関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第268話 牝鹿刑事ユナの事件簿:SMエンタうすらボケ事件 Part.04

※これは関西ソニョシデのパラレルワールドのお話です


ユナ「(見上げ)ひゃー、これがJYPビルか。でっかいなぁ」
船越「この2年間で10倍の規模になったらしいぞ」
ユナ「ふえー、JOO様々ですね。SMエンタの1万倍はありますよ」
船越「それは言い過ぎだろ」
ユナ「でも売り上げは間違いなく1万倍ありますって」
船越「うーん、否定出来ん。さ、突っ立ってても仕方ない。乗り込むぞ」
ユナ「はーい(どきどき)」


こんこん、がちゃ
IU「(そろー)あのー、呼ばれてきたんですけど、警察の方ですか?」
船越「江南署の船越警部です」
ユナ「イム巡査です。歌手のアイユことイ・ジウンさんですね?」
IU「はぁ、そうですが。ウチに何か訊きたいことがあるとか?」
船越「ちょっとだけね。アイユさんは、今は歌手活動をお休みしてJOOさんの付き人をされてるそうですね」
IU「へえ。歌手では食っていけないので。
  昨年、路頭に迷ってた時に、ありがたいことにJOOさんが声をかけてくれはって」
ユナ「JOOさんとは以前から面識があったんですか?」
IU「ウチ、歌手やってた頃、ちょっとだけ日本でも売り出したことがあったんですよ。オリコンで5位まで行ったんです(えっへん)。
  その時JOOさんとはテレビ局でお会いして、同じ韓国人ゆうことで可愛がって貰いました」
船越「歌手時代にはどちらの事務所に?」
IU「ローエンです。…あの、それがなにか?」
船越「まぁ大したことはないんですけどね。すると、SMEのスマン会長はご存じない?」
IU「(ドキ)い、いえ、知ってます。昔はよくお世話になりましたさかい」
ユナ「他事務所の会長やのに?」
IU「ま、まぁ狭い世界ですから。営業先で一緒になるのはしょっちゅうでしたし、いろいろアドバイスをいただいたり…」
船越「最近、スマン会長にお会いになったことは?」
IU「さ、さ、最近ですか? い、いえ…ウチはJOOさんとアメリカ行ってたし(大汗)」
船越「ふーん。ちょっとこの写真を見てください(ぴら)。これはKBSでJOOさんの帰国を告げたニュース画面をビデオプリンタで出力したものですが、ここに映っているのはあなたですね?」
IU「た、確かに、ウチみたいですね」
船越「実はMBCやSBSのニュース画面にもあなたが映り込んでいるんですが、どうもスマン会長はそのニュースを見て、あなたに連絡を取ろうとしたようなんですよ」
IU「ウチにですか? いえ、なにも連絡なんか…」
ユナ「010-7101-75××。これ、あなたの携帯番号ですよね」
IU「は、はい。どうしてそれを?」
ユナ「スマン氏の携帯の発信履歴が残っていました。日時は先週金曜日、夕方5時23分」
IU「あ、あれぇ。気付かなかったなぁ、あは、あははは(びっしょり)」
船越「失礼ですが、アイユさんの携帯を見せていただいてもよろしいですか?」
IU「(ギクギク)い、いや、今修理に出してるから。そ、そう、昨日床に落としちゃってね」
船越「ほお、どちらの携帯ショップに修理を?」
IU「それは、うう…(はっ)ちょ、ちょっと、一体何でそんなことを訊くんですか? ウチがスマン先生に何かしたとでも?」
船越「先週の金曜日の夜、スマン氏が一服盛られましてね。どうやら記憶が消されてしまったようなんですよ」
IU「へ、へえ。ど、どんな記憶が消されたんでっか?」
船越「それが当人が忘れてるから判らないんですよ」
ユナ「今となっては、それを覚えているのは犯人だけゆう訳ですわ」
IU「(ほっ)そ、そうですか」
ユナ「犯人はスマン氏の記憶からなにを消したんでしょうかね?」
IU「知りまへんがな。ウチは何も知りまへん!」
船越「プロプラノロールってご存じですか?」
IU「知りまへんて。そんな錠剤、見たことも聞いたこともありまへん」
船越「おや? プロプラノロールが薬のことだと、どうして知ってるんです?」
IU「(うひーっ)だ、だだだってそれは、薬で記憶が消されたゆうから、てっきりそうやと」
船越「なるほど。しかし、錠剤と判ったのは何故なんです?」
IU「そ、それは…(真っ青)」
船越「まぁ今日はこの辺にしておきましょう。ところで、アイユさんは当分韓国にご滞在ですか?」
IU「い、いえ、来週JOOさんとまたアメリカへ…」
船越「そうかぁ。てことは、あまり時間がないな」
IU「む、無駄ですよ。ウチはなんにもしてないさかい」
ユナ「ふーん(ピポパポ)010−7101…と」
♫泣かせないで こんな日に 振り向いてもくれないの?(ぶるぶる)
IU「わーっ(あたふた)」
ユナ「おや、ポケットの中から着信音が聞こえますよ?」
IU「こ、これは…」
ユナ「アイユさんの日本デビュー曲『Good Day』ですね。最高5位まで行っただけあって、ええ曲ですやん」
IU「お、おおきに」
船越「ではまた参ります。次はもう少し正直にお話いただけると助かります」
ユナ「バイバイキーン!」
IU「…はぁはぁ」
船越「(くるり)あ、そうだ」
IU「わーっ」
船越「スマン氏がひとつだけ覚えていたことがありましたよ。あの晩、彼はハラに用があって誰かと会ったらしいです」
IU「(どきーん)ハ、ハ、ハラやて?」
船越「そうです。なにかお心当たりは?」
IU「ありまへんて。ある訳ないがな…ハラなんて…」
ユナ「ふーん(じー)」


船越「ふう、種まき完了と」
ユナ「記憶の操作って殺人や強盗ほど大した罪じゃないのに、捜査が面倒ですよね」
船越「確かに被害者に自覚がないから物証を掴むしかない。
  しかし、記憶を消すってことは人生の一部を消す、つまりある種の殺人だ。被害者にとって悲惨なのは変わりがない」
ユナ「なるほど、さすが先輩。うまいこと自己啓発しますね」
船越「そうとでも思わなきゃ、こんなアホな事件、やってられるか」
ユナ「あはは、本音が出た」


ニュースの画像から容疑者を割り出すのはあっけないほど簡単やった。
プリントを見た少女時代のメンバーが口を揃えて、歌手のIUだと教えてくれたのだ。
かつて韓国一短いスカートで歌い踊るのを売りにしていた女子高生アイドルなのやという。
が、日本での成績不振が元で所属事務所に見限られ、今ではJOOの付き人をしているのは本人が語ったとおりだ。
そして、スマン氏の携帯を調べてみると、ニュースが流れた直後にIUに電話をしていることが判ったのやった。←デジタル捜査(笑)
昼間、IUに会って種をまいた後、先輩とウチは、JYPエンタの事務所を張った。
彼女が犯人であるなら、確実に今夜中に動くはずである。
案の定、程なくして裏口から小さな影が人目を避けるように出て来た。


ユナ「出たっ! アイユです」
船越「よーし、追跡開始。見失うなよ!」
♪じゃかじゃん、じゃかじゃん、じゃーじゃーーーーん!


  番宣スポット
  Kang−In Is Back!
  2年前に狎鴎亭の街を恐怖のどん底に突き落としたアイツが帰って来る!
  ソニ「(どたどたどた)大変よーっ!」
  スヨン「カンインが?」
  ジェシカ「カンインが!?」
  ユリ「もうダメよ、あたいたちみんな犯られちゃうんだよ!」
  SM学園はパニックに!
  テヨン「アイツの狙いはあたしに決まってる(真っ青)」
  ティパニ「2年前の屈辱を忘れる奴じゃない」
  ヒョヨン「蛇のような男だからね」
  ソヒョン「外見は豚ですけど」
  ギィイー、がちゃん!
  看守「二度と戻ってくるんじゃないぞ」
  カンイン「…(ぺこり)」
  くるり…ざっざっ
  カンイン「ふ…この街も変わっちゃいねえな」
  ソニ「来たーっ!」
  学園に吹き荒れる暴力の嵐…と思いきや
  スマン「お前はアイドル歌手になるんだ!(バカーン!)ひでぶっ」
  カンイン「訳のわからんこと言うジジイだぜ」
  もっとも危険なアイツがアイドルに?
  スヨン「歌ってる時のカンイン、別人みたい…(ポッ)」
  テギョン(友情出演)「2年前、オレをこんな目に遭わせたあの野郎が、のうのうと歌手を目指すだと?(がちゃーん)ふざけるなーーーー!」
  カンイン「オ、オレはどうすれば…」
  シウォン「祈りなさい」
  そう簡単に更生出来るはずはなかった
  テヨン「犯られる前に殺ってやる!」
  テギョン「奴の女を見せしめに痛めつけろ!」
  カンイン「ちっくしょう、不良は歌うことも許されないのかー!」
  スマン「ワシは諦めないぜ。お前を必ずプロデュースしてみせる!」
  野に放たれた暴力と才能、そして…
  ユリ「いやーん♡」
  ちょっぴりお色気(^−^)
  『ドリームハイ』の10倍豪華で、100倍面白い、学園アイドルドラマの決定版!


  『ブタ。をプロデュース』


  第1話は運命のふたりが再会する『カンインとテヨン〜親しい友人』
  カンイン「テヨンはオレのものだっ!」
  テヨン「勘弁してくれよ〜(ゲロゲロ)」


IU「(きょろきょろ)」
さっ…
ユナ「ん? アイユがSMエンタのあるおんぼろマンションに入っていきましたよ」
船越「それは意外だな。てっきり漢江かなにかに捨てるものと思っていたのに」
ユナ「とにかく踏み込みましょう」

がさがさ
IU「(はぁはぁ)何処や…薬入れは何処や? …これか?」
ぱかっ
IU「げー、サツマイモばっかりやんか」
ばたん、ピカーッ!
船越「そこまでだ、イ・ジウン!」
IU「ぴゃー! しもたっ」
ユナ「その手に持ってるものは何や? 大人しく見せろ!」
IU「こ、これは何でも…わーっ」
どったんばったん
少女時代「(ぞろぞろ)なんやなんや、騒々しい!」
ヒョヨン「あーっ、アイユと刑事さんや」
ティパニ「ホンマや。こんな夜中に人んちでなにしてるん?」
船越「おや、みなさんおそろいで。まさか、事務所マンションの半地下に少女時代の宿所があったなんて知りませんでしたよ」
ユリ「半地下アイドルやからね」
バチコーン!
IU「うわー(ゴロゴロゴロ)」
ユナ「(はぁはぁ)確保しました!」
船越「でかした! 見せてみろ」
ユナ「(ガサガサ)やはり錠剤…おそらくはプロプラノロールです」
船越「やれやれ、やっと物証を掴んだな」
ユナ「はい」
IU「チ、チックショー!」
テヨン「ん? てことは、例の事件の犯人…おっちゃんに薬を盛ったのはアイユってことですか?」
船越「ええ、恐らく。
  詳しくはこれから取り調べますが、この錠剤を鑑識に回して、スマン氏に使われたプロプラノロールと同じタイプのものと判明すれば、起訴出来ます」
スヨン「そやけどなんでウチらの宿所に忍び込んだんやろ?」
船越「恐らく、証拠の隠滅と共に、あなた方の誰かに罪を被せようとしたんでしょう」
ヒョヨン「マジで? ぴゃー、悪い奴ちゃなぁ」
IU「くっそー、離せよ(ジタバタ)。ウチがなにしたっちゅうねん」
ユナ「離すか、ボケ。とりあえず家宅侵入罪で現行犯逮捕や」
船越「姑息な行動が徒となったな、イ・ジウン。罪が増えただけだぜ。
  こっちは金曜日の夜、お前とスマン氏が一緒に食事をしたと言う居酒屋の親父の証言も得てるんだ」
IU「も、もうそこまで…(がっくり)」
ソヒョン「アイユちゃんが罪を被せようとしたのは、多分ウチでしょうね。ウチが薬物趣味やって知ってるはずですから。
  きっとウチの薬物コレクションに紛れさせようとしたんでしょう」
船越「プロプラノロールもお持ちなんですか?」
ソヒョン「いいえ。ウチらが記憶を消したい時は、もっと手早い方法がありますから。ねえ、テヨンねえ?」
テヨン「ん? 金属バットのこと?」
船越「なんとなく想像はつきますが、アイドルがあんまり暴力とか振るわない方がいいですよ」
ユナ「期末に点数が足りない時は、この人たちを見張ってよっと(笑)」
ソニ「やめてくれや」
船越「ところで、不整脈や高血圧の治療に使用するこの薬を、どうやって手に入れたんだ?」
IU「…」
ユナ「黙秘かよ。日本最高5位のくせに生意気な」
少女時代「ぎくーん!」 ←韓国最高87位
ソヒョン「ちょっと見せてください。…ああ、これは中南美あたりで手に入る粗悪品ですね」
IU「粗悪品やて? 一錠30ドルもしたんやぞ」
ソヒョン「アメリカで闇業者に騙されたんよ。薬物を使うなら、もっと勉強しないとね」
IU「うう、大金はふんだくられるわ、警察にはばれるわ、さんざんやわ」
ティパニ「そもそも、なんでおっちゃんの記憶を消そうなんて思うたんや?」
IU「それは…おっちゃんがウチを脅したからや」
船越「脅迫?」
IU「あの日の夕方、長いこと会ってないスマンのおっちゃんから突然電話があって…会いたいゆうことやった。それもふたりきりで」
船越「歌手時代、よくふたりで会ったりしてたのか?」
IU「会う訳ないやん! 気持ち悪いことゆわんとって(怒)」
船越「そんな怒らなくても」
ユナ「まぁ年頃の女性としては、気持ちはわかるで」
IU「指定された仏光洞の駅に行ったら、満面の笑顔でおっちゃんが待ってて、なんか裏路地の汚い店に連れて行かれたわ」
ユナ「えーと(めくり)”七人姫”ゆう居酒屋やね」
スヨン「知らないなぁ」
船越「アイユを脅す気だったのなら、誰も知らない店を選んだと思いますよ」
IU「そう。おっちゃんも初めてやったらしく、何が美味いのかなんて訊いてた。イナゴの佃煮がめっちゃ美味かったわ」
テヨン「光州料理? まさか、そこでハラに繋がるんか?」
ユナ「いえ、そこはただのゲテモノ専門店でした」
テヨン「(がっくり)まぎらわしいわぁ」
IU「おっちゃんはしきりに酒やイナゴや蓑虫をすすめながら、上機嫌でJOOさんの活躍やウチの仕事内容について訊いて来た…」


(回想)
IU「先生、世間話だけやったら、ウチそろそろ帰らないと。JOOさんは明日も早朝から忙しいよって」
スマン「まぁもうちょっとええやないの(ぐび−)」
IU「そうはいかんて。付き人のウチがJOOさんより遅く起きることは出来へん」
スマン「ふーむ。そんなら単刀直入にゆうけど、(拝み)ちっと金貸して欲しいんや」
IU「はぁ?」
スマン「あのJOOの専属スタッフや。仰山ギャラ貰うとるんやろ?
  頼むわ。今度、少女時代がユニット活動するのに、エロいチャイナドレスで揃えたいねん。3人分やから大した額やあらへんて」
IU「お金なんか持ってへんよ。稼いだ金はみんな日本時代の借金返すのに右から左やもん」
スマン「ウソつけや。こんなええベベ着てるやんか(さわさわ)」
IU「(さっ)触らんといてよ。この服はJOOさんがロスで買うてくれた大事なモンや。ウチの銭で買うた訳やない」
スマン「ほんならJOOにとりついでくれへんかなぁ。昔世話になったイ・スマンゆうジジイが金に困ってるから助けて欲しいて」
IU「そんなこと頼めるか」
スマン「自分が間とりもってくれへんのなら、ワシが直接JYPEに出向いてもええんやで。なに、丁寧に挨拶するさ。
  ”ワシが可愛がっておったアイユが大変お世話になっております”ゆうてな。ひゃひゃひゃひゃ…」
IU「ぞーっ」


IU「このままやったら、せっかく掴んだ今の生活を壊される…そう思うたウチは、たまたま持っていた錠剤をおっちゃんが便所に立った隙に焼酎に溶かし入れ…」
船越「たまたま?」
IU「そお、たまたま」
船越「何故プロプラノロールのような薬を”たまたま”所持してたんだ?」
IU「じ、実はウチ、不整脈と高血圧の持病があって(ごほごほ)」
ジェシカ「不整脈と高血圧で咳?(呆)」
船越「だいたい、その展開でなぜスマン氏の記憶を消そうと言うことになるんだよ?」
IU「え…なりまへんか?」
船越「ただ金を貸してくれと言われて、普通の人間ならまず貸さない。金を貸すのは余程義理のある人か、弱みを握られてる相手だけだ」
ユナ「つまり、自分はスマン氏に弱みを握られていた。そやからその記憶を消そうと思った」
IU「ぎくっ」


(回想)
IU「なにアホなことゆうてるの。JYPEに行ったところで、おっちゃんなんか門前払いされるだけや」
スマン「ほんならやっぱり自分が金を都合してくれんと」
IU「ないってば」
スマン「なかったら身体でも売って作ればええやろ。どうしても貸してくれへんのなら、あのこと世間にバラしちゃおうっかなぁ」
IU「あ、あ、あのことって?」
スマン「おや、ワシが知らんとでも? 自分が必死になって隠そうとしているあの秘密、世間が知ったらどうなるかなぁ(ニタニタ)」
IU「い、いやや、それだけはバラさんといて」
スマン「自分だけやなく、自分を雇っとるJOOの評判にも、えらい傷がつくと思うけどなぁ」
IU「(ひー)おっちゃん、勘弁や。許してください」
スマン「だったら、再び美国に発つ前に2000万ウォン、耳を揃えて用意して貰おうか!」
IU「(がーん)も、もうあかん。ウチの人生、終わりやぁ」


ソヒョン「なるほど、アイユちゃんは先生から電話があった時点で、こんな展開になることを予想していた。そやから薬を持って行った、ゆう方が確かに自然ですね」
IU「な、なに勝手に回想部分を捏造して納得しとるねん」
船越「本当に捏造か? (ずい)細部は違っても、似たような展開になったんじゃないのかな?」
IU「違うわい。おっちゃんが要求したのは2000万じゃなくて300万…はっ」
船越「なるほど、きっちり衣装代しか要求しなかったのか」
ユナ「なかなか律儀な悪党ですね」
テヨン「おっちゃんはホンマにウチらの成功を信じてたんやな。そやから、衣装さえ用意出来れば、あとはウチらが稼ぐと…(グス)」
ティパニ「そんな、根っからのプロデューサーだったおっちゃんの記憶を消すなんて、非道い。非道すぎるわ(さめざめ)」
IU「アホか! ウチの秘密をネタに金をせびってくるような奴のどこが根っからプロデューサーやねん!」
船越「秘密?」
IU「し、しもた」
船越「やはり弱点を握られてたんだな。スマン氏の記憶を消してしまいたくなるような」
IU「うう…ばれたか」
船越「それはどんな秘密だ?」
IU「へ、へへへ。刑事さんも知らんてことは、おっちゃんの記憶を消すのに成功した訳やな。
  くくく…それやったらええ。安心したで。もう逮捕されても、死刑になっても構うもんか。
  ウチは一生この秘密を抱いて、誰にも知られることなく死んでいくねん!」
船越「げぇ、やめてくれよ。調書が未完成になってしまうじゃないか」
IU「へっへっへ、ざまーみろ!」
ユナ「(すっく)ウチは知ってます」
IU「へっへ…え?」
ユナ「アイユが隠そうとして、スマン氏に薬まで飲ませたその秘密、ウチは知ってるんや」
船越「ほ、本当か?」
ユナ「はい。ウチらは勘違いしてたんです。スマン氏がゆうた、あの一言を。あの言葉のホンマの意味は…」
IU「アカーン! それをゆうたらアカン!」
テヨン「ええい、ジタバタするんじゃねえ!」
IU「そ、そうやなくて、こっから先は次回に…」
ユナ「(こけっ)そ、そうやね。では次回『解決編』、乞うご期待!」
船越「本当に解決するのか?(不安)」







※010-7101-75××…実はこれは2NE1のサンダラ・パク(ダラ)の番号。
 ダラは2011年5月10日深夜、自身のブログに「ドキドキ。夜中になるとセンチメンタルな気分になるの。今までは、あまりに模範的な歌手だったでしょ? 今夜は、ちょっとやらかしちゃおうかな」と意味深な文章を綴り、携帯番号を画像で公開。ついでに「わたし今、ロンリーなの」と、誘惑するかのような言葉まで残したと言う。
 勿論ファンはこれに飛びつき、電話が殺到。ダラは実際に何人かのファンと話を交わしたという。
 しかし、呼び出し音では当時の新曲「Lonely」が流れてくるとの情報も。つまり「今、ロンリーなの」と言っていたのも、新曲のタイトルにかけたメッセージで、単なるPR活動の一環だったのでは? との見方が強まっている。
 つい先日もSME所属のおパボさんが自身の携帯番号をサラしてしまったばかりだが、少女時代のメンバーはみんなしっかりしているので、そう言う心配はなさそうだ(ホントか?)