関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第335話 デビルズ

カツーン、カツーン
JOO「長い階段すね。どこまで降りていくんでっか?」
ジェシカ「うーん…もうすぐやと思うけどなぁ」
わー、わー…
JOO「あ、かすかに歓声が…」
ジェシカ「(ほっ)やっぱりこの坑道で間違いなかった。さ、急ぐで」
JOO「てか、この先に一体何があるんでっか? 珍しくシカねえさんが誘ってくれたから黙ってついてきたけど」
ジェシカ「行ったらわかる。魂の故郷ニライカナイや」
JOO「また訳わからんことを…」
カツンカツンカツン…


…ぴかーっ!
JOO「わ、まぶしっ」
ミョンス「デビルズのみんなー、オレのバースデーライブに来てくれてコマウォー!」
デビルズ「キャー! キャー! オッパーッ!」
デビルズ「ステキー!」
デビルズ「死んじゃうー!」
ジェシカ「(はぁはぁ)間に合ったぁ」
JOO「あれはミョンスのおっさん…デビルズって?」
ジェシカ「オッパのペンクラブの名称や。エルプとかカシオペアとかソウォンみたいなもんや」
JOO「(ぴゃー)ウチにだってペンクラブないのに」
ジェシカ「オッパほどのスターならペンクラブくらいあって当然。ただ、コメディアンゆう仕事上、こうやって地下でしか活動出来へんのが残念やけど」
JOO「マジっすかぁ(汗)」
ミョンス「今夜はこのパク・ミョンスが、あのPSYも泣いて謝るほどステキに歌い踊って、みんなを寝かせないから覚悟しろよ!」
デビルズ「キャー! キャー! 寝かせないでーっ!」
デビルズ「むしろ、ウチと寝てー!」
ミョンス「ちなみにオレの名前はパク・ミョンスて書くけど、発音するときはパン・ミョンスてなることくらい作者はちゃんと知ってるんやでー!」
デビルズ「キャー! キャー! 作者、ステキーッ!」
ジェシカ「(かつかつかつ)」
JOO「あ、ねえさん!」
ジェシカ「(ぱん、ぱん、ぱん)パーン! パーン! パーン!」
デビルズ「おーっ! (ぱん、ぱん、ぱん)ミョンスー! ミョンスー! ミョンスー!」
会場「パーン!(ミョンスー!) パーン!(ミョンスー!) パーン!(ミョンスー!)」
JOO「おおっ、シカねえさんの音頭で会場がパンミョンス・コールに包まれた!
  ねえさん、まるで『応答せよ1997』でトニー・アンに声援を送るウンジのようや…」
ミョンス「ありがとー、デビルズ! ほな行くでー! 一曲目はもちろん『海の王子』やーっ!」
どーん! ←花火
デビルズ「キャー! キャー! オッパーッ!」
ジェシカ「(くらくら)ああ、オッパのペンで良かった。ウチいま最高にヘンボクやで♡」
JOO「うそーん」


ミョンス「…て、せめて来年くらいはこんな誕生日を過ごしたいんやけどな。今の内にライブハウス押さえたがええと思う?」
ジェシカ「さー、どーやろなー(ぽりぽり)」
ミョンス「尻掻いてないで、真剣に考えてや。自分、デビルズ会員番号001番やなかったっけ?」
ジェシカ「(無視)はぁ、ええわー。タブロオッパがYGに移籍してソロ曲出したときはどうなるかと思うたけど、やっぱりエピカイは一枚岩やね。
  全員揃ってYG入ってめでたしめでたし。そんで2年ぶりに出したこの曲の素晴らしさ、美しさ、これぞエピカイ…(うっとり)」


     Epik High『춥다』


ミョンス「ちょっとちょっとお嬢さん、そんな妻子持ちの歌聴いてへんと、ワシの『海の王子』聴いてや」
ジェシカ「やかましい! 妻子持ちは自分かて一緒やないか! 自分なんか”頭髪が不自由部門”でパラリ○ピックにでも参加してればええんや」
ミョンス「わあー、すごい問題発言」
ジェシカ「ウチのエピカイ愛を邪魔立てするなら、他のところも不自由にさせてやるで」
ミョンス「ぴゃー、ごめんなさい、ごめんなさい(土下座)」
ジェシカ「ふんっ」
ミョンス「うーむ、さすがデビルズ、氷姫。エピカイの歌詞そのままやな。ま、そこが魅力やけど(ぽっ)」







※デビルズ…パク・ミョンスのファンクラブで、現在1万7千人ほどのメンバーがいるらしい。
 http://www.kantamedaily.com/article.php?aid=134992760017492006&search=
 もっともその会員番号001番がチョン・スヨン嬢かどうかは定かでない。


※エピカイ(Epik High)…無事に除隊を果たしたMCミスラ眞とDJトゥーカッツは、先にYGに移籍していたタブロの後を追うようにYGエンタと契約し、第二次エピカイとでも言うべき活動を開始した。
 2012年10月19日には正規7集を発売予定で、ダブルタイトル曲のひとつ『寒い(춥다)』がすでに音源部門で人気を呼んでいる(10/11現在)。
 エピカイならではの美しいメロディで、2年のブランクをまったく感じさせない素晴らしい曲だと思う。
 フィーチャリングされているイ・ハイはペク・アヨンと同じく『K−POPスター』の出身者。
 ジャケ写ではみんなえらく若返って見える(特にミスラ)。それも含め音楽番組でのパフォーマンスには期待がもてる^^