関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第472話 第2回関西ソニョシデ歌謡祭:表彰式の旅01

ぷわーんんんんん
ぷしゅー
ごとんごとんごとん…


    



車掌「みなさま、大変お待たせいたしました。
  クルーズトレイン”ななつ星in九州”、ただいま博多駅を出発いたしました。
  これより当列車は、3泊4日の九州周遊の旅へと向かってまいりまぁす。
  どなたさまも心よりお楽しみいただけるよう、スタッフ一同一所懸命お世話させていただきまぁす」


JOO「それでは、移動の時間を利用しまして、第2回関西ソニョシデ歌謡祭の結果発表、および表彰式を執り行わさせていただきます」
チユル「関係者のみなさまは、全員ラウンジカーへお集まりください。
  ちなみにラウンジカーは1号車、先頭の客車となっております」
テヨン「待て待て待てーい。ななつ星とはどうゆうことや? なんでこんなところで表彰式なんかやりやがる」
JOO「いま鉄ヲタに限らず、えらい話題ですからね。流行りには乗っからないと」
チユル「ひとり40万円以上するのにほとんど手に入らないこのプラチナチケット、人数分用意するのにどれだけ苦労したことか」
テヨン「てか、完全に定員オーバーやろ。どうやって寝かす気ぃや」
ティパニ「あかーん、ラウンジカーが人だらけでぎゅうぎゅうや」
ソニ「なんで優雅なクルーズトレインでインドの列車みたいな目にあわなあかんねん(呆)」
ジェシカ「痛い痛い、足踏むな」
JOO「さぁ、みなさんおそろいのようですね。早速始めさせていただきます。
  わたくし、今回の司会を仰せつかりました薄幸のミュージカル女優、JOOことチョン・ミンジュと申します(ぺこり)」
ソニ「なんで自分が司会を?」
JOO「去年はクリソルが司会でしたけど、彼女ら自身が受賞の対象でもあったので、後半大分混乱しまして」
ティパニ「ああ、自分なら間違っても表彰されそうもないからな」
JOO「見事に1票も入ってませんでした(えっへん)」
ユリ「威張るようなことか?」
チユル「そしてもうひとりの司会がわたくし、ダル★シャーベットのチユルです。
  これほど早い機会でのレギュラー昇進に緊張しておりますが、ご期待に添えるよう頑張ります!」
JOO「とまぁ、銀河のヒロインセットに身を包んだ(※第360話参照)私たちとは別に、この列車の車掌さんにアシスタントをお願いしております」
車掌「よろしくお願いします」
ユナ「誰やねん?」
スヨン「制服と制帽に隠れて、顔が眼しか見えへんが、わざわざ起用されたところを見ると重要人物かもしれんな」
テヨン「たしかに、ただ者じゃない気配を感じる」
JOO「そして特別ゲストとして、毎度お馴染みイ・スマン会長、キム・ヨンミン代表理事、クッキーマンさんにお越しいただいております」
スマン/ヨンミン/クッキーマン「よろしく」
IU「去年はウチもゲストやったのになぁ(トホホ)」
テヨン「凋落とは、自分のためにある言葉やな(いっしっし)」
IU「ま、まだわかんないもんね(ふーんだ)」
ごとん(がくん)
ニコル「いてててて」
スンヨン「あら、失礼(笑)」
JOO「なお列車が揺れますと転倒や互いの足を踏んだりする危険がございます。
  どうか座ってご参加ください」
ニコル「だから座るスペースがないんだよ!」
チユル「それではまず、最初の部門から…」
ニコル「聞けよ!」
JOO「最初はやはり『今年の歌(グランプリ)部門』から発表させていただきます」
会場「おおーっ」
JOO「繰り返しになりますので割愛いたしますが、投票者のお名前などはミニそにょ220をご参照ください」
チユル「有効票は30名+1729の計31名、実に115曲が選ばれました」
車掌「去年が31名、121曲なのでほぼ同数ですね」
JOO「投票者が半分ほど入れ替わっているのに、この数字というのはまるで奇跡です」
テヨン「進歩のない企画とも言えるけどな(嘲笑)」
チユル「内容的には去年と大分変わってますけどね」
テヨン「そうなん?」
JOO「その辺は実際にご覧いただきましょう。
  言い忘れておりましたが、点数配分は各投票の1位を10ポイントとして、2位9ポイント、3位8ポイント〜10位1ポイントと1ポイントずつ少なくなっております」
チユル「で、その合計得点で順位を決めている訳ですね」
JOO「はい。ではまずは、1ポイントを獲得しました105位タイから」
♪だらららら…
チユル「(さっ)こちらの11曲となります!」
第105位(1P)
 yoo hoo/Secret
 사랑이 우릴 다시 만나게 한다면(If Love Let Us Meet Again)/박새별(Park Sae Byul)
 Healing/유성은(U Sung Eun)
 전원일기(田園日記)/T-ara N4
 I Like That/GLAM
 All Right/김예림(Lim Kim)
 Ring Ma Bell/Two X
 너를 향한 마음(Cause of u)/JEVICE
 STEP/f(x)
 愛の魔力/HARA+
 清河への道48番/新井英一
ざわざわざわ…
ヨンミン「またのっけからカオスな…」
クッキーマン「会場が福本伸行のマンガのようになっちまったぞ」
スマン「誰やねん、『清河への道』なんかに投票したんは? 2013年の曲でもK−Popでもあらへんで」
ヨンミン「そらもおあのおっさんしか考えられへんですわ」
車掌「…」
JOO「投票者は1729さんですね。”去年「ソニ散歩」を書く中で発見した曲”なので、と言い訳がしてあります。
  ”コレアンジャパニーズを自称する新井英一がたどり着いた境地。
  その血と骨と肉から絞り出される歌声が国籍や血脈を越えて聴く者の魂を揺さぶる。”
スマン「ワシの『ヘンボク』の方が魂を揺さぶるぞ」
テヨン「いや、いらんから」
JOO「105位タイを受賞されたみなさんには、賞状と副賞として”ななつ星乗車記念特製落雁”を差し上げます」
ヒョミン「乗車記念てなんじゃい! 全員もらえるやないか」
チユル「じゃあ、ヒョミンねえさんはいらないんですか?」
ヒョミン「いや、一応貰とくけども(ぼそぼそ)」
クッキーマン「あと、HARA+の『愛の魔力』ってなんでしょう?」
JOO「日本の福山雅治とコラボした曲のようですよ」
スマン「男か? 興味ないわ」
ヒョヨン「ん? てことは投票者は?」
チユル「はい、たこすけさんです」
ソニ「うへー、やっぱり」
ハラ「うへーてなんやねん。去年の『ソイカラの歌』よりはマシやないか」
ヒョヨン「ちゅうか、、もうKARAはいらんねん。とっくに終わってるグループやし」
ハラ「まだ終わってへんわい! これから新人オーディションして立て直すんやから」
JOO「めっちゃ可愛くて上手なバラード歌手がひとり余ってるけど、なんなら加入…」
スンヨン「いりません!(きっぱり)」
JOO「…ちぇ、ケチ」


     HARA+『사랑의 마법 (Magic of Love)』


ソヒョン「どないしたん、おねえ? さっきから真剣にMV観てるけど」
テヨン「いや…ハラグーって歌が下手やったんやなーと思うてな(がっはっは)」
ハラ「放っとけや」
ヨンミン「あとこの中ではTwo Xが注目かな」
ソヒョン「『ガンダムW』とか歌ってた?」
車掌「それはTwo-Mixやがな(ぺーん)」
ソヒョン「おっと、するどいツッコミ」
テヨン「マンネのマニアックなボケに対応するとは、ただ者じゃないな」
クッキーマン「どうでもええことで感心するなよ」


     Two X『Ring Ma Bell』


チユル「投票者はIUペンのやすさん。
  ”少女時代以外にトップグループの多くが、活動を休んでいた年初頭、音楽番組での私の楽しみは、彼女達のパフォーマンスでした。
  感謝の意を込めてのランクイン(笑)”だそうです」
スマン「全体に漂う半端感が半端やないな」
ヨンミン「おお、逆説的名言」
クッキーマン「これこれ、投票者に失礼でしょう」
ヨンミン「そうやったな。歌番組で観た方が面白いグループかも」
車掌「あと、JEVICEとかパク・セビョルとかちょっとええでっせ」


     JEVICE『너를 향한 마음(Cause of u)』


     박새별『사랑이 우릴 다시 만나게 한다면』


JOO「JEVICEへの投票はパトさん。”小ダビチの本領発揮の曲です。”
スマン「小ダビチとは言い得て妙やな(笑)」
クッキーマン「でも若さやノリの良さはこちらの方により感じますね」
スマン「とにかくMVがロードムービー風じゃないだけ新鮮だわい」
チユル「パク・セビョルへの投票はhidさん。
  ”3年ぶりのカムバックだというので今まで知らなかったけど、彼の国には良い歌手がいっぱい居るんですね。
  他の方から投票は無いかもしれないけど、2014年も素敵な曲に出会えるよう期待して、最後のこのパク・セビョルを入れます。”
ヨンミン「シンガーソングライターのパク・セビョルも息が長いですね」
車掌「つい2〜3日前に、偶然ワシとSunnTaeyoさんの間で話題となったんだけど、この動画にもパク・セビョルが出てるんだよね」


      Peppertones&박새별『Ready, get set, go!』
    ユ・ヒヨルの『スケッチブック』(2011年5月20日)
    彼のイヤモニはおそらくB&O。
    2曲目の『뜨거운 안녕』も良いので最後まで聴いてね。


ユリ「声と歌い方がユンナそっくりやな」
テヨン「てか、このメンバー…ユ・ヒヨル、ペッパートーンズ、チョン・ジェヒョン…IUグループやんか」
IU「ふふふ」
テヨン「てことは『金曜日に逢いましょう』はIUの作となってるけど、セビョルねえさんの作ってことも考えられるな」
ユナ「それを言い出したら、ユ・ヒヨルかてチョン・ジェヒョンかて、ライティング能力はIUより遙かに上な訳やから」
会場「な、なるほど」
IU「なにがなるほどや! 納得すんな!(ぷんすか)」
JOO「キリがないので先に行きますよ〜」
車掌「仕方ない。ホンマはMOMI-1さんの紹介で知られるようになったユ・サンウンにも触れたかったけど」
チユル「まだ1ポイントなので、あまり欲を出さないようお願いします」
JOO「GWまでに終わらへんで」
車掌「そ、それもそうやな」
スヨン「あの車掌、投票者とやりとりしたりしてるらしい」
テヨン「ますます謎が深まるな」
JOO「では2ポイントを獲得しました96位タイでーす」
♪だらららら…
第96位(2P)
 Crazy of you/Hyolin(Sistar)
 Good Bye/DASONI
 그리워해요 (MISSING YOU)/2NE1
 Mr.Lee/박지윤(Park JiYoon)
 Tonight/SPICA
 My Sea/박지연(Park Jiyeon)
 Drunken Shrimp/김예림(Lim Kim)
 In The Game/KARA
 Goodbye 20/김예림(Lim Kim)
スマン「リム・キムが2曲…」
ヨンミン「105位タイにも1曲入ってましたね」
クッキーマン「そやけど『All Right』も『Goodbye 20』もこの辺てことは、上位入賞は望めないのでは?」
車掌「派手なイメージがない娘やからね。新人賞部門ではも少し頑張ってると思うけど」
スヨン「おお、主催者のような発言」
テヨン「謎や」
JOO「あと、このブログでまずお目にかからないのがDASONIですかね」


     DASONI『Good Bye』


ヨンミン「Sistar19のEXID版やな」
車掌「でも、ワシはこっちの方が好き」
JOO「おっちゃん、ヒョリン嫌いやからなぁ(笑)」
ヒョリン「え、そうなの?(がーん)」
JOO「ヒョリンが女性アイドルで一番歌が上手いと言われたのを根に持ってるらしい」
チユル「そのヒョリンちゃんの『Crazy of you』も同順で入ってるけど」
車掌「絶対紹介してやらんもんね(ぷん)」
ヒョリン「ひどーい! 差別や」
JOO「96位タイのみなさんにも賞状と落雁を差し上げまーす」
ニコル「よお見たら、ふたりばかり似たような名前の奴がおるな」
スンヨン「박지연はT-araのジヨンやないか。しっかりせえ!」
ニコル「T-ara? もう解散したかと思ってた」
ヒョミン「自分に言われたないわ(うきー)」


     JiYeon『My Sea』


チユル「投票者はすじ田さんです。
  ”日本のライブでソロを歌う為に日本語歌詞全部覚えたんだな。。。って思ったらなんかうるってきますよね?ね?
  この動画すっごい好きなんですよ”
ジェシカ「何語やろうと歌詞を全部憶えるなんて常識やないか」
ユリ「間違えてばっかりのくせに(笑)」
ジェシカ「やかましい、歌詞飛ばし女め」
車掌「昔『∀ガンダム with 菅野よう子コンサートライヴ』で『Moon』を歌ったロシア人はろくに歌詞を憶えてなかったで」
ソヒョン「またえらいマニアックな」
車掌「そのCD付属のDVDを作ったのがワシやからな」
ソヒョン「ぴゃー」
テヨン「だ、誰なんや?」
ニコル「(無関心)で、もうひとりは?」
スンヨン「パク・ジユン先輩は子役上がりの歌手兼女優や」
ニコル「パク・ジユンゆたらウチが出てた『スターゴールデンベル』のMCの?」
スンヨン「いや、その人もパク・ジユンやけど」
ハラ「しかも同じ事務所やし(笑)」
スンヨン「あー、めんどくさい!」


     박지윤『Mr.Lee』


テヨン「ん? このにいちゃんは…」
Ailee「あら、ジムにいさんやないの」
クッキーマン「ジムにいさん?」
Ailee「ウチのデビュー曲『Heaven』に出てたモデルさんで、通称キリスト」
全員「あー(納得)」
Ailee「本名はJAMES LEE MCQUOWNゆうんやけど、『Mr.Lee』の正体がこのLeeさんやったなんて!(満点大笑)」
車掌「すじ田先輩も自分のブログで触れてるけど、彼はチョー・ヨンピルの『Hello』のMVにも出てるんやで」
Ailee「へー。頑張ってはるなぁ」


     JAMES LEE MCQUOWNのプロモビデオ


     조용필(Cho YongPil)『Hello』 


クッキーマン「ホンマや、名前入りで出てる」
ヨンミン「てか、この女の子、めっちゃ可愛くね?」
スヨン「そんなところばっかり見てからに(呆)」
車掌「このMVの冒頭部分を見て『ポケットの中の戦争』を思い浮かべるのはワシだけやろうか?」
JOO「おっちゃんだけ、おっちゃんだけ。ええ加減にしなさい」
ごとごとごと…ぐらり
全員「わー(ごろんごろん)」
車掌「えー、列車は久留米駅を通過しまして、大きく左へと進路を変えました。この後、日田、天ヶ瀬を経まして湯布院へと向かいまーす」
JOO「表彰式もまだまだ続きまーす」
チユル「まだ95曲ありますからね(にっこり)」
ソニ「ぴゃー、3泊4日じゃ終わらないって(呆)」