関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第525話 大ひんしゅくの機内トラブル事件

声「せんぱーい! せんぱーい!」
テヨン「ん?」
てててて
NC,A「ちょっと待ってくださーい、テヨン先輩(はぁはぁ)」
テヨン「なんや、響の長友かと思うたらイタリアの観光名所やないか」
NC,A「…そ、それはどおゆう?」
テヨン「嘘つきが手を入れると噛まれる奴や」
NC,A「誰が”真実の口”ですか! マンホールの蓋なんかと一緒にしないでください」
テヨン「いやぁ、その顔は五十歩百歩やと思うで。…ところで自分は?」
NC,A「は?…(ウチのこと知らんと悪口ゆうてたんかい)
  申し遅れました。去年JJホリックからソロデビューしました、歌手のNC,Aとゆいます」
テヨン「あ、そお。全然知らんわ」
NC,A「(かくん)まぁ先輩はお忙しいですからね。以後お見知りおきをお願いします」
テヨン「…(じー)」
NC,A「な、なんでしょう? ウチの顔になにか?」
テヨン「いや、よお見たら”真実の口”にはあんまり似てへんかった」
NC,A「でしょう?」
テヨン「むしろ昭和のピンク女優みたいな顔やな。名前忘れたけど」
NC,A「そ、そうですか? どなたなんでしょうね、その女優さんて? あは、あはは」
テヨン「ま、ブスはブスや」
NC,A「は、はぁ…(なんで局の廊下で呼び止めただけで、ここまでゆわれなあかんねん)」
テヨン「ほなそおゆうことで(すたたた)」
NC,A「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいよ。まだブスゆわれただけやないですか。
  呼び止めたのはウチですから、話を聞いてくださいよぉ」
テヨン「ほんならさっさと用件を言えや。ウチが忙しいてことは、自分でゆうたからわかってるやろ?」
NC,A「は、はいはい。ほな、えーと…とりあえずSMtownはお疲れ様でした(ぺこりん)。
  あとテティソのこれからの活動も応援してます」
テヨン「おう、やったらCD500枚買えや」
NC,A「…(限度ちゅうものがないお人やな。千原せいじかてここまで厚かましくないで)
  ところで先輩、ウチ先週福岡に旅行に行ってたんですが」
テヨン「福岡? 土産ならラーメンは太るからいらんぞ」
NC,A「そうやなくて、福岡でこんな新聞を見かけたので…(ぱさ)」


    


テヨン「なんや…九スポ?」
NC,A「そうなんですぅ」
テヨン「なになに…”大谷、緊急顔面矯正”? 野球選手に整形が必要か?」
NC,A「いえ、そっちではなく、その横の…」
テヨン「”遼62”…山本貴嗣の『エルフ17』の続編かな?」
NC,A「それでもなくて」
テヨン「”競馬16ページ超ワイド!!”」
NC,A「(うきーっ)わざとやってるでしょ! ”「少女時代」トラブル”ゆう見出しですわ」  
テヨン「ウチらにトラブルねぇ。ユリが真性”少女時代の豚”に成り下がったことかなぁ」
NC,A「そんなことが記事になる訳ないでしょ。開いてみたらどうです?」
テヨン「ちゅうてもなにも身に覚えがないし…(ぱさばさ)」


     どーん


テヨン「わぁ!」
NC,A「これですよ。先輩にご報告しようと思わずキオスクで一部購入してしまいました」
テヨン「”ミス東スポを目指す斉藤絢女が初グラビア”?」
NC,A「しつこいボケですね」
テヨン「(ちぇ)”迷惑行為の一部始終を大公開 少女時代テヨン 大ひんしゅくの機内トラブル”やと?」
NC,A「はい、”延々ケータイ使用し飛行機の離陸遅らせる”とありますね。時期的に見て、どうやら大阪コンサートに行く飛行機でのことやないでしょうか?」
テヨン「こんなのデマや。でっちあげに決まっとる!」
NC,A「記憶にないと?」
テヨン「記憶も何も、ウチの電話はスマホであってケータイではない。よってこの記事は嘘なのである(はっはっは)」
NC,A「そんな言い逃れが世間に通用しますかねぇ」
テヨン「言い逃れもダレノガレも、iPhoneはケータイ違うから」
NC,A「ほんなら100歩譲ってこの”ケータイ”ゆう言葉を”スマホ”に置き換えてみたら?」
テヨン「どゆこと?」
NC,A「”延々スマホ使用し飛行機の離陸遅らせる”て記事だったらどうですか?」
テヨン「それやったら、身に覚えがないこともないような…」
NC,A「やっぱり事実でしたか」
テヨン「そやけど緊急事態やったんやで。ペッキョンとの熱愛記事が翌日<デスパッチ>に出るってことが判ったんで、正直コンサートどころやなかったんや。
  飛行機降りんかっただけでも誉めて貰いたい」
NC,A「コンサートが最重要でしょうが。なんで誉めなあきまへんの。
  そもそもなんの電話やったんですか?」
テヨン「決まってるがな。彼や事務所や実家や弁護士に事情の説明と対応策の相談や。
  そおそお簡単に終わる訳ないがな」
NC,A「ちゅうと結構長いこと電話してはったんですね」
テヨン「そうかな? 夢中やったから憶えてへんけど、1時間半くらい違うか?」
NC,A「(ぴゃー)1時間半あったら目的地着いてまうやないですか。そら乗客のみなさん、怒るはずですよ」
テヨン「そやけどこっちはビジネスクラスやで。エコノミーの貧乏人どもとは身分が違う。
  航空会社も、銭も持たんくせに文句ばっかり言うそんな奴ら、死刑にしたらよかったのに」
NC,A「すんごい自己中やなぁ。そんで1時間半ほどで電話終わって、ようやく離陸したんですね」
テヨン「そや。…あ、その前にババしにトイレ行ったなぁ」
NC,A「は?」
テヨン「便意こらえてずっと電話してたから、話し終わったとたん猛烈にトイレ行きたなってな。文字通り駆け込んだわ」
NC,A「先輩がトイレに行ってる間はまた離陸できませんよね」
テヨン「安全上そうみたい。CAが”どうか離陸してからお願いします”て泣きながらゆうてたわ」
NC,A「それを振り切ったんですか?」
テヨン「そやかてこっちは破水寸前やで。”トイレ行かせんなら、今ここでビジネス区画をババだらけにしたる!”ちゅうて怒鳴ったら、ようやく行かせてくれた」
NC,A「そ、それで、トイレにはどのくらい?」
テヨン「まぁゆうても15分くらいやないの?」
NC,A「さらに15分も遅延…」
テヨン「本来の用足しはそのくらいやけど、邪魔されん場所やったから、トイレの中でまた2時間くらい電話したったけどな(ぴゃーぴゃぴゃぴゃ)」
NC,A「お、鬼や、般若や、大阪のおばはんや」
テヨン「まぁ機内ではよおある光景やって。いちいち目くじら立てたらあかん。
  それをわざわざこんな記事にするなんて、日本の奴らは最低やで(ぶつぶつ)」
NC,A「先輩のおっしゃることが事実なら、むしろこの程度の記事ですんでよかったかも」
テヨン「アホゆうな。今事務所はこの手の報道にはめっちゃピリピリしてるねんぞ。この程度でも会社にバレたら怒られるがな。
  それとゆうのも、ユナやパニやソルリがだらしない男関係をすっぱ抜かれるからや」
NC,A「はぁ(あくまで自分は数の内に入らないんやな)」
テヨン「まぁ今回は地方紙やから会社にバレることはないやろうけど」
NC,A「え? 九スポ東スポの姉妹紙やから、当然東スポにもこの記事は載ってますよ」
テヨン「えー、マジで?」
NC,A「はい、この通り」
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/301647/
テヨン「あららー、これは…(絶句)」
NC,A「九スポは朝刊、東スポは夕刊なんで、実際には九スポの前日にもう載ってます。
  しかも、今や新聞買わなくとも、世界中でネットを通して読めちゃいますから」
テヨン「”上戸彩を悩ませる夫HIROの夜のアレ”?」
NC,A「そのボケはもうええって!」
テヨン「こ、これはあかん。東スポ関係ならプロレスか人面魚のネタでも載せてればええものを…
  とにかく、バレる前にGを雇って関係者を抹殺するか、なんらかのいい訳を考えるかしなければ」
NC,A「はい、ちゃんと対策した方がええと思います。そのことをお知らせしようとお呼び止めしたんですよ」
テヨン「いやー、助かった。おおきに。えーと、トレヴィの泉やったっけ?」
NC,A「もう”真実の口”ほども原型なくなってますやん(呆)」
テヨン「お礼にコイン投げたろうか?(笑)」
NC,A「いりません! あ、でも、感謝の気持ちがあるなら、実はひとつだけお願いがあるんですが」
テヨン「なんや? 大概のことならきいてやるで」
NC,A「じゃあ(どさどさ)これにサインして、ウチの子どもになってください」
テヨン「(ぴゃー)ジュ、ジュニウェイ…」※第452話参照






※この九スポはコンビニで見かけて思わず購入した。
 決してエロ記事を見たかった訳ではない。


※2014年8月13日に放送だか配信だかされたMBCのコンテンツによると、NC,Aはこの夏休みを利用して福岡を訪れ、その旅行記ショートプログラムにしていたようだ。


      NC,Aの福岡旅行記


 彼女が福岡を訪れていたのはTwitterの書き込みでも知られていたが、IUの「私は韓国の俳優です」事件のような愉快な出来事は起きなかったらしい。
 まだまだだな、NC,A(笑)