関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン

今話題のSFを買いました。



『パシフィックリム』っぽいイラストが素敵です。
今日買ったばかりでまだ読んでないのですが、日本が第二次世界大戦に勝利して世界を支配している1988年の物語で、後半に巨大ロボットが暴れまわるお話とのこと。
ちゅーと、いかにもな感じがしますが、21世紀の『高い城の男』とまで評される文学的にもちゃんとした傑作らしいです。
で、この作者のピーター・トライアス、韓国ソウル生まれで、80年代末の数年間は韓国で育ったアジア系アメリカ人と言う経歴。
私は、韓国文学は『西便制』くらいしか読んだことなくて、SFに至っては聞いたこともない浅学野郎ですが、このようなSFが誕生したことは大変興味深いです(まぁほぼアメリカ育ちなんですが^^)。
ピーターはソウル生まれというだけじゃなく、“日本文化には常に興味を持ってきた”というのです。文化流入が始まった時期に韓国で少年期を過ごした彼が日本文化に興味を持つ。素晴らしいです。
今後もアメリカからアジア目線で活動し、日韓の垣根を壊していただきたいと思います。韓国で活動してるとパニやんみたいに叩かれるので、アメリカ在住なのは有利やし(笑)
私も、日韓の友情を深めるべく、このブログで頑張っていきたいと思います。





※この絵をよく見ると、巨大ロボットの額にV字の触覚が…。
 日本の兜を意識したのかもしれませんが、なんとなくガンダムっぽい。やはり日本の巨大ロボットはこうでなくては。
 ちなみに『∀ガンダム』の時「ガンダムにはV字型のアンテナが必ず必要」とシド・ミードサンライズが言ったら、熟考した挙句顎につけて来たらしいです(笑)
 このイラストレーターがミードさんじゃなくてよかった(笑)