関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第618話 f(-1)

スマン「新曲の『4 Walls』ゆうの? あれ、よろしなぁ(ニコニコ)」
ルナ「お、おおきに(ぺこぺこ)」
スマン「曲もええけど、ダンスもステキやん」
ヨンミン「ですやろ? あれ、ビヨンセジャスティン・ビーバーなんかを振り付けたカイル・ハナガミに頼みましてん。
  高かったけど、ヴォーギングを取り入れたカッコええダンスになりましたわ」
スマン「ヴォーギング?」
ヴィクトリア「ファッション雑誌“ヴォーグ”のモデルみたいなスカしたポーズを、いちいち決めながら踊るクラブシーンから生まれたダンスやねん」
スマン「ははぁ、それでなんだかジョジョの決めポーズみたいなカッコしとると思うたわ」
ヴィクトリア「…(“ヴォーグ”と“ジャンプ”を一緒にすんなよ)」
エンボ「日本ではパフュームのダンスがヴォーグっぽいとゆわれてるけど、ウチらのダンスも負けてないあるね」
スマン「ああ、パフュームか。めっちゃええと思うたら、パフュームに似てたんやな」
ヨンミン「先生、パフュームお好きなんですか?」
スマン「失礼なこと訊くなや。ワシ、P.T.A.の会員やで。会員ナンバー4番や」
ヨンミン「そ、それは筋金入りですね(汗)」
スマン「そうや。f(x)がパフュームっぽくなって評判よおなったんなら、もっとパフュームっぽくしてみよう」
ヨンミン「は? パフュームっぽくとゆうと?」
スマン「そやなぁ、とりあえず3人組にしてみるか」
ルナ「…!(ひえーっ)」
エンボ「(ひそひそ)ちょっとちょっと、ソルリに続いて、誰かまたクビになるあるよ」
クリスタル「誰かて、誰?」
ルナ「エンボちゃうか? メンバー唯一の男やし」
エンボ「ワタシは女あるーっ!(竜之介パンチ!)」
ルナ「わーっ(ごろんごろん)」
ヴィクトリア「てか、クビは自分やろ?」
クリスタル「はぁ? なんでウチが?」
ヴィクトリア「そやかて、少女時代クビになったあいつの妹やん。スパイやと思われても仕方ない。姉妹揃うて追い出されろや」
クリスタル「やめてぇや。あんなおばはん、姉でもなければ先輩でもないわ。
  そんなことより、ヴィクねえさんこそ危ないんやないの」
ヴィクトリア「何でやねん?」
クリスタル「中国人はすぐ裏切るからな」
ヨンミン「ワシもそれが心配やなぁ」
ヴィクトリア「アホな。ウチをクリスやルハンと一緒にすんなよ。甘い汁が吸える内は、まだ辞めたりせえへんわ」
ヨンミン「(かくん)まだってなんやねん」
エンボ「ワタシが思うに、クビになるのはルナあるね」
ルナ「(よろよろ)な、なんで?」
エンボ「だって見た目がねー(くすくす)」
ルナ「テメーに言われたかねーわ!」
ヨンミン「先生、実際のところどおなんですか? だれか辞めさせるおつもりなんですか?」
スマン「うむ。その通りや」
f(x)「ひえーっ、こりゃマジや」
スマン「最近、年上の男と熱愛発覚したり、ステージパフォーマンス真面目にやらなかったり、性格悪かったりで、アンチから叩かれて活動休んでる子おるやろ?」
ヨンミン「ソ、ソルリでっか?」
スマン「そおそお、そおゆう名前やった。その娘をクビにせえ。そんでf(x)も安泰や」
f(x)「…?(ぽかーん)」
ヨンミン「かしこまりました。仰せのお通りにいたします」
スマン「それで、けっこうけっこうじゃ。あーっはっはっはっは!」
クリスタル「なんか水戸黄門笑いしてるー」
エンボ「よくわかんないけど、一件落着したみたいある」
ヨンミン「いやー、先生が認知症でよかったぁ(安堵)」
ヴィクトリア「ええ訳あるかい。やっぱ辞めさせて貰うわ、こんな事務所」
♪ちゃんちゃん






※てな訳で、2015年10月27日、f(x)が4人体制になって初めてのアルバム『4 Walls』を発表し、タイトル曲での活動を始めた。
 そのパフォーマンスは極めて完成されたもので、f(x)が始めから4人であるかのように思えてくる。
 アヴァンギャルドな方向性はそのままながら、少女時代をも凌駕する大衆性を持ち、あらためてSMエンタの底力を感じる作品だった。


     『4 Walls』MV


     『4 Walls』@Show Music core_20151107
    ↑キャメラワークはこれが一番気に入ってる


 MVも素晴らしいが、ライブでのパフォーマンスにより惹かれる。