関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

特別編 Giris' Ganaration Japan 2nd Tour 〜Girls & Peace〜 観戦記(後篇)

11.PAPARAZZI
12.Run Devil Run
13.REFLECTION


グリム童話風ちゅうーかThe Boysティーザー風のVTRを経て、みなさん衣装替えで再登場。
ちょいとハードなピカピカ素材のミニドレス。
全員個人ボックス(命名:イチモチさん)の中に閉じこもって出て来ない。箱の上のスクリーン映像と照明がシンクロして、なにやら効果を上げているらしい。
     上がスクリーンで下が実物
しかし、私の位置からは右端のテヨン、ユナが絶望的に見えない。
高い金払ってコンサート来てるのは、生ソシを観るためや。
いくら気の利いた演出だろうと、ソシをハコの中に閉じ込めてしまって、観客が観れないんじゃ意味がない。金返せ!(がおー)
つってる内にみんな個人ボックス(命名:イチモチさん)から出て来たので、すかさずユリ腿ウォッチングを続ける。
ユリ「いやーん、ウォッチング♡」
と彼女が言ったかどうかは判らないが、そう言えばきっすぃ姐さんからソニパイも観るように仰せつかっていた。
慌ててKENKO_8×42を振り回して、ソニを探す。
ソニは最初の衣装から、ビスチェ風の胸を強調したデザイン。
でもねー、今のこの衣装は超ミニなのよ。胸より脚なのよ。ソニよりユリなのよ。
わし「うおーっ、やっぱりワシはユリ命!」
と、結局ユリ腿観察を続けるワシであった。
…ちなみに普段のファン活動で、私がユリ命になることはほとんどない。


で、ソヒョンが嫌いな学校の先生の葬式に行って高笑いをする謎のVTRの後はバラードタイム


14.TIME MACHINE
15.All My Love Is For You
    


わし「『All My Love Is For You』で思い出したけど、どうせならシカ画伯が即興で画を描いて、それをサービスする演出があってもええんやないか」
相方「それはええ。ソシに画をプレゼントされたら一生の宝や」
相方はそこまで少女時代に詳しくない。知らぬが仏や。
てか、ワシのボケ損やった。


16.I'm a Diamond
17.EXPRESS 999
18.Genie
19.The Great Escape
20.Can't take my eyes off you
    


またまたハード素材の衣装。黒のホットパンツとの組み合わせ。
しかし、すじ田所長はこれもパンチラと言い張るに違いない。
もう精神論であって、理屈ではないのだ。
エリオ・グレイシーグレイシーは絶対に負けない。だからホイスを圧倒した桜庭もまたグレイシーなのだ」
くらいのことは言って来そうだ。
すじ田「K−Popでは総ての衣装がアウターでありインナーになり得る。なにをパンチラと呼ぶかは大統領の手を煩わすまでもなく、自分らで決める!」とか。
…で、今回自分で決めた結果、この衣装はパンチラじゃないと思います、所長。
『EXPRESS 999』て名曲だけど、歌い出しは意外にもスヨンやユナで、歌組じゃない人らが頑張ってる。
珍しいから、これは是非活動曲にして欲しかった(笑)
そしてようやく『Genie』です。
ティパニ「フークオカァ、プリバッコーーーン!」
会場「どよよよよーーん!」
弥が上にも盛り上がるマリンメッセ。
でも、もう後半だし、やっぱりこのセリフは最初に聞いてテンションあげたかった。


ちなみに『Can't take my eyes off you』は今回唯一ソシの持ち歌ではなく、アメリカのスタンダードポップスナンバー。
Boys Town Gangのディスコ調のバージョンが有名。
     Boys Town Gang『Can't take my eyes off you』
直訳すると「自分から目ぇ逸らせへんねん」だが、日本では「君の瞳に恋してる」の邦題で知られている。
”瞳に恋する”とは妙な日本語だが、こっちは「ユリの腿に劣情してる」ので、まぁアリかな。
で、この曲がソシによく似合う。
アメリカデビューはこれのカヴァーで行けばいいと思うぞ。


イシモチさんのレポにもあったけど、今回のテヨンたんは右側担当らしくて、あんまりこっち(左)に来ない。
一度来ようとしたけど、狭いステージ上でソニに邪魔され、すぐあきらめて戻って行った。
     あきらめないで!
その代わり、パニ、ソニ、ヒョ姐さんが来て、例のピョンピョンを煽る。
目の前で観るヒョ姐さんはとても楽しそうで、輝いていました。はっきり言って綺麗な方でした。
これまでの暴言の数々を訂正してお詫びしたいが、あれ、ネタですから(開き直り)。
それはともかく、ソニやヒョ姐さんの音頭に合わせて、ぴょんぴょん跳ねるワシたち。すでにソシとワシらは一体となっている。
これぞ、アリーナの醍醐味。やっぱり正面2階席よりアリーナだ! 端っこでもアリーナだ! ←それも前の方だから言えるセリフ
ジェシカも来た!
けど、一方的に投げキスなんかして、勝手に満足して帰って行く。
下々と一緒にピョンピョンする気がない、と言うか、客に興味がないらしい。
ユナも来た!
あまりのリアル天使ぶりに、ポーッとなってしまい、笑いかけてくれた記憶しかない。ワシらはユナと一緒にピョンピョンしたのだろうか?
ワシの股間はピョンピョンしてたけど(げっへっへ) ←下ネタでしかオトせない病


VTR.「フランダースの犬 VS アルプスの少女」


これは面白かった。1stコンサートのテヨンがカエルの着ぐるみ着て出てる奴より笑えた。
SMEの有名アイドルが出演してて(あえて伏せときます)、登場した瞬間、会場中からものすごい歓声が上がる。
本日一番と言っていいボリュームや。
前回のコンサートで、ミノ登場の時にも思ったが、お前ら、来る会場を間違えてるぞ!


21.My J
22.Kissing You
23.ヒムネ!
24.Gee


『My J』ではきっすぃ姐さんおすすめの難破船ならぬ難破ケーキに乗って登場。
つっても、サイド通路がないので、まっすぐ出て来てまっすぐ引っ込むだけ。
ケーキ、必要ある?
     衣装もこんな感じに
相方「よし、決めた!」
わし「なにを?」
相方「オレは東大を出て、このケーキを後ろから心配気に見守るスタッフになる!」
わし「それは東大出てなくてもなれる…ちゅうか、全然別の才能が必要やぞ」
相方「そ、その才能とは?」
わし「決して完璧な装置を作らない才能や(きっぱり)」


『Kissing You』→『ヒムネ!』→『Gee』の流れは見事。
やっぱりイントロを聴いただけで体が熱くなる鉄板曲は大事やけど、それを幾つも持ってるソシにはこうゆう構成が可能なんやなー。
この頃になると、ユリもすっかり元気になって、笑顔でパフォーマンス。
特に『Kissing You』では、伝説の”ユリだけ変な振り付け”を披露。懐かしかった(涙)


で、MCあって、例の「次が最後の曲になります」
観客「えー?」
スヨン「”ひとりじゃないよ”って意味なんです、知ってたらみんなも歌ってください」


25.Not Alone


最後の曲。
でも寂しくない。何故ならイチモチ&きっすぃレポートで、アンコールが4曲あることを知ってるからだ。
衣装替えもあるからと、椅子に座ってのんびり待ってると(ペンラ振れよ)、アンコールが始まった。


26.Beep Beep
27.Oh!
MC
28.Stay Girl
29.Love & Peace


エアガール風の凝った装飾がされたTシャツ衣装。
つっても気軽に着れるデザインじゃない。
    
アルバムには入ってないけど、私は『Beep Beep』が好きである。聴けて良かった(笑)。
『Oh!』の後のMCタイムは、本当のフリートークぽくて、「ユリさんはいかがですか」とスヨンに振られたユリが「韓国語でいいですか?」←この時点で韓国語
と母国語でべらべらしゃべり出し、それを機にテヨンやティパニもいろんな思いを自分の言葉でしゃべり出した。
陰に通訳さんがいて翻訳してたから、突発事項ではないと思うけど、やはり母国語で自然に話した方が気持ちは伝わる。
スヨン「次の曲は(今回のアルバムで)私が一番好きな曲です」
と言うと、ユナも「私も」と手を挙げた。
スヨン「メンバーみんなが好きです」
これは『Stay Girl』のこと。
前回のコンサートではみんなが好きな歌は『BORN TO BE A LADY』だったから、どうやらソシはミドルテンポの曲が好きらしい。


『Love & Peace』ではサイン入りのボールをみんなで投げるサービスつき。
いろんなサイトで紹介されてるけど、少女たちがいっこいっこ手書きで感謝の言葉を書いたボールなので、これは欲しい。
そやけど、ワシらの席はセンター通路のソシから離れすぎてて全然届かない。
指を咥えて見ているしかない。
    
いつか…いつかボクが大人になったら、お姉ちゃんたちのサイン入りのパンツを手に入れるんだい! と悔し紛れに少年になって野望を抱いてみるが、むなしさが募るだけである。
ボールが残り1個となったところで、全員でそれをユナに譲る。
怪力だけに「ユナの力で出来るだけ遠くに飛ばしちゃいなよ」ってことらしい。
貴重なボールを受け取ったユナは数メートル助走して、「うりゃーーー!」
正面方向だったのでさすがに2階席までは届かなかったけど、とんでもない距離を飛ばした。
星飛雄馬の巨人軍入団テストみたいだった。あの時は118m+α飛んだんだったな。
ユナの飛距離も負けてない。こっち向けだったら充分ワシの所まで届いてたろうに(とほほ)


最後の曲が終わると、会場中を回って挨拶をし、メインステージ袖から消えていく。
これは前回のコンサートと同じ流れ。
ただ、ユリとソヒョンがいつまでも袖に引っ込まず、いったん消えたと思ったら、すぐまた顔を出しみんなのウケを取る。
ユリはともかく、マンネがそんなキャラだとは思わなかった(笑)
そうやって最後まで観客を楽しませて、今回のソシコンは終わった。



今回一番気合い入ってたのは間違いなくティパニ。
ひとりだけポニーテールにして(後半スヨンとソヒョンもポニテ)、奇面組のような鬼のような形相。
短身組なのに大きく見える。
求道者、宮本武蔵というフレーズが心に浮かぶ。
ユリ、ユナ、ヒョ姐さんの声が遠慮がちで囁くような歌い方なのに、パニがそのスキを狙って
「ミィナサーン! ゴイッショニーーーイ!!」
などと爆音で叫ぶ。鼓膜がビリビリ震えて痛い。
パニ来る→ピョンピョン跳ねる→「ミィナサーン! ゴイッショニーーーイ!!」
パニ行く→油断してる→「ミィナサーン! ゴイッショニーーーイ!!」
わし「やかましーわ!」 ←しまいにゃこうなる
    


爆音と言えば、マンネも時々「アイシテルヨー!」と脈絡なく大声をぶっ込んでくる。
テティソで大声の快感を憶えたらしい。
マンネはその他にも、全力で(しかも率先して)ステージ上を駆け回り、観客にアピールするなど、真面目だった前回とはだいぶん違って楽しんでた。
ソヒョンがアラレちゃん走りをするなんて!(ぴゃ〜)。


一方、ソニも今回目立ったひとり。特になにをしたってこともないのだが、存在にオーラがあった。
きっすぃ姐さんがソニパイばっかり見ていたのも頷ける。
やはりパツキンショートヘアにしたソニは以前とは違う気がする。
しぶとく業界で生き伸びて行きそうだ。


全体としては、
日本で初めてのコンサートとなる前回は、いろいろ気合いの入りまくったステージングで、
”韓国が世界に誇る少女時代のポテンシャルをお見せしましょう!”的な、盛りだくさんな内容だったけど、
今回は、”みんなで楽しいコンサートを作りましょう”とでも言うべきリラックスした雰囲気だった気がする。
メンボのソロステージがなかったのもそうだし、前回まではソシ特有の細かい角度やタイミングを揃えた完璧なダンスだったのに、
今回は結構バラバラだったり、音程もちょっと外したりすることが多かった。
でも、それじゃつまらないのかと言うと、充分楽しかったのだ。
前半はお互い手探りだった気もするけど、空気を読まないパニの活躍もあって、後半からは楽しい思いしかない。
公演は生き物、9人もいると何とかなるもんだなぁと思った。
IUやエイリのようなソロ歌手だったら容易に巻き返せないだろうし、そもそもルナルナだったら大変だもの。
ユリ「だから邪推すんなって!(どかーん!)」
わし「わーーーーっ!(くるくる、どーん!)」






※今回の観戦記に関しては「SNSDelight」さんおよび「イヌ企画」さんの記事を(勝手に)借りました。
 陳謝してお礼申し上げます(へこへこ)