関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第672話 8人しかいない!

ジェシカ「うきーっ! 脳みそまでピンクのブタ野郎め! よくもよくも(ばっさばっさ)」
クリスタル「ど、どないしたん、そんな昔のポスターなんか押し入れから発掘して」
ジェシカ「おお、ちょうど良かった。これちょっとSMビルの壁に貼って来いや」


  [:W800]


クリスタル「はぁ? 訳わかんないんですけどぉ」
ジェシカ「ええから貼って来い。ガタガタ抜かすと今まで払うてやった給食費、取り立てるで」
クリスタル「ぴゃー、いつになくウチに対して命令口調」
ジェシカ「人間には触れちゃあかん"痛み"ゆうもんがある。そこに触れたらあとはもう命のやり取りしか残ってへんちゅーの! 冗談やねーわ! このヤロォォオオー!!」
クリスタル「さ、真田幸村?」
ジェシカ「どんなに忘れたくて、つらい思い出しかなくても、人は過去を消すことは出来んのや。過去をなかったことには出来んのや。そやからウチもかつての総てを抱きつつ先に進もうとしとるのに、あのボケめ」
クリスタル「えーと、ちょっとだけでもヒントくれへんかなぁ」
ジェシカ「わからんか? そこに少女時代は何人おる?」
クリスタル「11人いる」
ジェシカ「(イラッ)そおゆうボケはいらん」
クリスタル「(ひー)きゅ、9人です」
ジェシカ「そやろ。その写真が撮られた時点で少女時代は9人やったんや。それやのに、ピンクの豚が最近インスタに載せた写真はこれや」


    [:W800]


クリスタル「ああっ、おねえが抜けてる! ソヒョンねえとソニねえの間が何もなっかたかのように…」
ジェシカ「ウチが脱退後に撮られた写真なら8人でもええ。そやけどデビュー直後のポスター取り出して、わざわざウチだけ省く手間かけるなんて、イヤミ以外の何物でもないやないかっ! ブタめ!(どん)」
クリスタル「シェーッ!」←イヤミ
ジェシカ「やかましい! ピンクの豚はウチが嫌いかもしれんけど、そんな感情で過去は消せへん。
 今は少女時代やないけど、少女時代時代があったからこそ、今のウチがある。9人時代のこのポスターをSMの壁に貼ることで、そうした思いをみんなに伝えなくては。
 これがウチの愛、これがウチの心臓の音。パニにはわかっているはず…」
クリスタル「それは…なかなかの萩尾望都通でなくては伝わらないのでは?」
ジェシカ「伝わるわっ! そんなヌルイことゆうてるから、ソルリが好き勝手するんじゃ! 
 f(x)かて、最初から4人組でしたみたいな顔しとるけど、かつてジンリがおった事実、消せる訳やないんやで。
 もっとペンの気持ちを考えろや」
クリスタル「わ、こっちにまで火の粉が飛んで来た(汗)」






※2016年8月6日、ティファニーはインスタグラムの自分のアカウント(xolovestephi)に「#9yearswithSNSD 」のコメントと共にデビュー当時の少女時代の写真を掲載した。それが下の写真。
 デビュー9周年を祝うのにデビュー当時の写真を使うこと自体はおかしなことではないが、本来はジェシカを含めた9人が写っているべき写真(上)から、わざわざ彼女を抜いているところに作為が感じられ、少女時代ファンは思わず眉をひそめることとなった。
 この時期ジェシカがメンバーであったことは誰でも知っているし、そもそもこの写真は宣材として結構よく知られている。もとが9人揃いであることはバレバレなのである。にも関わらず、敢えてジェシカのみをはずす加工をして掲載するのは、彼女に対するネガティブな感情を持っていると受け取られかねない。8人の写真を使うなら2014年秋以降のものを選べば良かったのである。
 「それだけはやったらあかん」と言うのがソシペンの正直な気持ちである。
 ティファニーは明るくポジティブな性格なので、面と向かってあまり人の神経を逆なでするようなことはないのだが、何故かこうした部分で配慮が足りないことが多い。アメリカ人なので、暗黙の了解とか行間を読むとか言外の常識とか、そう言うことに疎いのかも知れない。
 そうした無神経さが、この後「日の丸掲載事件」でさらに大きな事件を呼ぶことに繋がったと思われる。(第673話)