関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

ミニそにょ282

わし「あーやれやれ、やっと大物がすんだ。
  これで安心してインディーズやマイナー歌手に目を向けられるぞ」
JOO「おっちゃんは筋金入りのマイナー指向やもんね」
わし「そらもお、JOOのCD2枚とも持ってるくらいやからな」
JOO「…(コロス)」
ジェシカ「じゃあなんで少女時代のペンなんかやってるねん?」
わし「マイナー指向で、歌謡曲にもアイドルにもさして興味がなかったワシでも、少女時代の輝きの前には屈服するしかなかった。
  あの娘らはそのくらい特別な存在なんや」
ジェシカ「なるほど、受刑者にとってのシワタネホ海岸みたいなもんやな」
わし「おっ、『ショーシャンクの空に』か。うむ、確かにそうゆうてもええやろ。
  少女時代は明るいメキシコの海そのものや」
JOO「そやけど、今のシワタネホは強度の海洋汚染で閉鎖されてるそうですよ(笑)」
わし/ジェシカ「…(コロス)」


わし「今回の一発目はCLCから。
  CLCはミニそにょ277で『Pepe』って曲を紹介しとるけど、それほど間を置かずにカムバックしてきたね」
JOO「4Minuteの妹分で、DigipediにMV作ってもらったてゆうてたグループやね」
わし「そうそう、ポニーテールとチアリーダールックのね。今回、それがどお変わったか、ちょっと興味あります」


     CLC『気になって』


ジェシカ「おっとびっくりコミックソング
わし「MAMAMOOもそやったけど、清純、セクシーの次はコミカルってコンセプトが流行ってるのかな?」
JOO「このMVはコミカルな中にもミステリ仕立てって味を加えてあって、おもろいよね」
わし「犬役の娘がなかなか可愛ええな」
JOO「ミステリの部分に注目しろって(ごん)」
わし「(いてて)これがソシなら牝鹿刑事ユナが登場するんやろうなぁ」
ジェシカ「そおかな」
JOO「作詞作曲は『Pepe』ではイダンヨプチャギやったんやけど、今回はソ・ジェウ、ピク・サンチョ、ソン・ヨンジンの3人組」
わし「誰やねん?」
JOO「4Minuteのアルバム『CRAZY』で多くの楽曲を手がけてる人たちやな」
ジェシカ「同じ事務所やから、やっぱそおなるよね」
わし「曲そのものは軽快で聴きやすいんやけど、その中にもMAMAMOOのようなひとりひとりのパワーがあるともっとええと思いやした」
ジェシカ「無い物ねだりやな」
わし「続いて、ちょっと色っぽいおねえさんのトロット。ホン・ジニョンと同じカテゴリーから、チョ・ジョンミンが登場」


     チョ・ジョンミン『そよそよと(SWAY)』


JOO「おー、ホン・ジニョンが壇蜜なら、彼女は祥子」
ジェシカ「そこまでのもんやないやろ?」
わし「しかし湯治場の慰問にぴったりのコンセプトやな。顔は南国風味でそれなりに可愛ええんやけど、ホン・ジニョンほどやない」
ジェシカ「あっちは整形モンスターやからね」
JOO「ペンに怒られまっせ。
  チョ・ジョンミンは1986年6月26日生まれ。先日満29歳になったばっかりですね」
わし「歳は祥子とおなじやな」
JOO「2014年に『コムテンイ(居眠りさん)』でデビュー」
わし「去年は全く気付かんかったなぁ」
ジェシカ「三十路近くのデビューとは、遅きに失したな」
JOO「国民大学でピアノを専攻してたようやから、卒業してのデビューでしょう」
わし「ほぉ、ピアノが弾けると言うのはホン・ジニョンと比べても有利やな」
ジェシカ「なんで?」
わし「だってほら…」


     チョ・ジョンミン『花』


わし「パンチラのチャンスが増える」
ジェシカ「(こけっ)そんなことばっかり」
JOO「続きまして、たこすけさんお待たせ致しました、前回飛ばしちゃった7学年1班でーす」
わし「よっ、待ってました! 待てまティクス…学校だけに」
JOO「意味わからんわ」


     7学年1班『白い風』


ジェシカ「清楚な白いワンピにサングラス? どーゆーこっちゃ」
JOO「心は清純やけど、大人の思い通りにはならへんでってことやないすか?」
わし「外見は清いけど、内心は隠してるよん、てことかも知れん」
ジェシカ「どっちゃにしても、そんな小手先で清純派戦争を勝ち抜けると思うなよ」
わし「ま確かに楽曲も含め力不足やとは思うけど、ワシはこのMV大好きなんよねー」
ジェシカ「どの辺が?」
わし「まず1ショット撮影にこだわってるとこ。ロケセットのせいもあるけど『魚影の群れ』の旅館のシーンみたいで受けるー(藤田ニコル風)」
JOO「それ、IUの『金曜日に会いましょう』のMVでもゆうてたで」※ミニそにょ233参照
わし「撮り方そのものはこっちの方が相米監督っぽいよね。
  1ショットにこだわるあまり前半のパフォーマンスを3人と4人に分けてしまうなんて強引な技使うてるけど、それも悪くない。
  後半全員揃っての群舞がリッチに見えるからね」
JOO「ただ、カムバック直前にリーダーのパク・セヒが足首の靱帯を断裂する大怪我をしてまして、心配されるところです」
ジェシカ「そやけど、今はちゃんと踊れてるんやろ?」
JOO「音楽番組を観る限りは大事ないようですけど」
ジェシカ「そんならええやん。練習中の怪我なら労災も適用されるよって、無問題無問題(がっはっは)」
JOO「…(他人事やと思うて)」
わし「ところで、彼女らが乗ってるセグウェイ風の電動三輪車。調べて見たけどどこの何という製品か判らなかったので、情報をお持ちの方はお教えくださいませ(ぺこり)」
JOO「どおでもええ」
わし「続きまして、BYE BYE BADMANが新譜をリリース」
ジェシカ「げへー、またインディーズやぁ」
わし「2集『オーセンティック』から活動曲の『So far』をお聴きいただきましょう」
ジェシカ「いらねーよー」


     BYE BYE BADMAN『So far』


わし「このバンドのキーボードが実はCheezeのクラウドで、今回アルバム作りのスケジュールが完全にWったために、アルバムリリース後クラウドが倒れてCheezeのコンサートが延期になった訳や」
ジェシカ/JOO「…」
わし「聞いてよ」
ジェシカ「ああ、すまんすまん。クリス・ハートの歌ぐらい心に浸みて来んかったもんやから、つい寝ちゃったわ」
わし「…」
JOO「次行きましょうで」
わし「とほほ」


     MelodyDay『#LoveMe』


JOO「去年3人組のボーカルグループとしてデビューしたMelodyDay。なぜか今まで紹介してなかったんやけど、いつの間にか4人に増えて、ダンスグループに変わっていたという(笑)」
ジェシカ「特に個性らしい個性が見つからへん。次や次」
わし「そやな。あえてゆうなら、ワシはこのMVみたいな黒の締まってない画調は大嫌いです」
JOO「知らんがな」


     Asha『Mr. Liar』


JOO「アシャって読むらしいですが、とにかく情報が少なくて、新人なのかもよく判ってまへん」
ジェシカ「今まで見た中でもダントツに貧乏くさいMVやな。超弱小事務所と見た」
わし「ほとんど普段着で、空っぽの部屋で踊る姿が、異常にシュール(呆)。
  監督はエド・ウッドに違いない」
ジェシカ「じゃあ次の新曲はぜひ『プラン9』てタイトルで」
JOO「会話がマニアックすぎる」
わし「そやけど、この強烈な貧乏ぶり、MelodyDayよりずっと個性的でおもろいで。気に入った」
ジェシカ「本人たちは“おもろい”どころやないやろ」
JOO「気に入ったんならCD買ってあげなさいよ」
わし「そおゆう意味で気に入った訳やないもん」
JOO「…(ならどおゆう意味やねん?)」
  次はTREN-Dでーす」
わし「チェケラッチョ、ハゲラッチョ!」
ジェシカ「それ、もお飽きたし」
わし「ちぇー」


     TREN-D『情』



わし「おー、アストンマーチン、ええなぁ。V8ヴァンテージにヴァンキッシュか」
ジェシカ「デビューではローラースケート履いて貧乏くさい映像やったけど、今度は銭かけてきたなぁ」
JOO「その高級車、乗り回す訳でもなく、ただ置いてあるだけやからやっぱり貧乏なん違いまっか?」
わし「あ、ゆわれてみればそおやね。スタジオにセット組むこと考えたら、こっちの方が安上がりかも」
JOO「まぁそれでもAshaよりはお金掛けてると思います」
ジェシカ「曲調が半分トロットちゅうかムード歌謡みたいになっちゃったね」
わし「ターゲットをオヤジか軍人に絞って来たのかも」
JOO「いずれにしても、同じ2013年デビューのBESTieにはだいぶ水をあけられてる感じですね。
  Ladies' Codeが健在なら、もっと差を感じたかも知れまへん」
ジェシカ「そやけど、NC.Aには勝ってるん違う?」
わし「んな訳あるか(ぷんぷん) NC.Aたんの方がずっと上じゃ」
JOO「…(目くそ鼻くそやと思うで)」


     Tymee『愛って(Feat.Subin Of Dal★Shabet)』


JOO「女性ラッパーのタイミーがダルシャのスビンをフィーチャリングして1年ぶりに出した新曲っす」
ジェシカ「知らん」
JOO「デビューは2004年ですから、もお11年のキャリアを持ってる実力派ラッパーっすよ。
  本名はイ・オクジュ。デビュー当時はネイパー(Napper)って名前で活動してて、2009年からはイ・ビア(e.via)と名乗っていました。
  が事務所と揉めてイ・ビア名を放棄(あるいは事務所に剥奪され)、2013年から芸名をタイミーに変えたそうです。
  詳しい説明はしませんが、この国にはまだ所属歌手を食い物にするヤクザのような芸能事務所がたくさんあるんですよね」
ジェシカ「SMEみたいな」
JOO「JYPEみたいな」
わし「こらこら。とにかく曲自体は肩の力が抜けた、気軽に聴けるポップなものやと思うで」
JOO「スビンのパートも軽やかでええですね」
わし「タイミーには今後もめげずに頑張って欲しいと思います」
JOO「次は日本限定の曲ですが、歌謡祭の対象ですので、ここで紹介しておきます」


     Crayon Pop『ラリルレ』


わし「これが日本デビュー曲なんやな」
JOO「そおみたいやね」
わし「なんか、もお見飽きた感がすごくて。
  せめて『パパパ』のすぐ後か『ルパン3世』の頃にイルデしておけば」
JOO「あれは『ルパン3世』違うから」
ジェシカ「曲も振り付けもどうしたって集大成的なものになるのは仕方ない。多少のマンネリはメジャーにはつきもの」
わし「それは判るんやけど、『サタデーナイト』の頃の新鮮な驚きが懐かしいなぁ」
ジェシカ「いるんだよなぁ、こうゆうマニアぶったペンが。少女時代なら『タマンセ』が、Apinkなら『カニ』が一番とか、必ず言いよるねん」
わし「『カニ』てゆうなよ」
ジェシカ「とにかくデビュー曲とか2曲目とか、最初の印象でグループの価値を決めつけるなっての」
わし「そんなこと思ってないモン。三波春夫の最高傑作は晩年の『ジャン・ナイト・じゃん』やって決めてるモン」


     三波春夫『ジャン・ナイト・じゃん』


JOO「(かくん)それはそれで、マイノリティやなあ」
わし「この曲、島津亜矢がカヴァーしないかなぁ」
ジェシカ「なんでCrayon Popから『スーパーヅガン』に話が変わるねん! 関係ないにも程がある」
わし「関係ないことないで。“お、その牌おくれ、ポン!”…“おくれ、ポン”…クレポン、なんちゅうて(笑)」
ジェシカ「…(怒)」
わし「仕方ない。じゃあ今日はこのくらいにして、K−Poンジャンでもやりますか?」
ジェシカ「やるか、ボケーッ!(どかーん)」
わし「うひゃーっ(ごろごろー) また次回お会いしましょー!」
JOO「…アホや(呆)」