関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第636話 第4回関西ソニョシデ歌謡祭:表彰式11

シュパ、パラ………パァーン!
ヒュン、ガガン………パァーン!
パラパラ…(壁の破片が振ってくる音)
ソヒョン「おお、着弾に遅れて発砲の音がする。リアルや」
スヨン「そらリアルなはずや。実際に国境の向こうから狙撃されとる訳やから」
ヨンミン「どーしてこおなった?」
憲兵「そこの鶏ガラ娘が北に向けてカメラを構えたからであります」
スヨン「鶏ガラゆうな」
ソニ「写真撮ったらあかんの?」
憲兵「壁際で身を乗り出しての撮影は威嚇行為であります。向こうからは射撃体勢に入ったと見えるのであります」
ソヒョン「あー、なるほど」
憲兵「撮影するなら、2m下がってください。規制線の内側でのみ許可されておりますので、そこからお願いするであります」


    


スヨン「あー、確かに“Photo Line”て書いてあるわ」
ソニ「アホたんめ。ちゃんと確認してからカメラ出せや」
スヨン「しゅーん」
スマン「それにしても、なかなか正確な射撃やな。向こうから4kmはあるで」
ソヒョン「(ぴゃー)長距離射撃の世界記録が3.7km弱やのに、それを遙かに超える距離を果敢に撃ってくるとは。それもユーゴスラビア製のツァスタバM76で(驚愕)」
憲兵「北側兵士の練度は高く、少しの油断も出来ないのであります。ただし、いつも腹を空かしているので、スタミナがなく、チョコパイに釣られやすいという弱点があります」
ウナ(GF)「よし、おもろそうやから賞品のチョコパイを食って見せびらかしてやろう」
すっく、パクパクパク
バシュンッ、ビシュ、ビシュ…パァーン
ウナ(GF)「わぁ、仰山撃ってきた。怒ってるよウナ」
憲兵「刺激してはいかんであります」
ソヒョン「そやけど、こっちは地雷原も踏破した歴戦の強者やで。敵の限界射撃くらいでビビッてたまるか(すちゃ)」
憲兵「わ、それはSR-25! どっから出したでありますか?」
ソヒョン「それはコンサートに来る違法カメラマンに“どっから望遠レンズ出した”と訊くのと同じこと」
憲兵「…? 意味不明なんであります」
ソヒョン「とにかく、これで応戦しよう」
憲兵「やめてください!(泣)」


JOO「ま、アホは放っておいて、発表の続きをやりましょう」
クッキーマン「銃撃戦の最中やで。ええのかなぁ?」
JOO「さぁ、いよいよ5位です!」
YG「意外にマイペースな娘やね」
JYP「昔からそんなとこありましてん」


♪じゃん!
第5位(38P)
 Lion Heart/少女時代/djすてぱにさん、のぶさん、kao*****さん、nohohonmanさん


ユナ「うわ、もお出た」
ティパニ「5位? ま、まさか5位どまりやたっとは」
イェリン(GF)「へっへっへ、あんまりウチらのことゆえへんな」
ユリ「ほな、今年の1位は誰なんや?」
テヨン「…(うぷぷぷ)」


     少女時代『Lion Heart』@KBS MUSIC BANK_20150911


JOO「ちょっと珍しい片手マイクバージョンでお送りしました」
JUNIEL「投票者のコメントでぇす。
  “衣装が非常に良い。スヨンとユリ良い。
  個人的に、ここ数年で一番好きな曲です。無難はあるが年相応でヨクシソニョシデと言わんばかりの華やかさと上品さのさじ加減が素晴らしいという感じ。”(djすてぱにさん/1位)
  “まさに王者の風格漂う一曲。”(のぶさん/1位)」
スマン「そのとおり(えっへん)」
ヨンミン「もうチャレンジの時期は過ぎて、確立した少女時代のカラーを喧伝する時期なのや」
クッキーマン「この華やかさ、豪華さ、高貴さは誰にも真似出来ん少女時代のだけのもの。すべてのガールズグループの規範として頂点に立つ彼女らにふさわしい」
ソウォン(GF)「ゆうてみれば、フランスの黄金期ルイ14世の時代のような?」
スマン「しかり。まさに太陽の光を浴びるような輝かしさ。それが少女時代の個性や」
ソウォン(GF)「つまり、前世紀の遺物ってことやね(ふる〜)」
テヨン「アホか! 普遍的な価値とゆえ!」
チュイーーン!
テヨン「おっと(伏)」
憲兵「迂闊に立つと危険であります」
JYP「どおゆう表彰式やねん(呆)」
JUNIEL「“贔屓の少女時代の活動曲だからという以外の理由はありません。無条件の愛です。(というか他の韓国の歌手・グループの曲は知らないので)とにかく少女時代に1票ということで。(YouThinkやPartyも含めて)”(kao*****さん/1位)
  “聞いてるうちに好きになってきました。SNSDの曲はそういう曲が多いような…”(nohohonmanさん/3位)」
NC.A「投票者のほとんどが1位に投じた結果、このような順位となりました」
ヨンミン「DSP家族に引けをとらないSM家族やね」
運転手「SM家族ゆうとまた別のモノを想像するが(涎)」
クッキーマン「そのSM家族を持ってしても5位か。すると次は…」
JUNIEL「はぁい。ではでは4位の発表だぴょん」


♪じゃん!
第4位(40P)
 Ah-Choo/Lovelyz/薄荷七つ星さん、TSUBAKIさん、リュウさん、SunnTaeyoさん、めいびすさん、MOMI-1さん


     Lovelyz『Ah-Choo』@MBC Show Music core_20151003


ティパニ「(ずるー)わぁっ、若手に負けた!」
ソニ「ま、まさか…(呆然)」
JOO「なんと、強力新人ヨーチンさえ届かない順位に、“ひとりひとりは大したレベルやない”Lovelyzが飛び込んできました!」
ベイビーソウル(Lovelyz)「その紹介の仕方、もうちょっとなんとかなりまへんか?」
ジエ(Lovelyz)「そうそう、もう同門なんやから」
JOO「実は若くも可愛くもない彼女らの、人気の秘密はなんなのでしょうか?」
ジン(Lovelyz)「マイペースかよ(呆)」
NC.A「その秘密はみなさまの声の中に。早速聞いてみましょう!
  “Keiちゃんが美少女過ぎてつらい(苦笑)。 文化系同好会か図書委員会的な雰囲気が大変好ましい娘達です。
   この曲も、可愛らしやら微笑ましいやら何やらで、荒んだオジさんの心を優しく癒してくれます。 そう、彼女たちはK-Pop界きっての「ゆるキャラ」をめざすべきです。
   今後は激しいダンスなど禁止の方向で…。”(薄荷七つ星さん/3位)」
ソニ「つまり、くまモン的な人気ってことかな?」
シンビ(GF)「ふっ」
ケイ(Lovelyz)「あ、鼻で笑いやがった」
ジス(Lovelyz)「生意気な。7位どまりのクセしやがって」
NC.A「“ラブリズはリリースのテンポが良くていいですねー。これまでの世界観を踏襲した透明感ある曲調。安心して聴ける佳曲。”TSUBAKIさん/3位)
  “可愛いですよねえ。本当に可愛いです。もうデレッデレです。特にイェインちゃんにメロメロです”リュウさん/6位)
  “楽曲も振り付けも最高。ネットで可愛いというコメントばかり見るというのは、ひとえに楽曲が良いからだ。実際、スジョンはかなり可愛く見えてきた。”(SunnTaeyoさん/2位)」
クッキーマン「なんかもお、ひとりひとりに固定客がついてますな」
ミジュ(Lovelyz)「よっしゃ、地道に同伴出勤を繰り返した成果が出てるでぇ」
ジエ(Lovelyz)「ちょっと! 冗談でもそんなことゆうたら真に受ける人が出て来るから」
ヨンミン「つまり、水商売的な受け方やったのかな」
ジエ(Lovelyz)「ほーら、もお(怒)」
スマン「自分ら、これが終わったら焼肉連れてってやろうか?」
Lovelyz「わーい、焼肉焼肉!(喜) スマン先生、大好き♥」
ヨンミン「やっぱり、そんな人気か(呆)」
NC.A「“前作でLOVELYZにハマってこの曲は上回った。プロデュースチームの『OnePiece』が自分好みなのかも。”(めいびすさん/2位)
  “作詞:ソ・ジウム。作曲・編曲:OnePiece
  A pinkが耕した清純派ポップスの市場を露骨に掠め取ろうとするLOVELYZ。「Ah-Choo」は「Mr.Chu〜」を意識してるだろうし、新曲「For You」の振付も何だか「MY MY」のようだ。
  しかし、A pinkに比べてまだまだ各メンバーのキャラは薄い。とはいえ、清涼感で勝負するならこちらのオボコ娘たちのほうが断然有利。
  そして「Ah-Choo」における、いわゆるサビの「アチュー(くしゃみの音)」から続いて展開する甘酸っぱいメロディを聴けば、その術中にハマらざるをえなくなる。曲も振付もたいしたものだ。
  彼女らを見てるうちに、もうApinkのファンクラブは更新しなくていい、と決心した。”(MOMI-1さん/5位)」
運転手「ゲスな書き方をしとるけど、MOMI-1さんの意見はホンマその通りやと思うね。Apinkが開拓したオーガニックアイドルゆうポジションを、これまでどこも狙わなかったのが不思議。
  すじ田さんの持論である6人の個性が上手くバランスを取り合ってて誰も真似出来ない、と思われていたのかも知れんけど、やってみたらそんなに難しくなかったって所やないのかな?」
ナムジュ(Apink)「なんやと? ウチらの真似が誰にでも出来るゆうんかい?」
運転手「そおはゆとらんけど、少女時代みたいにスキルに支えられてる訳でもないし、オーガニックゆうカラーは自分らだけが表現出来るものでもないんやないかなーって」
ナムジュ(Apink)「同じことやないかい!(うきーっ)」
JUNIEL「“清涼感で勝負するならこちらのオボコ娘たちのほうが断然有利”
ボミ(Apink)「どきっ」
JUNIEL「“清涼感で勝負するならこちらのオボコ娘たちのほうが断然有利”
ハヨン(Apink)「ぎくっ」
JUNIEL「“清涼感で勝負するならこちらのオボコ娘たちのほうが断然有利”
ナウン(Apink)「…(焦)」
運転手「つまりはそおゆうこと。自分らはもお合コン女子大生と言われるまでに清純さが薄れてきておる。
  用心せんと、今年、第2、第3のLovelyzが出て来たら、完全に世代交代するで」
チョロン(Apink)「ひえーっ」
ウンジ(Apink)「応答せよ2014、応答せよ2014(ぶるぶる)」
ソヒョン「あ、過去に逃げ込もうとしてる(笑)」
ティパニ「一体何の話しやねん(呆)」
スマン「とにかく、女友達の上にLovelyzが来たってことは、なにか意味があるんやろうな」
クッキーマン「この歌謡祭だけの特殊事情かも知れまへんけどね(笑)」
ヨンミン「ひねくれもんが多いからなぁ」
JOO「では次に参りますよ。第3位の発表です!」
スマン「よっ!」


♪じゃん!
第3位(51P)
 I/テヨン/djすてぱにさん、kao*****さん、nohohonmanさん、あむぅさん、ふぇしかふぉんさん、u1729


テヨン「ええーっ!(ごろんごろん)」
JUNIEL「おめでとう、おねえさま! 3位ですよ!」
テヨン「喜べるかーーーっ!(昇竜拳!)」
JUNIEL「うきゃーっ(がらがらごーん)」
JOO「荒れてるなぁ。てことは、1位やと思うてたんでっか?」
テヨン「それ以外考えられへんやろ。ウチに勝つとしたらもはやBIGBANGかEXOかPSYのおっさんしかおらん。が、このブログの読者が男に投票する訳がない!」
JOO「それはまぁそおですね」
テヨン「もしかして、1,2位は空位かな? 今年は該当作がありません、なんちゅうて」
運転手「文学賞やないんやから。きっちりあるに決まってるがな」
テヨン「…(ずーん)」
JOO「ま、とりあえず作品を見てみましょう」


     テヨン『I』@Seoul Music Awards_20160114


NC.A「すごいセットやなー(ぼへー)」
運転手「まさに宇宙が生まれる、その中心に立っているような…」
テヨン「それって、どおゆうこと?」
運転手「つまり、神のような…」
テヨン「ん?」
運転手「神みたい」
テヨン「なんて?」
運転手「かみ…」
ソニ「もおええわっ、しつこい!(ばちこーん)」
運転手「きゃんきゃん」
JUNIEL「テヨンおねえさまの幸福な下僕の意見です。
  “ライブに行きました。素晴らしかったです。スパイスの記事拝読しましたが、こういうななめ上の路線で来てそれがこんなに良い出来なんて本当にファンとして嬉しいです。
  世の中にはいい曲とプロデューサーとタイミングに出会えない歌手もたくさんいますからね。”(djすてぱにさん/2位)」
NC.A「スパイスて、なに?」
JOO「おっちゃんが本業とは別に、こっそりやってるバイトや」
運転手「し、知らねぇ!!そんな雑誌知らねぇ!!ぅわ〜!!」
ソヒョン「『砂の器』かっ!」
JUNIEL「“ホントはこちらを1位にしたいところですが、本籍(少女時代)を立てました。活動曲のIよりもURがいいです。テヨンのバラード最高。”(kao*****さん/2位)」
テヨン「この人の1位て?」
JOO「『Lion Heart』ですねん」
テヨン「(がっくり)そんな義理立てせんでええって」
JUNIEL「“最高です。いつか生で聴きたいです。”(nohohonmanさん/1位)
  “待望の1stミニ・アルバム、リーダートラック(自作詞)。
  初期のU2や音響系バンドのように深いリバーブとディレイの掛かったギターが印象的に使われたロック調のサウンドに、テンたんの神々しい歌声が乗ってくるのは非常に新鮮です。
  歌詞とリンクするようにサビが盛り上がり、開放的でスケール感の大きな楽曲。テヨンの歌が緩急自在で、エモーショナルかつドラマチック。声の魅力に圧倒されます。素敵なシンガーです。”(あむぅさん/1位)
  “テヨンの歌唱力の高さと独特な世界観がよく伝わってくる曲だから。”(ふぇしかふぉんさん/7位)
  “待ち望まれていたソロ。世間の期待も大きかったが、それを上回る出来だったのはさすが。シンプルなバンドロックという意表を突いた曲も違和感なくこなし、もはや女王の風格が漂う。
  美貌も含めて、ちょっと別次元の存在で、まさしく韓国の至宝といえる。”(u1729/2位)」
テヨン「みんな、まぁまぁの意見やけど、7位に投票したふぇしかふぉんは死刑な」
ソニ「北の三男坊かっ!」


JOO「いよいよ残るところ2曲となりました」
ソヒョン「大詰めだなぁ、伯爵〜」
テヨン「もおウチもソシも新人も出切ったで。この上にどんな曲が選ばれてるゆうねん」
JOO「投票した方は“まだアレが出てないなぁ”と予想はしてらっしゃると思いますが」
JUNIEL「1位なのか、2位なのかはねぇ」
JOO「面白いので、今回でGP部門終わるつもりでしたが、次回に持ち越してみましょう(笑)」
全員「えーっ?」
ヨンミン「なんや、そわそわするやんか」
スマン「年寄りの小便くらいキレが悪いど」
JUNIEL「じゃあ、一旦CMでーす!」
スマン「こら!」


    


運転手「この太ももや、よし(うんうん)」
テヨン「やかましーわ!」


    





※撮影規制線…この線のことはガイドからきっちり教えられる。
 しかし、私の知り合いで人の話を聞かないことで有名な兄ちゃんは、案の定その注意を聞いてなくて、規制線の外でカメラを構えやがった。
 次に瞬間、憲兵が飛んで来てとり押さえられたのだが、その表情と来たら、マジで殺気を帯びていた。
 教訓、国境ではシャレが通じない。