関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第796話 K式ナンジャモンジャ(スタートセット)

バターン! どたどたどたっ!
スルギ「ワニちゃん、ワニちゃん、ワニちゃん!」
ウェンディ「どないしたん、外から帰るなり大声出して?」
スルギ「特訓や! ウチと特訓するんや!」
ウェンディ「特訓? 次のアユクデに向けて魔球でも開発する気?」
スルギ「そうそう、左手ではもお球投げられんから、今度は右でね…て、アホーッ!  やるのはゲームの特訓や」
ウェンディ「(ほっ)どおやら伴宙太の役はせんでええみたい」
スルギ「実はウチ、ぼちぼち『LEVEL UP PROJECT』のシーズン4があるんやないかと睨んでるねん」
ウェンディ「とにかく座わって順を追って話しなさいな」
スルギ「(ぺったん)最近OksusuのプロデューサーがよおSM C&Cに来て、何かコソコソやってんねん。これって『LEVEL UP PROJECT』の打ち合わせやないかと睨んでるんよ」
ウェンディ「まあ可能性はあるかな」
スルギ「それに今年はウチら、日本オリジナル版も含めてここまで山ほどCD出したやん。そやけど後はもお『ReVe Festival:Finale』を冬に出すだけやから、歌手活動にもちょっと間が開くと思うねん」
ウェンディ「それでみんなでリアルバラエティに出演する計画が持ち上がってると?」
スルギ「うん」
ウェンディ「どおかなぁ。会社はそんなに甘うないで。スヨンがまたドラマに出演決まったり、ペジュねえがなんかの番組MCで長期拘束されたりするかも。自分かて、例によって他事務所の娘と変なユニット組まされるかもしれんし」
スルギ「スヨンのドラマはないない。『偉大な誘惑者』が目も当てられんくらい大コケしたんやから。今後一生ドラマから声はかからん」
ウェンディ「一生ってことはないやろ(呆) そんで、クマちゃんの考え通り『LEVEL UP PROJECT 4』があったとして、何が特訓なんよ?」
スルギ「『LEVEL UP PROJECT』ゆうたらゲームやろ? なにかとゲーム仕込んで尺稼ぎするのがあの制作会社の手口じゃん」
ウェンディ「確かに尺は稼ぎやすいかも」
スルギ「ところが勝つのはいつもペジュねえで、ウチとワニちゃんは必ず負ける」
ウェンディ「お互いゲームセンス・ゼロやからね」
スルギ「そやから特訓するんや。抽象的で複雑なルールは、いつもシミュレーション役を任せられる作家チームのブスどもが壊滅的にヘタクソで、こっちゃイッコも理解出来ん。ウチらがペジュねえに負けるのはそれも原因やと思う」
ウェンディ「あの人は異常にゲーム勘発達してるからね」
スルギ「前世はゲーミングPCやったに違いない」
ウェンディ「X68000の基板使うてるゆう噂あるもんな」
スルギ「ところがシーズン3の最後ではペンギンゲームやって、おねえ負けたじゃん。ああゆう単純な遊びがおねえの弱点で、なおかつ視聴者にも理解しやすいとPDは考えてるはず」


※こーゆー奴

スルギ「そやけど、もっかいペンギンゲームやる訳にも行かんから、シーズン4ではなんか他のゲームを用意するやろう」
ウェンディ「ジェンガとか?」
スルギ「ジェンガはもお古い! 3年前の『しくじり先生』缶ペンケース・ジェンガがピークやった」
ウェンディ「マニアックな…(呆)」
スルギ「そこでウチはソウル中の東急ハンズを探し回り、ついに“これや!”っちゅうもんを探し当てた。それが『ナンジャモンジャ』じゃ!」

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どーん!

ウェンディ「わ、なにこれ?」
スルギ「ロシア発祥のカードゲームで、今めっちゃ流行ってるんやて。ゲーム好きのPDがこれに目をつけんはずがない」
ウェンディ「なるほど。如何にもテレビ受けしそうなキモかわゆさ。どやって遊ぶん?」
スルギ「めっちゃ簡単。よくシャッフルして伏せた山から一枚ずつめくって場に置く(ぴらん)」

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スルギ「出たカードのキャラクターに、めくった人があだ名をつける」
ウェンディ「あだ名?」
スルギ「覚え易くてもええし、覚えにくくてもええ。見た目通りでもええし、見た目と関係なくてもええ」
ウェンディ「つまり何でもええ訳ね」
スルギ「そ。試しに今回は“板尾ITZY”って名前にしよう」
ウェンディ「そのセンス、どーにかならん?(呆)」
スルギ「で、次の人がまためくってあだ名をつける。カードは全部で12種類。こうやってめくっていって、すでに出たことのあるカードが出たら全員でその名前を叫ぶ!」
ウェンディ「“板尾ITZYっ!”って?」
スルギ「そお。そんで一番早く名前をゆうた人が場に溜まってるカードを貰える。山がなくなった時、一番多くカードを持ってた人が勝ちや」
ウェンディ「なるほど簡単やね」 
スルギ「ルールはシンプルやけど、名前の付け方で難易度は全然違ってくる。意外に奥の深いゲームやで」
ウェンディ「めっちゃ長い名前とかつけられたらイヤやなぁ」
スルギ「自分でも覚えられんよおな名前つけたらオノレの首を絞めるだけや」
ウェンディ「それもそおか」
スルギ「ほな早速やってみようで。特訓開始や」
ぬぅ
イェリ「ふっふっふっふ、話は扉の陰で聞かせていただきましたよ」
スルギ「イ、イェリム…」
イェリ「おねえたちだけこっそりゲームの練習するなんてずるいやないの。ウチも混ぜてや」
スルギ「べ、別に仲間はずれにした訳じゃ…」
ウェンディ「イェリはクマちゃんと遊びたいんやね。ええんやないの、人数多い方が実践的やし」
スルギ「そおやけど、みんな上手なったら特訓の意味がないなぁ」
イェリ「そんなセコいことゆわんと。ウチが持ってる特製ナンジャモンジャカード貸したるから」
ウェンディ「特製カード?」
イェリ「そ。ウチ、最近実家に帰った時妹たちとこのゲームで遊んであげてるんよ。そやけどカードの種類が限られてるから何度も遊んでるとだんだんマンネリになってくるねん」
ウェンディ「あー、そおかも」
スルギ「ひとつのキャラにそんなにいろんな名前思いつかんもんね」
イェリ「そやから、自分らでオリジナルのカード作ってそれで遊んでるって訳」
スルギ「なるほど」
イェリ「そのカードを使って特訓しようや。名付けてキム式ナンジャモンジャ!」
ウェンディ「ださっ」

………
……

イェリ「ほな、ウチからめくるで」
ウェンディ「どぞ」
イェリ「はい(ひらり)」

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ウェンディ「(ずこっ)な、なんじゃこりゃ?」
イェリ「だってウチ、クマねえみたいに画が描けるわけやないもん。家にあった歌謡雑誌切り抜いて作ったんや」
ウェンディ「だからって、なんでミンソやねん?」
イェリ「そん時ちょっと売れてて雑誌に載ってたのかも。忘れたけど」
スルギ「とにかく、あだ名をつけろや」
イェリ「そやった。ん~、“肩広シャクレちゃん”
スルギ「(かくん)そのまんまやんけ」
ウェンディ「ホンマにこのゲームやりこなしとるんか?」
イェリ「これくらいの方が覚えやすいんやって」
スルギ「ほな、次はウチやな。それ(ひらり)」

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スルギ「ジウンねえさんかぁ」
ウェンディ「ちょっと難しいかも」
スルギ「えーと、ほな“本業不詳ちゃん”で」
ウェンディ「不詳ちゅうより兼業なんでは?」
スルギ「ええのよ、あだ名なんやから。それよりワニちゃんの番やで」
ウェンディ「はーい」

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ウェンディ「うわっ」
スルギ「なんじゃ、この写真? 作り手の悪意を感じるで」
イェリ「ぴーぴー」
ウェンディ「よく見たらジンリちゃん(笑)」
イェリ「あだ名をプリーズ。さっさとプリーズ」
ウェンディ「だったら“したい放題やりたい放題”かなぁ」
スルギ「同い年には容赦ない(呆)」
イェリ「次ウチね」

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スルギ「花に違和感ありまくり」
ウェンディ「炎の方がよかったんちゃう?」
イェリ「エンバねえは…佐渡帰り”!」
ウェンディ「確かに腕にめっちゃタトゥー彫ってるけど(呆)」
スルギ「年上にも遠慮なしかい。それ!」

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どーん!

スルギ「うっ…」
ウェンディ「げぇ」
イェリ「うひゃ~」
スルギ「こ、これはあかんで」
ウェンディ「このお方は外しておきなさいよ(汗)」
イェリ「いやいや、そやけど、このお方抜きで今のK-Popは語れんし」
スルギ「そんな理屈はどおでもええって」
イェリ「とにかく出ちゃったもんは仕方がない。早くあだ名つけて」
スルギ「ほ、ほな…鬱病女帝”(びくびく)」
イェリ「あー、言いつけてやろう!」
スルギ「ちょ、ちょっと待って。やっぱ別の名前にするわ」
イェリ「ぶー、タイムアップでーす! この人は鬱病女帝”に決定!」
スルギ「ひーっ」
ウェンディ「アホや(呆)」

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ウェンディ「これなら気楽」
イェリ「なに?」
ウェンディ「“ペチャパイ界のカリスマ”(笑)」
イェリ「あっはっはっは!」
スルギ「自分らコロス!」

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イェリ「“偽善者”
ウェンディ「(うきーっ)誰が偽善者じゃ!」

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スルギ「“自分大好き子”
ウェンディ「それは間違いない」

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どーん!

スルギ/ウェンディ「うっ、またこのお方が」
イェリ「鬱病女帝”ーーーっ! いぇーい、やったー(大笑)」
スルギ「よお笑うてそんなあだ名を叫べるな」
イェリ「自分でつけたんじゃん(爆笑)」


イェリ「ほな、ここまでのカードはウチが貰います~(がばっ)。で、次はウチからめくりますよ~。ここまでにつけたあだ名は全部リセットされるんで混同しないよおに」

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スルギ「またミンソや」
イェリ「“デビュー前がピークちゃん”
ウェンディ「自分、怖いモン知らずやな(呆)」

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スルギ「“令和の口裂け女かなぁ」

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ウェンディ「“えせアメリカ人”
イェリ「たまにすごい毒吐くよね(ぶるぶる)」

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イェリ「“絶望的に華がない人”
ウェンディ「カードからも花がのーなっとる(呆)」
イェリ「ユリねえにだけは事務所公認でなにゆうてもええねん(笑)」
スルギ「不憫な人やなぁ(涙)」

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スルギ「“みんなすぐ顔に気を取られるけど、実は寸胴ねえさん”
ウェンディ「結局悪口(呆)」

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ウェンディ「“汚肌(おはだ)ちゃん”
イェリ「厳しいなぁ。まだ若いのに」
スルギ「てか、これ、もお12種類以上カード出てるんやないの?」
イェリ「自分で作る分には何種類あろうとかまへんからね」
ウェンディ「怖っ」
スルギ「イ・ヒョリ大先輩だけは出てこないことを祈ろう」

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どーーん!

ウェンディ「うわぁ! また出たっ」
スルギ「バレたらヒョリ先輩より怖い」
イェリ「“歌謡界最大の”…
ウェンディ「お?」
スルギ「さすがに空気を読んで持ち上げにかかってる(喜)」
イェリ「“田舎者の星(きぼう)”!!」
スルギ「(がっくり)だめじゃ、こりゃ」
イェリ「ノッてきたで~。おねえ、早よめくって」
スルギ「とほほ~(ぴらり)」

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どどーーーーん!

スルギ「きゃーーーーーっ!」
イェリ「“歌謡界最大の田舎者の星(きぼう)”! きゃはははーーーっ、またまたカードいただきーっ(がっさり)」
スルギ「ううっ、まったく楽しめへん」
ウェンディ「胃が痛なってきた。このゲームだけは外して貰うよお、『LEVEL UP PROJECT』のPDにお願いしておこう」


テヨン「なにぃ? ペチャパイとカナダ野郎と鼻下溝之介が宿所でウチの悪口を言いまくってるやと!?」
ジョイ「ねえさんのことだけやないんです。目に付く限りの歌謡界の女子の悪口を延々と笑いながら…」
テヨン「(うきーっ)粛正や! f(x)と同じ道を歩ませてやる!」
ジョイ「(ぴゃー)厳罰ですねぇ。そおなったら恐らくグループは崩壊。残ったウチはなにをすれば?」
テヨン「自分はどおせ女優になるんやろ? これを機に事務所移籍したらええがな。ウチがソヒョンに頼んでナムアクターズ紹介して貰うから心配すんな」
ジョイ「マジっすか?(喜) えろうすんまへんねぇ(へらへら)」
テヨン「なにが“田舎者の星”じゃ。あいつらこそ自発的に核融合起こして星になるまで丸めに丸めてやるわい!(怒)」






※多分、ソウルには東急ハンズはないと思います。読み流してください。