関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第434話 粛正

スマン「うきーっ、是正命令てなんやねん!?」
ソニ「つまり奴らの活動を邪魔しちゃいけませんってことですね」
スマン「そのくらいわかってるがな。命令の意味を訊いてる訳ちゃうわ! むかつくわーってことや」
ソニ「(へへー)それは失礼しました」
ヨンミン「それにしても、今後こちらの出方は監視されるでしょうし、今までのように各方面に書簡を送るのは難しくなりましたね。
  公取委の決定に影響を受けて、協力しないところも増えそうですし」
スマン「あかんやん。奴ら、売れちゃうやん」
ソニ「ホンマですよ。一切プロモーション活動しなくても、ジュンスにいさんのCD、タワレコで1位らしいし」
スマン「その名を口にするな!」
ソニ「(へへー)またまた失礼しました」
スマン「奴らが売れたらあかんのや。ウチの事務所だけやなく、業界全体に対してしめしがつかん。
  そうでなくてもDSPやコアコンテンツには造反したがってるグループが大勢おる。一度でも前例を作ったら歯止めがきかなくなるのや」
ヨンミン「仰せの通りです。奴らを分離させたのは我が社の責任。どうあってもこの水際で食い止めなければ」
スマン「元T−araのファヨンとか、元APinkのユギョンとかに、”事務所に逆らった自分がパボでした”って言わせたらどうやろう?」
ソニ「なるほど。それを女性セブンとかの記事にするんですね」
ヨンミン「そんな美容室的なプロパガンダで巻き返せるでしょうか?
  逆にチャンミンあたりが”あっちについて行けばよかった”とかコクりそうやし」
ソニ「あるある(笑)」
スマン「笑いごとじゃねー!(がおー!)」
ヨンミン「もうすぐJとJが入隊するそうですから、その隙になんとか考えましょう」
スマン「うーむ、そうするしかないか。むかつくなぁ」
ソニ「(ぴーん)あ、いまええ案が浮かんだんですが」
スマン「ホンマ? 期待できるの?」
ソニ「お任せください」


カランカラーン
店員「ありがとうございましたー!」
女性「うふふ、ついに買っちゃった、『Incredible』。今夜からこれをヘビロテ…(はっ)」
ずい
ソニ「ねーちゃん、ちょいと待ちな。自分、いま誰のCD買うて来たんや?」
女性「ジュ、ジュンスのセカンドアルバムですけど」
ソニ「その名を口にするんじゃねぇ!」
女性「(ひえー)だって訊くから」
ソニ「アレとかヤツとかで充分なんだよ。そういうブログなんじゃ。
  奴らの活動を応援するきかん坊さんには、ちょいと痛い目に遭うてもらうで。おい」
JOO「はい、姐(あね)さん」←バイト
ソニ「このねーちゃんを路地裏に連れて行って、ボコボコにしちゃいな」
女性「えー?」
ソニ「恨むんなら3人組を応援した自分を恨むんやな。今後応援するならぜひ2人組を。頼んますよ」
女性「2人組? NORAZOってことですか?」
ソニ「全然違うわ、ボケ! 頭来た。もお遠慮なくポコらしてもらうで!」
女性「あーれー」


JOO「(はぁはぁ)こんなやり方で奴らからペンを引き離すことが出来るんでっか」
ソニ「少なくともこのやり方なら、SMEがテレビ局やCDショップに圧力をかけてるなどと言われんですむ。あとは地道に続けるだけや」
JOO「そやけど人類の半分は奴らのペンですで。キリがありまへん」
ソニ「どうしてもあかん時はアクシズを墜とすしかないなぁ」
JOO「ひえー、核の冬が来ますよ」
ソニ「仕方あるまい。3人組にしがみつく地球の人々を、叔父に代わって、わたしイ・スンギュが粛正しようと言うのや」
JOO「エゴですよ、それは」
ソニ「やかましい! なにがあっても叔父が作ったこの帝国を守るんじゃ」
カランコローン
店員「ありがとうございましたー!」
ソニ「お、次の客や。しばき倒す用意!」
JOO「やれやれ…」
ナレーション:ネオSMによる粛正はまだまだ続くのであった…






※2013年7月24日のニュースによると、韓国公正取引委員会は同日、JYJのテレビ出演やアーティスト活動を妨害したSMEと韓国大衆文化芸術産業総連合(文産連)に対し、
 公正取引法に違反したと見なし、妨害行為の是正命令を出したと明らかにした。
 JYJとSMEの間では2012年11月に和解が成立しているが、実際にはSMEの間が文産連を利用する形で妨害を継続していたと見られている。
 JYJが2010年9月に発表した1stアルバムは30万枚を売り上げたが、文産連は同月、JYJのアルバムの流通を手掛けたワーナーミュージックコリアや地上波・ケーブルテレビ局9社など、26の事業者にJYJのテレビ番組への起用とCD流通の自制を求める文書を送った。
 文書には「JYJが二重契約を結んでいる」などとするSM側の主張だけを記載し、テレビに出演させたりCDを流通させたりすれば「法的問題が発生しかねない」と警告している。
 これによりJYJの音楽・バラエティー番組への出演が難しくなり、音楽番組のランキングへの反映が保留されるなど、活動に制約を受けていた。
 今回の公取委による決定は、これら妨害行為に対する是正命令である。だが文章化されていなくても、JYJを出演させれば視聴率のとれるSM芸能人の出演を拒否されるのが明白なため、その後もドラマ以外でJYJをテレビで見ることは難しい状況が続いている。