?」
クッキーマン「そらそうや。他にジェシカゆうたら希崎ジェシカくらいしか思い当たらんし」
ユナ「道端道端」
ヒョヨン「アルバアルバ」
テヨン「で、あの放逐モンがなにゆうて来たんじゃ?」
クッキーマン「それが宛先が自分らやから、ワシもまだ目を通しとらんのや。誰か代表して読んでたってな」
ユリ「自分が読み上げーや。あいつの字、汚いからウチ苦手や」
クッキーマン「はいはい、異論がなければ読まさせていただきまっせ(字そのものが苦手やろ、自分)。
 えーっと“オーホホホホッ、少女時代のみんなお元気かしら? ジェシカよ”
テヨン「いきなり嬌声から入るとは素っ頓狂な手紙やな(呆)」
ソヒョン「それがクッキーマンの声やから余計怪しい」
クッキーマン「自分らが読めゆうたんやないか」
ヒョヨン「ええから続き、早よ」
クッキーマン「(ちっ)ほな続けるで。“今頃はデビュー10周年に向けて新曲の練習中かしら?”
ユリ「そやで。毎日梨乃先生にヘロヘロになるまでしごかれてるわ」
クッキーマン「“あたくしも8月には記念アルバムを出すつもりザンス。だってデビューはみんな同じ日なんだもの”
ユナ「そおゆうたらそおやね」
ソニ「てか、この言葉使いはなんやねん? どーゆーつもりや?」
クッキーマン「“あたくし最近まで故郷のパリに帰っていたから、ちょっとフランス訛りがきついかも知れないザンスけど、気になさらずともよくってよ”
ティパニ「何が故郷のパリじゃ。シスコの貧民窟出身のくせして」
ソニ「そもそも手紙でフランス訛りてなんやねん」
クッキーマン「“とにかく、10周年を記念して、あたくしからみんなにプレゼントがあるの”
ヒョヨン「プレゼント?」
クッキーマン「ああ、なにか小包が一緒に送られてきたな。開けてみよう(バリバリバリ)」
ソヒョン「わ、なんじゃこりゃ?」」



ソニ「ペンラ?」
スヨン「妙なマークがついてるで」
ティパニ「使用済みのコンドームに羽が生えたような」
テヨン「あー、フランク・オズがボールペンでつついてた奴やな」
ヒョヨン「『ブルースブラザーズ』はこの際どーでもええ」
ソヒョン「コンドームかなぁ。ウチには変な虫にしか見えんけど」
ティパニ「虫はあかん、やめてや(プレプレプレ)」
ユリ「よお見てみろや、ラッパ的なシルエットに星形の穴が開いとる。ひょっとしたらサックスなのかも」
ソニ「楽器に羽が?」
ユナ「タカミーのギターをパクったか?」
テヨン「手紙にはなんか書いてないん?」
クッキーマン「ジェシカ棒よ。みんなにひとつずつあるから取り合ったりしたら駄目よ”
ユリ「取り合うか、ボケ」
ヒョヨン「てか“ジェシカ棒”ゆうんか? だっさいのぉ」
スヨン「そおゆうとこのセンスのなさは相変わらずやなぁ」
ソヒョン「虫の説明はなんかゆうてないの?」
ティパニ「プレプレプレ」
クッキーマン「マークについては特になにも。“この棒はあたくしの日本ペンミ開催を記念して作ったものザンス。これを差し上げるから、みんな日本ペンミに出席しなさい。いいこと?”
テヨン「はぁ?(いらっ)」
ヒョヨン「放逐モンのくせに正規メンボに指示しやがるとは」
クッキーマン「“ひとり3万円のプレミアムS席を8人分確保したわ”
ソニ「高っ。ハシゴダカで“郄っ”」
ユリ「ひろみ郷のディナーショーか!」
スヨン「ペンが甘やかすからつけ上がるんや」
ユナ「でも、考えようによってはウチらのコンサートもそれくらい取っても…」
ソニ「欲かいたらあかん」
クッキーマン「“チケット代はSMに請求するから気にしなくてよくってよ”
ヒョヨン「“差し上げる”ゆうたやないかっ。なんで請求しやがる」
クッキーマン「多分ペンラはやるけど、チケット代は有料ってことやろな」
テヨン「いらん、送り返せ」
ソニ「まぁまぁ。最後まで読んでみようで」
クッキーマン「うむ、そやな。“あなた方がプレミアム席でペンラを振っているのを見たら、会場を埋め尽くしたペンはきっとこう思うでしょう。10周年を記念して少女時代が完全体で蘇った、と”
テヨン「今は貴様がおらんのが完全なんじゃ」
クッキーマン「“いろいろ思うところはあるかも知れない。でもすべてはペンのため。ペンの気持ちを思って10周年記念のペンラを振って頂戴”
ティパニ「ペンちゅうたって、そこにおるのは全部自分のペンやないか」
ソヒョン「ジェシカペンの多くは今じゃアンチソシゆうからな。やだなぁ」
クッキーマン「“そしてあたくしと一緒に写真を撮って、あたくしをお見送りしなさい”
スヨン「嫌じゃボケ」
ユナ「ひょっとしたらサングラス屋が上手くいってなくて精神が破綻してきてるんやないか?」
ソヒョン「ありえるなぁ。その内すっぴんで動画を撮って連日アップし出すぞ」
クッキーマン「“これがあたくしが考えたジェシカの10周年イベントよ。いかがかしら? 素晴らしいでしょう? オーホホホホ”
ユリ「確かに精神が破綻しとる(呆)」
クッキーマン「“でもあなたがたは筋金入りの業突く張りだからきっとこう思うでしょう。ウチらのメリットはどこにあるんじゃ、と”
ソニ「いや、それ以前の問題やけど」
クッキーマン「“安心して。あなた方のため考えた、とても素敵な10周年企画があるザンス”
ソヒョン「やな予感」
クッキーマン「“それはあたくしが作った少女時代10周年記念ソングを活動曲にすること。あたくしも多少折れてあげるから、一緒のステージに立ってもよろしくてよ。”
ユリ「多少折れる?」
クッキーマン「“あたくしが作った歌を、あたくしをセンターにして歌う少女時代。ひとりの天使と8人の小間使いによってペンが夢に見た完全体が蘇るのよ。もちろん小間使いたちは手に手にジェシカ棒を…”
ヒョヨン「ジェシカ棒よりナタとか持ちたい気分やけどな」
ソヒョン「相変わらず空気を全く読まない姿勢には感服する」
ティパニ「そやな、奴が精神をむしばまれつつも元気で過ごしてることだけは判った」
クッキーマン「ほなどおする? シカのペンミ、行くか?」
テヨン「行く訳あるかっ!(ばこーん) 貴様も空気を読めっ!」
クッキーマン「きゅうううう」
ヒョヨン「荷物は速攻コリデルに送り返せ」
クッキーマン「えー、でもお代請求されたらどうしよう?」
ユナ「お代分使用済みのコンドームでも詰め込んでやれ(笑)」
クッキーマン「ぴゃー。いったい何ダースあれば折り合うんやろ。その前に体力持つかな」
ソニ「真面目に計算してるんじゃねーよ(ごん)」






ジェシカも10周年…ジェシカが8月に1年ぶりとなる来日公演を企画している。8月22日と24日に東京と大阪でいずれも2ステージ制。
 公演名はJESSICA “On Cloud Nine” Live in Japanで前回より歌数が増えたファンミーティング形式と思われる。
 ライブの他に写真撮影やサイン入りグッズプレゼント、お見送りなどのイベントが盛り込まれていて、ファンには嬉しい構成のようだが、いかんせん料金設定が高すぎる。
 【速報】元少女時代 ジェシカ、8月に東京・大阪で来日公演開催!お見送り・写真撮影等豪華特典内容や日程・会場詳細をご紹介!
 少数のコアなファンをターゲットに濃密なサービスを目的としているようだが、東方神起やJYJのように世界中追いかけ回すようなファンはそこまで多くないと思われる。
 また前回も指摘されたが、価格帯満足度の問題もある。高額な入場料を取る以上、ただ目の前で笑って手を振るだけではファンはいつまでもついてこないことを、企画運営事務所にはきちんと認識していただきたい。


※プレプレプレ…