関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第46話 マンネの一日記者

 ソニョシデメンバーについて気になること多いやろ? おねえたちの裏話でも書こかな。ゆうてもウチも今日は記者やからな。
 ほなソニョシデメンバーの私生活大公開やで〜


 まずはリーダーのテヨンねえや。ウサギの皮を被った野獣ゆわれとるな。
 歌が上手いのは認めるけど、酔うて大声で歌うのはやめて欲しいわ。それも毎晩やからなぁ。大事な肌細胞再生時間に寝れへんようになる。
 DJやっとる時はよう喋っとるみたいやけど、宿所ではあまり口を開かへん。だいたい口より先に手が出るタイプやからな。
 みんな理由もわからんのにぽかぽか殴られとるわ。生理痛の時はその傾向がひどいみたいでええ迷惑や。


 ユリねえは肉体至上主義のドアホや。エロい身体さえあったら脳みそはいらん思とるに違いないで。
 そやから日課の盗み聞きは単に趣味としてやってるだけ。ウチやったら相手の弱みを握るために使うんやけどな。あたらあの才能がもったいない。
 『敵を知り己を知れば百戦危うからず』なんちゅう孫子の言葉なんか聞いたこともないんやろ。それとも聞いた端から忘れるんかもな。バカやから。


 スヨンねえは掛け声番長。いっつもリーダーを気取って「うまいもん食い行くでえ」とか「急がんとあかんでえ」「ファイティン」とかゆうんやけど
 だーれも相手にしとらへん。絶えずキンキン声でなんか喋っとるから、ウチらの脳に奴の声をスルーするフィルターが出来とるみたいやねん。
 ステージで一緒に歌うとるときでもスヨンねえの声だけ聞こえへんのやから笑ろてまうわ。


 ユナねえはちょっと利己的に見えるやろ? それがちょっとどころやないねん。奴の中には他人ゆう存在はないんや。
 自分以外の人間はすべて金を持ってくる機械やと思てるとしか考えられん。事務所が甘やかすからつけあがるんや。
 すぐ上のおねえがあんなやったら、ウチのびのび出来るとこイッコもないやんか。
 あと性格が男。どうしようもなくガサツで無神経。人前で平気でウチの悪口ゆうし… そやからステージでパニねえのスカートまくったりしよるんや。
 それなのに人もうらやむあの美貌、ニキビなんか一回も出来たことのなさそうな輝く肌… 憎い、憎いわあ。ウチ奴が一番憎いわ。
 奴を殺ったらまず誰かわからんぐらい顔をぐちゃぐちゃにしたるねん、ひっひっひ。


 シカねえは、初めて会うたときウチをゴミを見るような目で見くさった。あの屈辱は忘れへんで。
 氷姫ゆうて偉そうにしとるけど、自分ひとりでメシも作れへんし、布団もひけへん。
 誰かが面倒見てくれるのを待っとるだけの要介護者や。そやけどクリスタルは絶対介護してくれへんど、ぶわーか!
 そや、こいつは氷詰めにして殺したろ。短い人生のピーク「キューティーブロンド」のポスターと一緒にな、ひひ。


 そこいくとパニねえはもうちょっと大人やな。アメリカ人やし、気取ったところがない。
 その辺、見ようによっては品がないともゆえるな。大体ショーパンの裾からケツ見せすぎなんや。下着もバタフライみたいなんばっか買うてくるし。
 最近は梅毒が脳に回ったのかボーっとしとることが多いけど、大丈夫なんやろか? 鼻がもげんよう気ぃつけや。


 ソニねえはすぐベタベタすり寄って来て気持ち悪い。まぁスパイなんやから仕方ないけど、簡単に情報漏らすほどウチは甘うないで。
 それにしてもどんな情報を収集して報告しとるのか知らんけど、あんなんで役に立っとるんやろか? 結構疑問やで。


 ヒョヨンねえはテレビで見るんとちょっと違うで。ダンス☆マンの弟子だけあってダンス超上手いやろ? 
 (え、ダンス☆マンはミュージシャンでダンサーやない? 刺すで自分)あんだけ上手いのに、哀しいかな楽屋王なんや。
 テレビの前ではあがってしまうらしい。ソニョシデのレッド吉田てとこか? なんでこの業界におるんか不思議や。


局長「…なんやこれは?」
編集長「ソヒョンが書きよったんです」
局長「こんなん使えるわけないやろ、書き直させえ」
編集長「それで3回目なんです。だいぶマシになった方なんですわ」
局長「うーん…この子は病気としか思えんな」
編集長「そうゆうたらソニョシデ全員病気ですけどな」
局長「ほな何か? ソニョシデも、それにキャーキャー熱上げとる連中も、そいつら相手に商売しとるワシらも病気ゆうんか?」
編集長「まぁそないゆうことも出来ますな(笑)」
局長「ふざけんな! すぐ書き直してこい。こうなったら自分が書くんやで。
  ワシが求めとるんは世間がイメージする少女時代のマンネが書いた可愛い記事や。それ以外の記事はいらん」
編集長「捏造でっか?」
局長「病気の真実より、健全な捏造や。すぐ書け、あと15分しかないど!」
編集長「へーい(絶対こっちの方がおもろいのにな。いずれ2ちゃんねるにでも流したろ、へっへっへ)」






※日刊スポーツ創刊40周年記念企画でソヒョンが一日芸能記者を務め、その記事が9月24日の紙面を飾った。
 内容は他愛ないことばかりで、彼女(末っ子)からみた少女時代(姉たち)という記事がちょっと面白かった程度。
 テヨンが普段は物静かだとか、ティファニーが大人な性格だとか、ヒョヨンが楽屋王だとか、
 関ソニョとはだいぶんギャップがあり、ちょっと焦ったがもう開き直るしかない。
 面白ければいいのである。