関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

ミニそにょ273

がらら…
声「こんちはー」
わし「へーい、どなた……て、だ、誰?」


    


JOO「ウチやがな。バラード界の至宝、ミンジュちゃんや」
わし「…ひゃー(劣化したビクトリアかと思うた)」
JOO「どないしたん? あまりの美しさに声も出ぇへんか?(ふふん)」
わし「また思い切って工事したなぁ思うて」
JOO「成長です!」
わし「25にもなって今更成長するもんか」
JOO「幾つになっても成長するのがセレブと芸能人なんや。
  とにかく、事務所移籍に伴い、JYP師匠好みの顔から、ちょいとモデルチェンジしてみた」
わし「あー(納得)、JYPはブス好みやからなぁ」
JOO「そおそお。今までは師匠のマニアックな嗜好に合わせてきたけど、これからは普遍的な美しさを追求するねん」
わし「普遍的な美しさゆうと、AKUMのスヒョンちゃんみたいな?」
JOO「…(こっちの嗜好も相当マニアックやな)
  ところで、先週どっか行ってたん? 家の灯り消えてたけど」
わし「先週はちょっと博多に行ってたな。Epik Highのライブがあったさかい」
JOO「エピカイのライブ? 日本で?」
わし「そや。『SHOW MUST GO ON』ゆうツアーで全国廻ってたらしい」


    


JOO「奴ら、反日やなかったんか? コンサートで小泉首相のこと茶化したりしてたのに」
わし「小泉嫌いなら日本人にも仰山いてるし、イコール反日って訳やないやろ。
  それにあのコンサートはキム・ジャンフンが演出したもんやしな」
JOO「あー、そんなら仕方ないか」
わし「それに、反日だろうが親日だろうが、円が稼げるならみんな尻に帆かけて海を渡ってくるがな」
JOO「身も蓋もないけど、まぁ確かに。
  それにしても、おっちゃんがエピカイ好きやったとは知らんかったわ」
わし「そやなぁ。あの日テンたんがコラボさえしなければ、エピカイなんて知ることも好きになることもなかったろう(遠い記憶)」


     Epik High『Love Love Love(Ft.Taeyeon)』


JOO「若ーい」
わし「この日のテンたんは、少女時代、ソロ、そしてこのコラボと、大車輪の活躍やった。
  このエピソードもいずれビギンズに書かねばならんなぁ(ぶつぶつ)」
JOO「またジジィが思い出に浸り出したで(呆)」
わし「…はっ(覚醒)。エピカイのライブの話やったな。
  西鉄薬院駅の近くのBEAT STATIONて小屋であったんやけど、ここがかつてワシが住んでた場所のすぐ近くでな。懐かしかったわぁ」


    


JOO「へー。このライブハウス、当時からあったん?」
わし「いやいや。ワシが住んでた時は、ここは線路やった」
JOO「せんろ?」
わし「うむ。建物の上に高架が見えるやろ? それ西鉄の線路やねんけど、昔は道路と同じ高さにあったんや。
  で、ワシはこの建物の先にあった踏切脇に住んでたんよ」
JOO「へー(どーでもええわ)。
  それにしてもすごい並んでるやん。Epik Highて日本でも人気あったんやね」
わし「それにはワシもビックリした。狭い小屋に立ち見でぎっしり500人以上詰め込まれたで」
JOO「マジで(ひゃー)」
わし「その9割8分は女性客で、ライブ中揉みくちゃにされながら、ええ匂いがプンプンしてめっちゃ嬉しかってん」
JOO「ライブに集中せい」
わし「ライブはこんな感じ」


    


わし「これは別の会場の写真なんやけど、規模も似たようなもんやし、ワシとステージとの距離もこのくらいやった」
JOO「めっちゃ近いやん」
わし「結構前の方やったな。で、エピカイの連中、やたらと客席にペットボトルの水を撒くんやけど、ジャストミートの距離で、全身びしゃびしゃになってもうた」
JOO「わははっ」
わし「それも、ライブの醍醐味。楽しかったでぇ」
JOO「そやろなぁ」
わし「とにかく、客席に水は撒く、汗を拭いたタオルは投げる、帽子も投げる、サイン色紙も投げるで、ファンは大喜び。
  ”ワタシタチ、イロンナモノヲ投ゲ過ギマシタ”とタブロが反省するひと幕も。
  3人とも相当量の日本語でトークするんやけど、日本語を完全に理解してる訳じゃないらしくて、台詞として憶えてたみたい。
  でタブロが”暑イデスネー。涼シクナル曲ヲヤリマショウ”とかゆって『It's Cold』を始めるんだけど…」


     『춥다(It's Cold)』


わし「ミスラ眞の長いラップパートになると、DJトゥーカッツがレコードの回転速度を遅くして、ついには止めてしまう、とかイラズラも結構あったな。
  大人になって、それぞれ結婚しても、相変わらずのイラズラ小僧ぶりやった」
JOO「ふーん。て、ミスラにいさんて結婚してた?」
わし「ミスラはIUと結婚するらしい」
JOO「どひゃーっ」
ミスラ・ジン「明日IUと結婚する」突発発言
わし「意外やったのは、笑いの中心にいたのが、トゥーカッツってとこやな。
  タブロは根が真面目やし、ミスラは照れ屋さんだから、コントを引っ張るのはトゥーカッツの役目みたい。
  テレビでは目立たないけど、ライブでは一番人気」
JOO「はぁはぁ、シティボーイズにおける斉木しげるみたいな?」
わし「よおそんなコアな情報知ってるな(呆)
  あと、お客さんがホンマによくエピカイのこと知ってて、ほぼ全曲韓国語で歌って盛り上げてたのは驚いた」
JOO「ええっ? ラップで?」
わし「いや、コーラスの部分や。いくらなんでもラップは無理がな」
JOO「なんや」


     盛り上がる会場(東京新木場 STUDIO COAST


JOO「で、入場料はナンボしたん?」
わし「6800円。別にドリンク代として500円とられる」
JOO「ちゅうと7300円…。しえー、結構高いやん」
わし「そやねん。ソシのアリーナツアーが1万円弱で、ペンライトつき、豪華セットに3時間の長丁場なのを考えると、
  7300円で、2時間弱(休憩時間含む)の公演、、舞台セットなしと考えると、いささかお高い。
  ドリンク代はライブハウスの取り分やから、6800円×500人として340万。
  ライブハウスの使用料を多めに見積もって12時間40万としても300万は残る。
  それをイベンターのキョードー西日本と折半して、1ステージ150万…めっちゃ効率ええなぁ」
JOO「やっぱ反日でも日本に来る訳やな」
わし「ちなみに少女時代やと、1ステージ1億円の売り上げにはなるんやけどね」
JOO「そっちは利権が複雑すぎて、簡単には試算出来へんな。
  ただ、テヨンねえの乗ってるクルマをみたら、大体の稼ぎは想像つく。
  ウチもWoolimでひと山当てて、ドームは無理としても、せめてスギノイパレス大劇場で公演してみせるで!(ぐっ)」
わし「もうないって、そんな施設(呆)」


以下余談
わし「ライブの翌日は、博多在住の後輩に案内させて、『辛樹(からき)』と言うカレー屋さんに行って来ました」
JOO「なんで博多でカレーなん?」
わし「nohohonmanさんが、かつて京都にあった名物カレー屋で、今は博多に移ってると教えてくださったのだ。
  せっかくやから行ってみた」


    


わし「なかなか狭い通りにあって、土地勘がないと探し出すのは難しいかも。
  12〜14人くらい入ればもう満員みたいなこぢんまりした店を、上品な老夫婦でやっておられた」
JOO「ほえー」
わし「名物はビーフカレーらしいので、それを頼んでみた。
  ビーフを煮込んだカレーやなく、トッピングがビーフってことやね」


    


JOO「わ、美味しそう」
わし「ま、ほどほどに美味しかったで。何度か食べればクセになる気はするけど、初回やからなぁ」
JOO「そおかぁ。ラーメンと一緒で、カレーも個人の嗜好があるかならな」
わし「そおそお。JYP師匠のブス嗜好みたいなもんや」
JOO「それとは違うって」