関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第523話 ジェシカ、サイドビジネスを始める

01
どっすん、どっすん
ばーん!
テヨン「こらーっ!」
ジェシカ「あら、ちびっ子リーダーやないの。どないしたん?」
テヨン「どないも関内もあるか! 貴様、この記事はなんやねん?(どん)」
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2000915
ジェシカ「なになに? ”少女時代 ジェシカ、ついに夢を実現。自らデザインを手がけるサングラスのブランド『BLANC』を発足”
  あらまぁ、もうネットで話題に? 宣伝してくれてありがたいことやなぁ(ほほほのほー)」
テヨン「ほほほのほーゆうてる場合か! 自分、そもそも靴のデザイナーになりたいゆうてたやないか」
ジェシカ「確かにゆうたけども」
テヨン「ほんならなんでサングラスのデザインに手を出す?」
ジェシカ「いずれ靴もやるがな。ウチはなんにでも興味があるねん。
  その記事にあるように、カバンに靴、眼鏡、ジュエリー、携帯電話のケース、なんでもデザインしてみたい。
  サングラスはその手始めや」
テヨン「あかん!(うきー) ウチの家業が眼鏡屋ゆうこと知っとって潰しに来やがったな。
  ウチもそのうち眼鏡ブランド立ち上げよう思うてたのにー!」
ジェシカ「ふん。自分が若いツバメと惚けている間に、ウチは着々とビジネスの準備を進めておったんや。
  特に全州のキム・ジョングオッパにはお世話になったわぁ(笑)」
テヨン「全州のキム・ジョングて、ま、まさかウチのおとん?」
ジェシカ「ピンポーン。サングラス作りのノウハウから、流通のルートまで、手取り足取り、懇切丁寧に教えてくれたわ」
テヨン「うひーっ! チームメイトの親にまで手を出すとは…(くらくら)。しかも、オッパ呼ばわり」
ジェシカ「利用できるもんはなんでも利用する。それが商売ゆうもんや。
  甘いことゆうとっても、成功は出来へんでぇ」
テヨン「うう…」
ジェシカ「ウチのおとんもサンフランシスコに渡ったりして苦労したからなぁ。
  おかげで油売りから一国一城の主にまでのし上がったその商売魂、しかと学ばせて貰うたわ」
テヨン「自分のおとんは斎藤道三か!
  くそー、こうなったら…こうなったらウチも副業を始めたる!
  いや、副業やない。その甘えが身を滅ぼす。やる以上は正業としてやっていくで」
ジェシカ「ほお、少女時代よりそっちを優先させると?」
テヨン「うむ。丁度今準備しとったもんがある。目に物見せてやるからな、濃姫め!」
ジェシカ「(どきどき)そ、それは、いったいどんな商売や?」
テヨン「ウチとパニとソヒョンの3人によるユニットや! どうや、少女時代に下克上やでぇ!」
ジェシカ「(こけっ)本業やないか、ボケッ」


02
ヒョヨン「BLANC?」
ジェシカ「うん」
ヒョヨン「あのヒョリ姐さんが盗作と認めた曲…」
ジェシカ「それは『ブランコ』や! いきなりエグいとこからボケて来んなよ」
ソヒョン「“量子論の父”とゆわれたドイツの物理学者…」
ジェシカ「それはプランク!」
ソニ「唐十郎の芝居に出てくる変態…」
ジェシカ「フランケ醜態! そんなマニアックなボケやったら、もうフランケンシュタインでええやないか!(ぜーぜー)」
ユナ「どうどう、落ち着いて。
  そんで、おねえ。いったいなんでサングラスのプロデュースなんか始める気になったん?」
ジェシカ「いやもお単純に好きやから」
ティパニ「白龍か!」
ソニ「ボケ合戦やなぁ(呆)」
ジェシカ「そやけど芸能人ゆうたらサングラスやん。
  出勤時、出国時、隠密デート時となにかとお世話になってるうちに、もっとウチにふさわしい機能的で上品で格好良くてハイセンスでヒヤシンスなサングラスはないかと思うようになって、でも意外に気に入ったのがなくて。
  そんならいっそ自分でデザインしたろと思うた訳よ」
ソニ「それは判ったけど、いったいどうやってデザインしてるん?」
ジェシカ「どうやってて、普通にササッとイラストを描いて…」
全員「えっ?」
ジェシカ「そやから、ウチが描いたイラストを原型師の人が3DCADと3Dプリンターで形にしてくれて、それで修正を入れて…」
ソニ「てか、自分のイラストって、アレやろ?」
ユリ「全体にピカソちっくちゅうか、抽象画やからな」
スヨン「それをどうやって形にしているのか、不思議でしゃあないわ」
ジェシカ「誰の絵が抽象画や! それこそ中傷やで」
全員「…(ひゅー)」 ←シカ効果
ジェシカ「とにかく、これがウチのデザイン画(ぱさ)、ほんでこっちがそれを元に原型師さんが作ってくれた試作品(どん)」
ティパニ「…うーむ」
スヨン「まるで別物やん」
ヒョヨン「ちゅうか、元の絵はとても眼鏡に見えん」
ソニ「今までは原型師さんが勝手に上手いことデザインしてくれてたんやな」
ソヒョン「ちゅうことは、安心と言えば安心なサングラス」
ユナ「ほな、ウチら一本ずつ買わして貰うわ」
ジェシカ「おい(怒)」


03
ジュンス「テ、テ、テヨン!? な、何しにこっちの事務所に?」
テヨン「何って、ウチとおにいの間で水くさいやないの(ぴとっ)」
ジュンス「ひえーっ、一体何事やー?」
テヨン「ウチ、プロとして商売に私情は持ち込まない主義やねん」
ジュンス「は? と、おっしゃいますと?」
テヨン「そやからストレートに言おう。羊の胎盤化粧水の作り方と販売ルートを教えて」
ジュンス「きゅ急にななにを?」
テヨン「あと、一見立派に見えるけど安いホテルを作る業者を紹介しなさい」
ジュンス「ひゃー、自分の私情は持ち込まないけど、他人の私情には貪欲につけ込んで来る〜」
テヨン「よーし、明日は若槻千夏から古着の買い付けルートを教えて貰おうっと」






ジェシカが自ブランドを立ち上げることは、本編及び紹介した記事の通り。
 2014年8月9日がその日とされており、公式HPではすでにカウントダウンが始まっている。
 http://blancgroup.com/
 報道によれば”「BLANC」はモダン・クラシックを追求しており、すべてのアイテムをすっきりとしたシルエットに興味深いディテールを加え、
 ジェシカが持つ趣向とインスピレーションをありのままに反映している”とのこと。
 ”一番先に紹介するアイウェアは、彼女が格別な愛情を注いだアイテムとして、Seoul、Hong Kong、Shanhai、Tokyo、New Yourk、Parisというスタイルで披露する”
 とあるので、サングラスの限らず、ジェシカブランドとして広く展開していく予定のようだ。
 都市の名がついたスタイルが何を意味するかは今のところ不明。
 ブランドの立ち上げ及び成功を見守るしかない。
 それにしても少女時代のメンバーがサイドビジネスを始めるのはこれが初めてだと思う。
 今後、誰がどんなビジネスを始めるのか、興味深いところである。