第６２３話 ＳＭＡＰ解散！

ティパニ「（くりくり、ポチ）…！！　どっひゃ〜っ！」
すてーん、ごろごろ
ユリ「どないした？」
ティパニ「ス…ＳＭＡＰが解散するって」
ソニ「げぇ、マジで？」
ティパニ「なんでも育ての親のマネージャーとジャニーズ事務所の折り合いが悪くて、そのマネージャーの退職を機にキムタク以外のメンバーもジャニーズ辞めるらしい」
ヒョヨン「え？　ギュリ、スンヨン、ハラの３人がＤＳＰと折り合いが悪く、事務所を辞めるって？」
ソヒョン「壮大な空耳やな（呆）」
がちゃ
クッキーマン「中居くん以下４人はその女マネージャーが興す新事務所に移籍するやろうな。
　　独立早々から成功が保証されとるなんて、羨ましい限りやで」
テヨン「お、自分もこのニュース聞いとったんかい？」
クッキーマン「そらぁ、他人事やないよって。経営陣やマネージャー職を筆頭に、社員は全員聞いとるやろ」
ユナ「そーか。サラリーマンてそんなところに敏感なんやな」
クッキーマン「ワシも昨夜社長に呼び出されて、えらい怒られたところなんで、なんか身につまされる」
ソニ「ＳＭＡＰの育ての親と、自分を重ねるなよ、図々しい」
クッキーマン「なんやと？　自分らの育ての親はワシやろうが（うきーっ）。
　　この際教えとくけど、ワシも春で事務所辞めるからな」
ティパニ「おや」
テヨン「ほぉ」
ソヒョン「ふーん」
クッキーマン「な、なんや、そのリアクションは？
　　ワシ、独立するんやで」
ヒョヨン「そら、おめでとお」
クッキーマン「おめでとおて（泣）。…誰かついて来るもんはおらんのかい？」
テヨン「おるか、ボケ」
クッキーマン「くくく、情けない。同じ『Lion Heart』ちゅうヒット曲を持ちながら、この差はなんや？」
ソニ「あっちは『らいおんハート』やから。表記が微妙に違うから」
テヨン「それに貴様はウチらのロールモデルがＳＭＡＰやとでも思うてるみたいやけど、そこが間違うてるねん」
クッキーマン「あ、そやった？」
スヨン「ウチらのロールモデルは少年隊やから」
ソニ「インタビューで何度もゆうとる。勉強不足や」
クッキーマン「しょ、少年隊？」
テヨン「そお５０歳になっても、臆面もなく少年と言い張り、グループ活動は一切せず個人活動ばかりやが、解散もせず、事務所内最上位グループのポジションは決して譲らない人たち。
　　ウチらの憧れの的や」
クッキーマン「どこに憧れてるねん（呆）」
ユナ「ウチはその中でもヒガシ的立ち位置やねん」
ヒョヨン「アホか、ウチこそヒガシやがな」
ユリ「待て待て、歌って踊ってお芝居出来るウチこそヒガシやろ」
ソヒョン「そんならウチの方がもっとヒガシやわ」
スヨン「…まぁ全員ヒガシの少年隊ってことで（えへへ）」
テヨン「それがウチらの目指す将来像や。弱小事務所の立ち上げメンバーになんかならへんぞ」
ティパニ「この国でＳＭＥに逆らったら６年音楽番組から干されるしな」
クッキーマン「…（なんて恩知らずな奴らや）」
ソニ「どおや、ぐうの音も出まい（笑）」
クッキーマン「（すっく）あっはっは！　それでこそワシが育てた少女時代や」
ユナ「は？　急にどないした？」
クッキーマン「ちょ、ちょっと脅かしてみただけやもーん。そやけど、みんなが事務所辞める気がないゆうの判って、ワシ嬉しかったわ。
　　キミたち、やっぱりプロミスや！（くすん）」
テヨン「泣いてるやないか（呆）」