関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第509話 サニーのFMデート(クレーマー篇)

♪ ぽーん
♪ I Say Bye-Bye 哀愁でいと あざやかな
 Bye-Bye 哀愁でいと 笑顔みせてよ
 Bye-Bye 哀愁でいと 醒めすぎた罪な奴


    


5月12日(月)
ソニ「はーい、軽快なテーマとともに始まりまそた、MBCFM4U『ソニのFMデイトゥ』。
  今日くら毎晩この時間にお耳にかかります、パーソナリティーの少女時代ソニと申すます。
  初めての方は名前だけでも覚えて行ってくださいねー」
スタッフ「…(サササッ)」 ←サイン
ソニ「おっと、さっそく電話が入っているようですね。誰でしょうか?(わくわく)
  (がちゃ)…よぼせよー、ソニでーす!」
声「聴いとったぞぉ、いきなり3カ所も噛みやがったのぉ。
  帰ってきたら全部チェックしてネチネチ説教したるでぇ」
ソニ「…(ゲッ)異常に不愉快な声やけど、どっかで聞き覚えがあるような…」
声「ドアホー! 毎日ツラ突き合わせとる宇宙リーダーの声を忘れるとはなにごとじゃあ?!」
ソニ「や、やっぱし(汗)」
テヨン「そもそも、自分、実家がソウルのくせに、なんでまだ宿所に居残ってけつかるねん。
  狭うなるからさっさと出て行きさらせや」
ソニ「そおゆうても、家族は今全員クェートやしなぁ」
テヨン「ほんなら自分もさっさと中東に移住せいや
ソニ「…。
  わかった。
  今やってるミュージカル終わったら少女時代脱退して中東行ったる。それでええんやな?」
テヨン「え、えーと…まー、そこまで急がんでもええけどな」
ソニ「おや? 急にトーンが落ちたな」
テヨン「や、やっぱり芸能人ならペンのことを一番に考えんとな。
  例えウチのペンの数%とはいえ、自分のおっぱいが好きゆう輩も多少はおるよって」
ソニ「…ふん(自分が遊んでる間、誰がジンジャーの世話してやっとるか、ようやく思い出したんやな)。
  ところでテヨンさんは以前FM4Uのこの時間帯にDJをされてたんですよね?」
テヨン「おお、そうやで。『テヨンのチンチン』ゆう伝説のラジオ番組やったで」
ソニ「ではその『チンチン』時代からのリスナーに言いたいことはありますか?」
テヨン「リスナーにはない」
ソニ「およっ(かくん)」
テヨン「そやけど『FMデート』のスタッフには言いたいことがあるで。
  自分ら『チンチン』と同じ顔ぶれやろ? あの時はよーけ世話になったのぉ。
  しゃーけど、毎晩毎晩雨の日も風の日も風邪の日も生理の日もがんばって放送続けたのに、一回も弁当が出ぇへんかったのはどうゆう訳や?!」
ソニ「わ、細かい」
テヨン「細かいことあるかい。あの頃のウチは正規活動の他に『ウギョル』出たりOST歌うたりミュージカル演ったり、東奔西走の大忙し。早朝から夕方までメシも食えへん日が珍しゅうなかった。
  やったら1日の中で唯一固定スケジュールやったこの番組で弁当用意せんかい。夜7時頃にはスタジオ入るの判ってるんやからな。
  自分らが気ぃきかんから、たまに差し入れがあった日しか飯食えへんかったんやでぇ」
ソニ「ははぁ、メシの恨み辛みゆう訳やな」
テヨン「こ・の・う・ら・み・は・ら・さ・で・お・く・べ・き・か…(めらめら)」
スタッフ「…(サッ)」 ←カンペ
ソニ「えーと、なになに? それが判ってるなら事務所の方で用意すれば、やて。
  確かにこの国では番組がメシを用意する習慣ないからな」
テヨン「ほんなら悪いのはMBCやなくてSMEのスタッフゆうことかいな?」
ソニ「そうかも。自分かてKBSと喧嘩した上MBCとまで揉めとうないやろうから、それで納得すれば?」
テヨン「判った、そんならそれでもええ。ちゃんと自分からSMのスタッフに文句ゆうとってーな」
ソニ「はぁ? なんでウチが?」
テヨン「そらSMEの問題はイ一族に責任持ってもらわにゃ」
ソニ「(ぴゃー)応援どころか、ただのクレームやないか!」


5月15日(木)
ソニ「身内からのクレーム電話はお断りしている『ソニのFMデイトゥ』です。こんばんは」
スタッフ「…(サササッ)」
ソニ「なに? また電話? うちのメンボちゃうやろな。
  (がちゃ)…よぼせよー、ソニでーす!」
声「おお、スンギュや、ワシやで」
ソニ「だれ? イ・スンジェじいちゃん?」
声「自分の父親の声をあんなじじいと間違う奴がおるか!(うきーっ)」
ソニ「(がくん)お、おとん?!」
イ・スヨン「そやで。はるばるクェートから国際電話してやってるねんど」
ソニ「いやー、ビックリしたわぁ。どないしたん…はっ、まさか今日がウチの誕生日やから、わざわざお祝いの電話を…(涙)」
イ・スヨン「ん? 自分、今日誕生日やったん?」
ソニ「(ずるっ)気づかんかったんかい!」
イ・スヨン「いや全然。ウンギュの誕生日かと思うとった。…あれ、ジンギュの方やったっけ?」
ソニ「みんな一緒や!」
イ・スヨン「へー、姉妹3人が同じ誕生日って珍しいこともあるもんやなぁ(感心)…どんな種付け方したんやろ?」
ソニ「(呆)…それで、誕生祝いやないなら、いったいなんの用やねん?」
イ・スヨン「おお、それや。ヤンニョンジャンが切れたよって送って貰お思うてな」
ソニ「は?」
イ・スヨン「スーパーで売ってる奴はあかんぞ。ちゃんとスマンの嫁はんにゆうてワシ用に調合して貰うてや。
  おかんに作り方習うたのはあの嫁だけやからな。
  なんちゅうても、こっちは焼肉ゆうても山羊ばかしやろ? 臭みを消すタレがないと一口も…(ぶち)」
ソニ「(むかむか)えー、以後は身内からの無心の電話もお断りにしまーす」


◎月×日(△曜)
ソニ「今夜のゲストはモンゴルから来た驚異の新人アクムちゃんでーす!」
アクム「あにょはせよー、アクドンムジシャンいむにだー!」
ソニ「可愛らしいご兄妹ですねー」
イ・スヒョン「お、おおきに(えへへ)」
ソニ「お兄さんのチャニョクくんも、全曲を作詞作曲すると言う素晴らしい才能の持ち主です」
イ・チャニョク(カクカク)「ど、どういたしましててて」
ソニ「ん?」
スヒョン「な、なんでっしゃろ? 何か気になることでも?」
ソニ「なんでお兄さんの背中に手を回してるの?」
スヒョン「こ、これは特に意味は…。まだ放送局とか慣れてないから、つい兄に頼ってしまうゆうか…」
ソニ「そお? 気ぃつけたがええで。いくら兄妹でも、そんなことしとるとすぐジュンスにいさんとココマみたいに噂になるからな。
  ほんで終いにゃコンサートで沈黙されたりするし」
スヒョン「はぁ」
ソニ「そんでチャニョクくんは、何歳くらいから歌を作り始めたん?
  この番組のテーマ曲はウチの作詞作曲やけど、自分で作るのってなかなか難しいやんか」
チャニョク(カクカク)「ボ、ボクは小学5年ごろろろかから」
ソニ「ちょっとスヒョンちゃん、また手を背中に…なんか背中に回すゆうより、背中に突っ込んでるような」
スヒョン「そ、そんなアホな、あははは」
ソニ「それにお兄ちゃんが喋る時も自分の口から声が聞こえるで」
スヒョン「そ、それはなにかの聞き間違い」
ソニ「チャニョクくん、こんにちは」
チャニョク(カクカク)「こここんにちは(ぺこぺこ)」
ソニ「五月みどり並みの腹話術実力やね」
スヒョン「失礼な、あれよりずっと上手いわ! …あ、あれ?」
ソニ「やっぱり腹話術やったんか。まぁ考えてみたら、こんな食い倒れ太郎みたいな顔した人間、存在する訳ないもんなぁ」
スヒョン「ひえー、ばれてもうた」
ソニ「兄妹ゆうて、実際は自分の一人二役やったんか」
スヒョン「じ、実は、そうですねん。MVではお兄のパートはCGを使うて、テレビのパフォーマンスでは着ぐるみにダンスさせて」
ソニ「へー、凝ってるねぇ」
スヒョン「お兄の声はピエール瀧さんに頼んで」
ソニ「あー『アナ雪』のオラフ役の芸人さんね」
スヒョン「芸人なんですかねぇ。ほんで、着ぐるみダンサーもわざわざRMPに発注したんです」
ソニ「RMP?」
スヒョン「RKKメディアプランニングゆうて、くまモンの中身の人を手配してるプロダクションのようです」
ソニ「へー、一大プロジェクトやんか。で、お兄のチャニョクが存在せんのなら、誰が作詞作曲を?」
スヒョン「それはもちろんヤン社長です」
ソニ「ああ、なるほど」
スヒョン「アレは去年、ウチがモンゴルで学費稼ぎの援交をやってる時、たまたま社長がお客さんで」
ソニ「天下のYGがモンゴルまで行って援交とかすんなよ(とほほ)」
スヒョン「ウチの声に惚れ込んで、デビューさせるためにこんな仕掛けを…」
ソニ「まぁ単なるソロデビューよりインパクトはあるけどね。ちゅうと例の『K-POPスター2』も出来レースやったんやな」
スヒョン「日本じゃよくあることですよ、はっはっは」
ソニ「開き直んなよ」
スヒョン「で、デビューが決まって以来、ずっと腹話術の練習ばかりやらされて、もう1年近く…」
ソニ「その割には下手くそやけど」
スヒョン「いっこく堂と同じ人形師に頼んだそうやけど、もう重くて重くて。支えてるだけで精一杯やのに、首や口や目を動かしながら台詞を言うなんて不可能です。
  こんなことするためにモンゴルから出て来たんやないもん!」
ソニ「まさに悪夢やねぇ」
スヒョン「結局すぐばれる訳やし、こうなったらウーマンラッシュアワー村本かトロサーモン久保田のようなクズでもええから、生身の人間をパートナーにつけていただきたい!
  断固抗議します!」
ソニ「そんなクレームは事務所でゆうてくれ」


◎月×日(△曜)
ソニ「今夜のゲストはアクムちゃんと並ぶ期待の新人トゥゲウォルからキム・イェリムちゃんでーす」
Lim Kim「よろしくお願いしまーす」
ソニ「そんでトゥゲウォルなんやけど、そもそも二人乗りなんやって?」
Lim Kim「ふ、二人乗り?」
ソニ「全高は何メートル? やっぱニュータイプ専用なの?」
Lim Kim「いや確かにモビルアーマーっぽい名前ですが、”2ヶ月”ゆう意味ですから」
ソニ「操縦憶えるのにそれくらいかかるっちゅうこと?」
Lim Kim「ちゃいますって」
ソニ「トゥゲウォルのもう一人のパイロット、ト・デユンくんは今アメリカにいますので、リンキンちゃんひとりにお越しいただきましたが、なかなか美人さんですね」
Lim Kim「え、いま、なんとおっしゃいました?」
ソニ「ト・デユンはIUペンなので気持ち悪いと」
Lim Kim「そんなことゆうてないでしょ! リンキンゆうたでしょ、いま!(うきーっ)
  ウチの名前はリムキム! リンキンやありまへんでぇ!」
ソニ「え、そうなん?」
Lim Kim「確かにアメリカ風に読めばそう発音すると思われがちやけど、それは間違いやから。
  Lim Kimはあくまでウチの韓国名を略したもの。ウチはキム・イェリムな訳で、キン・イェリンじゃないですから!
  それをリンキンとはなんでっか? リンキン・パークでっか?
  リンキンパークかてLinkin Parkと書く訳でLimkim Parkとは書かしまへん。つまりアメリカにしたってLimKimはリンキンとは読まん訳です」
ソニ「そ、そんな怒らいでも」
Lim Kim「『超時空世紀オーガス』のエンディングテーマ『心はジプシー』歌うてるロックバンドSHOGUNのおっさんですか?
  それはケーシー・ランキンやーーーー!(がおーっ)」
ソニ「うへー。ものすごいクレーマー来ちゃったなぁ(呆)」


◎月×日(△曜)
ソニ「今夜のゲストは女優で司会者のキム・ソヒョンちゃんでーす」
ソヒョン「よろしくお願いしまーす(ぺこりん)」
ソニ「ソヒョンちゃんはAKMUのスヒョンちゃんと同じ1999年生まれ。おねえさん、最近の芸能界の若返りぶりについて行けません」
ソヒョン「いえいえ、そんな。ウチの下にはキム・セロンちゃんがいますし、セロンちゃんの妹ふたりもデビューしてるし、ウチなんかもう年増ですわ」
ソニ「やめてやー。こっちは89年生まれやで、そんな怖いこと言わんといて」
ソヒョン「あははは」
ソニ「ウチとこのマンネ、ソヒョンですらもう24歳なんやからね」
ソヒョン「あ、そのことですが」
ソニ「なん?」
ソヒョン「ウチとソヒョンさんの名前が同じなのはいかがなものかと。出来れば改名して貰いたいんですけど」
ソニ「ええ? こっちのソヒョンの方を」
ソヒョン「そっちのソヒョンの方を」
ソニ「そ、そやかて、あの子もデビュー以来7年もソヒョンで通して来てるし。ペンも馴染んでるやろうし」
ソヒョン「そやけど本名は違いますよね」
ソニ「そおゆうたらソ・ジュヒョンやったな」
ソヒョン「そうでしょう。去年ドラマ『熱愛』に出られた時もソ・ジュヒョンで活動されたし、Twitterのアカウントもsjhsjh0628と本名のイニシアルをお使いです。
  それならぼちぼち元に戻してもええんやないでしょうか?」
ソニ「う〜ん、けどそれはウチの一存では…」
ソヒョン「難しいことおまへんて。ちょっとスマン先生の姪って地位を利用して圧力かければええのです」
ソニ「それが難しいんやって」
ソヒョン「(うきーっ)畑が違う内ならそれでもよかったけど、同じ名前でドラマ畑に入ってこられたら悪意があるとしか思えへんのです。
  去年一年『ショー音楽中心』のMCやって、音楽業界に片足入れてみたら、どんだけ間違われた思うてるねん。なまじ少女時代みたいな大物やから超やりにくいし。
  こっちはまだこれからゆう子役でっせ。SMEさんはウチを潰す気でっか?」
ソニ「いやいや、それは考えすぎ…」
ソヒョン「それにウチは今後本格的に歌もやっていきたい。ポストIUの座をしっかり狙ってるんやから」
ソニ「ぴゃー、欲張りさんやね」
ソヒョン「なおさら同じ名前は困ります。ソ・ジュヒョンでもチュヒョンでもとっとと改名してやーー!」
ソニ「わー、またクレーマーやったかーーー!」






※サニーのFMデート…サニーが2014年5月12日からMCを始めたMBCFM4Uのラジオ番組。
 毎日20〜22時の放送で、これはテヨンがパーソナリティを務めていた『親しい友人』の後番組となる。
 サニーはMCではないがかつて『イ・オンとキム・シニョンのシムシムタパ』でレギュラーだったこともあり、
 SJのソンミンと短期間だが『ソンミン、サニーの天方地軸ラジオ』のMCを努めた経験があるが、初回は相当緊張したようである


 初回に当たる5月12日の放送中に、以前『親しい友人』を担当していたテヨンが応援の電話をかけてきた。
 http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1994620
    


 また5月15日には父親のイ・スヨン氏がクエートから国際電話でサニーの誕生日を祝っている。
 http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1994963


 番組名の『サニーのFMデート』だが実際にはハングルタイトルなので『ソニのFMデイトゥ』と言うのが正しいようだ。
 オープニングロゴソングはサニー本人が作詞作曲して歌っている。決して『哀愁でいと』などではない^^
    


※「ト・デユンはIUペン」…2012年1月17日、ト・デユンがTwitterを通じてIUファンに謝罪するという事件があった。
    
 デユンはこの日の朝、自身のTwitterに「決してハンサムやないけど、ボクはどないですか? IUさん、見てますか?」と書き込んだ。
 さらに「ダンスを仰山稽古してテヤン先輩みたいにならないと。そやけど背ぇはボクの方が高いっすよね」と続けた。
 これは普段IUが理想のタイプにウニョクBIGBANGのテヤンを挙げているからだ。
 そのテヤンのTwitterにも「先輩、大ファンです! 先輩みたいにダンス上手くなるにはどうしたらええですか?」
 「早く先輩みたいにダンスうまなって、IUさんの視線をボクの方に…げへへへ」
 などと書いたものだから「キモーイ」「ヘンタイ」と大騒ぎになった、
 デユンは慌ててその午後「騒ぎが大きくなってしもうた。IUペンサイトのみなさん、テヤンペンサイトのみなさん、申し訳ありまへんでした。以後、Twitterはやめます」
 と、これまでの書き込みを全部削除し、Twitterも中断してしまった。
 Lim Kimの相方は結構イタイ奴かも知れない。