関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

ミニそにょ24

わし「はぁ(ため息)」
JOO「どないしたんですか? シャウトに失敗した和田アキ子みたいに黄昏ちゃって」
わし「幸せなときはほんの一瞬。もおあの夢のような時間はもどって来えへんのやなぁ」
JOO「なるほど。19歳のときに初めて付き合った彼女との思い出を反芻してるんですね」
わし「そんなわけあるか! ソシコンが終わってもうたから感傷にふけっとるんや」
JOO「あー。でも2回観たからもおええやないですか」
わし「どあほ。あの神とともすごす時間、神とともにいる空間、そんな経験を一度でも体験したら、もお二度と元には戻れへんのじゃ」
JOO「もともと人の道を踏み外して、元に戻れない生活してるやないですか?」
わし「(うきーっ)貴様には詩心ちゅうもんがないのか! ソシコンを観ている間、ワシは人生で一番幸せやった。この世のものとも思われない至福に包まれておった。
  一生この気持ちでいられたらと強く思うたよ。そやけどそんなワシを置いて、ソシは母国に帰っていった。もお当分はあんな体験が出来へんのや。これで黄昏のうてどうする」
JOO「ウチのアルバム『Heart Made』でも聴いて気を紛らわせたらどないです?」
わし「そやな。キム・ジャンフン聴こうっと(ぽち)」
JOO「それ男、それ男! 暗い、暗い!」
わし「うるさいなぁ。感傷に浸らせてくれや」
JOO「そんなにソシコンよかったんでっか? 福岡の席よくなかったて聞きましたけど?」
わし「そうなんよ。メインステージを前側とするなら、それこそ一番前。隣は通路しかなかったもん。
  コンサート中も警備のおっちゃんがウロウロして落ちつかないったらありゃしない。これでアリーナの連中と値段一緒やもんなぁ。
  パフォーマンスも良くて真横から。ステージ奥の階段は完全に死角やった。大阪での体験がなかったら、なにやってんだかさっぱりわからなかったで」
JOO「そんな席でのコンサートが神の時間のはずがないですわ」
わし「いや、こうなればその席なりの見所を探すしかない。…ワシは考えた。ソシがセンターステージにいるときは後ろからパフォーマンスを観ることができると」
JOO「アリーナの人たちは、もっと後ろから、もっと近くで観れますけどね…イタイイタイ」
わし「いちいちもう。ま、とにかく、ワシは観た。天使の後姿を!」
JOO「はぁ」
わし「特にユリのあのヒップアップした後姿はまさに神。前から見るより2割り増しでロンタリ。完璧なラインやった。思わずズボンを下ろしそうになったで」
JOO「捕まりますよ。ちゅうか、エロ=神なの?」
わし「その瞬間、リビドーが脳天まで突き抜けて、神を見させたんやろうね。カウパーがあふれ出て自分を見失ってしまった。…カウパー・ハウザーゆうてね」
JOO「言いたいだけやん」
わし「あとワシの双眼鏡は倍率は8倍程度と低いが、口径がでかいんで肉眼より明るいんよ。それを利用して暗転の間の出入りの様子を観察したり」
JOO「スタッフ目線やなぁ」
わし「黒子が白布張って、投射されたシルエットが踊る間に、実際のメンボはいつの間にか着替えてるところあるやない? あれも真横から全部見えた」
JOO「え、どうやってたんでっか?」
わし「教えなーい(にたにた)」
JOO「性格悪う」
わし「トークではソニの『ほ〜〜〜んとに』をスヨンが真似して、ユリも真似して、そんで全員でソニに”さぁ言ってみろ”みたいにワザとらしく振ったのはおもしろかったな」
JOO「コンサートも回を重ねるごとにネタが出来てきたんですね」
わし「そんでさすがにソニが”恥ずかしいです”って言えなくなってた(笑)。トークひとつも思い出になるわ。
  ホンマは黒子が目立ちすぎて、そんなスマートな舞台でもないと思うんやけど、やっぱあの子らのパフォーマンスがそんな小さいこと全部忘れさせてくれるんや。
  ジュも早くそんなコンサートが出来るとええな」
JOO「あ、ウチもライブやりまっせ」
わし「マジで? 応援にいくわ」
JOO「えー、嬉しい。来月新宿ルミネでバナナマンさん、友近さん、劇団ひとりさんと演りますんで、是非来てください」
わし「(こけ)そっちのライブかよ」