関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第303話 ミンジュの日記

★月★日
ウチの知り合いに、少女時代のブログをやってるおっちゃんがいる。
毎日エンタメニュースを端から端までほじくってネタ探しをしているのだが、いつ仕事してるんだろう?
大変そうなので、ウチも時々手伝ってあげている。


  ウチ「おっちゃん、これは? ”f(x)ルナがヒョヨンの援護に撃って出る”」
  おっちゃん「ほぉ、どんな内容や?」
  ウチ「(えーと)ヒョヨンねえさんが『Dancing with the Stars』を勝ち抜いて準決勝に進出したんやけど、そこは”歌手サポーターズミッションステージ”。
    韓国最高の歌手とダンサーがセットになって課題に挑戦するらしい」
  おっちゃん「それでルナとペアを組む訳か」
  ウチ「そうみたい」
  おっちゃん「(むか)確かにルナの歌唱力はたいしたモンや。そやけど、韓国最高となったらテヨンやろう。なぜテヨンと組まんのや!?」
  ウチ「実は仲悪いとか(笑)」
  おっちゃん「ふん。少女時代はもともと全員仲悪いわ。そんなん理由になるか」
  ウチ「こらこら。…あ、でも韓国最高ゆうたらテヨンねえさんやないですよ」
  おっちゃん「なにぃ? 適当なこと抜かすな。ほな韓国で一番歌の上手いアイドルは誰や?」
  ウチ「「えーと、こないだのアンケートではSISTARのヒョリンやって…」
  おっちゃん「アホか! そこは”一番上手いのはウチです!”っていうチャンスやろうが」
  ウチ「あっ…しもた」
  おっちゃん「折角のパスをスルーしやがって(がっかり)。そんなことやから歌が売れへんのや」
  ウチ「それは関係ないやろ(プンプン)」


★月★日
ある日、おっちゃんがすごく落ち込んだ顔をしていた。
ネタが見つからないにしては深刻だった。


  ウチ「おっちゃん、どないしたん?」
  おっちゃん「ああ、JOOか。ワシはもお駄目や」
  ウチ「ちょっと、気をしっかり。いったいなにごと? ウチに話してごらん」
  ウチ「うむ…実はこれやねん」 
    
  ウチ「あ、これはお馬鹿タレント重盛さと美のイメージDVD」
  おっちゃん「友達から借りて観たんやけど、特に可愛くもないこんなお馬鹿のビキニのお尻を観て、ムラッと来てしもうた」
  ウチ「…」
  おっちゃん「ああ、ワシは人として失格や」
  ウチ「知るか!」


★月★日
今日もおっちゃんとネタ探し。
だんだんウチも自分の仕事がなんだか判らなくなってくる。


  ウチ「お、IUの奴が『ノランナ』の日本語版MVが出たとツイートしてる。今度はロングバージョンや」
     IU『You&I(Japanese Version)』
  おっちゃん「ああ、以前出たのはショートバージョンやったからな」
  ウチ「それにしても歌手自らツイッターで宣伝するなんて泣けてくるなぁ」
  おっちゃん「宣伝する歌があるだけマシだって」
  ウチ「コロス!」


★月★日
少女時代のユナがガールズグループのセンターで一番稼いでいるらしい。
ドラマやCFの収益で、今年の上半期だけで40億ウォンを越えるとのこと。
    


  ウチ「センターってもともとグループで一番人気があるから、ユナはガールズグループ全体でも1位ってことだよね。羨ましいなぁ」
  おっちゃん「そうとも、ユナぐらい稼いでれば、こうやって腕時計も左右に一個ずつはめれる訳や」
  ウチ「(がくっ)それは違うんやないの」
  おっちゃん「ホンマは左右に2個ずつはめよう思うて”4つくれ”ゆうたらしいけど、店の親父に”ふたつで充分ですよ”と断られたらしい」
  ウチ「『ブレードランナー』かっ!」


★月★日
ネタに困ると、おっちゃんは無理矢理ひねり出そうとして、つまらないことばかり言ってくる。


  おっちゃん「なぁなぁ、ティパニってピンク色好きだよな」
  ウチ「うん」
  おっちゃん「ジェシカって時々ヒョウ柄の服着てるよな」
  ウチ「よお知らんけど、着てそうやね」
  おっちゃん「つまり…2人合わせて”ピンクパンサー”ってことだよね」
  ウチ「…(呆)そう呼びたいなら呼べばええけど、それで?」
  おっちゃん「えーとえーと、そうや、少女時代とは世を忍ぶ仮の姿、夜になると2人は怪盗ピンクパンサーとして正義のために盗みを。それを追うのが牝鹿刑事ユナ」
  ウチ「”ピンクパンサー”って怪盗ファントムが狙ってるダイアモンドの名前やで。怪盗の名前ちゃう」
  おっちゃん「そ、そやったっけ? じゃあ美人姉妹のジェシカとクリスタルは父の絵画を取り返すため、夜な夜なエロい衣装に身を包み…」
  ウチ「”キャッツアイ”やりたいんならソニねえさんでやった方がええんちゃう? ちゃんと三姉妹やし」
  おっちゃん「そ、そうやね。えーと、昼は喫茶店を経営するスンギュともんぎゅとむんぎゅは…」
  ウチ「だめだ、こりゃ」


★月★日
  おっちゃん「(うきーっ!)なにが”ひく”や。ひかへんわい!」
  ウチ「今度はなに?」
  おっちゃん「いや、日本の芸人がな…」
    
  ウチ「ああ、これはひくかも」
  おっちゃん「アホか、こんなんソウォンにとったらあたりまえの願望や。いちいちひかれてたまるか。
    ”ひく”のところを”同感”とか”うんうん”とかに代えた”あたりまえソウォン”バージョンを作れや」
  ウチ「…作ったところで面白くはないやろうな」


★月★日
そんな訳で、今日もネタ探しをしているウチとおっちゃんやった。


  ウチ「へー、f(x) エンボ、三つ編みで女らしく変身?…“こんな姿は初めて”やて」
    
  おっちゃん「む、確かに可愛いと思えなくもない」
  ウチ「え、興奮すんの?」
  おっちゃん「いや、どっちかと言うと重盛のケツの方が…」
  ウチ「それはもおええわ」
  ちゃんちゃん


おっちゃんといると、いつのまにか歌手と言うより漫才師に近くなってるような気がして、将来不安になる。







※2012年4月から始まったMBC『Dancing with the Stars Season2』に出演して毎回華麗なダンスを披露しているヒョヨンだが、回を追うごとにその評判を上げている。
 当初色眼鏡で見ていた関係者も、確かなダンス実力と多忙な中でも練習を欠かさない熱心な態度に、手のひらを返すようにヒョヨン寄りの意見を口にするようになった。
 この番組は開始時点で優勝候補がおり、ヒョヨンとそのパートナーがどれだけ努力しても届かないと思われているが、最近ではそれを惜しむ声も多い。
 裏事情はともかく、ヒョヨンは順当に予選を勝ち向き、準決勝へ駒を進めた。
 準決勝はダンサーが選んだ歌手の歌に合わせて踊る”歌手サポーターズミッションステージ”となっており、f(x)のルナが歌を担当することになった。
 ヒョヨンとルナは長年に渡るつきあいで気心も知れているだろうから、他のグループより優位かもしれない。是非決勝に進んで貰いたいものだ。
     準決勝の様子


重盛さと美…福岡県出身のグラビアアイドル。
 最近ではおバカタレントとしてバラエティで引っ張りだこであるが、結構過激なイメージDVDを撮っている。


※『ノランナ』の日本語版MV…2012年7月13日の夜中、アイユが自身のツイッターで”やっと出た!YOU & I PVが出ました〜やっぱりいいね(トホホ)^-^ ☞ http://j.mp/Mphoqq "”と日本語でつぶやいた。
 変な奴(笑)


※2012年7月11日、カシオの公式輸入業者G-Cosmoは明るくて華麗なカラーの女性らしいカシオBaby-Gのモデルとして少女時代を抜擢したと伝えた。
 少女時代は韓国をはじめとして中国、香港、マカオ、台湾、ベトナム、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、オーストラリアでBaby-Gのミューズとして活動 する予定だ、とのこと。
 だからって両腕にBaby-Gはめなくてもいいと思うけど。


※あたりまえ隆史…2012年7月7日に放送されたフジテレビ『 めちゃ×2 イケてるッ! 祝岡村隆史生誕42年豪華2時間スペシャル』でお笑いコンビCOWCOWによって披露されたネタ。


※エンボの三つ編み…2012年7月12日、エンボは自身のツイッターに”作り変えてくれてありがとう、君たち”とコメントして、三つ編み姿のセルフショット写真を公開した。
 誰がどういういきさつで作り変えたのか、よくわからないが、長い三つ編みを垂らしたエンボはこれまでにない新鮮な魅力を見せてくれている。