関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第747話 TTとT

ヒョヨン「てーてーさいたま? なんやそれ?」
ユリ「なんやら日本で卓球のプロリーグが立ち上がったらしくて、それの加盟チームらしい」


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ヒョヨン「あー『T.T彩たま』ね。てか『彩たま』て表記ダサくねー?」
テヨン「ダサい。田舎センス丸出しや」
ユリ「チーム一の田舎モンがそおゆうくらいやからマジでダサいかも」
テヨン「おい(怒)」
ヒョヨン「オノレの土地を自信を持ってきちんと表記出来んあたりが埼玉らしいと言えば埼玉やな。いつまでたっても東京の小判鮫で独自の文化がない」
ユリ「独自のうどんチェーンあるけどな」
ヒョヨン「そのチェーン店の一番の売りはモツ煮定食やないか。結局本質がないねん」
テヨン「まー埼玉はともかくアタマについとる『T.T』てなんやねん?」
ユリ「写真の左に写っとる女子高生タレントがテレビ番組上で名付けたらしいんやけど、卓球(Table Tennis)ちゅうこととその娘がTwice好きやっちゅう理由からなんやて」
テヨン「けっ、小娘ども、ホンマTwice好きやなぁ」
ヒョヨン「その小娘に乗っかったチームのお偉いさんは“TT”の意味が判っとるんかいな? 負けて泣いたら必ず揶揄されるで」
ユリ「判って付けたとは思えんな」
テヨン「(笑)ダサいたまと泣き顔のコラボ、意外に合うてるかもしれんぞ」
ユリ「そやな。Twiceなんか所詮ビンボ臭いJKと田舎がお似合いよ。そこ行くとウチらはセレブなおじ様御用達アイドルやから。
 あーあ、どこぞのお金持ちがウチらにちなんだチーム作ってくれへんかなぁ。『Gee花形』とかなんとか」
テヨン「(ぶーっ)超ダサッ!」
ヒョヨン「『巨人の星』かっ! センスが半世紀古いわ」
ユリ「『Oh! サダハル』でもええけど?」
テヨン「もはやギャグやんけ(呆)」
ヒョヨン「そもそも卓球なんちゅう東アジアだけで盛り上がっとるお茶の間スポーツはあかん。そんなもんは東アジア限定アイドルのTwiceにくれてやったらええんじゃ。
 ウチらにふさわしいのはもっと高貴でグローバルな…そお泣き顔の“TT”やなくシンプルで力強い“T”、テニスや!」
ユリ「おー」
ヒョヨン「テニスは貴族の国おフランスで生まれ、フランス・イギリス・アメリカと世界を統べる国々に加え南半球でもメジャートーナメントが開催されておる、まさにキング・オブ・スポーツ! アイドルの女王少女時代とコラボするにふさわしい。それにウチらにはシャラポアもおるしな」
テヨン「うむ(こっくり)」
ユリ「シャラポア? マジでー?」
テヨン「ぉうーーーーっ!(打つ真似)」
ユリ「うわ、懐かし」
ヒョヨン「ヨーロッパの貴族がウチらに因んだプロチームを作ったとしたら、そのニュースはTOKIOメンボの強制わいせつ事件より速く世界中を駆け巡るであろう。そおなればTwice由来のチームなんてアリクイの鼻くそ程の価値もない」
ユリ「よ、よお判らん例えやけどゆいたいことは判る。そやけどテニスは個人競技やろ? チームなんてあり得るの?」
ヒョヨン「それをゆうたら卓球かて個人競技やないかい! それをなんやねん、『T.T彩たま』て?」
テヨン「そおじゃそおじゃ。ウチらはもお売り上げでもMVの再生回数でも全部記録塗り替えられとるんじゃ。これ以上あのガキどもをのさばらしてたまるかっちゅうねん! 何が何でも対抗する!」
ユリ「あ、本音が出た」
ヒョヨン「芸歴11年、常にトップでこの世界の荒波を乗り越えてきたウチらに比べれば、奴らなどまだまだひよっこよ。所詮ピンポン球がテニスボールに敵う訳がない。シャラポア先生、ひとつ強烈なスマッシュで奴らをノックアウトしてやってください」
テヨン「任せなさい(すっく)…ちょれーい!!」
ユリ「卓球になっとるやないかい!」






※作者の体調不良により「そに散歩」は1回お休みさせていただきます。
 〜て書くと大物作家になった様な気がするが、あくまで気ぃやから(笑)


※懐かし…