関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

ミニそにょ259

JOO「さぁ、そんじゃいよいよ下半期分の紹介やね」
わし「その前に…」
JOO「(こけっ)まだあんのかい!」
わし「うむ。去年牛臭公園で行われた”日韓友情コンサート”が今年もあったんやけど」
JOO「牛臭公園で?」
わし「いや、今年は韓国の蔚山市であったらしい。毎年持ち回りなんやって」
JOO「へー。で?」
わし「それに出ていた韓国の歌手が初耳で結構面白かったので紹介したいなぁと」
JOO「誰よ?」
わし「ひとりはチ・ウォニとゆうおネエちゃん。お色気路線のトロット歌手で、ホン・ジニョンのライバル的存在」
JOO「ほー。エロいトロット、通称エロットゆう奴やね」
わし「超力ロボみたいな言い方すんなよ。
  で、ホン・ジニョンの売りが顔と脚なら、このおネエちゃんの売りはどうやら巨乳らしい」


     チ・ウォニ『ピーパパルーラ』


JOO「確かにでかいな」
わし「そやろ? すじ田先輩が好きそうやから紹介しておく」
JOO「『ピーパパルーラ』てどおゆう意味?」
わし「さぁ? テクマクマヤコンみたいなことやないの?
  あるいはCrayon Popの『パパパ』が売れたから便乗したのかも(笑)」
JOO「んな訳あるかい」
わし「もうひと組はSOREA Bandちゅう、韓国や中国の伝統的な楽器をフィーチャーしたバンドや」


     SOREA Band 『Araliga.Nat.Ne』


JOO「あー、この人らは有名やで。SOREAゆうのは”Soul Of KOREA”をスローガンに活動してる舞台芸術団体で、このバンドはその活動の一部なんや」
わし「あ、そうなん?」
JOO「けっこう世界中に出かけて演奏してるみたいやで」
わし「へー。伝統にこだわるばかりやなく、ラップやダンスを取り入れてるのもいいよね。ヴォーカルのねえちゃんの鼻の穴が気になるのを除けば、なかなか気に入った」
JOO「何処見とるねん」


わし「さぁ、それではいよいよ下半期。まずは7月から見ていこう。
  国民の妹の妹がカムバックや」


     FIESTAR『もイッコ』


JOO「FIESTARかぁ。忘れがちなグループやな」
わし「IUの妹とは思えない程扇情的になって帰ってきました」
JOO「IUかて充分扇情的やけどな」
わし「あ、だからこないだクリスマスソング歌うてたのか」
JOO「どゆこと?」
わし「扇情のメリークリスマス」
JOO「…くだらねえ」
わし「ついでにそれも紹介しておこう。
  クリスマスにペンへのサプライズプレゼントとしてYoutubeにアップされた動画です」


     IU『12月24日(D.ear Cover)』


JOO「カメラ目線、カメラ目線(ぞくぞく)」
わし「まるでAV観てるようなねっとり感。早くもFIESTARの印象が吹っ飛びました」
JOO「IU…恐ろしい子」 ←決まり文句


わし「続きまして、WINGSが『花が咲いたでぇ』でカムバック」


     WINGS『花が咲いたでぇ』


JOO「WINGS?」
わし「今年3月にデビューした新人デュオなんやけど、上半期で紹介すんの忘れとった(わっはっは)。
  まぁあんまりおもろないからええやろ」
JOO「ぴゃー、不憫な子ら」
わし「で、同じ7月2日、f(x)が『Red Light』でカムバックや」
JOO「おー、そのタイミングやったら確かにWINGSなんかどおでもええわな」
わし「そやろ?」


     f(x)『Red Light』


わし「もともと活動曲には実験的且つ前衛的な楽曲を選んでくるグループやけど、これは行くとこまで行っちゃった感があるよね」
JOO「ポップスの枠からもはみ出しかかってますな」
わし「そやけど中毒性が高いのは確かや」
JOO「あと素で美人やから出来るヴィジュアルやろうね。ブスがやったら怒られまっせ」
わし「そやな。セウォル号の余波とソルリの戦線離脱ゆう二重苦に遭うて、ちゃんとした活動が出来なかったのが惜しまれる。
  翌週には韓国のポール・ボッツことホ・ガクとAPinkウンジがデュエット曲『ケンカはやめよう』をリリース」


     ホ・ガク&チョン・ウンジ『ケンカはやめよう』


JOO「このふたりは去年も組んでましたよね」
わし「『ショートヘア』ね。あれが好評やったんやろうね。MVも同じテイストで作られてるし」


     ホ・ガク&チョン・ウンジ『ショートヘア』


JOO「これ、シリーズ化するつもりかなぁ?」
わし「せっかくデュエットなんだし、シリーズ化するなら指人形版トラブルメイカー作ってくんないかな」
JOO「どんなんよ?(呆)」
わし「その後は8人組の新人Ye-Aがデビュー」
JOO「イヤァオ!?」
わし「違う! サッカーの韓国代表チームメンバーで、日本でも活躍したファン・ソンホンの娘イギョがメンバーにいるんやぞ」
JOO「つまりプロレスではない、と?」
わし「むしろ正反対ですな。国家的英雄の娘だから、日本でゆうたら長嶋茂雄終身名誉監督の娘みたいなモンやろう」
JOO「つまり長嶋三奈? 長嶋三奈がいるグループと憶えたらええのね?」
わし「うむ、それでええです」 ←ええ訳ない


     Ye-A『UP AND DOWN』


JOO「まぁ特に嫌みもないんやけど…」
わし「標準的な新人やね。そやけど、最近はデビュー曲だけじゃなんも判らんからな」
JOO「そうね。今後どう化けるかやろね」


わし「どんどんいきますよ。7月14日にはGirl's Dayが『Darling』でカムバック」
JOO「おお! 今やAPink、Sistarと並んで越えられない4次元の壁の真下に位置するセカンドグループの雄ですな」
わし「女の子グループに雄ってゆうのはどうなんやろ?」
JOO「じゃあ雌」
わし「それって差別的に聞こえへん?」
JOO「めんどくさいなぁ。じゃあセカンドグループの一角」
わし「あの北極海に棲むとゆう幻の海獣?」
JOO「ええ加減にしなさい!」


     Girl's Day『Darling』


JOO「今年はヴィジュアルがすごく垢抜けましたね」
わし「ええ病院を見つけたんやろうな」
JOO「こら!」
わし「こうゆうエロ爽やかなのが彼女らの個性。今後多くの新人のロールモデルに選ばれるやろうね」
JOO「確かに、この曲もあっという間に1位になりましたね」
わし「2010年にデビューしてすぐメンボの入れ替わりなんかあって、今の個性に定着するのに3年以上かかってるんやなぁ。
  f(x)かて最初は苦戦して、独自の色を見つけるのにやっぱ3年近くかかってるもんなぁ」
JOO「なにが言いたいんでっか?」
わし「アイドルグループって、メンボを集めて来ただけじゃひとつのチームにならんと思うんよね。
  メンボ全員、なんならペンも一緒に、時間をかけてひとつの個性を作っていく訳で、一種の人格、ゲシュタルトを形成するとゆうてもええ。
  そやからメンボがひとり抜けたりすると、それはもおゲシュタルトが崩壊して、元のグループとは違ってしまうんよ。
  別人格になる訳でもなく、ただの寄せ集め、ばらばらの個性になってしまう。
  再びみんなに愛される新しいゲシュタルトを形成するには、また2〜3年かかるんやろうなぁ…そお思うと、ちょっと気が遠くなった」
JOO「ははぁ、KARAのことやね。わかるで」
わし「…(コロス)
  ちなみにGirl's Dayはsの前にアポストロフィがつきます。少女時代はsのあとにアポストロフィが来ます(Girls' Generation)。
  間違えやすいので気をつけてくださいねー」
JOO「…? なんで急に少女時代の話なんか?」
わし「貴様には判らんよ(ふん)。
  さて、Girl's Dayは下半期だけでも、あと2曲シングルを出しとる」
JOO「おお、積極的」
わし「そのうちのひとつ『逢いたい』は、世界初のカード型スマートアルバム”キノ”を通して売られるなど、戦略も意欲的やった」


     Girl's Day『逢いたい』


わし「さらに12月にはソジンとラッパーDok2のコラボ曲『フィナーレ』をリリース」


     ソジン&Dok2『フィナーレ』


わし「歌以外でもJTBCのドラマ『ソナム女子高探偵団』に出演中のヘリが、今度は地上波はSBSの新水木ドラマ『ハイド、ジキル、私』に出演が決まるなど、ひっぱりだこや」
JOO「躍進の年になりました」
わし「で、その翌週はもうひとつの雄であるSistarがカムバック」


     Sistar『Touch my body』


わし「てゆわれても、そんなプヨったボディ、あんまり触りたくないですな」
JOO「は?」
わし「長靴を履いた猫ならぬ、ホットパンツを穿いたヒキガエルとゆうか、確実にベクトルが人間外の方に向いてますな」
JOO「相変わらずやなぁ(呆)」
わし「ただ、目をつぶって聴いてると、歌は大変素晴らしい」
JOO「実力はトップクラスやからね」
わし「今後ラジオに限定して活動して欲しい」
JOO「そんなわがままが通用するか!」


わし「7月下旬にはヒップホップグループDelightがカムバック」


     Delight『Hate You!』


わし「続いてヘイニが『真っ赤な嘘』でカムバック」


     ヘイニ『真っ赤な嘘』


わし「ヘイニは去年『LOVE007』て曲を紹介したんやけど、なかなか笑かしてくれよる。キュートだし、結構好きかも」
JOO「変な趣味〜」
わし「そやけど、MVのインパクトは『LOVE007』の方があったな。
  さて、同じ日、BESTieがカムバック」


     BESTie『Hot Baby』


JOO「BESTieは『どぎゃんどぎゃん』の頃からだいぶ方向性を変えてきましたね」
わし「まさにゲシュタルトだよ、ミンジュくん。こうやって徐々に自分たちにふさわしい個性を形成していくのさ」
JOO「なるほど」
わし「それにしても『熱い赤ん坊』とは危険なタイトルや」
JOO「なんで?」
わし「天然痘かもしれん。すぐ病院に連れて行かんと」
JOO「…(突っ込む気にもならん)」
わし「BESTieの翌日にはキム・ヒョナのシングル曲が出とる」


     ヒョナ『RED』


JOO「まさにHot Baby!」
わし「このMVではベッキーに似て見えるから、ベッキーペンの人にも使えるようになってる」
JOO「使うって? なんに?」
わし「それは各人勝手に解釈してください。必要なのは想像力だけ」
JOO「…?」
わし「そんでもってヘルツアナログの新曲も出た」


     Herz Analog『Love Counseling』


わし「今回からボーカルにジュハが加入してふたり体制になったよ」
JOO「へー。…て、知るか、こんなインディーズ!」
わし「なんや、ヘルツアナログ知らんのか? 詳しく教えてやろうか?」
JOO「いらねーよ! さっさと次行って(しっし)」
わし「次はみんな大好きLim Kimです」
JOO「おお、キム・イェリム!」
わし「4月にIUとのデュエットでデビューした男性4人組High4が今度はLim Kimと組んで帰って来た!」
JOO「♪ハイフォー、ハイフォー、仕事が〜好き〜
わし「…」
JOO「おや?」


    HIGH4&Lim Kim『もっと近くで』


JOO「あら、オシャレ」
わし「曲調にLim Kimの声がよお合うとるよね。それに適度なお色気があって大変よろしい。
  てことで、7月はここまで」
JOO「(ずる)まだ7月かよ」
わし「男子アイドルは外してこの量やからね。あと2〜3日かかりそう」
JOO「完全に年をまたぎますな」
わし「そうやなぁ」
JOO「そうやなぁとか他人事みたいにゆうとらんと、さっさと続きを書いて!
  これが終わるまで、おっちゃんに正月は来ないんやで!」
わし「うげー」


つづく