関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

ミニそにょ244

     Perfume『Polyrhythm』


わし「やっぱええなぁ、パヒューム。あ〜ちゃんの絶妙なブスさ加減がたまらん」
JOO「おや、J−Popなんて聴いてるん? 珍しいやんか」
わし「(へへん)これからはJ−Popですよ。なんちゅうてもファンに優しい。安定しとる。
  パヒュームなんてもう13年もメンボが変わってへんし、AKBやモー娘。なども卒業ゆう形で緩やかにメンボを入れ替えておる」
JOO「Berryz工房は?」
わし「………。
  ポリリズムて、どーゆー意味か知ってるか?」
JOO「あ、誤魔化した」
わし「ははぁ、知らんのやな。歌手のくせにポリリズムも知らんなんて、はずかしー!」
JOO「し、知ってるがな」
わし「ほな、ゆうてみい。
  警官が踊りたくなるリズムと違うで」
JOO「(こけっ)当たり前やんか。
  ポリリズムちゅうのは、曲の中で、複数の拍子が同時に使われてることや。
  そのせいで、複雑で変則的なリズムが生まれることになる。
  例えば3拍子と4拍子を同時に演奏すると、互いに12拍に一度拍子が合うけど、その間の拍子はそれぞれ独立して演奏されるから、12拍子とは明らかに違ってくるんや」
わし「ち…」
JOO「ちゃんとJYPEの座学で習うもんねー」
わし「…。
  ワシが初めて”ポリリズム”と言う言葉を知ったのは、山下達郎のCDのライナーノートに書いてあったからや。
  あれは『FOR YOU』やったかなぁ。”ポリ・リズム”って書いてあったなぁ」
JOO「あ、また誤魔化した」
わし「貴様に17年蝉の話をしてやろう」
JOO「なに急に。いらんがな…え、17年蝉?
  なにそれ? 蝉ってそんなに生きるの?」←ちょっと興味出た
わし「生きるとも。17年間地中におって、最後の数週間だけ地上に出て成虫となり、繁殖活動をするのじゃ。
  そやからひとつの森に、一度に70億という世界の総人口みたいな数で、大量発生する」
JOO「うげー。うるさいやろうなぁ」
わし「それはもお、大変なもんや。昔ボブ・ディランはこの蝉の大量発生を目撃し、『Day of the Locusts』と言う曲を書いた。
  最近では『ダーウィンが来た』『イッテQ』などでも取り上げられ、話題を呼んでおる」
JOO「へー。でも、なんで17年にいっぺんなの?」
わし「そこが謎でな。一説には天敵と同時に発生する確率を減らすためと言われておる。
  実は17年蝉の仲間に13年蝉と言うのもおって、どちらも発生間隔が素数なのが重要なんじゃないかと考えられてるんや」
JOO「素数?(また小難しいこと言い出したで)」
わし「素数とは1とおのれの数以外では割り切れない、数の基本となる数字や。
  約数がないから、他の数字と重なる確率がグンと減る。
  例えば4年周期の捕食生物と8年蝉がおったら、4年に一度同時発生する確率があるやろ?」
JOO「あー、なるほど」
わし「そこで発生間隔をずらしていってそれぞれ13年、17年に進化したと考えられているんや。
  これなら天敵が2年周期で発生するようなサイクルだとしても、それぞれ26年、34年に一度しか遭遇しない。
  17年蝉と13年蝉が同時発生する確率に至っては221年に一度という少なさや」
JOO「はー。自然の驚異やねぇ」
わし「そこで自分、13拍子と17拍子から作ったポリリズムの曲を書かへんか?
  221拍に一度しか拍子が合わない、聞き苦しい曲になるで(笑)」
JOO「(呆)それが言いたかったんかい」
わし「てへへ(頭ぽりぽりリズム)」
JOO「死ねや!(無拍子!)」
わし「わーっ(ごろごろどーん!)」
JOO「相変わらずアホやけど、おかげで何故少女時代ねえさんがああなったか、判った気がする」
わし「な、なんやってぇ?(よろよろ)」
JOO「人数が悪い。9人は素数やないから、割れてしもうたんや」
わし「な、なるほど」
JOO「そやけど今の人数なら大丈夫」
わし「な、何故や? 8人は偶数…何通りにでも割れてしまうやないか」
JOO「ふふふ、歌手3人(テティソ)、芸人5人と思えばええ。どっちも素数や」
わし「確かに!(がーん)
  こ、これで少女時代は永遠に不滅や。良かった〜」
JOO「ふっふっふ…」
ナレーション:”元から素数やったワンゴルやKARAはどう処理するねん?”と言うツッコミは一切無視しようと思うミンジュであった。







※おまけ…