関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第346話 リガリー・フトモモ

クッキーマン「うーむ、やっぱり可愛ええのぉ」
ジェシカ「なにニヤニヤしてるねん(さっ)」
クッキーマン「あ、返せよぉ」
ジェシカ「な、なんじゃ、この写真は?」


    


ジェシカ「『リガリー・ブロンド』のプレスコールやないか」
クッキーマン「そやねん。ウンジってやっぱ芝居上手いよな。歌もたくさん聴けたし、なかなかええミュージカルやった」
ジェシカ「アホか。こんな足の太いエル・ウッズなんかどこにおる? パッツンパッツンやないか」
クッキーマン「そんな品のない言い方すんなよぉ」
ジェシカ「ふざけんな、パッツンパッツンどころかツッパンツッパンでもおつりが来るほどの緩いボディやで」
クッキーマン「意味不明な」
ジェシカ「チョン・ウンジの奴、役に合わせてダイエットするでもなく、ウチの代表作を貶める気ぃやな」
クッキーマン「このくらいの太さが丁度ええんやって」
ジェシカ「ええ訳あるか! しかも金髪の似合わないこと。誰が見たってウィッグて丸わかり。もういっそエル・ウィッグゆう役名にせえ」
クッキーマン「無茶ゆうなよ」
ジェシカ「それに加えて、こいつのことやから釜山訛りで喋るんやろ? そんなエル・ウッズなんか認めんわー(うがーっ!)」


    


クッキーマン「バニーちゃん…(うっとり)」
ジェシカ「人の話を聞けよ!(バチーン!)」
クッキーマン「痛い痛い…自分がどんだけここで喚いても、もうプレスコールまで終わっとるんやから、今更どうしようもないやんけ」
ジェシカ「そやけど、このシュッとした金髪の似合うウチが、田舎くさい太股娘と同じ役を演じるのは、どう考えたっておかしいやないか?」
クッキーマン「結局そこやん(笑)。プライドの問題やろ?」
ジェシカ「いやいやいやいや。
  衣装も別に用意せにゃあかんでスタッフに迷惑かかるし、お客さんかてこんだけシルエットが違うたら”どっちがホンモンのエル・ウッズやろう?”て混乱するやんか」
クッキーマン「いろんなエル・ウッズがおって楽しい思うけどなぁ」
ジェシカ「あかん。イメージの統一は南北朝鮮の悲願や」
クッキーマン「だったら逆に自分が太ってウンジと同じシルエットにしてみたら?(笑)」
ジェシカ「な、なんやて? 少女時代のジェシカさんの方がカニのウンジにイメージを合わせろと?」
クッキーマン「芝居に関してはウンジの方が実績あるからなぁ」
ジェシカ「ち、ちくしょー。わかったわ、やってやるわ。今からドーナツ食いまくって20kg太ってやる!」
クッキーマン「いやいや、そこまで体重差はないやろ(呆)」
ジェシカ「釜山言葉も勉強して訛りまくってやるからな! ひーん」
ばたばたばた
クッキーマン「…つまりはウンジに対する嫉妬やな、まぁええ、ツッパンツッパンになったシカもちょっと見てみたいしな(えへへ)」


チェ・ウリ「ウチの存在は完全に無視かい(ぷんすか)」






※作者はまだ映画『キューティ・ブロンド』さえ観ていないのである。
 ペンとしては観るべきだろうな、やっぱり。


※『リガリー・ブロンド』上演スケジュール…
 http://www.konest.com/tour/tour_detail.html?t_id=legally_blonde
 ジェシカは5回ほど出演するようだ。


※『リガリー・ブロンド(キューティ・ブロンド)』にはジェシカに続いてF(X)のルナもエル・ウッズ役にチャレンジしており(2011年春)、
 本来ならその頃ネタにすべきであった。