関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第45話 真相

テヨン「おっちゃん、焼酎もう一本くれや(ヒック)」
ひげ八オヤジ「自分ええ加減にせえや。何本目や思てんねん」
テヨン「やかまし、ウチはもお飲まなやっとられへんのや」
ひげ八オヤジ「田舎から出て来たての練習生の頃とは違うねんど。スターになってからまでうちの屋台でくだ巻くのやめえ」
テヨン「…くそー、サトーのアホー! もうちょっとでウチ、テレビ局手に入れられたのに。日本のテレビ独占して、世界に進出できたのにぃ(ヒック)」
ひげ八オヤジ「なに夢みたいなことゆうとるねん」
テヨン「夢やないわい。日本でのライバルは神戸蘭子や思うていろいろ研究しとったのに」
ひげ八オヤジ「はるな愛の間違いちゃうか? さぁもう帰り、3時過ぎやで」
テヨン「ちぇ、ケチンボ。(ブルブル)お、…シッコして帰ろ」
ひげ八オヤジ「韓江に立ちションベンすんな!」


カンイン「あの娘らにきちんと謝ってください」
会社員A「あんちゃん、いきがるなや」
カンイン「部屋間違って入って来て、挙句に淫売呼ばわりじゃあの娘らがかわいそうですやん。謝ってください」
会社員B「ん、自分見た顔やな? テレビで歌うとうとる奴やろ」
カンイン「は…(隠し)」
会社員A「あかんやないの、アイドルがこんな夜中までお姉ちゃん遊びしとったら(にやにや)」
カンイン「(し、しもたぁ!)」


テヨン「(ふらふら)まったくおっちゃんにはかなわんなぁ。確かこっちに公衆トイレがあったはずやけど。
  …ん? カンインのデブやないか。あいつまたこんな時間まで風俗遊びか、しょうのない奴っちゃな」
会社員A「こら楽しいわ。兄ちゃん、ワシら謝ってもええで。もちろんタダって訳にはいかんけどなぁ」
会社員B「相当儲かっとるんちゃう、オタクの会社? ジージージーにショリショリショリやもんなぁ」
カンイン「(…くっ)すんまへん、ワシの勘違いでした。こらえてください」
会社員A「そうはいかんわ。ワシら一方的に難癖つけられて、勘違いでしたじゃすまへんやろ、こら(どん!)」
カンイン「む…」
テヨン「(なにやっとんねん。昔のあんたならそんなもやしみたいな奴ボコボコにしとるやないか。まったくアイドルて不便やな)」
カンイン「(ごそごそ)これ、ワシの財布ですわ。これで勘弁して…(バシッ)あっ!」
会社員A「そんなはした金じゃ、もうワシらの傷ついたココロ癒せんのじゃ。自分とこの社長に電話せえや。トップと直接話したるわ」
会社員B「大体こんなとこで遊ばんでも、可愛いアイドルよりどりみどりなんやろ? ワシにも紹介してえな」
会社員A「アホやな、可愛いアイドルに相手してもらえんから商売女と遊んどるんやろ」
会社員B「そやった。女アイドルはあくまで上納の道具やったな、ひぇひぇひぇ」
テヨン「(ブチ!)もう我慢ならん」
ひゅん
テヨン「(低い声で)加勢するで!」
カンイン「わ、自分誰やねん」
テヨン「神谷明や! あたたたたた!」
ドカーン!(北斗壊骨拳)
会社員A「あべし!」
バチコーン!(北斗百裂脚)
会社員B「ひでぶ!」
カンイン「や、やめえ、暴力はあかん!(むんず)」
テヨン「ひゃっ!(あかん、ばれた)」
しばばばばば(脱兎!)
カンイン「あ、おい、待てや…、おーい!」


刑事「で、そいつの顔は見たんかい?」
カンイン「いえ、暗かったし、フードかぶっとったさかい」
刑事「嘘つくならもっとましな嘘つけや。神谷明北斗神拳で怪我させた? 誰がそんな話信じるねん。やったんは自分やろ、正直に言えや」
カンイン「ホンマですて。その男が全部やったんです」
刑事「顔も見とらんのになんで男てわかるねん?」
カンイン「そいつを止めよ思て後ろから手を回したら胸を掴んでもうて…。そやからわかります、あれは男でした!」


ユリ「なになに…突然乱入した謎の男が暴力をふるったやて」
テヨン「…!」
ティパニ「普段からアホや思てたけど、ホンマもんやったな」
ユナ「奴の性格や、絶対自分でやったに決っとるがな」
ヒョヨン「なんか必死で、かえって笑えるで」
テヨン「(このキュートなおっぱい揉んだ時からわかっとったはずやのに。ウチをかばおうとしとるんやな、健気な奴)そ、そやな。うっふっふっふ!」
全員「あっはっはっはっは!」






※サニーによるとテヨンは方向音痴らしい。


※ショリショリ…スーパージュニアのヒット曲『Sorry Sorry』のこと。少女時代の『Gee』を引き継ぐように大ヒットし、
 2009年上半期はSMエンタのこの2グループが完全に歌謡界を席巻した。
     『Sorry Sorry』
    1500万回という再生回数は凄いなと思って調べてみたら
    『Gee』は2000万回だった。いやはや。


※カンイン暴行事件…2009年9月16日未明、スーパージュニアのカンインが暴行事件を起こし、江南警察に逮捕された。
 江南区の居酒屋で、午前3時頃一般人の酔客が間違ってカンインの個室に侵入、そのことで口論となった。その時個室には素人ではない女性もいたと言う噂も。
 カンインと友人(たまたま道を歩いていたとされる)対酔客2人組は居酒屋の外で殴る蹴るのケンカに発展した。
 カンインは当初「こちらがやられただけでむしろ被害者」と容疑を否認していたが、警察が防犯用のCCTVを調べた結果、
 カンイン容疑者の暴行が認められ在宅起訴された。
 カンインは公式活動を自粛し、自宅謹慎の身となった。