関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

ミニそにょ227

ばたーん!
JOO「こんちゃー! あっついねぇ。アイス買うて来たで…て、なに観とるん?」
わし「これか? ちょっとYoutube掘ってたら珍しい動画を見つけたので」



Tiffany『어제처럼』
※見逃しがちだけど、この髪はウィッグです


わし「ラジオで歌うティパニ。デビュー半年後の映像やな」
JOO「若い…てか、この曲はウチの曲やん」
わし「お、さすがにすぐ判ったな。左様、自分の1stミニアルバム『幼い女』のトラック2『昨日のように』や」



JOO「ぴゃー、ウチの歌をパニねえさんが歌うてくれてたなんて、感激やわぁ」
わし「パニだけやない。ジェシカも歌うてるで」



Jessica『어제처럼』


JOO「ホンマやー(喜)」
わし「シカがボブカットに眼鏡なんて、なかなか貴重な映像やな」
JOO「じゃあじゃあ、本家のウチの歌も聴いてみる?」
わし「んー、これかな(ぷち)」



JOO『어제처럼』
Youtubeで観てね


JOO「ええわぁ。アスペクト変やけど、歌はすごくええわぁ。感動した!
  さすがオリジナル歌手。少女時代なんかと説得力が違うわ」
わし「こ…このドアホーがっ!(バチーン!)」
JOO「わぁ(ごろんごろん)」
わし「調子に乗ってホラ吹くんやない! この曲が2000年のJのヒット曲やってこと、ワシが知らんとでも思うたか!」
JOO「げっ、バレてる」
わし「ティパニもジェシカもJOOの歌を歌うたんやない。大先輩Jの歌を歌うてるだけや!」
JOO「ずがーん!」



J『어제처럼』


わし「そもそも初アルバムに入れるオリジナル曲足りなくて、大先輩のカバーで誤魔化す辺りが三流歌手なんじゃ。それをオリジナル曲宣言とは盗っ人猛々しい」
JOO「で、でも、少女時代だってファーストシングルには『Beginning』ゆうカバー曲が…」
わし「あれはカバー曲やなく、既成の曲を買ってるんじゃ。そやから無問題」
JOO「うう…ま、負けた。事務所の財力で負けた。
  そやけど、なんでそんなマイナーな曲に詳しいねん?」
わし「ワシはもともとイ・サンウンとかマイナーな歌手が好きなんじゃ」
JOO「うわぁ、懐かしい」
わし「このブログでも何度か話題にしとるぞ。そうや、ついでだから最近のイ・サンウンを紹介しよう」
JOO「いや、特にいらんけど」
わし「やかまし。聴きさらせ!」



이상은『어기여 디어라』


わし「(じーん)何度聴いても名曲やなぁ」
JOO「はぁ(せめて劇場で歌えてるのがまだ幸せかなぁ、ウチ)」
わし「自分もいずれ街の片隅で、感動を伝えられる歌手になるんやぞ」
JOO「いやーん、やめてよぉ」
わし「あと、キム・ヨヌの新譜が出たね」
JOO「キム・ヨヌ先輩は有名でしょーが」
わし「日本での知名度はまだ全然ないのよ。んでもって、新譜はあっと驚くロック調、ダンス付き」
JOO「マジで? バラード歌手やとばかり思ってたわー」



140809울산서머페스티발2014-김연우-Call Me


わし「もちろん、このCDも買う! 多分日本で10枚くらいしかない貴重なコレクションになるはずや」
JOO「もお好事家の台詞やん(呆)」
わし「よーし、乗ってきたで。こうなったら、最近のお気に入りをがしがし紹介しよう。
  ワシの好きなCheezeの新譜が昨日出た。Cheezeは去年フルアルバムの『Recipe!』を出してから、矢継ぎ早にデジタルシングルをリリースしとる。
  さらに最近では、これまでのRealCollaboレーベルから独立し、自分たちオリジナルの基盤で活動を始めているのや。
  まさに今もっとも熱いインディーズグループと言えよう」
JOO「ほへー」 ←興味ない



Cheeze『Pinocchio』


わし「作曲のクラウドは安定のメロディメーカーぶり。ダルチョンジ姐さんのヴォーカルもますます明朗。演奏に色彩感が出て来たのもいい。
  ジャージーなのはご愛敬と信じます。このままメジャー指向を保って活動して欲しいグループです」
JOO「へー」
わし「メジャーに近いインディーズと言えば、Glen Check(グレンチェック)やね。
  彼らは音楽だけじゃなく、デザインやファッションまで含めた”スタイル”を提案するグループ。人気も徐々に上がってきている」



Glen Check『French Virgin Party + Battaille!』


わし「最初『鉄男』かと思わせといて、途中からYMOっぽくなる。なかなかマニアック」
JOO「日本ではパカパカ防止法(ピカチュウ法)に引っかかって放送できません」
わし「で、このGlen Check、スタイル構築が売りだけに、プロデュースもお手のもの。
  最近ではBye Bye Badmanを改造している」
JOO「改造?」
わし「うむ。もともとBye Bye Badmanゆうのはいかにも弘大っぽい、素人丸出しのバンドやったんやが…」



Bye Bye Badman『Yellow Light』


JOO「わ、だっさい!」
わし「そうなんや。ベースが女の子ゆう意外性以外、特に注目に値するような要素はない。
  だがしかし、これをGlen Checkがプロデュースするとこうなる」



Bye Bye Badman『Young Wave』


JOO「確かに、見た目のダサさは置いといて、曲は格好良くなったね」
わし「そやろ。やっぱりなんだかYMOっぽいけど」
JOO「テクノとバンドの融合みたいなのがGlen Checkの持ち味なんですかね」
わし「多分そうやないかな。今度アルバム買うてじっくり聴いてみよ」
JOO「買うの? きっと念仏みたいな曲ばっかしやで」
わし「失礼ゆうな。ワシなんかNELLのフルアルバムかて楽しんで聴いてるぞ」
JOO「ぴゃー、それは筋金入りの念仏マニア」



NELL's ROOM 2013 Live HD


わし「NELLはライブが素敵(うっとり)」
JOO「理解不能です」
わし「では、そんなあなたには、ブルドッグマンションの曲を紹介しましょう」



Bulldog Mansion『Stargirl (2013 ver.)』


JOO「わ、スカやん! 明るい可愛い! NELLと全然違う!
  この若い高校生っぽいのがブルドッグマンション?」
わし「いんや。実際のブルマンは40歳前後の四人組や」



ブルドッグマンション


JOO「げぇー」
わし「クォン・サンウの主演映画『ひとまず走れ』の主題歌で有名になったけど、基本的に明るくハッピーな歌が多くて、これはこれで好き」
JOO「節操ないなぁ」
わし「この”K-Indie”て右上にロゴのある動画はいろんな発見があって結構面白い。これからはインディーズの時代かも。
  インディーズが充実しているってことはその国の音楽文化が豊かな証拠やし」
JOO「そうかもね。
  それにしても、少女時代バカかと思うてたら、普段こんな変化球ばっか聴いてたんやな」
わし「自分の歌も含めてな」
JOO「ずるっ」
♪ポンピーン
わし「へーい!(どすどす)あーはいはい、ここにハンコね。はい、ご苦労はん」
JOO「なに? 宅急便?」
わし「うむ。通販で頼んどったCDが届いた。(ベリベリ)早速聴いてみよ」
JOO「誰のCD?」
わし「ふふふ、これや!」



IU『ピエロは私たちを見て笑う』


JOO「(ずるっ)IUやんか!」
わし「今の時代、一番インディーズなのはこれかもしれんなぁ」







※おまけ…

Sweet Revenge『Melo』
スウィートリベンジも健在です(笑)


※J…1998年に20歳でデビューした女性歌手。本名チョン・ジェヨン。
 アメリカ育ちで95年のミスコリア・ワシントンであり、教養容姿ともに申し分なし、
 さらに父親がかつてのグループサウンドHe6でボーカル兼ギタリストとして活動したチョン・ヒテクで、
 叔母が歌手のチョン・フンヒと血統も超一流である。
 2013年にアメリカ人と結婚した。


ブルドッグマンションは、2014年に写真のハゲの人がやめたので3人体制になった。