関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第679話 おとん VS おとん

『また巡り逢えた世界』が大統領辞職要求のデモ・ソングに
http://kt.wowkorea.jp/album/20765.html


スマン「なに? 少女時代の『タマンセ』が大統領辞職要求のデモソングに使用されとるやて?」
ヨンミン「そのよおですな。『また巡り逢えた世界』ちゅうタイトルが、P大統領を引き下し、公正で正義感のある正しい大統領によって、新しい韓国を作ろうという国民の気持ちにぴったりて訳です」
スマン「新しい大統領なら、ワシ、音楽に理解があるピアノを弾く大統領がええな」
ヨンミン「アン・ソンギは立候補しないと思いますで。そもそもピアノ弾かないし」
スマン「あと大統領の理髪師にはソン・ガンホを」
ヨンミン「映画の観すぎですって」
スマン「総理大臣はイ・ボムスでその嫁にはユナって感じで」
ヨンミン「ドラマまで観てるんですかい(呆)」
スマン「いずれ政界に打って出るつもりやから、政治家の映画やドラマはチェックしとる」
ヨンミン「野望果てしなしですなぁ」
スマン「そやけど考えてもみろや、デモのためにソウル広場に集まった何千人て人々が、一斉に『タマンセ』を合唱する姿を。少女時代の広告としてこれ以上効果的なものはあるまい」
ヨンミン「確かに。ちなみに土曜日に集まった人は何千人どころやなく100万人はおったそうですで」


http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20161112-00000020-ann-int


スマン「ぴゃー。そいつらが全員『タマンセ』を歌うたんか?」
ヨンミン「そおかもしれまへんな。一斉やないとは思いますが」
スマン「それでも大したもんや。さすがワシが作った歌だけのことはある」
ヨンミン「作ったのはKenzieですがな。なに勝手に人の手柄横取りしてるんでっか」
スマン「あかんか? ほなワシがプロデュースした『タマンセ』と言いなおそう」
ヨンミン「それもプロデューサーは先生ちゃいますし」
スマン「ワシがSMのコンテンツ全部の統括プロデューサーなんやから、実質ワシがプロデュースしたようなもんやがな(ぷんすか)」
ヨンミン「まぁそおゆう言い方したらそおなりますけども」
スマン「チンコは柔いくせに、頭の硬い奴やの」
ヨンミン「放っといてください」
スマン「それにしても100万人がワシの歌を無断使用したちゅうのは由々しき問題やな。なんとかデモに参加した全員の身元を調べ上げ、ひとり当たり1000₩でも徴収する手はないものか」
ヨンミン「せこいなぁ(呆) 宣伝になったゆうて喜んでたやないですか。それでよしとしましょうよ」
スマン「何千人規模思うてたからなぁ。100万思うたら急に欲が出てきた」
ヨンミン「器ちっちゃ」
スマン「む…(ピコーン) その100万人がワシに投票したら、大統領にもなれるんちゃうやろか?」
ヨンミン「まぁこの国の大統領選は国民の直接選挙ですから可能性がなくもありまへんが、そうなると100万やそこらでは」
スマン「デモに参加しとる100万は民意の代表や。つまり氷山の一角。国民全員が投票するとなると3億票は計算できる」
ヨンミン「北を合わせてもこの半島にそんなに人おりまへんで」
スマン「とにかくP大統領が辞任に追い込まれるのはほぼ確実。プロの政治家に対する国民の見方が厳しい今こそ、民間出身のワシがのし上がるチャンスや! もー絶対立候補するでぇ」
ヨンミン「困ったおっさんやなぁ」
がちゃ
クッキーマン「(ぬぅ)そおは簡単にはいかへんでしょうな」
スマン「なんやて?」
クッキーマン「すでに強力なライバルが名乗りを上げております」
スマン「ライバルやて? 誰や? ことあるごとにワシの前に立ちふさがるヤン・ヒョンソクか、それとも今や暴走した初号機並みに手の付けられない勢いのパク・ジニョンくんか?」
クッキーマン「キム・ジョング氏です」
スマン「キム…誰?」
クッキーマン「キム・テヨンのおとんですがな」
スマン「キム・テヨンて、少女時代のテヨンか?」
ヨンミン「その父親が立候補したがってるってこと?」
クッキーマン「へい」
ヨンミン「なんで眼鏡屋のおっさんが大統領になりたがるねん」
クッキーマン「芸能企画社の理事かて大統領になりたがる訳やから、別に不思議やないでしょう。
 それに、ジョング氏はもともと政治家になりたい気持ちがあったようです」
※第86話参照
スマン「ふるっ」
ヨンミン「そうゆうたらそんな設定あったなぁ」
スマン「ほななにか、このままならテヨンの生みの親対少女時代の生みの親対決ってこと?」
クッキーマン「そおなりますな」
スマン「それは話題になるんちゃうか?」
クッキーマン「話題にはなるでしょうが、実態は素人同士のグダグダな選挙になりそうですわ」
ヨンミン「まるで美国の大統領選みたいですなぁ(わっはっは)」
クッキーマン「笑いごとですかいな」
ヨンミン「よし、受けてたとう!」
クッキーマン「えー?」
ヨンミン「話題の中心は少女時代やろ? TwiceやBlackpink、つまりJYPやYGを叩くええチャンスや。選挙応援ソングを発注して少女時代に歌わせろや」
スマン「うむ、さすがワシの後継者。そのくらい貪欲でなくては」
クッキーマン「判りました。そやけど、そおゆう歌ならもおありまっせ」


    
    少女時代『LaLaLa』


スマン「おやまぁ」
クッキーマン「ひとり見覚えのない女子が混ざってますが、気にしないように」
スマン「こんな仕事もやってたんやな」
ヨンミン「なんとまぁ使い勝手のええ子どもたちや」
スマン「さすがワシが作ったグループ(えっへん)」
クッキーマン「はいはい(呆)」






※『ピアノを弾く大統領』…
    
 予告がないので本編丸ごと。
 国民俳優アン・ソンギ、涙の女王チェ・ジウ、今や大女優のイム・スジョンと贅沢な布陣のラブコメディ。
 さらに冒頭にはホームレス役でイ・ボムスまで出ている。ここでの縁がきっかけで総理大臣になったのかも(笑)


※『大統領の理髪師』…
    
 同じ韓国を代表する演技派でも、チェ・ミンシクが狂気をはらんだ役どころばかりなのに対して、ソン・ガンホは比較的等身大の市井の人々の代表みたいな役が多い。
 チェ・ミンシクにも一般人の役は出来るし(『春が来れば』とか『パイラン』とか)、ソン・ガンホにも奇人の役は出来る(『スノーピアサー』とか)。
 でも、似合うのはやはり“いつもの”役どころである。これが個性っちゅうもんなんだろうな。


※『総理と私』…
    
 ユナは頑張ってたけど、イ・ボムスはいい俳優だけど、ドラマはクソつまらなかった。ちょっとしか観てないけどね(てへ)