関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第404話 最高だイ・スンシン

ユナ「な、なんやって?」
ティパニ「そやからネットニュースでな…(くりくり)
 IU『最高だイ・スンシン』、『百年の遺産』に追い越される
  歌手IUの初めての主演作、「大勢」チョ・ジョンソクの出演、『カクシタル』のユン・ソンシク監督と暖かいドラマを制作するチョン・ユギョン作家のコンビなどが
  大きな期待を集めたKBSの週末ドラマ『最高だイ・スンシン』だが、いざ始まってみると物足りなさを漂わせている」
ユナ「ぴゃー(喜)」
ティパニ「視聴率も残念な状況だ。『最高だイ・スンシン』は視聴率30%を前に、終わりなき挫折を味わっている。
  もともとKBSのこの枠は、昨年放送された『棚ぼたのあなた』『私の娘ソヨン』などで、高い視聴率とホットな話題性で人気を集めて来ただけに物足りなさが際だつ。
  最近では”どん詰まりドラマ”で有名なMBC『百年の遺産』に、週末ドラマ1位の座を譲る屈辱を味わった
ユナ「そ、そんなにあかんの?(悦)」
ティパニ「最高でも28%がやっとで、ひどい時は21%台まで落ち込むらしいで」
ユナ「うひょー、それは可哀相に」
ティパニ「大口開けて笑うとるやん」
ユナ「いやいや、同情しとるんやって。頼む、もっかい記事読んでみて」
ティパニ「えー、何度読んでも同じやって。
 IU『最高だイ・スンシン』、『百年の遺産』に追い越される
  『最高だイ・スンシン』は…足りなさが際だつ…『百年の遺産』に、週末ドラマ1位の座を譲る屈辱を味わった…
ユナ「(ぴゃーっぴゃっぴゃ)さ、最高や、イ・スンシン」
ごろごろろろ、ごろごろごろろろ
ユナ「お願い、もう一回読んで」
ティパニ「…最低や、イム・ユナ(呆)」





※IUが2013年春から主演しているKBS2のドラマ『最高だ、イ・スンシン』が視聴率で苦労している他、さまざまな論議に巻き込まれている。
 『最高だ、イ・スンシン』は父親の死をきっかけに思わぬ運命の渦に巻き込まれるようになった母親と末娘の幸せ探しと彼女のラブストーリーを中心に、
 家族の和解と本当の自分探し、さらには本当の幸せについて描いていくドラマで、要約すると困難にめげず頑張る女優の卵の話のようだ。
 『最高だ、イ・スンシン』には大きく3つの話題がある。
 ひとつはKBS2のドラマの毎週19時55分から放送されているこの枠(通称週末ドラマ)は、これまで視聴率が平均30%を越える名作ドラマを排出してきたことである。
 前番組の『烏鵲橋の兄弟たち』『棚ぼたのあなた』『私の娘、ソヨン』などは、時には50%に迫る視聴率をたたき出して来ており、同時間帯での不敗神話を誇る。
 その時間枠に投入された主演女優が、歌手IUであると言うこと、これが2番目の話題だ。
 IUはアイドルグループ全盛期に国民の妹と称されるほどお茶の間に受け入れられたソロ歌手ではあるが、演技者としての実績はKBS『ドリームハイ』を除いてほとんどない。
 またそのときも主演ではなかった。
 さらに2012年の年末に自ら招いたスキャンダルによって、ピュアで純粋だった国民の妹のイメージを壊してしまったことも問題である。
 成功して当たり前の、大きなプレッシャーがかかるドラマ枠の主演を、彼女がどうこなしていくのかに関心が集まるのは当然だろう。
 また、タイトルロールである”イ・スンシン(李舜臣)”は文禄・慶長の役で日本と戦った英雄の名前であり、そのことが3つめの話題となる。
 偉人の名前を使うことで、不必要にトラブルに巻き込まれる可能性があり、すでに小さいながらもそのような論争が起きているのである。
 全体として相当にプレッシャーのかかる仕事だと思うが、IUはなんとかこなしているようである。
 しかし視聴率は思うほど伸びず、5月下旬段階で未だ30%を越えていないどころか、MBCの『百年の遺産』に負ける週の方が多い。
 同じく高視聴率が約束されていたKBSの日々ドラマの主演に抜擢されたアイドル少女時代のユナは、プレシャーに負けず最高視聴率43.6%を実現させてお茶の間の顔になった。
 同様の活躍をIUにも期待したいところである。