関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

ミニそにょ280

ジェシカ「ああ、玉石混淆とゆえども、これだけみんなが一所懸命歌っている姿を見たら、ウチも歌いたくなったわ」
JOO「ねえさん…」
ジェシカ「やっぱり、ウチの天職はアイドル。堂々とステージに立って、歓声を浴びて、歌い踊りたい…(しくしく)」
わし「それは本気か?」
ジェシカ「勿論や。もう一度歌手に戻れるなら…(すっく)♪今ウチの生きる全て〜 捨てていい〜
JOO「濱田金吾、ホンマに好きやなぁ(呆)」
わし「よし、その覚悟、受け取ったでぇ。今日から自分は、北から来た天涯孤独の天才歌手、脱北少女スヨンちゃんや」
ジェシカ「は?」
わし「脱北の際に両親は射殺され、妹は北に取り残されたまま。その恨(はん)に満ちた気持ちを歌にのせて、祖国に届けとばかりに今日も熱唱するのです。
  さぁ、歌っていただきましょう、『ご恨ができたよ』!」
ジェシカ「♪ご恨ができたよ〜 かあさんの叫ぶ声…ってアホかっ!(がおーっ)」


     矢野顕子『ごはんができたよ』


ジェシカ「なんで脱北少女やねん! ウチはアメリカからの帰国子女ジェシカ・ジョンやっちゅうねん」
わし「ほー。そんならそれでもええけど、その名には“元少女時代の”っちゅう肩書きがついて回るで。一生な」
ジェシカ「う…」
JOO「それはきついなぁ」
わし「ミンジュは事務所移籍したあとまで“JYPの宝石”と呼ばれたないやろ?」
JOO「(ぶんぶん)それだけはご勘弁」
わし「シカかて同じはずや。そやから少女時代とはなんの関係もない、新しいペルソナを与えてやろうちゅう訳や。
  例え虚構と判っていても、世間にとって自分はもお少女時代とは関係なくなるんや。
  自分が少女時代のジェシカより魅力的な姿を見せることさえ出来ればな!(どーん)」
ジェシカ「な、なるほど…(汗)」
わし「さぁ、このチャレンジ、やりますか、やりませんか?」
ジェシカ「やりま…って、やる訳ないやろ、ボケ(どかっ)」
わし「わーっ(ごろごろごろ)。せ、せっかく北の方言指導にキム・ヒョンヒを手配してたのに」


JOO「さて、オープニングコントはそれくらいにして、次の曲をお願いします」
わし「え、もお終わりなん? 仕方ないなぁ(ぶつぶつ)…えーと、次はBESTieですね。『Excuse Me』」
JOO「おおっ」


     BESTie『Excuse Me』


わし「もおすっかり清純なふりを捨ててしまったBESTieですが、それが悪いという訳じゃなく、かえってストレートに女性美を見せるようになって好感が持てます。
  相変わらず脚がキレイですな」
JOO「ブラTシャツの模様がネコの目みたいで、笑っちゃいました」
ジェシカ「曲もいいし、パフォーマンスもいいし、MVも面白い。さすがに第2回歌謡祭で新人賞取っただけのことはあるよね」
わし「MVのストーリーで、男の本音が見える眼鏡が出て来るけど、実際の男の願望はその程度のモンやないからな!」
JOO「なに威張ってんねん?(呆)」
わし「もお全員裸に剝いて、あんなことやこんなことや、とてもテレビで流せないような暴虐の数々…」
JOO「テレビで流せへんから、あの程度に抑えて撮ってるんやん。リアルにやったらシャレにならん」
わし「そ、それもそおか」
ジェシカ「アホや(笑)」
わし「悔し紛れにもうひと言。わしは大概の女性の方が普段からエロいこと考えてると思います」
JOO「(無視)次の曲をどーぞ」
わし「次はわしの大好きなGirl's Day『Hello!! Bubble』や(わーい)」
ジェシカ「趣味わるっ」


     Girl's Day『Hello Bubble』


わし「これについては『ミニそにょ271』で詳しく解説していますので、そちらをご覧下さい」
JOO「(ずるっ)雑やな」
わし「えへへ、メンド臭いもーん(と言いつつ、今Girl's Dayを話題にするのはまずい。許せ、ミナ、ユラ、ヘリ(除:ソジン)。全ては自分らを愛するがゆえ)」
JOO「仕方ないなぁ。じゃあ次の曲は…」
ジェシカ「ちょっと待てや。Girl's Dayゆうたら、2〜3日前ネットニュースで話題になってなかった?」
わし「…(ぎっくぅ)」
ジェシカ「なんやら、テレビでえらい態度が悪かったとか」
わし「ご、誤解だよぉ。自分らかて、身に覚えがないことで、よお攻撃されとったやないの」
ジェシカ「ウチらとGirl's Dayを一緒にするでない!(びしっ)」
わし「ひゃー」
ジェシカ「(クリクリ)あ、これや。“Girl's Day、司会者に対する態度議論…最終的に放送で公式謝罪”」
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2024399
ジェシカ「アフリカTVのチェ・グンを無視するなど、放送中に仲悪そうやった…とな。
  確かにこいつらは態度悪いモンなぁ」
わし「そ、そおなの?」
ジェシカ「そやで。ソルリよりはちょっとマシやけど」
JOO「それは相当なレベルやな(呆)」
わし「とにかく謝ったんやし、勘弁してあげなさいよ」
ジェシカ「(じろ)えらいGirl's Dayの肩を持つやんけ」
わし「いやいやいや。持つなら肩よりもっとええ所を持ちたい」
JOO「なにゆうてんの?」
ジェシカ「F1界ではレギュレーションに違反した場合、スタートグリッドを下げるなどのペナルティがあると聞く。
  歌謡界でもこの方式を採用したらどうやろう?」
JOO「とゆいますと?」
ジェシカ「次の新曲で、音楽番組でのGirl's Dayの順位を10番手ぐらい下げちゃうとか」
JOO「ひえー、それは過酷な。絶対TAKE7に入れないやないですか」
ジェシカ「そやけど、考えてみたら元々TAKE7に入る程の人気はなかったな(がっはっは)」
わし「つ、次にいきまーす(耐えろ、ミナ、ユラ、ヘリ(除:ソジン)。耐えろ、ワシ。)


     Six Bomb『Step To Me』


ジェシカ「わぁ、懐かしい!」
JOO「知ってはるんでっか?」
ジェシカ「確かユナの同級生がおったような…」
わし「ピンポーン。2012年1月にデビューした6人組がなぜか3年ぶりに4人になってカムバック」
JOO「もおSix違うんやね」
わし「本来は6人とゆわれてるけど、デビュー直前でひとり怪我してしばらく5人体制で活動しておったんで、最初からSixて名前は破綻してたようなモンやな。
  そんで今回、事情はわからんが、ついに4人になってもおた」
ジェシカ「ユナの同級生は?」
わし「Wikiによるとそれはリーダーのスビンのようやけど、とっくに脱退しとる。ちゅうか今まで6人脱退しとる」
JOO「はぁ? じゃあまさか最初からのメンボがいないってこと」
わし「そのまさかや。どっかのタイミングでSoaって娘が入ったんやが、今回その娘だけを残して残り3人は新加入って形でのカムバックらしい」
JOO「(ズルッ)ほなカムバックゆうたって実質デビューやんか」
ジェシカ「事務所が練習生の在庫整理をするために、賞味期限の切れそうな品をSix Bombちゅう古い段ボールに投げ込んだとしか思えんな」
わし「お、上手いことゆうね。ちなみにカムバック曲の『Step To Me』もデビューミニアルバムに収録されとった使い古しの曲やねん(笑)。
  MVが見当たらないのは、そもそも作ってないからかも」
JOO「うわぁ、そんな新人(?)に明るい未来なんかある訳あらへんな。可哀想」
わし「ただ、Youtubeにはこんなfancamも上がっとるから、へたすりゃEXID的な大逆転がないとも限らん」


     Six Bomb『Step To Me』fancam


ジェシカ「いや、無理やろ」
JOO「衣装もパフォーマンスも光るモノなし」
わし「やっぱそおかぁ。ほな次行きましょ…おおっ!」
JOO「どした?」
わし「次は光り輝く、我らのCheezeが凱旋や!」
JOO「(がっくり)わぁ、臭そお」


     Cheeze『全ての瞬間』


わし「2013年の衝撃のデビューから2年、満を持して1.5集アルバム『PLAIN』が発売になりました(パチパチパチ)」
ジェシカ「なんじゃい、その1.5集って」
わし「去年ラッパーのMOLOが入隊しちゃってクラウドとダルチョン姐さんのふたり体制になったんで、ラップ抜きの新曲5曲でミニアルバムを出す予定やったんや。
  ところがこの2年の間にデジタルシングルを何曲も出してて、それもCDという形に収めようと言うことになり、ボリュームとしてはフルアルバム並になっちゃったんやって。
  でも2集と呼ぶには忍びないので1.5集ってことらしい。
  ちなみにジャケットに映ってる町は長崎だよん。2泊3日でジャケ写撮りに来日したそうや」
ジェシカ「どーでもええ」
わし「デビューアルバムの『Recipe!』では音色を抑えたモノトーン的なサウンドが物足りなかったんだけど、最近では相当カラフルな音作りになって来てて、そこにダルチョン姐さんの美しいヴォーカルが映えに映えまくっている」
JOO「そお? なんか濁って聞こえるけどなぁ」
わし「それは投稿者が自分の声を重ねやがったからや。タイトル曲の動画がそれしか見つからんかったんで仕方がない。
  ただ、ねえさんの美声を堪能する歌は2曲目の『天気予報』やと思うとる。それはちゃんとした音の動画があるで」
JOO「(ずこっ)ほな、最初からそれを紹介せえや!」


     Cheeze『天気予報』


わし「ああ、この1分17秒あたりからの天を舞うような伸びやかな声、たまりまへん。
  どこにも似てないのに一度聴いたら忘れられない自由闊達なメロディライン、アレンジにも独特の味があって、いよいよCheezeならではの個性が浮き彫りになってきたと思うのであります」
JOO「つまりラッパーがいなくなってよかったと?」
わし「そおはゆうてない。けど悪い影響はなかったようやな。
  こないだ開催されたミニコンサートもチケットがわずか10分で売り切れたとゆう」
JOO「おお、それはすごい」
わし「クラウドが体調壊して延期になったけどな」
JOO「(かくん)あかんやん」
ジェシカ「…(涎)」
わし「寝るなよ!」


     ハン・ヒジュン『QnA(with ティファニー of 少女時代)』


わし「一転して商業色の強い歌ですが、ティファニーが参加したハン・ヒジュンの『QnA』です。
  ハン・ヒジュンはコリアン・アメリカンで、アメリカの人気オーディション番組『アメリカンアイドル』の出身者。
  その韓国での活動曲にパニやんが参加したっちゅう訳や」
JOO「ははぁ、遠い異国の地で、アメリカ人同士助け合おっうちゅう、よくある美談ですな」
わし「ところが、ハン・ヒジュンは12歳で渡米しておるから、かえってアメリカの方に馴染まんかったらしい」
JOO「(こけ)あかん奴」
わし「ちなみにアメリカでの活動はこんな感じ」


     HeeJun『Bring the Love Back(feat. Pusha T)』


JOO「ちゃんとアメリカ生活に馴染んでるように見えるけどなぁ」
ジェシカ「演技や。今パニが韓国に馴染んでる振りをしてるのと逆に、アメリカに馴染んだ振りをしてるだけや。
  こいつの心はコリアンのままに違いない」
わし「そんなこと判るの?」
ジェシカ「判るがな。ウチかて、職業こそデザイナーやけど、心は少女時代のままやから」
ヒュ〜
わし/JOO「…(真っ白)」←シカ効果


     ペク・アヨン『こうなるんやったらハナからせんといて』


ジェシカ「出たっ! チャート逆走パート2!」
JOO「アヨン、売れてよかったなぁ」」
わし「大変素直な、心に浸みる歌でございます。
  この曲に関しては第593話で詳しく解説しているので、そちらをご覧下さい」
ジェシカ「またかよ(呆)」
わし「アヨンは別に後ろ指を指されるようなことしてないので、今回は純粋にそおゆう理由ですから。
  ただ、それだけではあまりにも愛想なしな感じなので、アヨンたんのデビュー前の映像でもどうぞ。『K-Popスター』初登場のシーンです」


    


ジェシカ「まだガキやな」
JOO「確かに、これに比べると、今のアヨンは、女性らしく美しく成長したと思います」
わし「成長?(ぴくん)」
JOO「成長です!」
わし「歯並びがよおなったのも?」
ジェシカ「歯並びは成長で治るんじゃ!(がおー)」
JOO「わっ、思わぬ所から援軍が」
ジェシカ「はっはっは」
※ビギンズ第3話もしくは下を参照
http://shinbishika-guide.com/jessica/


     Sweet Revenge『Fly High』


わし「続きまして、弘大の少女時代、スウィートリベンジっす」
ジェシカ「ひゃー、まだおったんかい?」
JOO「なんかえらい美人になったな」
わし「成長です」
JOO「やられた」
ジェシカ「ガールズバンドなのにベースが5弦とか、気合い入ってるな」
わし「ここのベースはずっと5弦やで」
ジェシカ「ほー」
わし「2009年のデビューから6年。その間実は何曲もリリースしてて、ずっと頑張って来たようや。
  その継続的な努力が、血肉となって、5弦の似合う実力派バンドへと成長させたんで」
JOO「そやけどバンドやのになんで弘大の少女時代なんでっか?」
わし「第176話に解説がありますので、そちらをご覧下さい」
JOO「(がっくり)そればっかり」