関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第326話 カンインテヨンの怒り新党(前篇)

ナレーション:有権者の皆様にまず申し上げたいのは、この番組は国民からの怒りメールを元に
       カンイン幹事長とテヨン政調会長が、好き勝手にトークをすると言うことであります!


カンイン幹事長「(しずしず)こんばんわ」
テヨン政調会長「こんばんわ」
カンイン「………」
テヨン「…いや、今日もお美しい(にやにや)」
カンイン「そうかしら? まぁさっきネイル行ったからね」
テヨン「いやいや、それだけやないでしょう。おにいには内面から滲み出る美しさがあると思いまっせ」
カンイン「それは否定しないけどぉ(くねくね)」
テヨン「…(否定しろよ)ところで、おにいは、いつからそんなキャラに?」
カンイン「それはやっぱり軍隊に行ってからかしら」
テヨン「男の良さに目覚めたゆうこと?」
カンイン「そお。筋肉!、汗!、肛門!…BLまっしぐらよ」
テヨン「BLて(失笑)。ALでしょうが」
カンイン「ALってなによ…(ハッ)アジョシ? あたしのことアジョシって言いたいのね?(キーッ)」
テヨン「いやいや、アダルト、アダルトですよ」
カンイン「そお? それならいいけど」
テヨン「そうそう、肛門がアダルトな人たちね」
カンイン「…あんた、絶対あたしのことバカにしてるでしょ?」
テヨン「誤解ですって(ケケケ)」


そろそろ
スヨン総裁秘書「失礼します…(ちょこん)お願いいたします」
テヨン「お…夏目ちゃん、髪切った?」
スヨン「ドラマの撮影が終わりましたので」
テヨン「(にやにや)ぶっちゃけ、あのドラマ当たると思う? あんな地味な内容で?」
カンイン「それを訊くのは失礼じゃない? 当たらないとは言えないでしょう?」
スヨン「そうですね」
カンイン「と言って胸を張って”当たります”なんて言ったら、結果大嘘つきになる訳だけどね(笑)」
テヨン「それもそうか(わっはっは)」
スヨン「(ツン)参りましょうか…本日も国民の皆様から怒りのメールが届いております。
  まずは27歳、男性、会社員の方です」
カンイン「うむ」
スヨン「”私は少女時代の新曲に腹が立ちます。
  …先頃、少女時代の日本での新曲が『Oh!』の日本語ヴァージョンだと発表がありました。
  確かに『Oh!』は少女時代の溌剌とした魅力を伝えるノリのいい曲ではありますが、何故この時期なのか正直理解に苦しみます。
  少女時代が日本デビュー直後の『Genie』や『Gee』で売っている頃ならともかく、今は『Mr.Taxi』『PAPARAZZI』と年齢相応の格好いいダンス曲をリリースした後です。
  そして、それら日本オリジナル曲は、さすがユニバーサルと思わせるようなレベルの高い楽曲でした。”」
テヨン「…ふむ」
カンイン「…まあね」
スヨン「”一方『Oh!』は、韓国で大ヒットはしましたが、Kenzie女史の手がけた曲の中では決して評価の高いものではありませんし、歌詞も『オッパオッパ』と連呼するなど、やや子どもっぽいものです。
  今の少女時代に相応しい楽曲とはとても思えません。少女時代なら、K−Popなら…出しさえすればなんでも売れるという安易な姿勢は、結局アーティストやK−Pop全体の寿命を縮めかねません。
  日本の企画担当者は、文化の本質を理解せず、目先の利潤を追求しているのだけなのではないでしょうか”…というお便りです」
テヨン「…そんな問題を持ち込まれてもなぁ」
カンイン「歌手側としては答えようがないわね」
スヨン「でも、国民の怒りの声ですから」
テヨン「正直ゆうと、ウチは最初から『Oh!』が嫌いやったし、今更日本語で歌いたくはないです」
カンイン「あら、ぶっちゃけたわね。それなのに文句言わずに歌う訳ね」
テヨン「不満を顔に出さず、あえて子どもっぽい歌を歌うってことは、大人になったって証拠なんよ」
スヨン「と言うことは、このメールをいただいた方はまだ子どもだと?」
テヨン「それはウチの口からはなんともゆえんけど」
カンイン「いーや、そうなのよ。そいつはまだまだ子どもなのよ。
  確かに『Oh!』は子どもっぽい歌かもしれないけど、世の中には少女時代に『オッパオッパ』言って貰いたいアジョシがたくさんいるのよ」
スヨン「そうかもしれませんね」
カンイン「それでアジョシになった元オッパや、ハラボジになった元アジョシが大喜びするんだもの、40になっても50になっても『オッパオッパ』ゆうわよ。それが商売ってもんでしょ?」
テヨン「えらい気恥ずかしい道徳観を一方的に押しつけてくるけどさ、てことは、おにいもいつまでも『COOKING? COOKING!』歌い続ける訳やな?」
カンイン「う…それはちょっと恥ずかしいかも」
テヨン「子どもじゃねえか!」
スヨン「では、このお便りは不採用とさせていただきます(ぽい)」


スヨン「次の怒りメールは、34歳、女性、主婦の方です」
カンイン「うむ」
スヨン「”私は夏休みと言って、少しもブログを更新しないブロガーに腹が立ちます。”」
テヨン「は?」
スヨン「”長期のヴァカンスがとれる欧米ではあるまいし、日本の社会人なら夏休みはせいぜい1週間〜10日程度が常識です。
  なのに、私の知っているあるブロガーさんは、夏休みと称してもう1ヶ月以上ブログを更新していません。これは読者に対する背信行為です。
  ブログを続ける大変さは判っているつもりですが、やる気がないのなら『夏休み』などと誤魔化さず、正式にブログを廃止すべきではないでしょうか?”」
カンイン「知らないわよぉ」
テヨン「なんのブログなの?」
スヨン「えーと、アイユちゃんのペンブロガーさんのようです」
テヨン「あー、アイユには変わったペンが多いからなぁ」
カンイン「てか、あたし、そのブログ知ってるわよ」
テヨン「マジで?」
カンイン「だってあたしもかつてはアイユペンだったから」
テヨン「ああ、肛門に目覚める前の話ね」
スヨン「言葉を選んでください(ぽっ)」
テヨン「ほんなら、なんてゆえばええのよ?」
スヨン「それは…BLに目覚める前とか(朱)」
テヨン「BLやなくてALだって、このおっさん」
カンイン「おっさんは言い過ぎじゃない? …ん? ALってなんだっけ?」
テヨン「AN○L LOVE…うひゃひゃひゃ!」
スヨン「サイテー(怒)」
カンイン「とにかく、そのブロガーさんは、計算の上で休んでるに違いないわ」
スヨン「計算とおっしゃいますと?」
カンイン「今月の17日にアイユのライブがあるのよ。そのブロガーさんは、どうしてもそれに行きたい訳」
テヨン「ふむふむ」
カンイン「で、ライブに行く許可を奥さんから貰うために、今はひたすら家庭サービスに務めている時期なのよ」
テヨン「ブログを更新する暇もなく?」
カンイン「暇とかじゃなく、誤解を招く行動をとらないようにしてるのね。極力PCには近づかないようにしてるから、更新が出来ないのよ」
テヨン「駄目な亭主だな」
スヨン「ではライブが終わったら、ブログは更新されるのでしょうか?」
カンイン「それは間違いないわ。まるで生き神を見たかのような記事を連発すると思う」
スヨン「判りました。ではこのメールも不採用とさせていただきます(ぽい)」


スヨン「続いては、56歳、男性、引退した司会業の方からの怒りメールです。
  ”ワシはカン・ホドンに腹が立ちます。一度芸能界からの引退を宣言したら何があってもそれを貫くのが男やないでしょうか?
  今更復帰をほのめかし、しかも周りが反対しにくいような最大手であるSM系列の事務所と契約するなど、ほとぼりが冷めたからそろそろええやろ、と言う気持ちが見え見えです。
  突然の引退宣言でたくさんの現場や人々に迷惑を掛けた事実を考えたら、それほど簡単に復帰など出来ないはずです。
  ワシでっか? まぁ『行列』のスタッフさんとは家族のようなもんやったから、連中から声かけられたら一回だけなら特番やりたいですわ。そやけど、一回だけね。現役復帰はないですわ、いやホンマ”…というお便りです」
テヨン「あー、あの人ね」
カンイン「だったらあの人が韓国来てカン・ホドンと直接喧嘩したらいいじゃない」
テヨン「ゆうてもホドンのおっちゃんは天下壮士やで。勝てる訳ないやん」
カンイン「それにしても、ウチの事務所もあんなに副業の多いホドンさんと契約するなんて、どうゆう気かしら。これを機に副業オールOKにしようってつもり? 文明開化? 文化大解放?」
テヨン「お、だったらウチもメガネチェーン展開しようっと」
スヨン「逆に、儲かってるタレントの副業を全部取り込もうと言う、SMの作戦かも知れませんよ」
テヨン「がーん」
カンイン「てことはホドンが出資してる東京の『東海』もSM傘下に入るってこと?」
スヨン「あくまで可能性ですが」
テヨン「やばい、庇を貸して母屋を取られる、やな。ホドンなんて前例を作っちゃまずい」
カンイン「ほんとよね〜」 ←女装バーの出店を計画中
スヨン「ではこれは採用にいたしますねー(ぽい)」
カンイン「…ねえ、あんたのメガネチェーンて、親父さんとは別にやるの?」
テヨン「そらそうや。同じ資本なら共倒れやん。ここは経営基盤を分散させて、どんな不況でも生き残れるようにリスクヘッジせえへんと」
カンイン「なるほどねぇ」
テヨン「昨日、共同経営者のハラグーと打ち合わせしたら、名前は”アイリス眼鏡&コンタクト”がええやろうって」
カンイン「(ぴゃー)ハラグーと組んでるの?」
テヨン「まぁ田舎も近いし、あいつ、ああ見えて銭稼ぐの得意やからな。
  おとんの店の”アイビス”を微妙にひと文字変えることで、日本あたりから間違って韓流ババァも来るかもしれんし、イメージガールにキム・テヒでも起用すれば男性客も掴めるゆうて計画推進してるところや」
カンイン「…てゆうか、あんたとハラグーの店なら、それだけで充分集客力あるじゃない?」
テヨン「…ん?」
カンイン「なんで裁判沙汰になりそうな名前使ったり、高いタレント雇ったりするの?」
テヨン「そ、そおゆうたらそやね(あはは)」
カンイン「ホンマ歌と喧嘩以外はダサいんやから(呆)」


スヨン「もうひとつ行きますね。18歳、男性、専門学校生の方からです。
  ”先日BSフジの『ラブレイン』を観ていたら、日本語吹き替え放送でがっかりしました。私は字幕でいいからユナの声でドラマを見たかったのです。
  確かに吹き替えの方が気楽に観れるかも知れませんが、微妙な雰囲気は失われます。誰もが安易に吹き替えを望んでいると考える日本のテレビ局に腹が立ちます”」
カンイン「別に安易に考えてる訳じゃないと思うけどねえ。いろんなものを考慮した末の選択でしょ? 原語で観たかったらDVDもある訳だし」
テヨン「それに原語で聞いたって、ユナの声はダミ声やしなぁ。吹き替えの方がええんじゃね?」
カンイン「ダミ声はひどいんじゃない? 仮にも韓国No1ガールズグループの不動のセンターじゃない」
スヨン「そうですよ」
テヨン「そやかて、めっちゃしわがれてるし、籠もった低い声なんやで。とてもアイドルとは思えないヒキガエルみたいな声で。
  アンサンブルでも、奴の声だけ混ざらなくて苦労しとるんや」
スヨン「まぁひどい言い方(眉間にしわ)」
テヨン「あ、あと、スヨンの声も妙に甲高くて、アンサンブルにならへんやったな」
スヨン「(むかっ)」
テヨン「そんな訳で、ユナの声でドラマ観たいなんて奴は偏執者に決まってるから不採用や。
  今後ユナがドラマ出るときはウチが吹き替えをしようかな。ウチのアテレコ能力は『怪盗グルーの月泥棒』で折り紙付きやし」
カンイン「それがいいわね。その代わり、あんたが踊るときはユナにダンス吹き替えて貰いなさいね(笑)」
スヨン「あははは!」
テヨン「…」


ナレーション:様々な世界の3大を見つける、それが
       新3大○○調査会!
       今夜はどんな3つが選ばれるのか!?
スヨン「今回は(ピー)について調べて来ました」


つづく