関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第269話 牝鹿刑事ユナの事件簿:SMエンタうすらボケ事件 Part.05(解決篇)

※これは関西ソニョシデのパラレルワールドのお話です


ユナ「(すっく)ウチは知ってます、アイユの秘密を」
船越「ほ、本当か?」
ユナ「はい。ウチらは勘違いしてたんです。スマン氏がゆうた、あの一言を…」
ソニ「あの一言やて?」
ユナ「ウチはデビュー以来のアイユの活動を調べてみました。5位に終わった日本での活動も含めて」
IU「5位5位ゆうな」
ユナ「(ばさーっ)これはネットでかき集めたアイユの画像をプリントアウトしたものです」
ジェシカ「ぴゃー、結構あるなぁ」
IU「(ふん)ねえさんらよりは売れてたさかいね」
船越「なんかミニスカばっかりだな」
ソヒョン「それがアイユちゃんの売りでしたからね」
ユナ「一方、こちらは少女時代の方々の画像です。あんまり数がなくて、小さかったりボケてたりするのがほとんどですが」
ティパニ「全部ファンカムやもんね」
船越「なんだ、少女時代もミニスカとかホットパンツばっかりじゃないか」
テヨン「JOOがそのスタイルで売れちゃったからや。
  それ以後K−Popアイドルは手足を出来るだけ露出して、健康的なお色気を見せるのが主流になったんよ」
ユリ「その中でも、それぞれ工夫して個性を出そうとしてるんや。なかには健康的やないお色気のグループもおるで」
IU「ねえさんらやな(笑)」
ユリ「ウチらちゃうわ! 他にAPinkとかC−REALとか裸寸前の奴らがおるやろう」
ヒョヨン「ああ、あいつらはエロいな。もうほとんど飯盛り女や」
船越「飯盛り女って(呆)」
ユナ「先輩、なにかお気づきになりませんか?」
船越「これを見てか? う〜ん、少女時代の方が全体に露出が多いような気がするな」
IU「やーい、飯盛り女(笑)」
テヨン「なにをゆうか。露出は多いけど、すげー健康的やんか。この『Oh!』の時の衣装を見てみい、ここまでヘソ出してイヤらしさを感じさせない技術。まさにプロの仕事やぞ」
船越「まぁ確かに隠微な感じはしないな。逆にアイユの方が脚以外は出してない分、抑圧された色気を感じさせ…ん、待てよ?」
ユナ「気づかはりました?」
船越「ああ。少女時代は『Oh!』以外にもヘソ出し衣装が幾つかあるのに、アイユには全くない」
IU「(どきーん!)ま、まさか…気付かれた?」
ユナ「そうなんです。パンツ見えてる画はいくつもあるのに、おヘソが見えてる画は一枚もないんです」
IU「…うう(大汗)。そ、それは、ウチがお腹が弱いからで。ヘソ出し衣装やとすぐピーピーになるさかい…」
ユナ「みなさんは、どう思われまっか?」
ヒョヨン「うーん、どうかなぁ。冬の厳しい営業でも結構薄着やったような」
ソニ「腹巻きとかしてるとこ見たことないモンなぁ」
テヨン「むしろウチが冷え性なのを年のせいやゆうてからかわれたことはあるな」
ユナ「つまり、寒さには強い方やったと?」
IU「そ、それはプロ根性で我慢してただけで」
ユナ「やったらヘソ出し衣装もプロ根性で我慢出来たはずやわ」
IU「…く」
船越「つまり、アイユにはなにか腹を露出出来ない事情があったと?」
ユナ「そうです…腹をね」
船越「ハラ…? ま、まさか?」
ユナ「ええ。スマン会長がゆうたハラとは、ク・ハラのことではなくアイユのお腹のことやったんです」
全員「(がーん!)韓国語で会話してたんやないんかい!?」
ユナ「作者は”この世界の共通語”ゆうとるだけで、日本語とも韓国語ともゆうてませんからね」
船越「まさに驚愕のトリックやな(汗)。それで、アイユが腹を見せられない秘密とは?」
ユナ「これはウチの想像ですが、アイユは多分…」
IU「わー、やめてくれー! わんわん、ウチは犬です。あなた様の犬になります。くーんくーん、ぺろぺろぺろ(すりすり)。
  お願いです、可愛いペットの秘密を人に教えたりしないで(泣)」
ジェシカ「おお、人間を捨てたで」
ソヒョン「生『オールドボーイ』やぁ(喜)」
テヨン「(けけけ)『オールドボーイ』なら、この後自ら舌をちょん切るはずやが?」
IU「ええー? (マジでドSやな、この人)し、仕方ない…秘密をバラされるよりは舌を切ったがましや。誰かハサミ貸して」
テヨン「よおゆうた! ほんなら台所から肉切りバサミを…」
ユナ「やめなさいって」
船越「だが、そこまでしても秘密を守りたいとなると、スマン氏に薬を盛った動機としては充分に思えるな」
ユナ「まさかそこまで思い詰めていたなんて、ウチも驚きました」
IU「ふん、ウチの最大のコンプレックスを簡単に理解されてたまるか」
ユナ「いや、ウチには判るねん。ウチも同じようなもんやから」
IU「えっ?」
ユナ「そやからいっそ人に知られた方がええと思う。そうすれば、つまらないプライドのために人を傷つけようなんて思わなくなる。アイユ、あんたは…」
IU「わー、やめてーーーー!」
ユナ「あんたはデベソやな!!」
IU「ひいいいい!」
全員「はぁ?(あっけ)」
IU「…終わった。ウチの人生は今終わったで(ゆらー)」
ソニ「そ、そんな理由で?」
テヨン「そんだけのことで、おっちゃんの記憶を消そうとしたんか?」
IU「く…そんだけのことって、デベソに生まれたウチの気持ち、揃いも揃って健康なヘソしてるねえさんらに判るもんか。
  どんだけ売れようがペンにチヤホヤされようが、デベソて判った瞬間に笑いものにされるんやで」
ユナ「まぁ確かにコンプレックスにはなるよね」
スヨン「そうゆうたら刑事さんも似たようなもんって」
ユナ「うん。ウチもちょっとデベソ気味なんですよ(めくり)ほら」


    


全員「(しげしげ)あー、ホンマや」
船越「だから気付いたんだな。アイユの腹の秘密に」
ユナ「ちょっと、先輩はあんまり見ないでくださいよ」
IU「そ、そんなヘソ、全然正常やんか。ウチのヘソはもっと本格的なデベソやねん」
ユリ「デベソに本格も何も」
IU「やかましいわ。ねえさんも東京03の角田みたいなヘソしてたら、とてもあんな衣装は着れへんで」
ユリ「そ、そんな小籠包を貼り付けたようなヘソなんか?(ぴゃー)」


     こんな感じ(犬モデルによる解説)


ジェシカ「わ、これは酷い」
IU「うう、結局自分でバラしてもうた(泣)」
船越「スマン氏はお前のその秘密を知ってて、あの晩脅迫して来たんだな?」
IU「そうや。おっちゃんはウチに金を貸す気がないと判ると、脅しにかかった」


(回想)
スマン「なぁアイユや、ワシが昔売れるためにアドバイスしたこと覚えてるか?」
IU「なんや、いきなり…えーと、脚は出来るだけ出せ、やったけ?」
スマン「あとヘソもな(ニヤリ)」
IU「ちょっとおっちゃん(焦)」
スマン「確かあん時、少女時代の衣装、着せてみたんやったなぁ。ぷ、ぷぷぷ…ワシは戦後一番ゆうくらい笑うたで。
  まさか、こんな可愛い顔してデベソやったなんてな」
IU「や、やめてや。声がでかい」
スマン「(真顔)ワシがこのことを世間にバラしたら、アイドルとしての復帰がやりづらくなるんやないかな」
IU「ひ、卑怯な」
スマン「それにJOOかて、付き人がデベソて知られたら世間体が悪うなるゆうもんやで」
IU「やめて、JOOさんまで巻き込まないで」
スマン「ワシに巻き込む気がのうても、世間で勝手に話を広げるがな。芸能界ちゅうのはそうゆうところやで。いっしっし」
IU「いやーっ」
スマン「ワシはもともと自分に用があったわけやない。自分の腹に用があったんや。アイドルにあるまじきそのハラにな」
(エコー)いっしっしっしっしっしっし………


IU「その笑い声を聞いたとたん、ウチはもうカァーっとなって」
ソヒョン「鈍器のようなもので、先生を殴打したんやね」
IU「そう。するとおっちゃんはあっけなく死んでもうて…て、殺すか、アホ!」
ソヒョン「ちぇ」
船越「しかし、そう言う展開を予想してたからプロプラノロールを持って行ったんだろう。
  それどころか韓国に帰ったら必ずそうなると思っていたからこそ、闇業者から薬を買ったんじゃないのか?」
IU「そ、それは…」
ユナ「こんなことがなくても、いつかはスマン氏の記憶から自分の秘密を消そう思うてた。
  ひょっとしたら、今回のことは、あっちが先に動いてくれて渡りに舟やったんやないの?」
IU「う、ううう…」
船越「図星だったみたいだな」
IU「おっちゃんが…おっちゃんが面白半分にウチのデベソを見つけたりするから…」
声「いいえ、それは違います!」
全員「え?」
す…
女「あの方は、脅迫なんてする人じゃありません!」
ユナ「あ、あなたは…!?」


  番宣スポット
  Lee−teuk,Coming Soon!
  どうにも軍が似合わないあいつも、国民の義務は回避出来ない。
  徴兵課「なぁーにぃー、あの男がぁ?」
  人事局「入隊だとぉ?」
  司令官「やっちまったなぁ!」
  イトゥク「パク!ジョン!ス! 出頭しました!(忠誠!)」
  海兵隊に配属されたジジィを待っていたのは…
  海兵隊員「うふふふ」
  海兵隊員「いやーん、見ないでよお」
  イトゥク「マ、マジでぇ?」
  そこは女だらけの軍隊だった!
  女兵士たち「♫仁川のマッチ工場〜、マッチ工場の女〜」
  イトゥク「あっ(こけっ)」
  ソニ「ひ弱すぎる!」
  ヒチョル「そやから公務員やっとけばよかったんや」
  女の園に放り込まれた羊
  エンボ「ここは大奥さ」
  ジェシカ「今夜、私の部屋に来い!」
  テヨン「男に何が出来るっていうのさ」
  イトゥク「く、くっそー、このまま引き下がれるか!(すっく)」
  見せろ、男の意地!
  大韓民国はオレが守る!
  スヨン「なんやと?」
  ソヒョン「イトゥクの班がトップです!」
  ティパニ「男のくせに!」
  テヨン「(ふっ)男もバカにしたモンやないな」
  ジジィに隠されていた男の底力、爆発!
  が…とんでもない事件が待っていた!
  ソニ「北がミサイルを!?」
  ジェシカ「このままじゃ戦争やぞ」
  エンボ「お小姓兵整列ーーー!」
  ユリ「誰を犠牲に?」
  ヒョヨン「死ぬのは男でええんちゃう?(笑)」
  単身ミサイルに立ち向かう、海兵隊たった1人の男!
  イトゥク「こうなったら死んでやるー!」
  南北の平和を守れるか。


  『大韓民国逆1%』


  ユナ「オッパ、死なないで…なんちゃって(笑)」


ユナ「あ、あなたは…!?」
全員「げぇ…!(驚愕)」
JOO「話は扉の陰で聞かせていただきました」
IU「ジュ、ジュ、JOOさん!」
JOO「付き人のアイユがこっそり事務所を出て行ったのが気になって後をつけたのですが、まさかこんな大それたことをしていたなんて…(ふらふら)」
船越「あ、しっかり(がっし)」
JOO「も、申し訳ありません」
船越「う…(なんという美貌。それにものすごくいい匂いがする)」
ラクラ〜
ソニ「刑事さん、鼻血鼻血」
船越「ああ、す、すまん…」
JOO「も、もう大丈夫ですから」
船越「はぁ(うう、もう少しギュってしておきたかった)」
ユナ「それで、入って来るなり、なにかおっしゃいましたね?」
JOO「そうです。スマン先生は人を脅迫なさるようなお方やありません。きっとなにかの間違いです」
船越「こら、アイユ、貴様ウソつきやがったな」
IU「ウソなんかついてないがな。一番知られたない秘密までバラしたのに」
船越「じゃあなにか? JOOさんが間違ってるとでもいうのか?」
ユナ「そらそうゆうこともあるでしょう(こらあかん、JOOにすっかり参ってもうてるわ)。
  てゆうか、JOOさん、あなたスマン氏のことご存じなんですか?」
JOO「ええ。ウチの命の恩人です」
全員「えっ、猪木の音痴?」
JOO「命の恩人!」
ティパニ「す、すんまへん。あまりにおっちゃんに似つかわしくない言葉やったんで、てっきり聞き間違いかと」
JOO「それに、ウチがここまで成功出来たのも、すべて先生のアドバイス通りにしたからですねん」
全員「うっそーん!」
船越「だけど、スマン氏はあなたとは面識がないって」
JOO「それはそうかもしれませんね。あの頃のウチは、まだ歌手を目指すただの高校生にすぎませんでしたから…」


(回想)
JOO「南無南無…おとん、おかん、イルフン、先立つ不幸を許してや…(ぐっ)」
スマン「待て待て待て、アホなことはやめれ!(バチーン!)」
JOO「あっ(コケッ)」
スマン「よお見たら、まだガキやないか。そんな歳で漢江に身を投げようなんて、一体何があったんや?」
JOO「うう…うわーん」

スマン「なるほど、歌手になりたいのにオーディションでことごとく落とされると」
JOO「ようやく小さなプロダクションが受け入れてくれたと思うたら、支度金を要求されて…」
スマン「詐欺やったんやな」
JOO「(こくり)弟の給食費も使い込んでしもうて、もう家に戻ることも出来まへん。いっそ死んでしまった方がどんなに楽か…」
スマン「ふん、死ぬなら家族のために保険金かけてから死なんかい」
JOO「だって、未成年やから自分で保険かけられへんもん」
スマン「やったら死ぬなんて考えるんやない。
  どれ、ワシが自分の実力を見てやるから、ちょっと歌ってみ」
JOO「はぁ? おっちゃん、歌のことわかるんか?」
スマン「まぁ昔ちょっとな。ほら、早う歌うてみ」
JOO「う、うん…」


JOO「先生は一晩中ウチの歌を聴いてくれました。そして、先生のアドバイス通りにしてみると、驚くほど歌が良くなったんです」
スヨン「へー」
JOO「見た目についてもアドバイスをいただきました。(ぱら)これが当時のウチの写真です」


    


ソニ「わ、これは酷い」
ジェシカ「すごい眉毛」
ユリ「これではオーディション落ちるわ」
JOO「そう。それで先生のゆうとおりに、眉を細くして、ダイエットしてみたら、次のオーディションでは一発合格でした」
ヒョヨン「そんなに変わったんかい?」
スヨン「うーん、確かにおっちゃんは才能を発掘する目はあるな」
船越「でもどうしてSMに入らずJYPを選んだんです」
JOO「それが、先生とはその夜限りで。名前も聞かず別れてしもうたんです。
  ウチがプロになって随分たってから、先生が芸能事務所を経営なさってることを知ったんです」
テヨン「それまでは物好きなドカチンのおっさんやと思うてたんやな」
JOO「お恥ずかしながら。一度テレビ局の廊下ですれ違った時にも、あの時の小娘がウチやとお気づきになった様子はありまへんでした」
スヨン「そらえらい変わり様やからなぁ」
ティパニ「ずいぶん金かけたんでしょうね」
JOO「成長です!」
ティパニ「判ってますって(へへへ)」
スヨン「いや、おっちゃんは気付いてましたで。JOOさんのこと」
JOO「ええ、ホンマですか?」
スヨン「へえ。ある日、テレビ局から帰って来て”今日JOOに会うた。立派な歌手になってたで”て嬉しそうに語ったことがありました。
  ”ワシのアドバイスを守ってくれたんがなにより嬉しい”ゆうて泣いてました」
JOO「せ、先生…(涙)」
ユナ「そやけどウチらには”JOOのことなんか知らん”て」
スヨン「それはもはや住む世界が違うていたからです。
  ”今からのこのこ知り合い顔して出て行ってもJOOに迷惑をかけてしまう。この話は誰にもゆうたらあかんぞ”と念を押されました」
船越「おお、なんて立派な人物だ」
ユナ「そうでしょうか? さっきのアイユの話やと”JOOに紹介せえ”と脅したそうですが?」
船越「そんなこと、アイユの出任せに決まってる」
IU「ひえー、差別やぁ」
テヨン「そうとでもゆわんと、自分が金を出さへん思うたんかもな」
JOO「違います。先生は自分の利益より相手を思いやる優しいお方なのです。
  アイユちゃんを脅迫するなんてあり得ませんわ」
テヨン「あかん、この人、頭ん中にお花が咲いとるわ」
ソニ「めでたいお方やなぁ」
船越「純粋で可憐なお人なんだよ。貴様らのような汚れと一緒にするんじゃない!」
ヒョヨン「こっちはこっちでお花が咲いとるし(笑)」
ユナ「とにかく、本人の自白も物証もありますので、アイユは逮捕します」
JOO「そんな…」
ユナ「スマン氏もアイユも世間から注目される存在やありませんし、むしろJOOさんが関わらない方が丸く収まるんやないですかね」
船越「そうですとも。こんなバカな事件に関わってはいけません」
JOO「ああ、こんな時にお役に立てないなんて残念ですわ(悲)」
ソヒョン「それなら、こんな犯罪を二度と起こさないために、アイユちゃんにキチンと治療を受けさせたらええですよ」
IU「治療? デベソを整形っするってこと?」
JOO「整形はいけません。親から受け継いだ姿を人為的に変えるのには賛成出来ません」
ティパニ「説得力ないなぁ(笑)」
ソヒョン「いえ、アイユちゃんはデベソやなくて脱腸だと思いますよ」
アイユ「だ、脱腸?」
ユリ「脱腸ゆうたら、あの”キ●タマがでっかくなっちゃたー”ゆうアレ?」
ソヒョン「そう。下腹部や足の付け根に腸が飛び出してくる病気で、鼠径ヘルニアゆうんよ。
  普通のデベソも臍(さい)ヘルニアゆうて脱腸の一種やけど、ほとんどは生後一歳くらいで治る。
  アイユちゃんは子供の頃臍ヘルニアやったせいで、その部分の組織が弱く、鼠径ヘルニアがそっちに出たんやろうね」
JOO「そ、それは治るんですか?」
ソヒョン「手術すれば100%完治すると思いますよ」
JOO「(ほっ)ではニューヨークに知り合いの医者がいますから、美国に戻り次第、早速看て貰いましょう」
アイユ「ホ、ホンマでっか(涙)。やった、これでデベソと縁が切れる」
ヒョヨン「よかったなぁ、アイユ」
アイユ「おおきに、おおきに(ぺこぺこ)」
テヨン「これにて一件落着や」
全員「わはははは」
船越「…て、そんな訳にいくか!」
ユナ「イ・ジウン、薬物不正所持および乱用で逮捕します!」
がちゃん
アイユ「わーっ」


結局、IUは不起訴となった。
プロプラノロールが記憶消去に効果があるという研究も、まだ一部の論文があるだけで、科学的に立証されたわけでないこと、
また記憶を消去したとしても、どの部分を消したのか立証するのが不可能に近いこと、
プロプラノロールは麻薬でも劇薬でもなく、処方箋なしで所持していたと言うだけでは、大した罪にならないこと、などによる。
粘れば立件出来たかも知れないが、JOOの望みもあって、船越先輩はさっさとIUを警察から放り出した。
まったく無駄な捜査やったが、JOOのサイン入りCDを貰って、先輩は大喜びやった。
IUはJOOがニューヨークへ連れて行き、現在ヘルニアの治療を受けている。
同時にJOOの計らいで、スマン氏も美国の病院で記憶を取り返すべく治療中である。
もともとうすらボケやったので、どっちかと言うと認知症の治療にも思えるのだが、JOOの自尊心が満足するのなら誰もどっちでも構わないのだろう。
そうそう、少女時代もJOOの後押しで、最近テレビ番組でよく見かけるようになった。
来月にはテヨン、ティファニー、ソヒョンが3人ユニットでCDを出すそうである。
ただ、それがエロいチャイナドレスなのかはまだ判らない。
点数を稼ぎ損なったウチは、未だに巡査止まりだ。そろそろ昇進しないと、夏用の服も買えやしない。
来週は何人か逮捕して、点数を上げよう。
多分、SMエンタ辺りを張っていれば、誰かが犯罪を犯すような気がするし(笑)







※イルフン…チョン・イルフンはCUBEエンタテインメントから2012年にデビューした7人組ボーイズグループBTOB(ビトゥビ)のメンバーである。
 JOOの4つ違いの実弟なのだが、デビュー後も黙っていたところ、姉にツイッターでバラされた。
 姉の七光りと思われたくなかったと言うが、JOOの知名度ならいらぬしんぱ…(げしっ)ぐえ
    
    確かに眉と目の感じが似ている


※ちなみにJOOはデベソではない。