関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第387話 君の瞳に恋してる

JOO「うーむむむ」
スマン「どないした? 集計しすぎでおかしくなったか?」
JOO「あ、先生。…実はねえさんらがコンサートで披露してはる『Can't take my eyes off you』が気になって。
  ちゅうか、正確にはそれを歌うてるボーイズ・タウン・ギャングが引っかかる訳ですけど」


     Boys Town Gang『Can't take my eyes off you(君の瞳に恋してる)』


スマン「いろいろツッコミどころの多い動画やったから、一話で済むとは思うてなかったが、早速来たか。
  で、なにが気になる?」
JOO「まずはメンボ構成です。黒人女性ヴォーカルひとりに、裸の白人男性ダンサーふたりゆうのが、ふざけてますやろ?」
スマン「そやねえ。ホイットニー・ヒューストンフレディ・マーキュリー庄司智春のような」
JOO「そんなええもんちゃいますて」
スマン「ま、もともとはサンフランシスコのゲイ向けに結成されたユニットやから」
JOO「(ぴゃー)ほんなら見たまんまなんですね? それをよおソシねえさんらが歌いましたな」
スマン「曲の成り立ちにはゲイ関係ない。もともとムード歌謡みたいなもんやからな」


     Frankie Valli『Can't take my eyes off you』


JOO「わ、全然違う」
スマン「これを天使みたいな美少女9人で歌えば自ずと意味あいは変わってくるやろ。
  自分がやったらどう受け取られるかは判らんけどな(笑)」
JOO「ちゅうと?」
スマン「多分、事務所関係からゆうてチニョンくん(JYP)とテギョンが両脇固めて半裸で踊ることになるやろうな(にやにや)」
JOO「うう(汗)、いややなぁ、そんなユニット」
スマン「次のカムバック曲は案外その路線かもしれんぞ」
JOO「ひー、それだけは勘弁して欲しい。そこまでしてカムバックしとうないです」
スマン「うひゃひゃひゃ」
JOO「そやけど、これがテヨンねえさんやったら、どおなります? テヨンねえさんが、男ふたり引き連れてこの曲を歌うたら?」
ユナ「(はいはい!)やっぱ両脇はジュンスにいさんとカンインにいさんになると思います。うらやましい」
JOO「急に湧いて出るなよ、びっくりするやんか。先生はどお思われます?」
スマン「ジュンスて誰?」
JOO「ああ、失礼しました、そおゆうお立場でしたね」
テヨン「(ずい)気持ちの悪いことゆうな。半裸の奴らに挟まれるくらいなら、犬に挟まれて歌うた方がナンボもましや」
JOO「それじゃ神社の入り口ですがな」
ユナ「ウチやったら、クォン・サンウにいさんにチャン・グンソクにいさんかなぁ。贅沢な組み合わせやわぁ」
テヨン「そんな贅沢は許さん。イトゥクにミスラや」
ユナ「古ぅ。情報古ぅ」
テヨン「ふん。自分の人気なんて、所詮、過去のものよ。今、アイドル系女優ゆうたらスジかウンジやもんね」
スマン「ほー、なるほど。名前に”ジ”がつけばええのか? 自分、”ユンジ”て改名するか?」
ユナ「判りました。それが時代の要求なら。
  そやけどせめて”ニュースター”を表すNSを頭につけて、”NSユンジ”ゆう…ドアホ! 甲子園級にドアホッ!」
テヨン「IUの場合は? 例の魚雷か?」
JOO「そうですねえ。写真も半裸で写ってたし、それが妥当かと(全裸の可能性もあるけど)」
IU「アホ抜かせ!(ごろごろごろー)」
JOO「わぁ、転がりながら登場とはアイドルらしくもない」
IU「魚雷ネタは去年までとさせて貰いますで。このイ・スンシン、居心地の悪くなった韓国歌謡界に別れを告げ、今後はドラマと日本活動で食っていきますさかい」
スマン「イ・スンシンて誰よ?」
IU「ウチの役名です」
テヨン「イ・スンギュと一字違いやな」
IU「やなこと言わないでくださいよ(とほほ)」
JOO「それはともかく、自分と一緒に『Can't take my eyes off you』を歌うに相応しい男ふたりは誰や、ゆう話や。ドラマとか関係ないわい」
テヨン「どうや、織田信成にいさんと鰯にいさんしかおるまい」
IU「あの方は織田信成やありまへんし、魚雷を鰯と言い換えても中身は一緒です」
JOO「じゃあ、信成はやめて高橋大輔にするか」
テヨン「逆に信成ステイで、鰯をオウムにカエルか?」
IU「どんどん訳わからなくなってるじゃん」
スマン「なかなか高度な隠語の掛け合いでスリリングな会話やな。誰が誰やら見当もつかんが」
JOO「(こけ)それじゃダメでしょ」
テヨン「とにかくダンサーのイ・ジェヨンとかアイドルのウニョクとか作曲家のチョン・ジェヒョンとか、もやしみたいな男ばっかりやな。アイユも趣味が悪い」
IU「だからって、いきなり本名出すなよ」
ぞろぞろ
少女時代「なにやってんの?」
JOO「わ、みんな来た。実はかくかくしかじかで…」
スヨン「おお、それならウチの両脇はウォンビンにいさんとチョン・ギョンホにいさんね」
ソニ「その熱愛説、誰にも相手にされなかったやないか」
スヨン「しゅーん」
ヒョヨン「自分のイメージはあくまで男やなく食い物。牛とニワトリでも引き連れて歌うたらええねん」
スヨン「BEEF or CHICKEN? …て、機内食か!」
ユリ「牛とニワトリならソニでもいけるやん。『青春不敗』のイメージで」
ソニ「そぉにぃ」
スヨン「やかましい!」
ヒョヨン「ウシさんとカエルくんでは?」
ユナ「パペットマペットか!」
ソヒョン「ウチは麻原彰晃とジョン・ゲイシーを引き連れて、石仮面被って踊りたい」
JOO「怖い怖い」
ユナ「シカねえなら、やっぱりハゲとドンヘかな」
ジェシカ「えー? ウチって一生そのイメージなのかな(しくしく)」
テヨン「仕方ない、若気の至りって奴や」
ジェシカ「認めたくないなぁ、自分自身の若さ故の過ちゆうんは」
ソヒョン「お、少女時代で学ぶガンダム名言集(笑)」
ユリ「もうだいぶ使い古された名言やけどね」
ティパニ「ウチは男なら誰でもええ!(すっく)」
スヨン「わ、いきなりぶっちゃけたな」
ティパニ「デカけりゃそれでええ」
ジェシカ「やめろ! イメージぶちこわしや」
スマン「まったく、ショートカットで飴振ってたあの可憐な少女はどこに行ってもうたんやろ」
ティパニ「正解は”そんな娘はハナからいなかった”です。だってその頃からはもう(ぴー)は経験済みやったし」
スマン「だからってテレビでそんな話するなよ」
JOO「もうすっかりボーイズ・タウン・ギャングがどっか行っちゃいましたね」
でででで
JYP「おお、ここにおったんか? 探したど」
JOO「あ、師匠」
JYP「自分のカムバックが決まったで」
JOO「(ぴゃー)マジっすか?」
スマン「噂をすればなんとやらやな」
JYP「男ふたりバックダンサーにつけて、アメリカのスタンダードナンバーをリメイクする」
JOO「(ぎくっ)そ、そのバックダンサーって、藤崎マーケットみたいな奴らでっか?」
JYP「いやいや、ワシとテギョンやがな」
JOO「でたーっ!(どーん)」
テヨン「てことは、曲は当然『Can't take my eyes off you(君の瞳に恋してる)』?」
JYP「惜しい。それをワシが現代風にアレンジしたこの曲や」


     吉幾三『君の瞳に子牛てる』


JOO「なんじゃこりゃー(ずる)」
スマン「む、やるなチニョンくん」
テヨン「おっちゃんもズレてるなぁ(呆)」
スヨン「ひとつだけわかったのは、これにも牛が関係してることぐらいやな」
JOO「つまんねーよ!(涙)もお帰りたーい。ミュージカルの世界に帰りたーい!」
テヨン「なるほど、逆カムバックか(笑)」





※盛りだくさんやなぁ。
 脚注は近々書きます。