関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

特別編 東京オフ会、その顛末

えー、以前からお知らせしておりました通り、6月22日(土)に、無事当ブログのオフ会が行われました。
ひとりの欠席者もなく、予定通りに楽しく有意義な時間を過ごすことが出来ました。
参加していただいたみなさん、ありがとうございました。
今後も関西などを含めて、機会があればこういう会を行っていきたいと思いますので、簡単にどんな様子だったのかご報告させていただきます。


01:姐さんに遭遇する
会に先立つこと3時間15分。つまり土曜の午後15時15分頃、私はすでに新大久保におりました。
ちょいと時間が空いたので、開催場所を下見しようと考えたのです。
会場の韓サラン別館はすぐ見つかりましたが、その入り口にベビーカーが放置されており、3歳くらいの男の子が乗っていました。
きっすぃ姐さんがTwitterでアイコンにしてるご子息リトル・チェ氏によく似ています。
今回のオフ会にはきっすぃ姐さんがチェ氏を同伴して参加される予定なので、もしやと思ってみていると、すぐに中から栗山千明似の美人さんが出てこられました。
「おお、やっぱり姐さんやん!」と興奮する私。
姐さんは今までに数度、自分の写真をTwitterに上げるという暴挙に出ておられるので、うろ覚えながらそのお顔、間違いないだろうと思ったのです。
でも、姐さんはまだ私をご存じないので、黙って見ていたら(人が悪い^^)、ベビーカーを押して新大久保駅の方へガンガン進んで行ってしまいました。
ボーダーのタンクトップに短パンと、日焼けも何のその、思い切り実用に振ったそのファッションが、「今日は何が何でも予定を消化するねん。多少ハードでも子連れでも決めたところは全部回ったるねん」と言う強い意志を感じさせました。
しかし、なんで開会の3時間前に店から出てこられたのかは謎のままでした。


02:オフ会始まる
いったん銀座方面へ行き、雑用を済ますと、私は一路新大久保に舞い戻りました。
本来なら早めに行って皆さんをお待ちするのが主催のつとめなのですが、実際には18時30分ぴったり(ちゅうか遅刻すれすれ)になってしまいました。
入り口では丁度店に入ろうとされていたすじ田先輩と再会。
2011年6月1日の大阪城ホール以来丸2年ぶりです。先輩は髪を短くされて栃木出身の漫才師みたいになってました。
そのまま手を取り合って中に入ると、すでにTSUBAKI社長やSNSDmimiさんなどもおられました。TSUBAKI社長とも2月のマリンメッセ以来4ヶ月ぶりです。懐かしい。
ほどなく姐さんとチェ氏以外は全員揃って、初対面の挨拶も済み、ボーっと姐さん待ち。
姐さんのTwitterによると池袋のサンシャイン水族館にいると報告されてました。
今頃池袋からこっちに戻って来てる最中か? アクティブだなぁ。
と、お店の人が「こんなん預かってましたぁ」と持ってきたのが、これ。
米花輪のミニチュアです。


     姐さん自作の米花輪


きっすぃ姐さんが『関西ソニョシデ学園』3周年を祝って作ってきてくださっていたのです。
なるほど、これを店に預けるために先ほど一度みえられたんですね。ありがたいことです。
米花輪には米の代わりに、米を原料とした柿ピーと芋ケンピが供えてありました。
芋ケンピはコグマ好きのソヒョンをイメージしてのことですね。さすがです。
と言ってるところへ、姐さん&チェ氏が到着。いよいよ会が始まりました!


     こんな雰囲気です(写真提供:MOMI-1さん)


この韓国料理屋はTSUBAKI社長の奥様の行きつけと言うことで、座敷を予約してたのになぜかテーブル席だったりと言うアクシデントはありましたが、いろいろ気を遣っていただきました。
奥の壁際のモニターに少女時代中心にビデオをかけてくれたり、…えーとえーと、なんかそんなサービスでした。
席の並びは写真とちょっと違いまして、概ね以下のような配置で進行しました。


    


このうち姐さんとmimiさんの女子ラインが中心になって話題が進みます。
どちらも東方神起やSJのペンということで、いろんなコンサートに行った時の苦労話や感動したこと、などでいやおうなく盛り上がります。
・ナムジャアイドルのペンにはビギとかカシとかエルプとかいるらしい。
・男からするとみんな同じやんと思いがちだが、実際には大違いだそうな。
・奴らはやべーぞ。シャレにならん。
など伺いましたが、私は未だにどっちがどっちなのかよく理解してません。
で、これにK-Pop全般に詳しいTSUBAKI社長がハイテンションで絡む、と言うのが基本的スタイルです。
ヨジャアイドルの話題も出ました。
・今度のSistarはいい。
・でも抜け出すのはRainbowだろう。
・ローエンはバカ事務所(どうなるスキャンダル禍を抜け出せないIUたん)
・IUたんの後はヘロビを推したいと、すじ田先輩の決意表明
・JOOはもう女優道で生きるしかない(JYPEには戦略と言う概念がない)
・ウンジの笑顔に惚れた私だが、実際にはドラマで見せる悪い顔が素らしい(ウンジ、悪の玄人説)
・Apinkがひとりやめたが、ウンジが虐めたに違いない
・もともとApinkはウンジとナウン以外いらない
・もうクレポンはアイドルじゃない
・ソシは今後どこを(なにを)目指すべきか?
など、勝手なことを言って盛り上がります。
身の回りにこんな濃い話が出来る人がいないので、くだらない内容でも楽しいのです。
ソシペンだけでなく、IUペンやKARAペン、東方ペン、SJペンないろいろな集団ですが、SF評論家の大森望氏が言うように
特定ジャンルのファンは”クズまで含めてそのジャンルを愛してる。(中略)どうしようもない愚作について「あれは本当にひどかったよねえ」と語るのも同じように楽しい”(『21世紀SF1000』:ハヤカワSF文庫刊)
つまりすべてが好きなのです。悪口すら愛なのです。だからそんな人たちが集まれば、楽しい会にならないはずがありません。
それだけはわたくし、一度も心配したことがございません(キッパリ)。
女子ふたりは盛り上がった挙げ句、南米のSMTOWNに行くべきか、などと真剣に悩んでます。
姐さんはともかく、mimiさんも毎月のようにコンサートを追っかけてる強者で、とても詳しいお方です。
ソシからKポペンになられたのでSME限定だそうですが(笑)。
この女子ライン&TSUBAKI社長中心に話が進み、たまにすじ田先輩が「パ、パンツが…」と下ネタに持って行こうとして不発に終わる事が繰り返されます。
すいません、私は乗っかりたかったんですが、センターラインをまたいでまで下ネタは無理でした。
右側に陣取ったMOMI-1さん、たこすけさん、ワシは比較的おとなしく話に参加していました。
MOMI-1さんはドラマ構造に詳しいお方なので、「今度の『恋愛操作団』ではスヨンのポッポシーンは避けて通れないでしょう」などと私が言うと「うんうん」と頷かれたり、
「関ソニョのあの話はこうこういう考えでこうしました」と言う話にも素直に納得してくださったり。
こういう判ってる人が喜んで読んでくれてると思うと本当にありがたいです。
あと、KARAペン枠で参加のたこすけさんですが、いつも楽しいコメントをいただいてるのに、実物は非常に真面目な方で、お仕事を伺った時は全員「ええーっ!?」ってリアクションになりました(笑)。
超意外でした。たこさんのことをいろいろ知りたくなりましたよ。
でも、話がKARAの事になると、急に熱くなるのはさすがでしたね(笑)。


もちろんブログの話もいろいろしました。
みなさんが関ソニョ好きと言ってくださって、本当に嬉しかったです。やってて良かったと思いました。
特にきっすぃ姐さんは2ch時代から読んでいただいてるとのことで、帰られてから自分のブログにその思いを書かれていました。
http://d.hatena.ne.jp/k2atweb/20130623/1371976196
私も読んで泣きそうになりました。
本当にありがとうございます。まだコメント書いてませんが、落ち着いたら必ず書きます。
あと、すじ田さんところのブログがひと月以上停滞してるのですが、「やらなきゃだめだ」とみんなで発破をかけたりもしました。
家庭の事情や例の事件以来書きにくいのは判りますが(…てところで、”例の事件”でまた盛り上がる^^)みんな楽しみにしてますから、なんて言うと、すじ田さんも「また復活させます」と約束していただきました。
まったくお節介ばかりで申し訳ないっす。
こういう話もブログを通じて集まった仲間なので出来る訳で、そういう意味でも有意義な会だったかなと思います。
こんな楽しい会だったので、ブログの方にルーシーさんから「覗きに行きたいんですが」と言うコメントをいただいていたのに、チェック出来ませんでした。
ルーシーさん、申し訳ありません。Kポペンはみんな仲間ですから、遠慮なく遊びに来てくだされば良かったのに、と思います(まぁそれが難しいんですけどね)。
次回からは是非ご参加ください(ぺっこり)。


で、大人たちが盛り上がっているのとは無関係に、リトル・チェ氏には退屈な時間だったと思います。
数度テーブルを離れて脱走が試みられ、その都度きっすぃ姐さんや近い年齢の男の子を持つTSUBAKI社長が捜索に出られました。
TSUBAKI社長の場合、チェ氏と一緒に遊んでいるのか、なかなかテーブルに帰ってこない時間も長く、みんなで「子供好きな人だなぁ」などとその人柄に感心してしまいました。
こまめに体が動くし、行動力のある方です。
でも、思えばこの頃から社長はあっちの世界に片足突っ込んでおられたんですね(笑)


03:歌舞伎町で上ったり下りたり
楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、韓サラン別館での会は一旦閉めることに。
ここで恐妻家の愛妻家のすじ田先輩と、わざわざ隣の県から来られたたこすけさんはお帰りになりました。
ありがとうございました。またお会いしましょう。
残った我々はいっぱつK−Popでも歌って盛り上がろうかいと言うことになり、MOMI-1さんオススメのカラオケの鉄人を目指して歌舞伎町へ。
カラオケの鉄人を見つけ出し、ビルの3階へ全員で上ります。
しかし、ここでは「○時以降はお子さま連れの入場は出来ません」と断られるはめに。考えてみれば当然です。ゲーセンもそうだし。
が、これで納得しなかったのはTSUBAKI社長。一旦下りた我々を率い、再び3階へ。
そこでカウンターの兄ちゃんとなにやら話し込んでおりましたが、ついに伝票を片手に「みんなこっちへ」と先に立って案内を始めました。
我々は「おお、なんとか店を説得したらしい」「さすが社長だ」とダンジョンのような薄暗い店内を、社長について行きます。
何度か迷った挙げ句社長はひとつの扉の前に立ちました。
「ここかな?」
しかし、そこへ追いかけてきた店員に「ですからいけませんって、お客さん」と諭されてしまいました。
結局説得出来てなかったのです。
TSUBAKI社長の行動力はさすがでしたが、行動しただけとは思いませんでした。
再び1階へ下り、別のカラオケ屋を探す我々でした。


04:社長失踪す
ようやく子供連れでも入れてくれる店を探し、全部カラオケの部屋で占められたビルのてっぺんに登ります(ここでも社長が先頭)。
たどり着いたのは15人ぐらいは入れそうな広い部屋でした。こっちはそう何人もいないのに。社長、なんて説明したのかしら?
ま、それはともかく、みんなでソシ歌ったりトン歌ったりSJ歌ったりして盛り上がりました。
だいぶ音を外しましたが楽しかったです。
MOMI-1さんは終電に間に合うように、静かにフェイドアウトされていき、そろそろこちらも締めかな、と思っていた頃。
気がつくと、社長がいません。トイレに行ったはずですが、それにしては長すぎる。もう30分くらい帰ってきません。
社長が部屋を出て行った時、行動力のある人だけに、なんかイヤな予感がしましたが、悪いことは考えないようにしていたのです。
しかし、もう深夜だし、リトル・チェ氏は熟睡モードだし、いつまでもほっとく訳には行きません。
そこで私がこの階のトイレやら空いてる部屋やらを覗いて回ったのですが、見つからず。
途方に暮れて部屋に戻ると、従業員の人が社長を連れてきてくれました。厨房に迷い込んでたそうです。
なぜ厨房に? お腹空いたのかな? だったら部屋から電話すればいいのに。
などという理屈が通用する段階でなくなっていることは、その顔を見れば一目瞭然でした。
社長は完全に両足をあっちの世界に突っ込んでいたのです。
なんにしても社長が見つかって良かった。みんなでエレベーターでエントランスにおり、会計を申し込みました。すると…
「もうカードでいただいてます」との返事。
どうやらもう社長が会計を済ませていたのです。が、本人は覚えていないようでした。危ないなぁ。お金が絡むことは忘れたらあきまへんで(私もよく忘れるけど)。
まぁそんな感じでいろいろ限界なのでお開きにしました。
またしても社長を先頭に通りに出て、社長がタクシーを拾いmimiさんを乗せます。本当に行動力がある(笑)。
私もよく飲み過ぎたりするので、こんな社長にもつい笑ってしまいます。下手をすれば立場が逆転してたかもしれませんし。
しかし、これ以上は明日に差し支えるかもしれませんので、社長が「つけ麺を食って帰る」と言うのを「もう帰った方がいいから」と半ば強引にタクシーに乗せて送り出しました。
おやすみ、社長。またどこかで逢いましょう(笑)。
で、私と姐さんはホテルが歌舞伎町なので、歩いて帰ったのであります。


まぁいろいろあったけど、みんなご愛敬。いい夜でした。
また是非みんなで集まらないとなぁ。
なんて思って眠りについたのですが…まさかその夜、社長がタクシーから降りた後、財布を失くしていたとは想像もしませんでした(笑)。
笑い事じゃないけど、らしいオチがついたオフ会なのでした。
♪チャンチャン