関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第351話 End of the world

ジェシカ「うひーっ!
かくかくかく
ヒョヨン「わっ、シカの奴が、蒼い顔して部屋から這い出して来おったぞ」
テヨン「(ふん)ババでも漏らしたんちゃうか?」
ジェシカ「お、終わりやぁ。この世の終末が来るぞー(ぶるぶる)」
ユリ「なにゆうてるねん。まだ火曜の夜やで」
ジェシカ「誰が週末の話をしとるか? 終末、すなわち終わりの末や」
ソニ「判りにくいわ」
ソヒョン「(ピーン)まさかあれか?」
ユナ「なになに? 心当たりあるんか?」
ソヒョン「そらもお。去年からずっと雑誌『ムー』で特集してたし、ディザスター映画も出来たやん。マヤ歴や」
ティパニ「ああ、2012年の12月21日から23日にかけて、世界が終末を迎えるという…」
ソニ「あったなぁ」
ユリ「そうだとすると、あと2日しかないで」
ジェシカ「き、聞こえる…終末の足音が…(がくがく)」
ティパニ「なんか聞こえるか?」
ソヒョン「いんや。そやけど、シカねえが出て来た部屋の中に何かがおるのかも」
ユナ「汚部屋か」
ナレーション「汚部屋(おへや)…ジェシカとスヨンの済む部屋を他のメンボはこう呼ぶのであった」
テヨン「よし、ソニ、開けてみろや」
ソニ「なんでウチが?」
テヨン「こうゆうのは自分の仕事やろうが」
ソニ「とほほ、『青春不敗』で鶏掴んでからこっち、ろくな役が回って来ないなぁ…」
そろそろ、かちゃ
ソニ「(そー)…!」
もんぎゅもんぎゅ、もんぎゅもんぎゅ、もんぎゅもんぎゅ
ソニ「わひーっ!」
ティパニ「ど、ど、どないした?」
ソニ「(かくかく)あ、あかん、世界の破滅や」
ジェシカ「そ、そやろ」
ソニ/ジェシカ「こ、怖いよお(ブルブル)」
ヒョヨン「まさか、鬼でもおったか(汗)」
テヨン「そんなアホなことあるかい!
  判ったわ、こうなったら『恐怖映画製作所』でもビクともせんかった少女時代一のリアリスト、キム・テヨンさまが、見事鬼の正体明かして見せようぞ」
ばっ!
ユリ「ああっ、川口隊長が単身ほら穴(部屋)の中に!」
ユナ「なんて命知らずな」
テヨン「(探り探り)なんや、洞窟の中は真っ暗や。ん、誰かそこに…(ぱくん)わひゃーっ!」
ヒョヨン「どうしたー!?」
テヨン「ひぃいいいやぁああああ!
ティパニ「ああ、滅多に聞けないテヨンの悲鳴が!」
ソヒョン「し、信じられん」
もんぎゅもんぎゅ(バキバキ)、もんぎゅもんぎゅ(ぐちょぐちょ)
…しーん
ソヒョン「そ、咀嚼の音がやんだ…」
ユリ「ほら穴の中には、一体なにが?」
ソニ「ス、スヨンや」
ユリ「スヨン?」
ジェシカ「そうや。スヨンの奴、クリスマスが待ちきれなくて、ペンがくれたケーキを食べてしもうたんや」
ユナ「(こけ)そ、それはよくある日常では?」
ジェシカ「ところが今は、年明けのカムバックに向け猛練習中やないか。奴の腹の減り方が尋常やなかったんやな。ケーキだけでは物足らず、テレビからベッドからカーペットまで…」
ヒョヨン「もんぎゅもんぎゅと?」
ソニ「…(こくん)」
ユリ「ぴゃー」
ソヒョン「それじゃテヨンねえも今頃は…」
ジェシカ「いかに全州番長といえども、うろつき童子には勝てはせん」
ソヒョン「『凄ノ王』じゃないくて『うろつき童子』って言うところが関ソニョらしくていいですね」
ソニ「いや、そんな読者コメント先取りせんでええから」
ジェシカ「とにかく、この分では1週間もせんうちに、世界中が奴に喰われてしまうやろう」
もんぎゅ…もんぎゅ…(めりめり)
ソニ「あ、あかん、壁を…建材を喰いだしたで」
ティパニ「もお、終わりやー!」


………
……


スヨン「てゆう初夢を見たいなぁ」
ジェシカ「アホか! 世界を制するゆうのは、喰うこととちゃうぞ、ボケ」