関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第725話 挨拶上等

ソウォン「おう、おめーら全員集合!」
イェリン「へい、おやびんっ!」
さささっ、ピシッ
イェリン「全員揃いやした!」
ソウォン「うむ、休め。…。本日の『音楽中心』には少女時代先輩もご出演なさる。すでに数部屋向こうの楽屋にお入りになっておるちゅう噂や」
オムジ「うひゃー。ついに伝説のアイドルが降臨かぁ。緊張でキンタマぞわぞわするわ」
ソウォン「そこで非常に難易度の高い問題が発生する」
ウナ「そウナん?」
ソウォン「ウチら、少女時代先輩の楽屋に挨拶に行ったらええのかどおか? よお判断がつかへんのじゃ」
ウナ「あー、確かに。それは難しウナ」
ユジュ「いらんのちゃいまっか? 『アメトーーク』でもさまぁ〜ずクラス以下の芸人には楽屋挨拶せんでええゆう結論でしたし」
イェリン「少女時代先輩てさまぁ〜ずクラスなんかな?」
ソウォン「いや、最低でもダウンタウン以上やろう」
ウナ「ほな挨拶した方がええんちゃウノ?」
ソウォン「そやけど、挨拶されんの嫌がる人かておるやろ?」
イェリン「おりますなぁ」
ユジュ「プライベートを邪魔されたくないとか、本番に集中したいとかゆう気難しい人らでんな」
ソウォン「それとも、ピンでも売れまくりの超大物やのに、同じ楽屋に8人詰め込まれてストレス溜まりまくりで死ぬほど機嫌が悪い状況かもしれんし」
オムジ「そんなところにウチら6人入っていったら、めっちゃキレてキンタマ鷲づかみにされるかもしれんで」
ウナ「ほな挨拶せんでええのかウナ?」
ユジュ「そやけど、もし後輩が挨拶するのが当然思うてはったら、それこそ逆鱗に触れまっせ」
オムジ「あかーん。キンタマ、櫻井裕章みたいに潰されるかも(がたがた)」
イェリン「一体どっちが正解なんや?!(パニック)」
ソウォン「な?」
ウナ「あ、でも以前『芸能街中継』でジェシカ先輩が“最近の後輩は局内で会うても挨拶せえへん”ゆうて怒ってはった記憶が…」
ソウォン「ジェシカ先輩が?」
ユジュ「あの人が一番挨拶せんタイプに思えるけどな」
シンビ「ウチはちゃんと挨拶出来るで」
ソウォン「この際自分はどーでもええねん。…てことは、少女時代先輩は挨拶には厳しい方なのか?」
オムジ「そおかも。T-ara先輩も挨拶せんかったから潰されたゆう噂あるし」
ユジュ「あー、ヒョミン先輩やな。あの人は態度悪いモンなぁ」
シンビ「それにドリコンの沈黙事件の時、ショックを受けた少女時代先輩が他の先輩に挨拶しないで楽屋出てって、タブロ先輩が“躾のなってない奴らめ”て怒ったことあったやん?」
オムジ「あったやん? てゆわれても」
ユジュ「こっちゃジェシカ先輩のクローンちゃうから、そんな情報仕込んでへんわ」
シンビ「とにかく、それ以来挨拶には異常に敏感になってるらしいで」
ウナ「そんなことあったんかぁ」
シンビ「そやねん。もおティパニ先輩がハンバーガー食う時口紅つかないか気をつけてるくらい挨拶には敏感らしい」
ソウォン「うーむ…ほなやはり顔出しとくべきやろうか」
ズシ…ン、ズシン、ズシン!
イェリン「な、なんじゃ、この足音は!?」
シンビ「ゴ、ゴジラ?」
ズシン、ズズシーン!
ウナ「ど、どんどん近づいてきてるで(恐)」
ばたーん!
少女時代「こらーっ!」
女友達「きゃぁああああ!」
スヨン「貴様ら、デビューしたてのど新人のくせに大先輩に挨拶に来んとはなにごとや!」
女友達「す、すんまへーん」
ユリ「頭が高い! 天に代わって破れ奉行、てめえらぁ斬る!」
イェリン「破れ奉行?」
ソニ「気にすんな。今まで楽屋で時代劇観てたせいや
ヒョヨン「とにかく、貴様らが来んよって、こっちから挨拶に参じたで」
ユナ「先輩を出向かせるとは、さすが先週の1位は偉いもんやのぉ」
ソウォン「申し訳ございません(へへぇ)。これから行こうとしておった舳先の矢先でしてん。ついつい遅れてしまいました」
ユリ「(ぺちん)こいつぁあうっかりだ」
ソニ「ええから!」
テヨン「うっかりが通用せんのがこの世界。挨拶は何より大事やで。自分らもT-araみたいに潰したろうか?」
ユジュ「ひー、噂はホンマやった」
オムジ「あかーん、チームもキンタマも潰される〜」
ソヒョン「この落とし前、どないつけるつもりや?」
ソウォン「そ、それは…(滝汗)」
コンコン、がちゃ
男の子「失礼しまーす。トシ・ヨロイヅカ汝矣島店から出前に参りました〜」
スヨントシ・ヨロイヅカ!(ごくん)」
ティパニ「あら、可愛い子。食べちゃおうかしら」
男の子「食べるならこっちのケーキにしてくださいよ、おばさん」
ティパニ「お、おばさん?(がーん)」
ユナ「なんじゃなんじゃ、挨拶に来んどころかケーキの出前まで頼むとは、まるで大ベテランじゃのぉ」
ユリ「てめぇら人間じゃねぇ。たたっ切ってやる!」
シンビ「(ずい)いえ、これは少女時代先輩のために頼んでた物ですわ」
ヒョヨン「は?」
シンビ「よお見てください、ケーキにお祝いの文字が書いてあるでしょう?」
ソヒョン「なになに…“GIRLS6ENERAT10N”“10周年お祝い申し上げます”“永遠に少女時代”…これはウチらのための?」
シンビ「そうです。このケーキが来たらお届けしようと待っていたのです」
ユナ「そ、それで挨拶が遅れたと」
シンビ「もちろん礼を失した言い訳にもなりませんが」
スヨン「いや、トシ・ヨロイヅカのケーキやったら多少待ってもかまへんで(べろべろん)」
ヒョヨン「舐めんな!」
シンビ「それではお許しいただけますでしょうか?」
テヨン「まぁしょうがないか。スヨンが舐めちゃったし」
ソウォン「よ、よかったぁ(へなへな)」
イェリン「さすがシンビ、ジェシカ先輩の遺伝子を持つ女。少女時代先輩の取説、完璧やないか」
シンビ「えっへん…(さささっ)さらにつまらない物ですが、こんな物も用意いたしました。どうかお納めください」
ユリ「これは自分らのサイン入り最新CD(に見せかけたええもの)。ぐふ、ぐふふ、お主もワルよのぉ」
テヨン「なんで5枚しかないんや?」
シンビ「失礼いたしました。そやけど、結構初期出荷の売れ行きがええもんで、今日のところは5枚しか手に入らず…」
オムジ「でもどおせすぐ3人くらい辞めるでしょ」
ヒョヨン「やめるかー、ボケェ!」
オムジ「ぴゃー(ぞわぞわ)」
シンビ「5枚しかありまへんが、中身は充実しておりますよってご勘弁を」
ユナ「うむ。そんならええで。中身は小判か札束か…(剥き剥き)」
シンビ「小判より価値のある、ウチらのマジCDでございます」
ユナ「いるかーっ!(ぽい)」 
オムジ「ぴゃー、捨てられた!」
ユジュ「ひどーい」
テヨン「貴様ら二流の楽曲などなんの価値もないわ(ぽい)」
ティパニ「ホンマやで。ぴょんぴょん跳ねるだけのダンスなかったら誰も見てくれへんくせに(ぽぽい)」
ソニ「小判より価値があるなど片腹痛いわ(ぽいぽい)」
ヒョヨン「今日の音中で、1位になったウチらの背中を見て、真の価値ちゅうもんを学ぶが良い(ぽいぽいぽい)」
女友達「ひーっ」



CDを捨てる直前に撮られた奇跡の1枚


チャ・ウヌ(ASTRO)「それでは今週の1位を発表します!」
観客「キャーキャーッ」
シヨン(PRISTIN)「1位候補はRed Velvet、EXO、女友達の3組です!」
テヨン「んん?」
ティパニ「あれ、ちょ、ちょっと待ってや」
ユナ「なんやなんや候補にもなってへんやないか」
チャ・ウヌ「今週の1位はEXO! 『Ko Ko Bop』!」
観客「キャーキャーッ」
ユリ「うひゃーっ」
ソニ「ウチらまだ曲を出したばっかりで集計の対象になってへんのちゃうか?」
ヒョヨン「なんやねん、早よ言えやボケー!(ぷん)」
スヨン「ヨーチンに1位になるゆーてもーたやないか(どたどた)」
オムジ「ぴゃー、少女時代先輩が挨拶もせんと舞台を降りていくど」
イェリン「完全に腐ってやがる」
ユジュ「(1位宣言が)早すぎたんや」
ソウォン「さすがヨジャドル界の巨神兵。見事な散り際や」
シンビ「見事かなぁ?」






※おまけ…ケーキとサイン入りCDを渡す女友達
 
 なんかソシがGFの宣伝に利用されてるようでもある。


※参考記事…
 少女時代、礼儀のない後輩への思いを吐露「挨拶もしない」


※ドリコンの沈黙事件…2008年のドリームコンサートで“10分間の沈黙”と呼ばれる事件が起きた。
 数万の観客が少女時代のステージング(3曲)中、じっとしたまま応援もしなけりゃペンライトも振らなかったのである。“1分間の深いい話”と違って笑いも感動も出来ない話だ。
 詳しいことはいずれビギンズの方に書くつもりだが、とにかくこの事件は当時社会問題にまで発展し、いろんな記事や意見が毎日のようにメディアに載った。
 その中に“少女時代はショックのあまりわんわん泣きながら楽屋を出て行き、先輩たちに挨拶もしなかった。自分たちのことしか考えない身勝手さにタブロが『礼がなってない』と怒った”と言う噂がある。もっともこれは少女時代アンチが流した風評だと言うことは当時から判っていたので、あまり話題にはならなかったが。いくらドリコンが出演者多数といえども女子アイドルと男ミュージシャンが同じ楽屋のはずはないし、少女時代の受けたショックを考慮すれば挨拶がなかったくらいでタブロが怒るとは思えないのである。


※T-araと挨拶問題…挨拶とか態度がネタになる度にT-ara(特にヒョミン)をやり玉に挙げているが、例のイジメ問題の前まで、本当に評判が悪かったのである。ちょっとググればいろんなところで話題になっている。特にヒョミンの態度の悪さは歴代最強と言えるほどだ。我が故郷出身の若手女優F田某くらいいい噂がないのである。
 ただ誤解して欲しくないのだが、私はネタとしていじってるだけであって、T-araには何も含むところがない。むしろ好きなグループであった。ヒョミンにしろK-Pop界で一番いい女だとことあるごとに言っている。態度が悪いのといい女は別物であって、世の男性の多くが決して態度がいいとは言えない奥様と長年同居していることからも、それがわかろうというもの。私だってヒョミンと結婚したら「恐妻」と恐れつつ結構幸せに暮らせるかも知れない。