第313話 ハンバート・ハンバートの悲劇
ティパニ「(くりくり)ほぉ、アイユの奴ロンドンに行ってたらしいな」
クッキーマン「へぇ」
ジェシカ「キャバレーか?」
ヒョヨン「一度使うたギャグはやめれ。そんときも大して受けへんかったし」 ※第136話参照
ジェシカ「ちぇー。ロンドンてことはオリンピックにでも行ってたんかい?」
ティパニ「ご名答。このブログに帰国時の空港写真が載ってるわ」
ジェシカ「なんじゃこりゃ? 脚しか写ってへんやないか」
ティパニ「アイユペンなんて所詮そんなとこしか見てないって」
テヨン「どうせ顔写したって、むくんだ顔にちっこい眼ぇや、見られたもんやない(笑)」
クッキーマン「えー? アイユちゃん、可愛いやないか」
ユリ「パボじゃね? アイユ本人ですら、顔に限界感じて、脚が最大の売りや思うてるんやで」
クッキーマン「うそつけ、歌唱力もあるわ。あの3段ブースターこそ彼女の象徴や」
ユリ「最近のアイユペンがゆう3段ブースターは隠語で脚の露出を指すんやで。
1段目がふくらはぎまで。2段目が膝上まで。3段目が太股までってことらしい」
ティパニ「こないだ大邱で幻の4段目を披露したらしいけどな(げっへっへ)」
クッキーマン「ぴゃー」
ユナ「そこまで演って、よお警察が踏み込まんかったなぁ」
ヒョヨン「当たり前じゃ。一条さゆりやないんやから」
テヨン「いやいや、あのガキの本質は意外にそんなとこかもしれんぞ。
デビュー曲の『迷子』で上手くいかへんかったからって、3年前にはいきなりこんな戦略に転んだしな」
クッキーマン「わっ(どきどき)」
ジェシカ「こ、これは平成のマリリン・モンロー路線…」
ティパニ「そんな上等なもんやないやろう。よくゆうて小川ローザ路線じゃ」
テヨン「いずれにしろ、こいつにとってヘソ以外の露出は無問題。このまま日本で売れなきゃすぐに水着グラビア(ただしヘソはNG)とか撮りそうな奴やねん」
クッキーマン「そんなこと事務所が許可する訳ないやろ」
ユリ「そやけど日本でトンカスを食いまくるために現金を欲しがってるのは確かやで。身体ぐらい売るかも」
ユリ「手っ取り早く、キャバクラとかでバイトしてたりして(笑)」
クッキーマン「ば…、国民の妹がそんなことするか!」
JUNIEL「あのー」
クッキーマン「わぁっ! (ばくばく)ど、どこから…?」
ソニ「ええ加減慣れろや」
JUNIEL「実は私、日本でこんな写真を入手しまして(さっ)」
クッキーマン「こ、これは…!」
クッキーマン「アイユちゃんと男が親しげに…(ふるふる)」
ティパニ「デート?」
ジェシカ「いや、援交やないか?」
テヨン「自分、どこでこれを手に入れたんや?」
JUNIEL「えーと、ファンの方が送ってくださって。なんでも新大久保のお店で撮影したとか」
ジェシカ「韓パブのアフターやないか!」
クッキーマン「がーん!」
ユリ「やっぱりトンカス目当てに身を売ってやがったな」
JUNIEL「そ、そうでしょうか? 私はアイユさんを信じたいと思います。決してそんな人ではないと」
クッキーマン「ジュニエルちゃん…なんて優しい…(ぐす)」
ソヒョン「自分で写真持ってきて、よくゆうなぁ(呆)」
JUNIEL「クッキーマンさん、強く願えば必ず報われます。私とともにアイユさんの潔白を信じていきましょう!(見つめ)」
クッキーマン「そ、そうとも。ワシは信じるで。ああ、ジュニエルちゃんの清い心に救われた気分や」
テヨン「アホかーっ!(ぱかーん)」
クッキーマン「きゃいーん(ごろごろ、ドーン)」
JUNIEL「キャッ」
テヨン「悪魔の甘言に騙されてどうする。
この芸能界にはなぁ、もはや清純も純潔もありゃあせんのじゃ。自分が好きな子役のキム・ユジョンもキム・セロンもとっくに汚れちまってるんだよ!」
ソニ「ひ、ひでぇ言い方」
ジェシカ「所属事務所から訴えられるぞ」
クッキーマン「うそつけ。あんな天使みたいな子たちが…」
テヨン「ソルリを思い出せや。奴がSMに入ったときは、今のキム・セロンと同い年やったけど、すでにロクな奴やなかったやないか」
クッキーマン「あ…(がーん)」
ユリ「思い当たる節があるのかよ(呆)」
クッキーマン「そ、そうや、浜辺美波ちゃんや。あの子だけは…あの子こそ天使のはず…」
ティパニ「誰やねん?」
ソニ「さぁ」
JUNIEL「あー、でも美波ちゃんならこないだ『浪速少年探偵団』のプロデューサーさんと…(ごにょごにょ)」
ソヒョン「おいおい(呆)」
クッキーマン「うわぁー、ウソやぁ−。ウソゆうてくれー(じたばた)」
JUNIEL「この目ではっきり見たんですけど、でもジュニは信じてます。美波ちゃんに限ってそんなことはないって」
ユナ「その目ではっきり見たんやろ?」
クッキーマン「そ、そうやね。美波ちゃんがそんな汚れたことするわけないもんね」
JUNIEL「そうですとも(うふっ)」
クッキーマン「ああ、ジュニエルちゃん、なんてええ子や」
テヨン「一生やっとれ、ボケ!」
※まず『なにか』主催のすじ田さんに土下寝してお詫び申し上げたいと思います(へへー)。毎度毎度パクリまくってすいません。もう病気です。
※IUは2012年7月30日にロンドンへ立ち、オリンピックのサッカー韓国戦などを応援して8月3日に帰国。
帰国時の空港写真が撮られているが、たいぶ疲れているようだ。
ちなみにピースマークの男性と写っている写真は、韓パブのアフターではなく、ロンドンでオリンピックのサポーターと撮ったもの。
※マリリン・モンロー…映画『7年目の浮気』から超有名なショット
※小川ローザ…
作者はこんな世代でもなければ「ハレンチ学園」の世代でもない(きっぱり)
※キム・ユジョン…1999年生まれの子役。映画ドラマ問わず、なに観ても出演していると思うほどの売れっ子。
まだ中学生になったばかりだが、その出演歴はどんな女優にも負けないほどである。
数年前のシム・ウンギョンみたいな存在といえるだろう。
珍しい始球式での写真
※キム・セロン…2000年生まれの子役。
映画『冬の小鳥』で注目され、『アジョシ』でスターダムにのしあがった、日本映画界も大注目の天才女優。
確かに、まだ幼いのに独特の雰囲気があって飲まれそうになる。
※浜辺美波…2000年生まれの日本の子役。演技云々以前にとにかく美形。
TBS『浪速少年探偵団』に出演中だが、クラスメートの中で飛び抜けて可愛い(母親役はユミンこと笛木優子)。
このルックスだけで、将来はある程度保証されていると言える。