関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第816話 虎よ、虎よ!

ヒョジョン「入んな!(どんっ)」
ジホ「あっ(よろよろ)」
こけっ
ジホ「いててて…(きょろきょろ)こ、ここはWMビルの地下にあるとゆう折檻部屋っ!」
ヒョジョン「その通り。今日とゆう今日は背骨から髄液出るまで絞り上げてやるよって覚悟せえや(ぎゃおーっ)」
ビニ「おお、おねえの額に“N♀MAD”の文字が!」
スンヒ「虎や、おねえの中の虎が覚醒したんや(がくぶる)」
ミミ「てことは本気で怒ってるんやで、親分は」
アリン「今日がジホねえの命日になるかも」
ジホ「ウ、ウチが一体何をしたっちゅうねん?」
ヒョジョン「ほぉ、何の自覚もないっちゅうんか。そんなら余計罪深いわ。タップリと思い出させてやるから、オノレの身体に訊くがええ」
ジホ「しえーーーー」

(以下、回想)
MC「今週の1位は!」
だららららら…
Oh My Girl「ごくっ」
MC「オマイゴル『NONSTOP』!!」
Oh My Girl「ぴゃー!(ぴょんぴょん)」
ビニ「やった、また勝った! 連戦連勝や!」
ヒョジョン「うむ。それとゆうのもメンボ全員の努力…」
ジホ「やっぱ、どう考えてもウチのおかげやな(えっへん)
ヒョジョン「んん?」
ジホ「ウチが休んどる間はなかなか地上波で1位獲れへんかったのに、復帰した途端にこれや。これ即ちキム・ジホ効果。ウチという超絶美少女因子がこの1.5流アイドルグループを世間大注目の人気者に押し上げたんや」
アリン「しえー」
ヒョジョン「き、貴様…調子に乗りおってからに(どっかーん!)」
(回想終わり)

ジホ「そ、そんなことありましたっけ?(汗)」
ヒョジョン「あったんじゃ。それも今さっき、汝矣島でのぉ」
ジホ「おやぁ?」
ヒョジョン「今回の『NONSTOP』大ヒットのオモナ要因は間違いなく『Queendom』でのウチらの頑張り及び視聴者に与えた好印象によるもんじゃ。すなわち貴様以外の6人による努力のおかげ。その間自分は実家でメシ喰うとっただけやないか」
アリン「2kg太ったし」
ジホ「そ、そおやって健康を取り戻したからこそ、現場復帰した途端に一気にグループ全体の輝きが増して…」
ヒョジョン「黙れ、もおええ! 貴様のよおな奴とはいくら話しても無駄や。おまごるの掟を大脳旧皮質が納得するまで本能にすり込んでやる」
ジホ「うひゃ~。ま、待って待って。今にして思えばウチも『Queendom』に参加しとったよおな」
ユア「なんでやねん(かくん)」
ジホ「なんだかパッとせん結果に終わった第一次予選の後、ウチはなんとかみんなの力になろうと考えた。その想いが強すぎて、第二次予選の『Destiny』の時、ウチの心は時空を跳躍して、気がついたらみんなと一緒に踊ってたんや」
スンヒ「嘘つけや」
ジホ「ホンマやって。思い出してみて。あの時第7のメンボとして揺らめく炎の様なウチの姿を感じへんかった?」
ミミ「いや別に」
ビニ「てか、ここで急に“燃える男”?(呆)」
ユア「“N♀MAD”の入れ墨、額に浮きあがらせてるおねえを差し置いて…。余計怒られるで」
ジホ「それだけやなく、ほら三次予選じゃおねえと一緒にさだまさしの『案山子』歌うたし」
ヒョジョン「イ・ハイの『案山子』な(むかむか)」
スンヒ「嘘がバレバレ」
ジホ「♪元気なイルカ 街にはナレーターか 友達出来たんか…そんな気持ちで一所懸命デュエットさせていただきました」
ヒョジョン「気持ちが意味不明なんじゃ」
スンヒ「大体そん時デュエットしてたんブタ先輩やんか」
ジホ「その後ユアねえと一緒にリトルミックスの『パワー』も踊らせて貰うたし」
アリン「燃えながら?」
ジホ「そうそう」
ユア「よおも次から次へと…(呆)」
ジホ「ペンドラの箱の時も一緒やったけど、いっちゃん最後のフィナーレ・ライブ・カムバック・ステージだけはトイレに行ってたんで混ざってないねん」
スンヒ「ああ、あのライブは3位に終わったよってな」
ビニ「基本、好成績の時は自分がおったゆう設定らしい」
ジホ「設定ちゃうて。あくまでウチの想いが時空を超えて…」
ヒョジョン「もおええて。この折檻部屋でひと晩過ごして、明日まだそんなことがゆえるかどおか試してやろう(キリキリキリ)」
ミミ「おおっ、親分の怒りの加速装置にスイッチが入った」
ジホ「あかんて~(泣) 今の時代、芸能人のパワハラはスキャンダルに直結。まして暴力沙汰は絶対NG事項やで」
ヒョジョン「そんなもん告発する人間がおらんなら、何の問題もない」
ジホ「ひー」
♪ポロポロポン…LINE! ポロポロポン…LINE!
ヒョジョン「ん? 電話掛かってきたよってしばし待て。(ぽち)あ、はーい、チェ・ヒョジョンですぅ」
ミミ「(ずるっ)どっから声出してんねん」
ユア「虎からぶりっ子への変わり身の速さよ」
スンヒ「額の入れ墨も消えたし」
ヒョジョン「はぁはぁ…マンウォン1洞役場住民課? 今からですか? ハイハイ大丈夫すぐ行けますわ。はーい、ほんなら(ぽち)」
アリン「出前?」
ビニ「(ずこっ)この忙しいのにまだUber Eatsのバイトやってたんかい」
ヒョジョン「ちょっと隣の来来苑から出前頼まれたよって、一旦席を外すわ」
ジホ「ほっ」
ヒョジョン「近くやからすぐ戻って来るからな!(びしっ) あくまで燃える男の設定言い張るんやったら、いっそその間にこの部屋から青ジョウントでもして逃げて見せろや」
ジホ「そんな、すぐまた無理ゆうてぇ」
ミミ「燃える男もだいぶ無理くりな話やないか(呆)」

その頃…
テヨン「うきーっ! 今日とゆう今日は我慢ならん! そこへ直れ、手打ちにしてくれる!」
ソニ「おお、ココマの額に“ZER♀”の入れ墨が!」
スヨン「犬や、おねえの中の犬が覚醒したんや(がくぶる)」
ユナ「犬好きやからなぁ(いろんな意味で)」
ソヒョン「ちゅうか、最近タトゥー彫りすぎ。その内マオリ族みたいな顔になるんちゃうかなぁ(呆)」