関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

ミニそし369

2月篇


わし「この月はちょっと感慨深い」
NC.A「ちゅうと?」
わし「今は亡きグループがふたつ、最後の活動曲を出しておる。
 同時にSMが新しい試みを始め、これまでのアイドル路線から一歩離れた形でコンテンツを生み出し始めた。
 K-Pop全体が成熟し、次のステージに上がろうとしているように感じるんや」
NC.A「いやー、NC.Aちゃんが売れないうちは、K-Pop界もまだまだ未熟ですよ(はっはっは)」
わし「貴様自体が未熟なんじゃ、ボケ!」
NC.A「ちぇー」
わし「て訳で、2月のトップを飾るのは、これ」



4Minute『嫌い(Hate)』


NC.A「あー、今は亡きグループって4Minuteかぁ」
わし「人気はあったし、この曲も“さすがガールクラッシュの代名詞”と評価高かったんやけどな」
NC.A「でもヒョナねえさん以外は事務所辞めちゃったんでしょ?」
わし「うむ。やはりグループ内格差がかなり大きかったようやな。こうゆうことは外からじゃ判らんから」
NC.A「Lineでもヒョナねえさんを外したグループを作ってて、その存在を隠してたそうでっせ」
わし「出た、SNSいじめや。はるかぜちゃんに相談すれば、なんか助言貰えたかもしれんのになぁ」
NC.A「だれよ?」



[STATION]Taeyeon『Rain』


わし「SMエンタは去年あたりからデジタルコンテンツに相当力を入れ始めた訳だけで、どちらかとゆうとビジュアル面への興味の方が目立っておった。ところが2月になって新しい音源公開チャンネルを立ち上げ、音楽にも意欲があるところを示した」
NC.A「それが[STATION]なんですね」
わし「そお。SMではこのチャンネルを通じて、毎週1曲、年間52曲を配信するとしておる」
NC.A「ぴゃー、さすが大手。JJホリックではひと月ももちましぇん」
わし「で、その1曲目としてリリースされたのがテヨン様の『Rain』て訳」
NC.A「失敗できませんからねぇ。確実に売れる音源強者を採用したってことやろか?」
わし「もちろんそれもある。しかし、それ以上に大きいのは、テヨンが[STATION]のこけら落としにふさわしいクリーンなイメージを持つと同時に、SMを代表する顔に成長したってことやな」
NC.A「なるほどー」
わし「なにかとゆうとテヨンが引っ張り出されるけど、それほど使い勝手がいいタレントなんだよな。SMは彼女を絶対手放したくないやろう」
NC.A「そのためにもEXOとかNCTとか、若いイケメンをたくさんあてがってるんでしょうね」
わし「…ゲスい奴(呆)」



Nunco Band『愛の救急患者ピーポーピーポー(Love Hospital)』


NC.A「また妙な曲を…」
わし「いやー、これ大好きなんだよねー。ハマっちゃった(笑)」
NC.A「いったい何者なの、Nunco Bandって?」
わし「ソウル大出身者で作った5人組バンドらしい。そおゆうたら、ちょっとインテリ臭を感じるな」
NC.A「ホンマに?」
わし「だって救急車のサイレンが歌ってるんやで。アホにはシュールは出来へんからな」
NC.A「よゐこは?」
わし「…何事にも例外はある。とにかく、この曲とか中性的なボーカルは好き」
NC.A「変態やな」



NC.A『U in me』


NC.A「わ、ウチや!(喜)」
わし「変態は、こんな曲も好き」
NC.A「うひー(ゲロゲロ)」
わし「1月はOSTとはいえ、2か月連続で曲を出すとは、まったく売れてないくせに頑張るな」
NC.A「そおっすねぇ、3か月に一曲くらいは新曲出してますもんね。結構忙しいんですわ」
わし「そおゆうのを金の無駄遣いゆうんやろうな」
NC.A「むかっ」



AOA CREAM『妬いちゃうBaby』


わし「AOAのユナ、ヘジョン、チャンミが組んだユニットだけど、本隊とカラーの違いがよく判らん」
NC.A「まーペンじゃない人から見たらそおでしょうね」
わし「ペンなら違いが判ると?」
NC.A「そらそおでしょう。少女時代とテティソかて、ペンやない人が見たら同じようなもん…(げしっ)ひでぶっ!」
わし「パボ野郎、全然ちゃうやないか! テティソは少女時代でもソロでもないテティソだけのカラーがちゃんとあるんじゃ…はっ(ピーン)、そおか、なるほど!」
NC.A「判ってもらえましたか。つまりペンやない人には…」
わし「AOA CREAMにはワシをペンにするだけの力がないだけなんやな。そやから違いが判らんのや」
NC.A「(こけっ)砂糖喰い虫さんに怒られるで」



KIM JAE JOONG『Love You More』


NC.A「おとこ?」
わし「元東方神起ジェジュンや。さすがのカリスマ性とゆえよう」
NC.A「確かにすごいけど、なんでここで紹介する?」
わし「だってユチョンがあんなことになってもうたし、もはやJYJやなくJJやん。JJレートやん、て思うたら可笑しゅうて」
NC.A「タチ悪いなぁ」
わし「そんで来年早々ジュンスが入隊するとただのJになってまう」
NC.A「てかジェジュン先輩も兵役中やないですか」
わし「あ、そやった。ほんなら“ ”やな。何もなし。ミスターノーボディや(わはは)」
NC.A「…(こいつはJYJペンの怖さを知らんのか)
 あ、そやけど、なんで軍隊行ってるジェジュン先輩が新曲を? そんな活動、認められてるの?」
わし「いや、これは入隊前に準備してたアルバムらしい。ペンが寂しがらんよお。入隊後1年近くたってリリースしたそうや」
NC.A「へー、ペン思いなんですね」
わし「ホンマのペン思いなら東方時代に離反騒ぎなど起こすやろうか、と思うたけどJYJペンが怖いから黙ってようっと」
NC.A「もお遅いよ」



Rainbow(레인보우) - Whoo Music Video


わし「今年解散したもう一組、RAINBOW。最後の活動曲でおま」
NC.A「あらー」
わし「全然悪くないけどねぇ」
NC.A「でもDSPやから」
わし「なるほど。KARAも実質消滅状態やし、DSPはもおAprilしかおらんのやないか?」
NC.A「そのAprilにしてもTwiceやヨーチンにはものすごく差ぁつけられてるKARAなぁ」
わし「振り返ってみれば、KARAに始まって、ダルシャ、4Minute、Rainbowと中堅アイドル冬の時代。厳しいの」
NC.A「次はAFTERSCHOOLかなぁ(笑)」
わし「…(貴様じゃ、ボケ)」



Brave Girls『変わった』


わし「曲はええと思うけど」
NC.A「そやけどアイドルが歌うような曲調やないね」
わし「まぁね。多分世界のどっかに需要がある人たちなんだろうな。次」



ESBEE『歌いたくて(Feat.HANHAE)』


わし「カレー喰いたくなった」
NC.A「インディーズ好きも大概にしなはれ」
わし「途中で差し入れに来るのがピザやなくカレーならよかったのに」
NC.A「やかましーわ」
わし「とにかくこのエスビーは天才と呼ばれるほどのアーティスト。
 これまでシン・ヘソンやMonsta Xなどに曲を提供してきた実力者だけに今後有名になることは間違いない。
 今の内に学んでおこう」
NC.A「売れてからで十分です」



WABLE『恋したい』


わし「顔はAV嬢みたいだが歌は可愛い姉妹デュオWABLE」
NC.A「知りまへんな」
わし「自分と同じく『応答せよ1988』のOSTを歌うてた歌手やぞ」
NC.A「おやぁ?」
わし「人気の高いシリーズのOSTを歌わせて貰うてるんやから、この娘らもさぞかし実力者なんやろな」
NC.A「…うう。ワ、ワブル、なかなかええデュやないですか。きっと売れると思いまっせ(汗)」
わし「けっけっけ」



SIXBOMB『10年だけ待ってベイベ』


NC.A「ぴゃーっ
わし「さぁ、問題作の登場や」
NC.A「ピンクの全身タイツ?! アイドルなん、お笑いなん?」
わし「んーどーでしょー」
NC.A「顔だけ見たら美人さんなのに、なんでこんな格好せにゃあかん訳?」
わし「そら話題作りでしょう。国内じゃたちまちテレビ放映禁止、中国じゃ再生回数1億7000万ビューを軽く突破したらしいで」
NC.A「すげー。ピコ太郎まっさお」
わし「まぁ方向性としては似たようなもんやろうけど、何が受けるか判らん世の中や」
NC.A「こんなんが売れるんなら、ウチ今後どうゆう売り方してったらええのか(とほほ)」
わし「ピンクの全身タイツ着てみたら?」
NC.A「そんな恰好、喜んでするのはティパニ先輩くらいのもんやろ!(怒)」
わし「ちなみにこの曲は2015年にBobby Moonちゅうヒップホップバンドが出した曲のリメイクやそーです」



Bobby Moon『10年だけ待ってベイベ』


NC.A「わざわざリメイクするような曲かな?」
わし「鈴木妄想さんが好きそうな音やけどね(笑)」



[STATION]ユ・ヨンジン X D.O.『Tell Me (What Is Love)_Epilogue』


わし「続きまして、SMエンタ[STATION]の第2弾が登場。シンガーソングライターでSM専属作曲家のユ・ヨンジンとEXOのD.O.によるコラボ」
NC.A「ユ・ヨンジンさんて、SMの初期から神話やHOT、SESに曲を提供してきた人でしょう?」
わし「そやねん。SMの音楽の代名詞SMP(SMミュージック・パフォーマンス)を生み出した人物で、今度15年ぶりにカムバックするSESの曲も書いてるみたい」



スマン先生とSESとユ・ヨンジン


NC.A「そんな影武者みたいな人がEXOと歌うってのも面白いね」
わし「[STATION]の狙いは次々週でもっとはっきりするんやけど、既存の活動では考えられないような音楽の形態…クラシックや民族音楽などとのミックスとか裏方や他事務所とのコラボとかを積極的に展開しようというものらしい。
 大事務所SMEでしかできない意欲的事業やった訳やね」
NC.A「へー。でもユ・ヨンジンさん、きれいな声してはりますね」
わし「東方神起とかには激しいダンス曲書くくせに、本人はバラード向きなのかも。
 これなんか、まさにユ・ヨンジンのボーカルって曲やしな」



ユ・ヨンジン『Beautiful Girls』


NC.A「わ、なにこれ?」
わし「少女時代の1stコンサートのために書き下ろされた曲で、ライブアルバムに収録されとる。ソシペンならみんなCD持っとるで」
NC.A「うそつけ」
わし「8割くらいは持ってるんじゃないかなぁ。とにかくソシペンにユ・ヨンジンの名前を刻み付けた思い出の曲なんじゃ」
NC.A「ふーん」
わし「ちなみにこれは参考曲やから投票しちゃあかんよ。次」



4TEN『醜く』


わし「4TENがなんだかポップになって帰って来た」
NC.A「以前はロス行ってきましたみたいな、何の策もないMVでしたもんね」
わし「やっと勝負できる水準になったなって気はするけど時代はもっと先に行っとるよって、遅きに失した感は否めまへんな」
NC.A「残念」



AS ONE『雨のち雨(Feat.KittiB)』


わし「ワシの好きなAS ONEの新曲」
NC.A「はい次ーっ!」
わし「おいっ」



LADIES' CODE『GALAXY』


NC.A「LADIES' CODEが悲しみを乗り越えて、ついにカムバックですね。新メンボは入れなかったようです」
わし「彼女たちの勇気に拍手。辞めないでいてくれてホンマによかったと思うのです」
NC.A「曲の方はずいぶん地味な印象ですが」
わし「確かに。そやけどグッと女らしさを増した感じやし、再起にはふさわしい曲ではなかろうか。
 続いて今やソンソが大人気の宇宙少女がデビュー。つってもよく知らないんやけど、なんでも12人組と言う大所帯らしい」
NC.A「13人組ですよ」
わし「わ、不吉な」



宇宙少女『MoMoMo』


わし「あら、可愛ええ♡」
NC.A「お気に召しましたか?」
わし「よお見ると可愛い娘とそーでもない娘がおるが、全体としては合格点やな。そやけどTwiceみたいに洗練されておる訳でもなく、寄せ集め感は否めない」
NC.A「ずいぶん上から目線やな」
わし「なにより宇宙服のクォリティが低い!」
NC.A「そこ?」
わし「恐らくNASAのEMUをイメージしたものやろうが、作るならちゃんと作れ! とワシはゆいたい」
NC.A「はぁ、MV用に作ったんかぁ。どうせなら本物借りてくればよかったのに」
わし「無理ゆうな。本物は1着10億円以上するんやで」
NC.A「ぴゃー。まさに天文学的なお値段」
わし「お、ちょっとうまいやん(笑)
 ところでこの宇宙少女。『MoMoMo』と同時にもう1曲MVを出しておる。それがこの曲や」



宇宙少女『Catch Me』


NC.A「これは贅沢。両A面デビューなんですね」
わし「それはどーでもええんやけど、全く同じ日に全く同じタイトルで曲を出したグループがおってな」
NC.A「あら、丸被り」



BABA『Catch Me』


NC.A「なんかリアクションが取りづらいグループっすね。安いけど、それなりにちゃんとした曲のような」
わし「デビュー曲の『ベトナムから帰って来たキムサンサ』はいっぱい突っ込みどころがあったんやけどなぁ。なんだか普通の安いグループになっちまったな、って感じ」
NC.A「なんでこんなグループ紹介したんです?」
わし「『なにか』さんがそれなりに闇が深いグループゆうて、春ごろ紹介してはったからおもろいのかなぁと思うて」


なにか BABA復活


NC.A「あそこはあきまへん。ブログ主の闇が一番深いから」
わし「そおやったんかぁ。ほなこれ以上BABAを掘っても何もないな。次いこう」
NC.A「お次はMAMAMOOが両A面カムバックっす」



MAMAMOO『1cmの自尊心』



MAMAMOO『自分 is サイコー』


NC.A「もおノリにノッて手が付けられない4人組。今年完全に成り上がりましたね」
わし「MAMAMOOスタイルと言うべきソウルフルな路線を確立したのも大きいね。とてもデビュー3年目とは思えんグループや」
NC.A「まぁブスですけどね」



[STATION] ユン・ミレ、Kenzie、Matthew Tishler『Because of You_Epilogue』


わし「2月26日には[STATION] の4発目『Because of You』がリリース」
NC.A「てか、3発目は?」
わし「それはEXOのD.O.やから無視。このMVに“Epilogue”ってついてるのはメイキング風のショートバージョンやから。フルバージョンはこちら」



[STATION] ユン・ミレ『Because of You』


NC.A「 こっちは画的におもろないっすね」
わし「うむ。MVじゃないしね。画的にはやはり“Epilogue”やろ。ユン・ミレ以外にもKenzei姐さんやMatthew Tishlerの姿が映っとって面白い。
 で、ここで[STATION]の狙いがより鮮明にわかって来るのじゃが、ユン・ミレはSMの歌手ではない。そやけどスマン先生が声に惚れ込んでいつかは彼女の曲を出したいとゆうてたそうや。
 そのユン・ミレとコラボするのがSMのヒットメーカーKenzie姐さんとSM専属ではないが新進の作曲家Matthew Tishlerや」
NC.A「Matthew Tishlerって?」
わし「カナダ人で、テヨンの『Rain』やAOA『Good Luck』、倖田來未の『WINTER of LOVE』など最近東アジアで大活躍してるおっさんや。
 こういったSM外の歌手や普段は裏方である作曲家にまでライトを当て、ここ以外では実現しない音楽を作っていくこと。それが[STATION]の存在意義なんやってことがよくわかるやろ」
NC.A「まぁぼんやりと」
わし「(ちっ)うすら頭め。面白いのはユン・ミレを外して、Kenzie姐さんとMatthewを主役にしたバージョンもあるってとこ。それも[STATION]ならでは」



[STATION] 『Because of You (Inst. Ver.)』


NC.A「おおー。こんなMV珍しいっすね」
わし「音源公開チャンネルだからって安く済ますんじゃなく、要所要所で思い切った製作費を投入する姿勢はさすがやと思うね」
NC.A「確かに、音楽のクォリティはK-Pop界随一ですからねぇ(感心)」



CLC 『きれいになるように (High Heels)』


わし「いつの間にかメンボが増えて7人組になってた」
NC.A「例のタイ人はまだいるみたいやね」
わし「相変わらずのレトロ調な曲やけど、イメージとしては洗練されてきた感じはするね」
NC.A「事務所がCUBEなんで、そこそこしっかりしてるんやろね」
わし「ま、頑張って欲しいと思います」 ←他人事



チョ・ドクファン『Fire in the rain』


NC.A「じじぃじゃん」
わし「チョ・ドクファンはかつてロックバンド“トゥルグックァ(野菊)”のギタリストやった人で、バンド解散後渡米しとったんや。2009年に帰国してこうゆう音楽活動を再開したって訳」
NC.A「それは判るけど、なんでここで紹介すんの?」
わし「残念なことに今月がんでお亡くなりになってもおたから、在りし日を偲んで」
NC.A「う…」
わし「それに『Fire in the rain』てタイトルが詩的でなんか好きなんやね」
NC.A「そおゆうことなら文句はゆわんけど、脱線も大概にしときなはれや」



ペク・ジヨン、チーター『愛が来る(Can You Feel Me) 』


わし「チーターはともかく、ぺク・ジヨンのボーカルが大変美しいと思うのです」
NC.A「大先輩ですが、お元気ですな」
わし「出来れば流出したとゆうセックスビデオを見てみたいもんやが」
NC.A「やめなさいよ(怒)」
わし「とにかく、こうゆう曲は大好きなので音源を買おうと思います」
NC.A「どーぞどーぞ。てことで2月分はここまで」
わし「長かったな。3月は5曲くらいに絞り込もう」
NC.A「出来るもんならね(笑)」