関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

ミニそにょ52

わし「ああ、血を抜きたいー! 肘の内側の青い血管にブッスリ針を刺して、全身蒼白になるまでワシの血を奪って欲しい!」
JOO「なるほど。ドMも極めるとそこまでいくんかぁ」
わし「アホか! わしは今、無性に献血がしたいと、そうゆうとるだけや」
JOO「とてもそうは思えんけど、一応訊こう。なんでそんなに献血したいの?」
わし「だって世界中のテンペンが、テンたんの代わりに献血をしてるんやもん。ワシかて乗っかりたいがな」
JOO「ねえさんの代わり?」
わし「テンたんは体重が軽すぎて献血が出来ない身体なんや。そやからワシらテンペンが代わりに献血せんとあかんねん」
JOO「ほんならハナから、気色の悪い雄叫び上げんと、そうゆうたらええやんか」
わし「そこはまぁ、ワシがどれほど献血を望んでいるかっちゅう文学的な表現やがな」
JOO「どこが文学的や。だいたい”血を抜いて欲しい!”て大声で叫ぶ奴は滅多におらんがな。誤解されてもしゃあない」
わし「そうかなぁ。献血マニアは結構多いと思うけど」
JOO「献血マニア? …さっぱり理解できん。血ぃ吸われてなにが楽しいねん?」
わし「それは社会に貢献したゆう充足感やん」
JOO「(じー)ホンマに?」
わし「う…看護師さんが優しいゆう所もあるかな」
JOO「看護師さんてみんな優しいやないの」
わし「(チッチッチ)病院の看護師は、テンたんに喧嘩ふっかけたような奴もおれば、事務的で取り付く島もないようなんも仰山おるがな。
  そこ行くと献血ルームの看護師さんは、みんな笑顔で”まぁ坊や、良お来たわね”ゆうてくれるし、針を刺すときも”チクッとちまちゅよ”、痛いのガマンしたら”えらいでちゅねえ”て褒めてくれる」
JOO「SMプレイの次は幼児プレイかよ(呆)」
わし「ワシ、仕事先では汚物を見るような目で女事務員どもに見られてるんやで。
  献血の時ぐらい若い女の子に優しくされてもええやないか。ご褒美に飴ちゃんやティッシュや歯磨き粉貰うてもええやないか(泣)」
JOO「へー、献血するとそんなん貰えるん?」
わし「ボールペンもくれるよ。あとコーヒーやジュースは飲み放題。漫画や雑誌も読み放題。血液検査もしてくれるで」
JOO「至れり尽くせりやな。そんで看護師さんも優しいと」
わし「献血ルームはまさに天国やねん(にこにこ)」
JOO「なら、ここで喚いとらんと、さっさと行って来たらええやん」
わし「(がっくり)それがあかんねん。一度献血したら4ヶ月は出来へんのや」
JOO「そ、そうなん?」
わし「以前は3ヶ月に1回出来たんやけど、今は中4ヶ月ってことになってるんや。ワシは年末に献血してもうたから、次は4月の上旬にならんと献血出来へん身体なんや。
  ああ、テンたんに申し訳ない(おんおん)」
JOO「(笑)献血マニアが仇となったな」
わし「(土下寝)頼む! ワシの代わりに献血行って来てくれ。ほんで”テヨンねえさんのために献血してきました!”ゆうてツイートしてくれ」
JOO「ウチ、ねえさんより背ぇ低いんやで。体重測定でハネられるに決まってるやん」
わし「大丈夫。自分は50kgくらいあるから」
JOO「ふざけんな(ジェットアッパー!)」
わし「ひでぶっ! …ああ、血が出た! よかった、これでテンたんに言い訳がきく。
  もっと溢れろ、ワシの血よ。この血で漢江を真っ赤に染めれば、テンたんもワシを許してくれるやろう」
JOO「き、気色悪いよぉ」
わし「ジェットアッパーを食らって快感。そう、ジェッタシーなんちゅうてな…あ、逃げた」