関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第490話 第2回関西ソニョシデ歌謡祭:表彰式の旅17

車掌「みなさま、ななつ星in九州の旅、お疲れ様でした」
全員「お疲れ様でしたー!」
車掌「ここからは博多デイトス2階の”博多めん街道”にて表彰式を続けて参ります」
JOO「揺れる車内とは違い、落ち着いて出来ますね」
スマン「ほお…普通なら博多駅ビルの名所である9〜10階”シティダイニングくうてん”での開催と思うところやが、あえて2階の”博多めん街道”を会場に選ぶとは」
車掌「”シティダイニングくうてん”は確かに駅ビルの目玉で、全国の美味いもの屋が集まってます、がしかし!」
スマン「なにかね、タチバナくん?」
車掌「逆に言えば、博多ならではの食が薄い!」
スマン「(がーん!)言われてみれば、確かに」
車掌「そして値が張る。しかし、ここ”博多めん街道”は主にラーメン、うどんといった庶民的なフードコートです。
  安く、美味しく、お腹いっぱい食べられます」
スマン「なるほど」
車掌「(どーん)グルメはB級こそ王道です! 食(しょ)っぴくぞ!」
JOO「『めしばな刑事タチバナごっこはそれくらいにしてや。表彰式を始めるで」
車掌「えー、もうちょっと遊びたーい」
JOO「あきまへん」
アヨン「参加者のみなさんは、麺でもすすりながら気楽に参加してや」
スヨン「ほんならウチは二葉亭のちゃんぽんラーメンくらはい」
チユル「博多・二葉亭。その歴史は古く、戦前、旧博多駅の前で二葉食堂として営業を開始。
  昭和50年博多デイトス開業にともない二葉亭としてラーメン店をオープン。以来35年にわたり豚骨太麺のラーメンの味を守り続けている。
  自慢の”からしたかな”は先代が編み出した独特の製造法によるもので店舗でサービスとして出したところ評判なり、今では二葉亭の代名詞となっている
車掌「そして、俺のお薦めはちゃんぽんラーメン。博多ラーメンの豚骨スープと長崎の太麺ちゃんぽんを同時に味わえる贅沢な一品です」
スマン「本当かね、タチバナくーん」
JOO「ええ加減にしなさい!」


スヨン「ずるずるずるー」
JOO「お待たせしました。それでは新人賞部門の表彰式を始めます」
スヨン「もんぎゅもんぎゅ」
チユル「この部門には14名が投票、29組の新人がランクインしています」
スヨン「ずぞぞぞぞー」
ヨンミン「ほぉ、去年に比べれば少ないかと思うたら、そんなにおるんやね」
スヨン「むんぎゅむんぎゅ(ぷはー)」
JOO「去年の新人が28組やったから、かえって増えてますよ」
車掌「いやはや、みなさん、隅の細かいところまで見逃さずに発掘してきますわ」
スヨン「すいまへーん! 次は元祖博多だるまの全部のせラーメンくらはい」
全員「やかましい!」
チユル「それでは発表していきましょう。まず1ポイントを獲得した第29位は!」
♪だらららら…
第29位(1P)
 T.A.P
ヨンミン「タップ?」
チユル「ティーエイピーと発音するようです」
アヨン「彼女らは普通のアイドルやなく、ドラマ『花より男子』や『地面にヘディング』の音楽監督オ・ジュンソン氏がプロデュースしたグループで、顔出し控えめな3人組です」
スマン「ブスってこと?」
車掌「そこは微妙やけど、顔より歌で勝負なのは間違いない」
アヨン「実際すでに『フルハウス2』などのOSTに参加しているらしいっす」
クッキーマン「なるほど。デビュー時のブアゴルみたいなスタンスですね」
JOO「ただし、顔出しのMVがない訳やでもないで」


     『Oh! Boy (Feat. GO:ON) /Original Ver. 』T.A.P


ジェシカ「何人組やねん?」
チユル「投票者のスン崎さんにお答えいただきます。
  ”歌わないで踊っている5人はTAHITIです。歌っている3人がT.A.P。不思議なMV。”
ヨンミン「確かに、NC,AのMVにヘリが出る以上に訳わからんな」
スヨンTAHITIて5人組やった?」
ティパニ「確か6人いたような」
スヨン「後ひとりはどーした? そっちが気になって歌に集中出来んやんけ」
ソニ「しかもラッパーまでフィーチャリングしてるから、なおさら本人たちが全然目立たないし(呆)」
ティパニ「まさに謎なMVや」
ヒョヨン「ウチは背景が気になって」
車掌「背景?」
ヒョヨン「少女時代のロケ場所とだいぶカブッてるような気が」
ソニ「あー、階段とか屋上とかやな」
車掌「その辺はishimochさんに鑑定して貰いましょう。次」


♪だらららら…
第28位(2P)
 防弾少年団BTS
テヨン「やったー! 男の中の男!」
ティパニ「もっと上でもええのに」 ←防弾少年団好き


     『No More Dream』방탄소년단(BTS


クッキーマン「可愛い顔してどストレートなヒップホップですな」
テヨン「そやねん、可愛い顔してワイルドやねん」
ティパニ「おねえさんたち、ドキドキですわ」
スマン「どうせ、こいつらの誰が攻めで誰が受けとか、そんなことばっか想像してるんやろ?」
テヨン「当たり前やん。それが一番の楽しみや」
ティパニ「BTSペンの女子は全員腐ってるで」
車掌「その辺はEXOとどっこいやな」
ヨンミン「なるほど、身内のEXOはネタにしにくいからBTSで代わりに…」
スマン「ワシなんか、身内でもネタにしちゃうけどな」
テヨン「さすが鬼畜や。よお真似出来ん」
チユル「投票者はやすさんです。
  ”昨今、自作曲で活動グループが増えていますが、彼等もその一つ。
  「抑圧的な大人社会への反発」という古典的かつ普遍的なテーマを歌った歌詞ですが、アイドルが歌うところにK-popの面白さがあります。
  先輩グループBAPとの差別化をどう図るかが、当面の課題でしょうね。”



チユル「続いての26位には2組がランクインしています」
♪だらららら…
第26位(3P)
 이유림(Lee YuRim)
 Roy Kim
ヨンミン「イ・ユリムゆうたらtvNに出てた?」
チユル「(めくり)はい。デートドキュメント『ザ・ロマンティック』で人気を博したとありますね」
ヨンミン「歌手デビューしたんか?
チユル「もともと音楽を専攻して作詞作曲もするシンガーソングライターだったようです。
  2012年に『First Date』と言う自作曲を自らプロデュースしてデビューしましたが、上手くいかなかった経緯があります」


     『First Date』이유림(Lee YuRim)


JYP「そんじゃ新人やないんか?」
チユル「そこが微妙なんですが、2013年にリリースした『불러줘(Call my name)』もデビュー曲という扱いです」
スマン「まー失敗作はなかったことにして、仕切り直しってことやな」
テヨン「つまりKARAにソンヒがいた時代は黒歴史として闇に葬るってのと一緒か」
スンヨン「そうそう。今後はニコルがいた時代も葬るから」
ニコル「こらっ!」


     『불러줘(Call my name)』이유림(Lee YuRim)


JYP「いきさつはともかく、曲は悪くないんやない?」
クッキーマン「サビのところとか、結構中毒性がありますね」
チユル「投票者はhidさん。
  ”爽やかな夏の海、眩しい太陽、素敵な出会い、これでもかと言う青春物語、若さが眩しいですねー。
  でもなんかMV見終わった後で、ニコンカメラのCFだったかなと思ってしまいました。”
車掌「♪いまのキミはピカピカに光って〜」
JOO「それはミノルタ
ヨンミン「もうひとりのロイ・キムは確かオーディション番組出身やったな」
アヨン「そうっすね。『スーパースターK4』で優勝したシンガーソングライターで、ウチらと同じ93年組っす」


     『봄봄봄(春春春)』 Roy Kim


クッキーマン「なんか超さわやかなBusker Buskerみたいですね」
ヨンミン「うむ。歌い方とか似てる。ただルックスはチャン・ポムジュンよりずっとええけどな(笑)」
チユル「投票者はやすさんです。
  ”爽やかな曲、爽やかな歌声、そして爽やかなルックス。
  そりゃ、売れますわ。(ギターも巧い)”
スマン「売れたの?」
アヨン「この曲は歌番組で1位になったっすよ」
スマン「ぴゃー、新人なのにいきなり1位!」
チユル「それがですねえ。ロイ・キムのデビューは2012年11月末なんですねー」
ヨンミン「マジ?」
チユル「はい。『스쳐간다(Passing by)』って曲で。紹介した『봄봄봄(春春春)』はカムバック曲です」
JYP「それは新人賞の対象外になるんやないの?」
車掌「まーね。そやけど、彼は他にもいろいろ物議を醸してて、そんな細かいことはどーでもええちゅうか」
JYP「なになに? なにやらかしたの? わいせつ物陳列?」
車掌「師匠やあるまいし」
JOO「さっきもチラッと話題に出たけど、チャン・ポムジュンに似ていることで、彼を真似してると非難されたことがあって、
  あるLiveではやけくそで彼の名前を連呼して謝罪する羽目になったり、
  『春春春』には盗作疑惑が巻き起こったり、まぁ賑やかな子ですわ」
ヨンミン「盗作? またかい(うんざり)」
チユル「ロイ・キムくんの場合は、『春春春』のリリース当初、故キム・グァンソク先輩の『바람이 불어오는 곳(風が吹く場所)』ソックリと言われ」


     『바람이 불어오는 곳(風が吹く場所)』김광석


アヨン「最近ではインディーバンド”アコースティック・レイン”の『Love Is Canon』と前半部のコード運びが似ている上にメロディーが全く同じやと言われているっす」


     『Love is Canon』Acoustic Rain


スマン「似てるなぁ(にたにた)」
IU「そ、そやけど、そんなん偶然の一致やんか」
テヨン「お?」
IU「所詮みんな制限のある中で作曲してる訳やし、似たような曲になったからって盗作とは言えへんて」
ティパニ「えらいかばうやんけ」
ユリ「そうゆうたら、自分にも盗作疑惑があったもんなぁ。しかも続けて」
IU「(いーえ)盗作なんかしてまへん。偶然です」
テヨン「自分の場合はそうかもしれんけど、ロイ・キムのこれは似すぎてるんじゃね?」
IU「やからって、意識的に盗んだとはゆえへんやろ。
  無意識のうちに耳に入ってきて、無意識のうちにインスパイアされていたら、似て来るのは当然やし」
ティパニ「無意識のうちに模倣したと?」
IU「いやいや。そやから模倣やなしに…まぁウチの場合はそうゆうケースもあったかもしれんけど」
テヨン「作曲してる途中で、あんまりスラスラ曲が出て来て聞き覚えがあったら、気づくんやないのかな?」
IU「気づくかもしれんんし、気づかんかもしれんやん。リスナーが気づくとも限らんし。
  やったら、証拠はないんやし、あとで気づきまへんでした、ゆうたらええだけやし。
  ちゅうか、そんなことはみんなやってるんちゃうん?」
ティパニ「(呆)語るに落ちたな」
IU「ウチだけやないって。SMのKenzie姐さんもユ・ヨンジンのおっちゃんも、二段横蹴りも甘い調律もJYP師匠もみんなやってることやねん!」
JYP「人聞きの悪いことをゆうな。ワシは自分とは違うで」
アヨン「そーだそーだ」
JYP「もっと上手くやってるがな」
アヨン「(かくん)ハラホレヒレハレ」
チユル「とにかくロイ・キムくんには、今もって厳しい目を向ける人が少なくないんですよねえ」
スマン「そおかぁ。ある意味彼こそ悪童ミュージシャンなのかもしれんな(はっはっは)」
ジェシカ「つまらん」


♪だらららら…
第25位(4P)
 Peach Girl
ヨンミン「また、訳のわからないグループが…」
JOO「この場末感はすごいっすね。終戦直後の荒川区みたいな」
車掌「よお戦後の山谷を知ってるな(呆)」


     『여우목도리(Fox-fur Muffler)』 Peach Girl


ヨンミン「見てるとどんどん恐怖心が募ってきますね」
車掌「夜の墓地でこいつ等に追いかけられるとこ、想像してみてよ」
JYP「ひーっ」
クッキーマン「これは笑えない部類ですねえ」
スマン「いかなる角度から見てもアイドルではないな」
チユル「なんと投票者は複数です」
クッキーマン「ぴゃー」
チユル「”知り合いが推してたので。個人的にはセンターの子の顔が怖い・・・”(パト/9位)」
ヨンミン「いや、全員怖いって」
ティパニ「友だちは選んだ方がいいかと」
テヨン「ホンマやな(チクリ)」
チユル「アゲぽよガールズ浅本美加ちゃんがメンバーにいます。(YUKAに改名)。応援したい。かわいいしですし。”(スン崎/9位)」
ソニ「アゲぽよガールズ浅本美加もしらんけど、これを見て可愛いとゆう博愛精神には頭が下がる」
車掌「ちゅうか、日本海渡ってまでこんなポジションで何してるねん、浅本美加? 芸人でゆうたら、まるでみょーちゃんやないか?」
ヒョヨン「わかんねーって」
アヨン「まぁ、インパクトだけは無茶苦茶ありましたね(笑)」
車掌「ハムナー・ブラウン彗星並みにな」


♪だらららら…
第25位(5P)
 BP POP
 선미(SunMi)
 Dasoni
 悪童ミュージシャン
チユル「最初のBP POPなのですが、これビデオ部門で紹介したBebopと間違えやすいのでご注意ください」
JOO「おっちゃんがてっきり同じと思ってシカトするところやったで」
車掌「しー」


     『TODAY』BPPOP


チユル「投票者はhidさんです。
  ”この辺りはどーやって見分けたら良いのでしょうか?
  A-Pinkだとか昔のGirl's Dayとか言われてもふーんと納得してしまいそうです。”
ユリ「だったら、無理して投票しなくても」
JOO「そやけど、美形アイドルグループという評価はあるみたいやで」
クッキーマン「曲がよければもうワンステップ上がれるかも」
JYP「ちゅうても、いつまでもこのステージでジタバタしとっても、一生上には行けんへんけどな。何か閾値を超えるきっかけなり戦略が必要や」
ユリ「例えば?」
JYP「それがわかれば、ウチの事務所ももっと稼いでるがな(はっはっは)」
JOO「コロス!」
チユル「で、そのJYPEから気分を一新して売り出したのがもとワンゴルのソンミちゃんです」
ヨンミン「この娘やったけ? ワンゴルが美国進出してから、学業を優先したいゆうて脱退したのは?」
クッキーマン「そうです」


    


ヨンミン「ほぼ『Miss Korea』状態やないけ。学業優先した気配がどこにもないわ」
アヨン「勉強しすぎておかしゅうなったんですよ(けけけ)」
JOO「ウソつくな」
チユル「投票者はテジャングンさん。
  ”JYPの大型新人ながら、何となくデビュー曲の選択に失敗した感が…。ワンゴルでは癒し系で一番好きでした。”」
ユナ「デビュー曲勝負の事務所なのに、それで失敗してたら厳しいな」
JYP「放っといてんか」
車掌「DasoniはGP部門でもビデオ部門でも紹介しているので、動画は省略」
チユル「投票者はスン崎さん。
  ”ソルジもいいが、ハニの素顔は最高にかわいい。”だそうです」
クッキーマン「そうかもしれんけど、母体のEXIDを売るのが先やないかと思うで」
ヨンミン「オレキャラとか、母体がわからないユニット名だと”売れさえすればええのか”って気になるのは確かやな」
チユル「続いて悪童ミュージシャンです」


     『I love you』悪童ミュージシャン


車掌「はぁー、スヒョンちゃん可愛えーわぁ。こんな子が出てるAVないかなぁ」
JOO「ど変態やな」
チユル「投票者はMMOMI-1さんです。
  ”モンゴルからやってきた韓国人兄妹、KPOP STAR2優勝の悪童ミュージシャン。
  参考映像の曲は、2013年5月SBSドラマ[恋愛のすべて]OSTに選ばれたそうです。
  「豆餅カキ氷」はおなじみパリバゲット(パン屋)のCMソングになったそうです。
  耳で聴く分には大変心地よい音楽です。”
車掌「てことで、この票は一応受け付けますが、当局としては悪童ミュージシャンはまだデビュー前というスタンスです」
チユル「OSTやCMは正式活動ではありませんからね」
車掌「うむ。まだ中高生と言うことで断言は難しいのですが、おそらく2014年には活動を開始するかと思われます。
  その際にはかつてのBusker Buskerやロイ・キムを上回る活躍を見せてくれるのではないでしょうか?」
JOO「ある意味、次の新人賞は悪童ミュージシャンで決まりみたいな?」
クッキーマン「日本の相撲界同様、モンゴル旋風が吹き荒れるのは間違いないやろうね」
車掌「そやけど、それを上回るような新人が必ず出てくるから、K-Popって面白いよねえ」
ヨンミン「ちゅうかそうあって欲しい」
JYP「求む、遠藤聖大くんやな」
スヨン「ずるずるー(もんぎゅもんぎゅ)」
JOO「では新人部門、続いての発表です」
スヨン「その前に長浜ナンバーワンの長浜ラーメンください!」
全員「(ずるっ)」






防弾少年団…テヨンとティファニーは共に防弾少年団がお気に入りらしい。
 2014年1月16日に慶煕大学平和の殿堂で開かれた『第28回ゴールデンディスクアワード』で、テヨンとティファニー
 オ・サンジン元MBCアナウンサーとともにMCを務めたのだが、その際新人ではロイ・キムより防弾少年団が好きだと認めた。
 さらにテヨンは「상남자(男の中の男)」と褒め称えた。
 偶然だが、この時彼らは新曲の準備中で、いくつかのタイトル候補の中から選考中だったのだが、
 テヨンのこの一言で『상남자』に決まったといういきさつがある。
     テヨンと防弾少年団
    仲良きことは美しき哉