関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第398話 BEG師匠


     ジェア『그대가 잠든 사이』


こんこん
ジェア「はーい、どんじょ」
ソニ「(がちゃ)お疲れ様デース!」
ユリ「こんばんはー!」
ジェア「おお、少女時代の…。自分らも観に来てくれてたん?」
ソニ「へえ。これ差し入れです(すっ)」
ジェア「ヤクルト・ジョア…? くだらんなすぎて、突っ込む気にもなれん(ぽい)」
ソニ「いえいえ、姐さんはジョアの宣伝しとる剛力彩芽にそっくりゆう意味ですわ」
ジェア「はぁ? ウチとあの小娘のどこが似てるねん?」
ソニ「おそらく奥歯の数なんか、姉妹か思うくらい似てる思います」
ジェア「イヤミか? それをゆうたら、人類みな兄弟や」
ソニ「♪戸締まり用心、火の用心!(どーん、どーん)」
ジェア「いちいち歌うな!」
ユリ「それにしても、ごっつええステージでしたな。
  ユ・ヒヨルさんの前で歌うとなると、姐さんのゆるい顔も多少は引き締まるんやなーと感心してたところですわ」
ジェア「誰がゆるい顔じゃ」
ソニ「まぁまぁ、1割方冗談ですから」
ジェア「9割は本気やないか!」
ユリ「それは置いといて」
ジェア「(ずる)勝手に置くなよ」
ユリ「実は今日はお願いがあって参ったんです」
ジェア「お願いやと? ははぁ、それで差し入れしたり、剛力彩芽そっくりゆうて持ち上げたり…」
ソニ「そうなんです」
ジェア「全部逆効果じゃ、ボケー!(がちゃーん)」
ユリ「ぴゃー、ちゃぶ台返し!」
ジェア「貴様ら、たいがいにせえよ。いくらそっちがSMEゆうても、こっちかて日本じゃSME(ソニー・ミュージック)なんやど。遣り合うてもええんやど」
ユリ「これは失礼しました。怒らせる気持ちは毛頭なく…」
ジェア「嘘つけや。100パー悪意あったやないか!」
ユリ「悪意なんてとんでもない。ちょっとBEGのことナメてるだけですよ」
ジェア「そおゆうところがむかつくんや!」
ソニ「とにかく、ウチらを弟子にしてください(ぺこ)」
ジェア「はぁ?(かくん) …よお、この流れでそんなこと言い出せるな?(呆)
  だいたい弟子てなんやねん? いつからアイドルは徒弟制度になったんや?」
ソニ「いやいや、弟子ゆうても、姐さんの力で売れたいとかそうゆうことやなく」
ユリ「もお充分、姐さんらより売れてますし」
ソニ「ただいろいろと教えていただきたいだけなんすよ」
ジェア「ほー、韓国一売れてる少女時代様に、たかだかブラウンアイドガールズに過ぎんこのウチが、何を教えることがあると?」
ユリ「あるから不思議なんですよね(笑)」
ジェア「いい加減追い出すぞ(怒)」
ソニ「まず教えていただきたいのは、その根拠のない自信がどこから来るか、ゆうことです」
ジェア「なんやて?」
ソニ「姐さんぐらいの容姿やったら、まず人前で歌おう思わないやないですか。それなのに堂々と顔をさらして歌うてはる。これは大変勇気がいることやと思うんです」
ユリ「ウチがジェア姐さんやったら、絶対に人前に出たくないですけどね。
  こんな顔テレビで晒すくらいなら無修正ポルノに出て(ピー)丸出しにしてる方がよっぽどマシやと思うんです」
ジェア「人を『悪魔の手鞠歌』の青池里子みたいに…」
ソニ「そもそもBEG姐さんは、その辺の思い切りが全員すごい。
  ナルシャ姐さんは宇宙ギルドのパイロットみたいやし、ミリョ姐さんは男みたいやし、ガイン姐さんなんか寝るときも目張りしてそうで素顔が想像もできないし」
ジェア「何が言いたいんじゃ(むかむか)」
ユリ「ほら、ウチらってぇ、少女時代の中では控えめってゆうか、周りを立てるタイプやないですか」
ジェア「知らんがな」
ユリ「そんなウチらかて、ギネス級に厚顔なジェア姐さんに弟子入りすれば、少しは自己主張出来るんやないかと思うたんです」
ジェア「なんでそんな…(ぴーん)ははー、てことは当分自分らのカムバックはないな」
ソニ「ぎくっ、す、鋭い」
ユリ「最近じゃ、こと国内に関しては、もうすっかり年1曲ペースですわ」
ジェア「かわりに、日本やアジアで稼げて結構なことやないか」
ソニ「そら、ユナとかココマはええですよ。どんな時でも話題の中心におるし。
  そやけど、ウチらは韓国のペンから見捨てられたら、解散後の芸能活動が非常に不安になるもんでして」
ジェア「確かに一番方向性が見えん二人組やな。ん? スヨンはどうした?」
ソニ「奴はなんだかんだで、またドラマに出演するんですよー」
ユリ「ウチみたいな美人顔やと、ヒロインしか出来へんよって、かえって不利なんですわ。奴くらい華がない方がいろいろ使い回しが利いてええようです」
ジェア「なるほど。それに自分、ちょっと演技に暗いところあるしな」
ユリ「悲劇の主人公限定なんですかねえ(ため息)」
ジェア「自分の方はどおした? バラエティ担当でブイブイゆわしてたんやないんか?」
ソニ「それが、そっちはヒョヨンにだいぶ食われちまったんすよ」
ジェア「ヒョヨンに?」
ソニ「奴、『青春不敗2』で開花したゆうか、失うもんがない強みでやりたい放題。一方ウチは音楽番組のMCもせにゃあかんし、ついつい八方美人的な路線を外せなくて」
ユリ「それにヒョヨンは上手いこと『Dancing with the Stars2』でも人気が出て」
ジェア「おお、あれはすごかったな。ムン・グニョンかキム・ヒョヨンかゆうダンス実力やった」
ソニ「日本のウリナリ芸能人社交ダンス部からも出演依頼が来てるんですよ」
ジェア「ほー、出世したなぁ。まさに”ダンサー三日会わざれば刮目して見よ”やな」
ソニ「上手い! さすがジェア姐さん(ぱちぱち)」
ジェア「おだてたって弟子になんかしてやらん」
ソニ「そんなぁ。頼みますよ、ジェア師匠」
ユリ「これ、この通り(土下寝)」
ソニ「べったり90度(土下寝)」
ジェア「やめれ、気持ち悪い!」
がちゃ
ミリョ「お疲れちゃーん、なかなかええステージ…あれ、少女時代のイケてない二人組やないか」
ソニ「あ、ミリョ姐さんにガイン姐さん。(すがり)ウチとまたデュエットしましょう!」
ユリ「いやいや、MVの主人公には是非涙の演技が印象的なこのクォン・ユリをご指名ください!」
ガイン「わぁ、どうしたんや、自分ら」
ジェア「チーム内格差が深刻になって来て、ピンで食える道を模索しとるらしい」
ミリョ「なんや、そんなことか。そんならPSYにいさんのMVに出たらええ。
  あっという間に世界中で数億人に見られ、引っ張りだこになること間違いなしや」
ガイン「そうやな。ウチも『ジェントルマン』に出たおかげで、美国からずいぶん問い合わせが増えたで」
ソニ「おお、その手があったか!」
ユリ「今すぐ、PSYのおっちゃんに頼みに行こう」
ソニ「うむ。ほんなら、どーもおおきに、BEG師匠!」
どたどたどた!
ミリョ「慌てて行ってもおた。騒がしい奴らや(呆)」
ジェア「どうせ、YG行っても無礼なことを言いまくるに決まってる(けっ)」


どどどどど
ソニ「師匠ーーーー! PSY師匠ーーーー!」
ユリ「あそこがPSY師匠(最小)!」
PSY「なんやなんや、やかましい!」
ソニ「ウチらをワールドスターにしてください!」
ユリ「脱税犯カン・ホドンの弟みたいな顔してるのに、世界一売れた訳やから、もともと美形のウチらを売るのはけっこう簡単でしょ」
ソニ「もしウチらがワールドスターになったら、師匠をSMEと契約させてあげましょう」
PSY「なんでワシがSMのタレントにならんとあかんねん」
ユリ「そこはそれ、SM所属ゆうだけで、たとえ不細工タレントとして同じ括りやとしても、少なくともJYP師匠よりはPSY師匠が上ゆう証拠になりますよ」
ソニ「あとはパク・ミョンスとチョン・ヒョンドンに用心すれば大丈夫」
ソニ/ユリ「なにとぞ、よろしゅうに(土下寝)」
PSY「帰れ、ボケ!」






剛力彩芽ジョアCF…
    


ムン・グニョンのダンス実力…
     映画『ダンサーの純情』より


※ソニとミリョのデュエット…
     미료『사랑해 사랑해(Feat. 써니_소녀시대)』


※ガインが出たPSYの曲…
     PSY『Gentleman』