関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第266話 牝鹿刑事ユナの事件簿:SMエンタうすらボケ事件 Part.02

※これは関西ソニョシデのパラレルワールドのお話です


座長「へえ、いてますよ。呼びますか?」
船越「お願いします」
座長「ちょっとー、ジェシカちゃん、ユリちゃん、慰問の準備はええからこっち来て!
  …(ひそひそ)ひょっとしてあの娘らを警察に連れて行く気じゃないでしょうね?」
船越「いやいや、参考までにちょっと訊きたいことがあるだけで。ここで充分です」
座長「そんならええけど、もうすぐ興業があるから忙しくてね」
パタパタパタ
ジェシカ「呼ばはりました? …あら、どなた?」
船越「水芸人の桜旭斉ジェシカこと少女時代のジェシカさんですね? 江南署の船越と申します」
ユナ「同じくイム巡査です」
ジェシカ「警察…? ウチになんの用でしょう?」
どたどた
ユリ「(ぴょーん)南京玉すだれの玉川百合枝ちゃん参上! …て、誰?」
ジェシカ「警察やて」
ユリ「警察? なんでまた?
  ウチらがやってるのは、あくまでも兵隊さん相手のまっとうなアルバイトや。決して春は売ってまへんで」
船越「もちろん存じてますよ(笑)」
ユナ「誤解があるようですが、ウチらは生活安全課やおまへん。売春の捜査とはちゃうんで、安心してください」
船越「我々が調べてるのは、お宅の会長さんの件でしてね」
ジェシカ「そうですか(ほっ)。ウチの会長ゆうとスマンのおっちゃんの例の件でっか?」
ユナ「そうです」
ユリ「ふーん。するとソヒョンの奴、やっぱり警察に連絡したんかぁ」
ジェシカ「おっちゃんはマジでクスリを使ってボケさせられたんでっか? マンネがゆうように?」
船越「それはまだなんとも。いま生体資料を科捜研に回して調べさせています」
ユリ「生体資料!(ぴゃー) ちゅうとおっちゃんの白い液を…おえー」
ユナ「爪片と髪の毛です」
ユリ「(ずる)あ、そうなん?」
ジェシカ「やめてや、恥ずかしいなぁ」
船越「ソヒョンさんは4〜5日前から急にスマンさんがボケ出したと言われていますが、それについてなにか?」
ユリ「ちゅうても以前からボケ倒したお人やったさかい」
ジェシカ「そやけど、物覚えはちゃんとしてましたわ。少なくとも仕事に関しては」
ユリ「そうやね。なのにロッテ百貨店の件以来かな、おかしゅうなったのは」
ユナ「とゆうことは、やっぱり最近になってからなんですね」
ジェシカ「へえ。あ、ちょっと待って。ロッテ百貨店の前に、もうひとつ変なことが。
  おっちゃん、カラオケボックスでの稽古に来えへんことがあって、大騒ぎになったことがあるんです」
ユリ「ああ、あったあった」
船越「カラオケボックス?」
ジェシカ「ウチら、よく近所のカラオケボックスを稽古場代わりにして、歌の練習をするんです」
ユリ「貧乏プロダクションやから、他に稽古する場所がなくて(へへへ)」
ジェシカ「そうゆう時は大概おっちゃんも一緒で、カラオケ代を払うてくれるんやけど…」
船越「その時は来なかったと?」
ジェシカ「そのうち来るやろうて思うてたから、メンボ全員いつもどおり練習して…6時間ぐらいおったかなぁ」
ユリ「結構飲み食いもしたから20万ウォン以上請求されて、誰が払うかで殴り合いのケンカですわ(笑)」
ジェシカ「確か先週の金曜日のことやったと思います」
ユリ「ひゃー、よお覚えとるなぁ」
ジェシカ「そやかてテレビのニュースで『大スターJOOが帰国した』ゆうとって、それを観ておっちゃんが妙にソワソワし出したから、よお覚えとる。
  ほんで”急に用事が出来たから自分らだけで先にエヴリシング行っとけ”ゆうて…あ、エヴリシングてそのカラオケ屋の名前なんですけど」
船越「ふーん(メモメモ)。JOOの帰国を聞いてねぇ。会長とJOOは面識があるんでっか?」
ユリ「わははっ、ある訳ないやんか。世界的スターと場末のプロダクションの経営者でっせ」
ジェシカ「ウチも10年以上SMEにおるけど、そんな話は聞いたことありまへん。ただ…」
船越「ただ?」
ジェシカ「い、いや、その、おっちゃんはああ見えて名伯楽ゆわれてるんですよ。
  あの神話やJYJを発掘したのもおっちゃんやし」
ユナ「えー、ホンマでっか? ウチJYJのペンなんですよ」
ユリ「(無視)ただ、みんな別の事務所に移ってから売れるんですわ」
ジェシカ「金がなくてまともなプロモーションが出来ひんから仕方ないけど…。
  そう言う意味では、おっちゃんはスターにも結構顔が利くところはあるかも」
ユリ「そうはゆうても、JOOとのつながりは聞いたことないですね」
船越「そうですか。ありがとうございました」


ユナ「どう思います?」
船越「あの娘らがウソついてるようには見えなかったな」
ユナ「先週の金曜日ゆうたら丁度1週間前。ソヒョンがゆうとったロッテ百貨店の営業は日曜日ですが、決まったのはその前日らしいです。つまり土曜日にはボケていた。
  薬物が使用されたとすると、金曜日が俄然怪しくなってきますね。少女時代のカラオケボックスでの稽古をすっぽかして、スマン氏はなにをやっていたのか?」
船越「まぁまぁ、結論を急ぐな。少女時代のメンバーはもうひとりいたろう? その子にも話を聞いてみようや」
ユナ「へえ(めくり)チェ・スヨンですね。モデルのバイトをやってるそうです」
船越「モデル? ほぉ、芸能人らしい仕事だな」
ユナ「すげー美人だったりしてね(笑)」


カシャカシャ! カシャカシャ!
カメラマン「はい、そこでポーズっと」
カシャッ!
カメラマン「OK! いいの撮れた」
広告代理店「よし、次はこの衣装に着替えて。急いで急いで!」
スヨン「ちょ、ちょっと待って。もう夜中やで。飯食わせてぇな」
広告代理店「そんなヒマがあるかぁ! このチラシが特売日に間に合わへんかったら、二度と飯食えんようしたるからな!」
スヨン「くっそー、いくら低予算やからって、無茶なスケジュール組みやがってぇ!」
ユナ「…モデルゆうても衣料品店の特売チラシ向けやったんかぁ(呆)」
カメラマン「ちょっとちょっと、あんたたち、なに勝手に入って来てんの? ここは戦場やで。素人さんは危険やから立ち入り禁止!」
船越「すいませんね、私、こう言うモンですが(ぴろ)」
カメラマン「け、警察?」
ユナ「モデルのチェ・スヨンさんにお訊きしたいことがありまして」
広告代理店「スヨンですって? あいつ、拾い食いかなにかやったの?」
カメラマン「拾い食いで警察は来んやろ」
広告代理店「なんにしても、あと7着分の撮影が終わるまでは、逮捕は勘弁してくださいね。その後はギロチンでもさらし首でも好きなようにしてええから」
船越「逮捕なんかしませんよ。話も5〜6分で済みますから」
広告代理店「仕方ない。その間、モデルをソルリに変えて撮影続行や」
のっしのっし
スヨン「ちょっと、この靴、サイズが違うてるで。ウチは16文やって知ってるやろ」
広告代理店「ああ、丁度良かった、これがスヨンですわ」
スヨン「ん?(ぱちくり)」
広告代理店「こちらの刑事さんが自分に話あるんやて」
スヨン「刑事ぃ? あかん、ついにシカユリの裏家業が警察にばれたか」
船越「(ピク)裏家業?」
スヨン「あ、違うん? (あわわ)しもた、余計なことゆうてもうた」
ユナ「あの人らは、ただの慰問芸人団の人やないんでっか?」
スヨン「うう…わかりました、正直にいいます。その代わり…」
ユナ「その代わり?」
スヨン「弁当食いながら喋ってもええですか?」
ユナ「(ガク)ど、どうぞ」
♪じゃかじゃん、じゃかじゃん、じゃーじゃーーーーん!


  CM
  スジ「ねえさん、アニメのDVD借りてきましたで。これ観て元気出してくださいよ」
  IU「なに、『夏目』?」
  スジ「アニメゆうたら『ガンダム』に決まってますやん。他は認めまへん」
  IU「ぴゃー、狂信者や」
  …
  ナナイ『ジオン・ダイクンの名前を受け継ぐ覚悟が大佐を変えたと思いたいが…くそっ、あんな小娘に気を取られて!』
  IU「うへえ、怖い女」
  ナナイ『大佐の命が、吸われていきます…』
  スジ「出た、名台詞!」
  IU「この人、誰やねん?」
  スジ「ニュータイプ研究所の所長ですよ。ナナイ・ミゲルゆうて」
  IU「なにーっ、ナナイやと…!(はぁはぁ)7位、なんて不吉なナンバー。ああ、動悸がとまらへん」
  スジ「ねえさん、しっかりして」
  ソヒョン「なんて経験、あなたにはありませんか? そんなときソ製薬の『ワスレナナイ』があれば安心です。
    プロプラノロール配合で、忘れたい出来事を選択的に消去出来ます」
  スジ「ねえさん、落ち着いて。嫌なことを忘れるお薬を飲みましょう」
  IU「おお、すまんな。(ごっくん) …ふう、気が楽になったわ。これ、なんちゅう薬?」
  スジ「ワスレナナイです」
  IU「ナナイ…7位…! うがー、また思い出した!(ゴロゴロゴロ)」
  スジ「ああっ、ねえさーん!」
  ♫ピンポーン
  ソヒョン「使用上の注意をよくお読みの上ご使用ください(笑)」


船越「ぽっぽや?」
ユナ「ジェシカさんとユリさんは、実は鉄道員やった言うことでっか?」
スヨン「んな訳ないでしょうが。キスを売る商売やからポッポ屋ですねん」
船越「あー」
スヨン「(もんぎゅもんぎゅ)あのふたり、女に飢えた兵隊さん相手に5分か10分程度恋人の真似してあげて、最後にポッポするゆう一種のイメージプレイをやってますんや。
  もちろん法外な金を取ってね。慰問芸人団ゆうのはその隠れ蓑って訳ですわ」
ユナ「(怒)やっぱりね。若い娘が手っ取り早く金を稼ぐには、女を売りにするのが一番やからね。水芸とか南京玉すだれとか、嘘くさいと思ったわ」
スヨン「(ふるふる)ウチは違いますよ。ウチにとってポッポは、夫となる男性とする神聖なもの。軽々しく売るようなもんやおまへん」
船越「ふーん、だからこんな安いモデルの仕事をしてる訳ですな」
スヨン「そうなんです。マクドナルドより時給安いんですけど、芸能人ゆうプライドは失くしたないんで…」
カメラマン「とかゆうて、おっぱいがもっとあればアンナミラーズで働いてたくせに(笑)」
スヨン「やかましいわ!」
ユナ「で、どうします?」
船越「ポッポ屋の件? 放っておけばいいんじゃないの。
  俺たちゃ生活安全課じゃないし、ポッポくらいで兵隊さんの士気が維持出来るなら目くじら立てることもないだろう」
ユナ「なんか納得いかないなぁ」
船越「俺たちにとって最優先なのは、スマン会長の薬物投与疑惑だってこと忘れるなよ」
スヨン「ん? (もんぐもんぐ)刑事さんたち、それを訊きに来たんでっか?」
ユナ「そうです」
船越「実は少女時代のみなさんに伺ったところ、かくかくしかじか…って訳でして」
スヨン「ほうでっか…確かに、おっちゃんがおかしくなったのは、あのエヴリシングの日以来のような気がします」
船越「何か他に気付いたことは?」
スヨン「うーん…(むんぎゅむんぎゅ)そうゆうたらウチらを先にエヴリシングに行かせた時に”今日はなに食うてもええで”ゆうてたくらいかなぁ」
ユナ「どうゆうことです?」
スヨン「つまり、歌の稽古は何時間もやるので、途中で食事もするんやけど、普段なら5500ウォンのAセットかBセットて決まってるんですよ。それ以上高いのを頼むと怒られるから」
船越「なのにその日は、なにを頼んでもいいと?」
スヨン「パチンコで大勝ちでもしたんかなぁと思うたけど、そんな機嫌良さそうな顔でもなかったかな? どっちかとゆうと興奮して緊張してたような」
ユナ「興奮、緊張と(メモメモ)」
船越「ところで、私、ひとつ不思議に思ってることがあるんですがね」
スヨン「(むんぐむんぐ)なんでっか?」
船越「みなさんはデビューして4年半ですか。なのに、申し訳ありませんが、私もイム巡査も聞いたことがない程売れていない」
ユナ「ベスト100位以内が1週あったそうです」
スヨン「ああ、『Gee』ね。あれは売れました。5000枚は行ったんやないかな」
船越「なのに少女時代のメンバーは誰1人歌手をやめようとか考えていない。事務所を見限って移籍するでもない。
  むしろデリヘル嬢やポッポ屋をやりながら、事務所を支えている。これ、どう考えても腑に落ちんのですが?」
スヨン「…」
ユナ「お、咀嚼をやめた」
船越「茶々を入れるな」
スヨン「…ウチらはみんな子供の頃からアイドルを目指して生きてきました。学校にも行かず、いろんなアカデミーで厳しい訓練を受けてきました。
  芸能社のオーディションなんか何十回受けたか判りません。日本のテレビ番組の公開オーディションを受けたこともあります」
ユナ「みんな落ちちゃったの?」
スヨン「(コクン)あのJOOが所属するJYPEなんか15回も落ちました」
ユナ「ひえーっ!」
スヨン「荒みきって裏通りで”喉が潰れてもええ”ゆう気分で歌ってた時です。日雇い人夫姿のじじぃが近づいてきて、”その才能、ワシが買うた。ワシがきっとチャンピオンにしてみせる”ゆうてくれたんです」
船越「それが、イ・スマンさんだったんですね」
ユナ「いや、丹下段平でしょ(笑)」
船越「黙ってろよ」
スヨン泪橋の袂にある汚い事務所に来てみると、他にも似た境遇の少女たちがいました。それから何年か、スマンのおっちゃんはウチらの才能を信じて、ドカチンしながら育ててくれたんです。
  ウチがやんちゃして練鑑に入ってる時も、ハガキで指導してくれました。『明日のために その1』とかゆうて」
ユナ「ほーら(笑)」
船越「…悪かった、確かに丹下段平だったな(笑)」
スヨン「笑うことないやないですか。ウチは大まじめでっせ」
ユナ「大まじめに話盛られてもなぁ」
船越「まぁイム巡査が面白がってるんで大目に見ましょう。
  それで、スマン会長には恩義があり、事務所を辞める気にならないと」
スヨン「それだけではないんです。会長の目は間違いないんです。今までにも神話やJYJを育ててるし…」
ユナ「でも売れたのは事務所を移籍してからでしょ?」
スヨン「そやけど、スターになる才能を見抜いたのは、おっちゃんが誰より先やったんですよ。あのJOOだって…(はっ)」
ユナ「え、JOO?」
船越「JOOですと? JOOとスマン会長の間に、なにかつながりが…?」
スヨン「いえ、な、何でもありません。ウチの勘違いでした(汗)。とにかくおっちゃんが見込んだならスターの素質があるゆうことです。
  ウチらはそれを信じて、おっちゃんのためにもSMEから売れる歌手になろうと頑張ってるんです。
  ひと組でもスターが生まれれば、それでSMEは変われるんですから」
船越「ふーん、なるほどねぇ」
スヨン「とにかく、おっちゃんがもし薬でおかしくされたんなら、絶対に犯人を捕まえてくださいね。ウチら、こんなところで立ち止まってる訳にはいかないんですから」
船越「はい。それはもちろん」
広告代理店「あのー刑事さん、そろそろよろしいですか? マジで時間なくなって来ちゃったんですけど」
船越「はいはい、すいませんね。話は終わりました。お忙しいところ申し訳ありませんでした」
広告代理店「ああ、よかった。じゃあスヨンちゃん、さっさと次の衣装に着替えて…」
船越「(くるり)あ、もう一つだけいいですか?」
広告代理店「(ずる)コロンボかい!」
船越「JOOって事務所はどこでしたっけ?」
スヨン「さっきもゆうたけど、JYPエンタテインメントです」
船越「デビューから? SMEの練習生だったりとかは?」
スヨン「デビューからJYPEです。JOOはSMの練習生どころかウチの事務所を見たことすらないと思いますで」
船越「そうですか。わかりました」
ユナ「お邪魔しました(ペコリン)」


相変わらず事件なのかどうかも不確定なまま、これで少女時代の8人全員に話を聞いたことになる。
印象としては、”ますますよく判らない”と言ったところだ。
落ちこぼれの歌手の卵を拾って歩く老人。
それに義理立てして、身を売ってでも老人の事務所からスターになりたい少女たち。
美談と言えば美談だが、それが”ええ話”として成立するのは、まずは少女時代がスターになってからだろう。
現状では限りなく難しいとしか思えなかった。


バタムッ
ユナ「ただいま帰りましたぁ」
課長「お、日本のナイスミドル! 今日も若い娘連れてのお仕事とは羨ましいねえ。今日はなに教えたの?」
船越「えーと、『鵯越えの逆落とし』とそっからの『仏壇返し』ですね」
課長「いやーん、超ハードやないの(笑)」
ユナ「やめてください!」
船越「なんだ、お前意味判るのか?」
ユナ「判りませんけど、猥談に決まってますから(ぷんぷん)」
課長「まぁ今度じっくり日本式って奴を教えて貰うたらええよ。
  ところで科捜研から報告書来とったでぇ」
船越「お、早かったなぁ」

船越「(読み)…うーむむむ」
ユナ「どうでした?」
船越「いや、最近老眼がひどくなって、めっちゃ霞むんだよね」
ユナ「(がく)じゃあウチが読みます。貸してください。
  …なになに(読み)生体資料からごく微量のプロプラノロールが検出された。残留量から逆算して、4〜5日以前に投与された疑いが強い。
  先輩、これは!」
船越「ソヒョンて娘が言ってたとおりだな」
ユナ「スマン会長のボケは天然やなかったってことですね」
船越「うむ。しかもプロプラノロールによる選択的な記憶操作。これは立派な犯罪、立派な事件だ」
ユナ「よーし、ようやくやる気が出てきたぞ!」
船越「今までやる気なかったんかい(がっくり)」
ユナ「次回より、牝鹿刑事ユナちゃん、大暴れ!
  これまでの70年代的なアナログな捜査に代えて、2012年のデジタルな捜査をお届けします」
船越「うそつけ!」







※水芸…江戸古典奇術の代表格。大気圧を利用したポンプが仕込んであり、結構大がかり。
 演者より裏で操作する人の方が大変なんじゃないかと思う。
    


南京玉すだれ…これも日本の古典的な大道芸の一つだが、現在でも素人さんが愛好会や保存会を作って実践するなど、水芸よりは卑近なものと言えよう。