第７６２話 10月・ソロ決戦

ユリ「♪ふん、ふん、ふ〜ん、ルルル、ラララアアアアーーーーーーアッ！！」
ヒョヨン「わぁっ、耳が腐る。なにダミ声張り上げてんねん！　奇声獣かっ」
ソニ「2点やな（ブー）」
ユリ「なにって、発声練習やがな。いよいよこの週末からウチのソロ活動が始まるんや。高まるわぁ」
ヒョヨン「あんまり興奮しとると、その後の落差が激しいで。どうせ売れやせんのやから」
ユナ「そやな。その点についてはクッキーマンが正しかった」　※第７５５話参照
ユリ「正しかったて…。過去のことにすんなや。時制がおかしいやんか」
ユナ「もお確定や。過去完了形で問題なし」
ユリ「うきーっ」
ヒョヨン「だいたい自分、Oh!GGの時でも一番声悪かったやないか。そんなドブ声の歌なんて誰も買わんわ」
ユリ「ド、ドブ声て…。声が悪いのはユナやろ」
ヒョヨン「ユナは歌い方変えたよって、あんまり気にならんよおなった」
ユナ「表現力身についたしね（いししし）」
ユリ「表現力ならウチかてあるわ。女優で売れてるの、自分だけやと思うなよ」
ソニ「それにしても、デビューの時期が悪いわ。今月はチョン・ウンジもソロでカムバックするらしいで」
テヨン「はい、負け決定ーー（笑）」
ヒョヨン「女優業でも負け決定ーー（笑）」
ユリ「しぇからしかっ！　ウチは負けまっしぇん！　ウンジは確かに歌うまいけど、それだけやん。ソロではダンス封印しとるし。ウチがちょっと大人の魅力に溢れたパフォーマンス見せたら、あっちゅう間にウンジごときの売り上げ、抜くに決まってるがな」
ソニ「そおかなぁ」
ユリ「（ひそひそ）ここだけの話、ヒョリンくらいまでならお尻とおっぱい出してもええと思うてるんや」
テヨン「そんなお色気、誰も少女時代に求めてないんだよ！（げしっ）」
ユリ「きゃんきゃん」
ソニ「どーも、昔から自分だけ方向性がずれてるんだよなぁ」
ユリ「えー、お呼びでない？」
テヨン「当たり前じゃ」
ユナ「（クリクリ）あーーーっ、大変や！」
ヒョヨン「どした？」
ユナ「今ネットニュース見てたら、IUの奴が電撃カムバックやって」
ユリ「へっ？」
ユナ「それもユリねえがデビューした次の週やて」
ユリ「………（絶句）」
テヨン「はい、大惨敗確定ーーー！（爆）」
ヒョヨン「女優業でも大惨敗確定ーーー（爆）」
ユナ「やっぱ時制は過去形でよさそうやな」
ユリ「あの女ぁぁぁぁ（えぐぐぐ）。よりによって、なんでウチのデビューに被せて来やがる？　少女時代でデビューして11年。やっと叶った夢やったのに」
ソニ「IUは強いど〜。妄信的なペンが付いてるからな。ソロで太刀打ち出来るのはココマくらいなもんや」
テヨン「まーね（えっへん）」
ユリ「いーや、勝負は時の運。蓋を開けて帽子被って下駄を履くまで判りゃあせんわ。確かにちょっとは苦戦するかもしれんけど、勝機は充分ある」
ユナ「ある訳ないやん」
ヒョヨン「勝機があるどころか正気なくしてるやんか」
ソニ「お、10点！（ピンポンピンポン）」
ユナ「やかましいわ！　もお日にち決まっちゃってるんやからやるしかないんじゃっ！　こうなったら玉砕やーーー！（うわーん）」

ナレーション：その頃東海の向こうでは…
1729「ああ、楽しみやなぁ。いよいよ今週末、待ちに待ったアルバムが発売されるんや。速攻でタワレコ行って買い占めねば」
友人「なんのアルバム？　あ、もしかして少女時代のユリ？」
1729「いんや、Epitone Project」
友人「(かくん)誰やねん、それ？」
1729「ユリのアルバムは来年BOOK OFFで探してみるわ」
ナレーション：いずれにしてもいろいろ多難なユリのソロデビューとなりそうである。

※なんとビックリ、ユリがソロデビューです。しかもアルバム発売と同時にテレビなどで活動も行うらしい。誰が責任とるんだろう？（笑）
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※おっと、Cheezeも出るんだった。しかもユリの次の日（笑）
　https://www.facebook.com/cheezeofficial/videos/348961789181322/

※追記…ちゃんとEptone Projectと一緒にユリのCDも買いましたよ＾＾