関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

ミニそにょ106

※関ソニョ歌謡祭 支援企画


わし「う〜む、う〜む」
JOO「あ、尺が足りないときの有田哲平だ。久しぶりやなぁ」
わし「例の関ソニョ歌謡祭でなんの曲を選ぶか、とっても悩んでいるのだ」
JOO「えー、開催は年明けからでしょ? 今から悩まんでも…」
わし「そやけど今回はオールタイムベストがあるからなぁ。後になって”あ、これも入れておけば良かった”などと後悔したくないのだ」
JOO「えー? おっちゃんのK−Pop歴ってたかだか5年やんか。悩む程、曲知ってるんか?」
わし「ワシを舐めるなよ。ワシと韓国歌謡とのつきあいは実は20年以上前までさかのぼるのだ」
JOO「(ぴゃー)マジで?」
わし「左様。その頃はレーザーカラオケの全盛期で、ワシも何百曲と手がけたもんやった」
JOO「ああ、なるほど。その中に韓国歌謡のカラオケも仰山あったってことやね」
わし「そうそう。カーオーディオと水着のキャンペーンガールで有名な某メーカーの社長が韓国好きでなぁ。
  座っただけで数万円もボラれる赤坂のコリアンクラブに入り浸り、ピアノ伴奏で韓国歌謡を歌ってるうちに、カラオケ出したら売れるかもと思うたらしい。
  当時はハングルのカラオケなんて、まだ日本にも韓国にも存在しなかったからな」
JOO「ふーん」
わし「直ちに、有名怪獣映画や有名刑事ドラマなどの監督が韓国に送られ、200曲ばかり撮ってきたのだ」
JOO「おっちゃんも行ったの?」
わし「ワシは編集担当、つまり内勤だったので上手く逃げられた。なんでもロケ隊は北はイムジン川から南は済州島まで何ヶ月も旅をして、その間イヌと朝鮮人参しか食べさせてもらえなかったそうや」
JOO「ウソつけ」
わし「とにかく、その膨大な映像は全部ワシのところに集められ、編集されることとなった」
JOO「へー」
わし「だから、ワシは行ったことはないけど、韓国の名所旧跡には結構詳しいのだ」
JOO「変な自慢。それで、どんな歌のカラオケを作ったん?」
わし「そらまぁ『アリラン』とか『黄色いシャツ』とか『トラジ』とかやね」
JOO「(こけっ)ウチのおとんでもよお歌わんで、そんなの」
わし「もちろんチョー・ヨンピルの『釜山港へ帰れ』やユン・スイルの『アパート』もやったぞ。ナウいやろ?」


     ユン・スイル『アパート』
    1983年のヒット曲。
    連日伝統的歌謡ばっか聴いていたので、この曲を初めて聞いたときは「なんてカッコイイ歌だ!」と思ってしまった(笑)
    イ・スンチョルの『少女時代』をカヴァーしたのだから、この曲もカヴァーしてくれないかな。


JOO「全然。てか、そうゆうのがおっちゃんのオールタイムベストなん?」
わし「いや、そうゆう訳では…。結局、いろいろと思い出してみると、ホントの意味でのK−Popとの出会いは2004年の暮れだったような」
JOO「(がたがた)ほんなら20年前の話なんて無駄やったやんか」
わし「あれは8年前の紅白歌合戦…」
JOO「無視すんなよ」
わし「それまでK−Popに興味なかったワシやが、赤組から出場したイ・ジョンヒョンのパフォーマンスは正直かっこええと思うたな」
JOO「あー、ヒョニー姐さんか」
わし「歌もダンスも上手いし、振り付けが独創的やったモンね」


     イ・ジュンヒョン『Heaven』&『Wa』
    紅白の映像はもうないのだが、ほぼこんな感じでした(衣装は別)
    やっぱ可愛いよねー。


JOO「なるほど。それでK−Popに目覚めたと?」
わし「いや。目覚めはビギンズ46話にある通り少女時代との出会いからなんやけどね」
JOO「(ムキーッ!)そんならやっぱりK−Pop歴5年やないか! 話に無駄が多いんだよ、年寄りは」
わし「まぁまぁ。回想してみたら結果としてそうやったってだけやないか。カリカリすんなよ、皺が増えるぞ」
JOO「もし皺が増えたらおっちゃんを告訴するからな。
  それで、Kポ歴5年のおっちゃんのオールタイムベストはなんなの?」
わし「だから、それで悩んでるんやないかい」
JOO「振り出しに戻ったがな(がくがく)」
わし「とにかく『Gee』はどうしたって入るんやないやろか? K−Pop史に残る名曲やからな。
  後世の歴史家は、21世紀前半をGee以前、Gee以後とわけて考えるであろう」
JOO「いや影響力を考えたら『江南スタイル』以前以後やろ」
わし「やかましい! あんなおっちゃんにK−Popを代表されたくない!(ぽかっ)」
JOO「キャンキャン」


     少女時代『Gee』
    選ぶなら当然韓国オリジナル版です


わし「でもなぁ、好きってだけなら『タマンセ』『少女時代』『Kissing You』も棄て難いよなぁ」
JOO「ソシだけでオールタイムベスト10いっちゃうのはいかがなものか? 
  どうせなら、ウチの曲も入れてぇや」
わし「おお、そうやな。『男のせいで』と『悪い男』、2曲あるけどどっちにする?」
JOO「(がくっ)2曲しか選択肢ないんかい!」
わし「当たり前や。1位になったことないくせに、生意気ゆうな。
  面倒やから『男のせいで』でええやろ? デビュー曲にして代表曲や」
JOO「なんか出オチ女みたでやだなぁ」


     テヨン&JOO『男のせいで』


わし「ミューバンでのテヨンとのコラボ、良かったなぁ」
JOO「えー、CDじゃなくライブ音源の方? そんな選択もあり?」
わし「そりゃそうでしょ。1回切りのスペシャルステージに感動もののパフォーマンスあり、それがK−Popや」
JOO「つまり、ウチの『My Name』…」
わし「ソシの『Tell Me』とかね」
JOO「うう…最後まで言わせれよ」
わし「てことなら『冷麺』も外せないパフォーマンスやないか? いやそうや、あれこそK−Pop史に語り継がれるべきステージやった」


     ミョンカドライブ『冷麺』


わし「あれ、もう『無限挑戦』の動画がない」
JOO「極力再現性のある楽曲をお願いしますよ。みんなが確認できるような奴を」
わし「まぁシカ様の『冷麺』ならどのヴァージョンでもいいや」
JOO「(こけっ)急に日和るなよ」
わし「あとOSTに名曲が多いのもK−Popならでは。『愛してると言うありふれた言葉』とかね」
JOO「その曲、ホンマに好きですねー」
わし「オリジナルのキム・ヨヌ版か、テヨン版かで悩むくらいで、これは確実に入るで」


     テヨン『愛してると言うありふれた言葉』


わし「コラボジャンルも重要や。ソシ関連で言うと『SEOUL』は名曲やで」


     SNSD&SJ『SEOUL』


わし「(うんうん)みんな楽しそうで幸せそうだなぁ」
JOO「今は亡きジジィもええ役してますね。そやけど、これMV部門でもいけるんちゃいまっか?」
わし「あー、そうねぇ。どうしようかなぁー、悩むなぁ」
JOO「なんだったらJOOの『男のせいで』と一緒にWノミネートしちゃいましょうか?」
わし「よし、どっちもやめとこ」
JOO「わーっ(ごろごろごろ)」
わし「挙げるべき作品は数多い。ここは断腸の思いで馬謖を斬るのだ!」
JOO「意味わからんわ」
わし「どうしても入れたいのはユン・ウネ『サラダ記念日』!」
JOO「ウネ大先輩ー?!」


     ユン・ウネイ・ドンゴン『サラダ記念日』
    もともとはサムソン電子の冷蔵庫ジペルのCFに使われた曲で、デジタルシングル化された。
    「ツーステップ」と「ハウス」の2ヴァージョンがある。


JOO「おっちゃん、ウネ先輩のペンやったんかぁ」
わし「ペンて訳やないけど、この曲は好きで昔からヘビローな1曲やってん。軽いメロディーもアレンジもハスキーな声も、休みの日に昼飯食った後聴くのにちょうどええ」
JOO「なんや、よおわからんけど、こんな曲を推してくるのがおっちゃんしかおらんのは確かやな」
わし「あとは…ニャンユはどうしようかなぁ。すじ田先輩ならも完全に入るやろうけどね。
  ワシは…入れるとしても『イッチャナ』かなぁ」


     IU『있잖아』


JOO「そこを選ぶ?(ぴゃー)」
わし「個人的にはこの頃の子ども子どもしたちょっと生意気そうなアイユが好きやったなぁ。勿論『ええ日』や『自分とウチ』の良さは認めるとしてね」
JOO「つまりロリコンてことですね?」
わし「違う!」
JOO「カニとかないんですか?」
わし「カニはないなぁ。意外にカニの曲でお気に入りはない。むしろf(x)とかは全部好きやけど」
JOO「ほんならf(x)でオールタイムベストは?」
わし「あるとすれば『Oops』かなぁ」


     SJ&f(x)『Oops』(4分過ぎから)
    ライブ映像はいくつもあるが、フルメンバーが揃っている場面はひとつもない


JOO「なにこれ?」
わし「スジュとf(x)がSMTownとかで演るパフォーマンスや。楽しそうやろ。これが好きやねん」
JOO「あ、これはええですねー。JYPNationでゆうなら2PMとMissAとウチが…」
わし「北乃きぃのイメージDVDも『Oops!』ゆうんやけど、可愛かったなぁ」
    
JOO「おっちゃん、小学生の時『人の話を聞かない子です』て先生にゆわれたやろ?」
わし「その北乃きぃもお泊まり愛が発覚するまではファンやったけどなぁ」
JOO「…ん?」
わし「この動画のきぃちゃんて、なんかニャンユに似てるよね」
JOO「また…なにがなんでも話をそこに持っていきたいんやな」
わし「くすん…どうしてみんな大人になりたがるのかしら。アイドルが全員ピーターパン症候群ならええのに」
JOO「そおゆう自分が子どもなんじゃ、アホ」
わし「そんな訳で、オールタイムベストにはいつまでも時の流れの向こうに置いておきたい曲を選びましょう。
  一時の感傷で選ぶと、すぐ流されてしまいますよ」
JOO「なに上手いことまとめた気になってるねん。投票者が減るがな」
わし「オールタイムベスト、ワシの1位は『大田ブルース』です!」
JOO「人の話を聞けって!」


     アン・ジョンエ『大田ブルース』