関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

ミニそにょ292



すじ田さんのコメントで発覚したことですが、実は今回のネタ、第399話と丸被りだったのです。
信じていただきたいのですが、意識的に同じネタでもう一度笑いをとろうとした訳ではなく、作者がアホなために完全に失念していただけです。
二度も同じネタを読ませられたみなさまには深くお詫びを申し上げます。
今後は安易に書き飛ばさず、過去ネタなどちゃんと調べてから掲載することを誓いますので、どうかご勘弁くださいませ(土下寝)




わし「なるほどー。ユナもテヨンもがっちり握り込むタイプなんやな(ふむふむ)」
JOO「ん? 今日はどんなくだないもの見てるんや?」
わし「(むか)くだらないとは失礼な。ワシにとっては大事な研究やぞ」
JOO「そーでしょーとも。で、なにが大事な研究なんでっか?」
わし「K-Popアイドルのマイクの握り方について」
JOO「(かくん)やっぱくだらないやないか」
わし「そんなことないで。マイクの握りから、いろんなモノが見えてくるんや」
JOO「ホンマかぁ? 例えば?」
わし「例えば、今見とった少女時代のマイクの握り方やけど…」


    


わし「基本的に手の平全体で強く握り込む方式や」
JOO「あー、ゆわれてみたらそおやね」
わし「これはテヨンの画像やけど、他のメンバーもほぼ同じ」


    


JOO「ホンマやー」
わし「これには理由があって、彼女らのダンスが全身を使う激しいものが多いちゅうことやと思う」


    


JOO「いつの画像やねん(呆)」
わし「浅く握ってこんなダンスしたら、マイクが吹っ飛んでしまうよってな」
JOO「まぁ確かに」
わし「この『また出会った世界』はヘッドセットをつけて両手をフリーにして踊る振り付けが基本なんやけど、この頃はイベンターの事情で9人分ヘッドセットが用意出来ないステージもあった。
  そんな時はマイク片手にそれ用の振り付けを踊ったものじゃ」
JOO「そんな時代、あったなぁ(懐かし)」
わし「どのタイミングで右手から左手へマイクを持ち換えるのか、あるいは間奏でヒョヨンが両手フリーでソロダンスを披露する時、誰がマイクを持ってやって、どうゆう経路でマイクを返すのか、いちいち細かく決められておったんじゃ」
JOO「そやった、そやった」
わし「今の少女時代は自前のヘッドセットを自由に使えてるらしくて、片手振り付けはあまり見かけなくなったけどな。
  ま、そんな事情で、強く握り込む持ち方が当たり前やったので、そこに美意識が芽生えなかった。これが日本と違う韓国アイドル界の特徴や」
JOO「美意識?」
わし「つまり、特に激しい振り付けのない歌手やそもそもダンスがないバラード歌手などの場合、そこまで強く握る必要がないよって持ち方の自由度が増す訳やが、なぜかそこに美を追求するアイドルは少なかったんや。
  具体的には…」


    


わし「IUたんとか」


    


わし「スヒョンたんとか」


    


わし「ミンジュとか」
JOO「ウチまで引き合いに出すんかい!」
わし「なぜか掌でなく、指の腹で軽く保持するやり方が主流となっておる」
JOO「そやなぁ。無意識に楽な持ち方してたわー」
わし「まぁその中にも三者三様の違いはあって、特にスヒョンたんの持ち方はたまらんモノがあるんやけど」
JOO「たまらん?」
わし「本来ここは歌手の個性を見せる大事な部分なんや。
  日本のアイドル中のアイドル、嗣永桃子を見てご覧」
JOO「ももちに日本のアイドルを代表させる気? 無茶するなぁ」


    


わし「な?」
JOO「おおっ、小指が立ってる!」
わし「どお思う?」
JOO「女の子っぽい…ちゅうか可愛ええ」
わし「そやろ? 掌で強く握り締めとったらこの可愛さは表現出来ん。
  アイドルとは見られてナンボ。本来、こう言う細かい所を追求せねばならんのや」
JOO「ゆわれてみれば、そおかも」
わし「日本では古来から、アイドルやなくても男であっても、こおゆう所から個性を発揮して来た」


    


JOO「わ、変な持ち方。てか、誰?」


    


JOO「こりゃまた斬新な。ハンカチ使うてはる」
わし「まぁいくら斬新でも、こおゆう風に布を介して持っては相手に失礼やな」
JOO「相手? なんの?」
わし「いかんいかん、羽目を外してオヤジの持ち方など紹介してしもうた。
 大事なのは女の子。女の子の持ち方だけが評価に値する」
JOO「自分で勝手に紹介したんやないの」
わし「話を戻そう(ごほん)。…で、韓国では注目されなかったマイクの握り方やが、当然他の国では、日本でのおても、そこに美意識を求める訳や。
 同じ少女時代でもティパニの持ち方を見てご覧」


    


JOO「握り込み型じゃない」
わし「彼女はデビュー依頼、激しいダンスの曲でもずっとこうなんや。さすがチーム唯一のアメリカ人、美意識が違う」
JOO「そやなぁ」
わし「こういう繊細な持ち方されると、こっちも興奮するっちゅうもんや」
JOO「さっきからちょいちょいなにゆうてんの?」
わし「そんなティパニの美意識が浸透したのか、最近の少女時代はこんな感じです」


    


JOO「わっ、全員両手持ち!」
わし「これぞ究極のもてなしの形。高級店の香りがしますねぇ。さすがトップガールズグループやと、おっちゃんはゆいたい」
JOO「…うすうす感づいてたけど、ええ加減にせんと少女時代ファンから怒られるで」
わし「おや? マイクの持ち方を語っただけやのに?」
JOO「ほー、そんなら自分のマイク、ちょん切ってステージに捨てたろうか!」
わし「うひゃー、それは伝説の菩薩方式! まさに究極のマイク芸や(喜)」
JOO「…もお、やってられへん(うんざり)」


     伝説のマイク芸