関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第445話 続・熱愛

    


テヨン「あーあ、やっちまったなぁ」
ヒョヨン「マンネもついに非(ナル)Aクラブに入会か」
ソニ「これは破壊力あるで。世界中で何万人ものペンがメンブンに陥ったやろうな」
テヨン「これで清純なのは、もおウチらだけか」
ヒョヨン「ホンマやなぁ」
ソヒョン「(ずい)清純ゆうか、需要がないだけやん」
ソニ「(むか)なんやと?」
ソヒョン「演技に対する真剣さが見えんからオファーも来えへんのや」
ヒョヨン「お。非Aクラブに入ったとたん、態度がでかくなったやないか」
ソヒョン「ふふん。ウチはダンスしか能がない訳でも」
ヒョヨン「お?」
ソヒョン「老人の介護アイドルでも」
ソニ「ん?」
ソヒョン「ミュージカルやシットコムや声優や、演技の上っ面だけ真似てみるような不誠実女優でもない」
テヨン「なんやと?」
ソヒョン「ウチは国際弁護士の夢を諦めたときから、真剣に女優を目指して来たんや。
  もう大人やからポッポを要求されて当然。そう思って、オファーを受けた日から繰り返しポッポの練習をして来た。その努力の成果がこの予告や!」
ソニ「ポ、ポッポの練習やて? まさか、ヨンファと…」
ソヒョン「んにゃ。生きてる男は気持ち悪いから、闇ルートで男の死体を何十体と買い込んで、それで夜な夜な…」
ヒョヨン「怖い怖い!」
ソニ「死、死姦ならぬ死鱚…(ぶるぶる)」
テヨン「そっちの方がよっぽど気持ち悪いわ!」
ソヒョン「まぁそれくらい真剣に練習したよって、本番は全然余裕やったで」
テヨン「ホンマか? 初ポッポやろ、見栄張ってるんちゃうか?」
ソヒョン「ちっとも」


    


ソヒョン「思わずこんなことしちゃったくらいや」
ソニ「ウソつけ!」
ソヒョン「あー、次はどんな役が回ってくるかなぁ。殺人鬼の役とかいっぺんやってみたいなぁ」
ヒョヨン「…それだけは事前に練習しないでね」






※ソヒョンの初めての演技挑戦と言うことで『熱愛』に注目が集まっていたが、2013年9月7日に公開された予告にはなんとソヒョンのキスショットが写っていた。
 ただ唇を合わせただけで濃密なものではなかったが、アイドル界で1,2を争う清純キャラのキスシーンに多くのファンがメンブン(メンタル崩壊)に陥ったと思われる。


※「老人の介護アイドル」…サニーがtvNのリアルバラエティ『花よりおじいさん』に出演して、出演者の老人たちの心を鷲掴みにしている状況を語ったもの。
 『花よりおじいさん』はKBSの『ハッピーサンデー1泊2日』で高い人気を誇ったナ・ヨンソク監督が民間のCJ E&Mに移籍して初めて手がけたバラエティで、『1泊2日』と同じく旅もの。
 ただし出演者はイ・スンジェを始めシン・グ、パク・グンヒョン、ペク・イルソプと言った70歳を過ぎた俳優たちで、彼らが10日間バックパッカーとしてヨーロッパを旅行し、43歳の”若手俳優イ・ソジンが荷物持ち兼MCとして同行した。
 この番組は7月から7回にわたって放送され、大変好評を博した。
 そこで香港に舞台を移して第2シーズンが始まったのだが、この香港篇にサニーがゲストで参加したのである。
 サニーはたちまち老人たちの心を掴み、ペク・イルソプに至っては「僕はサニーがいないと生きられないと思う」と吐露するほどだった。